2016年11月20日日曜日

マキノから大阪へ〜その2

8時半、部屋を出ると見知らぬ宿泊客から「ここは高いね」と話しかけられました。経験豊富なバックパッカーなのか、それとも単なる日雇い労働者なのか。感覚が違いすぎて回答すべき言葉が見つかりませんでした。
少し先にはあべのハルカス。横浜と言い大阪と言い格差社会を感じる街です。
新今宮に泊った理由は、立地にもあります。朝から串カツを食べたかったのです。でも店選びが悪かったのか、酒を飲むわけでもなく2,000円を超えました。これ、もっと美味しいもの食べれたな。「大阪に来たら串カツ」という拘りは今回で無くなりました。

開店前の日本橋を歩き、古き良き秋葉原を思い出しました。難波のネットカフェで90分休憩。
道頓堀を横目に心斎橋を北上。一応Apple心斎橋には立ち寄りました。

そしていよいよ大阪城ホール!14時から全日本マーチングコンテスト 高等学校以上の部です。
全国レベルの中でも明らかな差はあります。どの学校も上手いのですが、名門校は上手いだけではないのです。さらに一部の学校は、感動するほど素晴らしいのです。
でもそんなのは、私という素人の意見。私が印象に残ったのは下記の学校ですが、それと賞の結果は異なりますし。
・玉名女子高等学校
・船橋市立船橋高等学校
・東京農業大学第二高等学校
・柏市立柏高等学校
・東海大学付属高輪台高等学校
・習志野市立習志野高等学校

2年前、4年前と見比べても大差ないな。
東京農業大学第二高等学校は個性が強いですよね。演出重視って感じ。2年前に観た時より、一層パフォーマンスに磨きがかかっていました。
東海大学付属高輪台高等学校は演出も良かったけど選曲も良かった。箕面、柏、精華、淀川の後にも関わらず、とても印象に残りました。悪く言ってしまえば、精華と淀川なら演出面では優位に立てるのか。
千葉勢はやはりスゴイです。かなりの期待値で見るのですが、それを上回るものを見せて、聴かせてくれる。だから感動してしまう。

悪いことを言うつもりはないのですが、気になったのが二点。九州の学校だったか、「星条旗よ永遠なれ」でシンバルに違和感を覚えました。演奏どうこうではなく楽器的な面で。
あの曲はシャンシャン刻むべきなのに、音に伸びがあったので、イメージに合いませんでした。目を凝らして見たところ、たぶんジルジャンだったかと。私はジルジャンの音が一番好きなのですが、それでも違和感を覚えたので、音が良くても向き不向きがあるもんだと思いました。
あとどこだろう。けっこう前半の方だったかな。カスタネット使っていた学校。もっとカスタネット奏者を目立たせたり、ドラムメジャーをスパニィッシュな雰囲気にしたら良いのに、なんて思っていたら、習志野の演出がそれでした。

とにかく素晴らしい大会でした。また2年後ぐらいに、チケットが当選したら行きたいです。

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