2010年2月28日日曜日

2つの桜

 今週末は天気が悪いという事で、完全に引き蘢りモードに入っておりました。しかし本日、たまに晴れ間が見えたりし、天気予報を見れば夜は晴れ。とりあえず雨は降らないだろうと思い、バイクを走らせました。

 まずは下曽我へ。先々週行った時、川上に枝がせり出していて良い感じの梅の木を発見したのですが、その時はまだ花が咲いておりませんでした。なんとなくで行くと道に迷う下曽我エリア。どうにか目的地に着くと、僅かながら枝に花が残っていました。これは良い絵だと思いつつシャッターを切るも納得できず、自分の技量の無さに見切りをつけて次の場所へ。
  今度は先月訪れた松田山。遠くから見ると山の一部だけ桃色に染まり、実に目を引く場所です。ここに咲いているのは梅かと思っていたのですが、実は河津桜だそうで、葉がチラホラとあったものの未だ見頃。多くの人が訪れていました。
 車だと駐車料金500円がかかるところ、バイクなら無料な上に渋滞知らずなのでアッサリ到着。天気が悪いせいか豆電車が運休だったのは残念でした。
  ここに来た目的は河津桜だけでなく、近くの公衆電話です。人の来なそうな場所なのに、電話の横には数人分のベンチがあり、異様な雰囲気をかもし出しています。とはいえ、これは高速バス乗り場の近くという理由が分かれば納得なのですが、さらに横には鶏小屋があり、もう何が何だか分からぬ世界観を持っています。

 ついでにチェックしたのが、新松田駅付近の駐輪場。大型バイクの停められる駐輪場です。駐輪場の利用を考えると、50ccのバイクが一台欲しいところです。
 以前人から「駅から離れた場所にある」と聞いてはいたので探してみると、ありましたありました。位置的には川音川沿いに御殿場線を潜ってすぐ左側の公園沿い。これで今後は新松田駅を拠点に行動出来ます。
  かなり肉体が冷えており、正直自宅に帰りたかったのですが、最近知ったばかりの根府川に咲くおかめ桜を観に行きました。
 根府川駅から徒歩なら25分ほどの場所に星ヶ山という所があります。天気が悪いせいか、未だ見頃ではないせいか、はたまた宣伝不足か、松田山とは裏腹に閑散としていました。
 天気が良くて満開ならば、実に良さそうな場所です。おそらく再来週末が見頃かと。
この星ヶ山は宿泊施設で、湯河原温泉から運んでいるものの、一応温泉があります。何も無い場所にログハウスと、のんびりするには良いかと思います。

 久々にバイクのエンジンに火を入れられたのは良いのですが、とにかく体の芯から冷えました。まだバイクには寒い季節です。

2010年2月20日土曜日

河津を歩く

 2010年2月20日、5時50分に家を出て、6時14分の電車に乗り込んだ。三島駅で7時11分の駿豆線に乗り換え。生涯2度目の駿豆線だが、地元の大雄山線と同じく伊豆箱根鉄道なので、車両は全く同じだった。興味が失せたので、修善寺までは車窓からの景色を楽しまず睡眠を摂った。7時45分に修善寺駅に到着し、8時15分発河津駅行きの東海バスを待った。車窓からの景色を楽しみながら進むこと約40分、水生地下のバス停にて下車。遠くない筈の中伊豆なのに、3時間もかかった事に驚きだ。

 今回歩いた道は踊子歩道と呼ばれるもの。浄蓮の滝から河津七滝まで続く旧道の事らしいが、実際は湯ヶ野バス停まで続いている。河津町観光協会では水生地下を起終点としていたので、その通りに歩いたのだが、キチンとスタート地点を知っていれば、浄蓮の滝から歩きたかった。
  まだ雪の残る踊子歩道。下に見える沢が雪で一層引き立っており実に美しかった。そんな雪景色の中を30分ほど歩くと、旧天城隧道に到着。若者には心霊スポットとして有名な場所だが、歳を取ったものには観光名所である。
 全長445.5mに渡る石積みのトンネル。中には微弱ながら灯りが点っている。街灯の無い暗い山道を車で走り、着いた先にこんなトンネルがあれば、そりゃ恐いだろう。しかし昼では味のある隧道。どちらを味わうかは、好み次第だ。
  旧天城隧道を抜け15分ほど歩くと寒天橋に着く。八丁池に行く場合は、ここから登れるそうだ。その寒天橋のすぐ先に、二階滝という滝がある。大きな滝ではあるが、遠目に、しかも見下ろす事しか出来ないのが残念だ。

  二階滝から歩くこと30分。国道414号を渡り、山道に突入。すると直ぐに赤い橋が見えた。橋の手前で分岐となっており、左へ行くと平滑の滝が見れる。高さは無いが、幅があって素敵な滝だ。分岐から少し歩いて右手の階段を下りるのだが、私は階段に気づかず直進してしまった。道ではなくなっているような、そうではないような。私を引き返させたのは、単に道が完全に途切れたからだ。

 そこから先は特筆するほどのものはないが、石仏やら横穴やらあり、それなりに退屈はしない。そんな最中、私のテンションを急激に上げた物が現れた。
  廃車である。草木の浸食した車を何度か見かけたが、今度のは車の損傷っぷりも激しく、実に興奮させられた。廃車の場所から数分でトイレのある休憩所に到着。この近くには廃れた自販機が。もはや今日のメインが河津桜である事を忘れるほど幸せだった。
  そこから10分程で、右手に猿田淵への分岐がある。前回河津七滝を観に来た時に、間違えて行ってしまった道だ。この道を進むと、河津七滝を見れないまま出合滝付近まで歩く事になるので、気をつけよう。
  カニ滝の手前で、"みかぽん"なる不思議なキャラクターの看板があった。そのユルさに惹かれていたら、どうやら飲食店への入り口らしい。その店の名は"肉月"。だいぶ前からお腹が空いており、かつ汁粉に惹かれて店に入ってみた。

  囲炉裏のある古い建物で、雰囲気が実に良い。そんな場所で汁粉一杯なのも惜しいので、豚焼肉膳を注文した。トーストやケーキもあるのだが、純和風な建物だけに初回は和食でいきたい。

  七輪を出してくれるので、焼き物は自分で焼く。久々に食べた和食なので、味の程は何とも言えない。和食の上品というか質素というか、大人しい味付けを評価するほど、私の舌は肥えていないのだ。汁粉は小豆を煮ており、薄めの味である。なんかこう、大人の料理を楽しんだ気分だ。


 他の店は行った事がないので味は分からないが、とにかく雰囲気だけは飛び抜けているので、河津七滝へ行った時は"肉月"へ立ち寄ってみて欲しい。
  出合滝と大滝を観て、河津七滝観光は完了。この辺からようやく河津桜が目に入る。しかし既に、花半分緑半分といった状態だった。
  13時頃、ループ橋を見上げながら歩き、湯ヶ野を目指す。国道からは反れた道を歩くのだが、たまに河津桜が咲いていたりして退屈はしない。「退屈はしない」と書いたが、特に何もないので保証はできない。

  途中で尿意を覚えどうしようかと思ったが、吊り橋を渡ってすぐに"川合野ふれあいの森"という場所に出た。地域住民や観光客の為に用意されたこの広場。トイレや水道があり休むには良いのだが、かなり利用者が少ない事を悟れるほど廃れていた。しかし、そんな場所に救われたのが、私の膀胱である。


 そこから10分少々で、小鍋神社に到着。かつて源頼朝と文覚上人が源氏再興の話をした場所らしい。まだ天城隧道も無い時代に、随分なところまで流れてしまった頼朝である。
  ここまで来れば終点は近く、国民宿舎かわづまで10分程で着いた。国民宿舎と言うだけに、源泉掛け流しなのに入浴のみ500円と安い。リネンは100円で普通のタオルと歯磨きセットが買える。若干不便なのが、大浴場と露天風呂が離れている事だ。両方入るなら、一度上がらなければならない。ならば選ぶは露天風呂である。露天風呂にはシャンプーや石鹸が用意されていない事は、受付で教えてくれた。バスの時刻まで余裕もないので、風呂に浸かれれば良い。
 そうして行った露天風呂。最初に出た言葉は「小っちゃ!」だった。とはいえ他に客はおらず、脚は余裕で伸ばせるし、独占するには丁度良い大きさと言える。
 源泉掛け流しにしてはヌルいのかもしれないが、私には充分熱く、短時間勝負の今日には丁度良かった。

 国民宿舎かわづを出て、再び踊子歩道。すると、そこには無料の足湯があった。これでも良かった様な...と思ったが、足湯だけでは後々「湯ヶ野温泉に入った事がある」と語れないので、私の選択は正しかったのだろう。
 湯ヶ野バス停に到着し、踊子歩道は終了。14時43分のバスに乗り、いよいよ河津桜の本番である。

 上峰のバス停で下車し、河津川沿いを歩いて桜を堪能した。この辺だと上流なだけに、まだ人も少なく実に観易い。
 とにかく続く桜並木。土手には菜の花が咲いている場所もあり、実に綺麗である。しかし、桜並木は100mだろうが1kmだろうが、そこにあるのは桜である。下流に行くにつれ混雑していき、写真も撮り飽きたので、桜の似合う綺麗な女性をターゲットに探しながら前進し続けた。しかし、そこまでの女性は見当たらず、まぁ居たら居たで上手く写真が撮れるかも疑問だが、完全に桜がどうでも良くなった。
 人通りの少ない道を歩き、もはや帰る事だけを考えて電車の時刻を調べる。15時49分に乗ろうと駅に行くと、かなりの人が待っていた。ホームが狭いだけに余計である。これはたまらんと、電車が着いた途端、私の後ろに並んでいた中年男性が順序を守らず前進した。扉が開くと同時に強引に席を取りに行く。ベビーカーを押している女性が前にいるのに、関係なしである。それなりに遠くから来ているのだろうが、これが大の大人のやる事か。若者の団体客も中年の団体客も、騒がしくてマナーがなっていないのは同じである。

 その割に座席の競争率は高くなく、私も伊豆高原を過ぎたところで座ることが出来た。熱海着が17時13分。鴨宮に到着したのが17時41分。今までで一番伊豆を遠く感じた日だった。

2010年2月19日金曜日

久々にyeti

 本日は、今シーズン初にして最後であろうスノボーに行ってきました。場所は静岡県裾野市のyeti。昨年お世話になったところです。

 朝7時半過ぎから行動を開始し、8時にはトヨタレンタカーでWISHを借りて出発。しかしナビが正常に作動しない。目的地の指定も出来ない。ナビを必要とする場所ではないものの、金を出して借りたいじょう使いたいところです。結果として、一度エンジンを切る事で復活致しました。
  最近は久々に小田原でも雪が降ったので、アイスバーン地獄が多いyetiでも雪は天然でした。毎度味わう事なのですが、午後になると雪がパラつくんですよね。
 私以外の3名は皆滑れますので、早々に私は単独行動に出ました。なにせ忘れている。昨年最後に行った際に何故か苦手になっていたトーサイド側のターンはそのまま引きずっており、まぁ多少は出来る様になったものの、完全に改善は出来ず。腰が引けてるのは自分でも分かっていたのですが。
 16時頃に上がって、御殿場市の御胎内温泉へ。どうにも立地場所を間違っている気がするのですが、それなりに客は入っておりました。よくある日帰り温泉といったところで、こちら方面に来た際には、多少道をそれるものの、立ち寄ってみると良いかと思います。

 WISHの返却時刻は20時。充分すぎる時間かと思っていましたが、こうして休日を堪能している内に時間はみるみる過ぎていき、トヨタレンタカーに着いたのは19時55分でした。
 車を返して、近所で軽く飲み、帰って来たのは23時前。朝から晩まで遊び回り、なんとも充実した休日でした。

2010年2月14日日曜日

小田原梅祭り その2

 先週行った曽我梅林。そろそろ紅梅も咲いたかと思い、今度はデジイチを持って写真を撮る事を前提に向かいました。
  下曽我駅周辺には無料駐輪場が無く、自転車の置き場所に困ったのですが、特に係員がいるわけではなかったので有料駐車場に無断で止めました。駐車場を探す過程で下曽我駅の裏側に回ったところ、ロータリーがあり中央にはオブジェがあるのですが、それらの存在意義が分かりません。ロータリーからバスが出るわけでもないし、こちら側には観光で見る様なものは無いので、利用するのは近隣の住民のみ。ある店と言えば八百屋が一軒。なんとも不思議な空間でした。
  中河原梅林を通り抜け瑞雲寺へ。立派な本堂が梅林で彩られ、実に綺麗です。見晴らしの良い天津神社から宗我神社、そして法輪寺へ。そこからは坂を登り、弓張の滝へと向かいました。普段見ているこの低山に、滝があるなど思ってもいなかったので、これも今回の目的の一つでした。

  道沿いに流れる川へは梅の枝がせり出し、あれが咲いたらさぞかし絵になるだろうと思いました。ですので、これはこれでまた撮影しにくると思います。舗装路から山道へ、小さな沢沿いを進んで行くと、こじんまりした滝がありました。下曽我駅から1kmちょいで、この山道と滝を味わえるのなら、悪くはないと思います。




  次は澄禅和尚が修行をしたという横穴式古墳"澄禅窟"へ。この澄禅窟の道標が独特でして、これら"曽我の里道しるべ"というものが全部で4つあるそうです。今回、その内2つは発見できたので、残る2つもいずれ見れればと思います。



 トイレのある見晴し台を目指して歩いたのですが、コースマッップ通りに行けば六本松跡まで登る事になります。トレッキングシューズは履いてきたものの、飲み物も持たない散歩程度の外出だったので、そこまで登る気は起きません。ですので、それを避ける様な道を通ったのですが、山の中をそんな素直な道が走っているわけではなく、結果として余計にアップダウンしただけの様な気がします。
 合っているかも分からず道を歩いていると、人の賑わう声が聞こえました。眺めがそれなりに良い場所なようですが、自分が南下しすぎた事を感じ、立ち止まらずに下山開始。ちなみに、そこが私の目指していた見晴し台だったのは、後で知った事です。
 下山を開始してすぐに、ようやく自分の位置が認識できました。そこは私の好きな夜景スポット。そこから少し登ったところが見晴し台だったのです。若い頃、ここへ夜景を見に来たものの、なにぶんUターンするには厳しい場所でして、そのまま林道を進んで下山しようとしました。その頃は今よりも冬が寒く、路面は凍結。狭い農道でタイヤを取られ転落するかと思いましたが、初心者ながらもよくハンドルを上手く切れたものです。

 山を下りて別所梅林へ。先週以上に混んでいますが、それに比例して梅の花も見頃となっていました。梅の写真を撮りに来たものの、こうも梅だらけだと構図が難しく、なんとなく梅林内を歩いただけでした。

 2時間半以上歩いて、ようやく下曽我駅へ。お昼はマクドでニューヨークバーガーと決めていたのですが、下曽我駅付近の平野家という食堂が目に止まりました。これはと思い入店。中は完全に昭和。しかも初期。とても良い雰囲気です。席が少なく、メニューも少なく、かつ丼が900円と、少し不安になりました。安いところでラーメンを注文。卵を使った自家製麺とやらが実に楽しみです。そしてその味たるや美味。自家製麺の軽い甘さと少し濃いめの醤油スープが良い具合に絡んでいます。店の雰囲気も合い重なっての美味さかもしれませんが、良い味でした。

 人生の大半を過ごしている土地なのに、知らない事がたくさんあります。これまで地元に興味を示した事が無かったせいもありますが。お陰で、安上がりで充実した休日を過ごせました。

2010年2月12日金曜日

花粉の季節とRoyalrumble

 花粉の季節となりました。昨年より花粉症デビューしたらしい私は流行りにとても敏感で、今週頭は鼻水地獄。そこからは幸いにも天気が悪かったので、落ち着いております。
 こうなると自分は未だ花粉症ではないのでは?なんて思ってしまいますが、きっと花粉症なのでしょう。まずは事実を受け入れます。そして対策を練ります。花粉対策グッズや食生活の改善、やはり頼るは医者の処方した薬でしょうか。
 昔の人は言いました。「毒をもって毒を制す」と。だから私は、より多くの花粉を取り込む事で、肉体自らに耐性を持たせようと思います。山に登り、地を走り、ガッツリ花粉を吸い込もうと思います。
 なんて書いている私は、まだまだ花粉症の辛さを分かっていないのでしょうね。しかし、攻撃こそ最大の防御なのですよ。
 そしてこの時期、WWEでは年間最大イベントWrestlemaniaへの幕が開きました。その幕開けとなるRoyalrumble。いつもは早送りしまくりの私も、これだけはキチンと観ました。

まずエヴァン・ボーン。彼の空中技は唯一無二なので大好きなのですが、扱いが良くないです。実に残念です。

 そしてCMパンク。Royalrumbleの最中にあれだけ時間が取れるというのは、相当プッシュされているのでしょう。確かに、あれはあれで楽しめました。
 唯一の女性参加者ベス。説得力のある強さを秘めているので、もっと男性陣を打ち負かして欲しいのですが、女性の域を出してもらえません。今回は巨人グレート・カリを負かすという偉業を成し遂げましたが、それだけの役割。実に残念。
 私の好きなシェルトン・ベンジャミン。身体能力が高く、キャラも立っているのに、万年中堅どころ。ベビーフェイスになりたての頃は少しプッシュされたのに。
 そして目玉は、なんとなく情報を得ていたエッジの復帰。復帰したてなだけに、勝ち残りました。個人的には、シナが勝ち抜いてテイカーとWrestlemaniaで激突。エッジはY2Jと、HBKはバティスタとの抗争に入る、ってのを期待していました。
 今年のWrestlemaniaはどうなる事やら、楽しみでなりません。この為に早送りしまくりでWWEを観ているのですから。しかしそれにも疲れてきたので、早いところテイカーの引退を見届けて、私もWWE歴(そろそろ9年)にも終止符を打ちたいところです。

2010年2月7日日曜日

小田原梅祭り その1

 毎年この時期になると、多くの人が訪れる曽我梅林。小学生の頃、オリエンテーリングをやったのがこの曽我梅林で、まぁ子供でも歩いてこれなくはない程度に近所です。距離にして3kmといったところ。
  一昨年ぐらいまでは、梅を見る楽しみなんて分かりませんでした。今も良く分かっていませんが。まぁ期間限定品だから見ておこう程度の感覚なのでしょう、自分の中では。

  その程度なだけに、ガッツリ見に行くわけではなく、ジョギングのついでに立ち寄る事にしました。上曽我方面をぐるりと周り、松田国府津線を下って原梅林へ。そして梅林内を散策。早咲きの白梅はかなり咲いていたものの、まだまだツボミも多く、紅梅に至ってはほとんどが咲いておりませんでした。今でも楽しめる状態かと思いますが、まだまだ欲張れます。

  この辺は山際という事もあり、それなりに散策し甲斐のある土地ですので、再来週辺りにまた訪れてみようかと思います。


  かたや伊豆に目を向けると、河津桜がシーズン突入。河津桜なんて先日まで知らなかったのですが、かなり有名だそうで。こちらも観に行きたいので、今月は花三昧です。
  曽我梅林の難点は駐車場所。そもそも駐車場が用意されておらず、梅林内の細い道内に停めさせられます。昨年はバイクで行っても不便に感じました。
 曽我梅林へお越しの際は、電車を利用する事をお薦め致します。

2010年2月6日土曜日

ヤビツより、雪の大山

 2010年2月6日。朝6時に目覚ましをかけたが二度寝。7時35分に秦野駅を出発するバスを狙っていたが、寒さに負けて二本遅らせる事にした。

 7時50分に家を出て、富水発8時17分の小田急線で秦野へ向かった。予定ではバスの時刻まで余裕がある。一度バス停の位置を確認した上でトイレに向かおうと思ったら、積雪の為ヤビツ峠行きのバスは運休中だと言う。蓑毛までなら行けるというが、蓑毛が何処だか分からない。どうやらヤビツ峠よりも下の方らしい。正直なところ帰りたかったが、気が乗った時を大事にしたいのでバスに乗り込んだ。
  9時5分に蓑毛に到着。降りた場所には公衆便所があったので利用した。
 近くにある大日堂に寄って、いざヤビツ峠へ。蓑毛も悪い土地ではなかったので、これはこれで良い出だしだ。
 林道を進み沢を渡ってすぐ、ヤビツ峠と髭僧の滝の分岐があった。予想もしていなかった滝の存在。時間も距離も書いていないが、とりあえず向かってみる事にした。いくつかダムがあるものの、滝らしい滝はない。そして道が途絶えた。終点にあったのは、滝は滝でもダムによる滝。これは明らかに違う。さらに先へ進む気にはなれず、分岐点まで戻った。後で調べたところ、確かに髭僧の滝は存在する。道中で沢に架かる橋が見えたので、沢へ下りその橋を渡るべきだったのかもしれない。
  ヤビツ峠が近くなるにつれ、徐々に積雪量が多くなっていく。10時40分頃、ヤビツ山荘に到着。人気はまるでなく、ただ雪だけが積もっていた。積雪10cmといったところだろうか。
 遠目に見てチラホラと白かったが、まさかここまで積もっているとは予想していなかったので、スパッツも軽アイゼンも用意はしていない。幸いにも登山客の多い山なだけに道は踏みならされている。たまに滑るが、そのまま進んだ。

 イタツミ尾根を歩いて大山山頂を目指す。尾根と言っても、稀に木々の間から景色が見えるだけ。ただただ雪と格闘しながら進んだ。たまに風が吹き込むと寒いが、基本的には丁度良い気温だった。とはいえ雪の中なので、鼻水だけは止まらない。頻繁にかむとティシューの在庫が尽きるので、鼻をすすりながら頑張った。
  阿夫利神社下社からの登山道25丁目で合流。その少し前で西側の景色が開けるので、富士山と丹沢の山々が堪能できる。
 11時54分、大山山頂に到着。ヤビツ山荘から1時間で到着した。
  幸いにも大山山頂は風がなく。強い日差しが心地よかった。折角なので1杯500円のとん汁を注文。お汁粉が目についたが、その時にはとん汁を手にしていた。しかしこれは正解。お汁粉は自家製ではなく、小さいカップで市販されているものである。こんなの下界から持参すれば良い事だ。


 空気は非常に澄んでおり、山頂からの景色は絶景。伊豆半島は大島と利島、東は房総半島まで見えた。横浜だけでなく新宿のビル群まで肉眼で確認できたのは、感激の一言である。

 12時15分に山頂を出発。見晴台までの1時間は、淡々と雪の中を下っただけである。
 特筆するとしたら、尿意を我慢出来ずに野ションした事ぐらいだろう。周りが雪だらけなだけに、用を足した跡はクッキリ残ってしまう。かといって、積雪が多いので道をそれる事も出来ない。かなり気を使って場所を選び、それなりに雪で跡を消してきたつもりだ。
  見晴台から阿夫利神社下社までは25分といったとこ。阿夫利神社下社の手前から急激に積雪量が減ったので、ここもかなり降ったのを人為的に無くしたのだろう。
 阿夫利神社を見て14時のケーブルカーに乗車。時期が時期だけに空いていた。
 今回の楽しみは、この先にある"こま参道"の写真を撮る事と、ここで豆腐料理を堪能する事である。ところがまぁ相場の高いこと高いこと。しし鍋も豆腐料理も、最低で1,700円といったとこ。
そんな中で見つけたのが、小洒落ることなく少し寂れた"すぎやま食堂"。値段も手頃で落ち着けそうだ。入った早々、席に着く間もなく注文を聞かれた。何事かと思い私はもう閉店なのか尋ねたところ、どうやらそのようだ。いや、本当にそうだったのだろうか。確かに客は一人もいなかったが、表には営業中と出てたのに。ともあれ仕方ないので、他の店を探す事にした。
 しし鍋や豆腐料理は、何処も相場が変わらない。そんな中で目についたメニューが汁粉。これはと思い立ち止まったら、店の人が扉を開けて誘ってくれた。その店の名は"山ゆり"。特筆するメニューはなく、逆にここでは珍しいかもしれない。注文したのは月見そばと汁粉。そばも美味しかったが、やはり汁粉だろう。500円という値段の割に少量に感じたが、味は良かった。これ2杯でも良かった気分だ。

 バスの時刻まで時間があったので、下りれるところまで下りる事にした。沢沿いに民家と民宿が建ち並ぶ。一昨年初めて来た時は、身近にこんな場所があるのかと驚いたものだ。
 あたご滝まで来たところでバスの時刻が近づいたので、ここでバスに乗車。伊勢原駅から小田急線で帰り、16時半前には自宅に着いた。

 過去の経験と比べると、バスで大山登山に挑む方には、阿夫利神社下社を起点と終点にするよりも、ヤビツ峠を起点か終点にする事を進めたい。行きも帰りも階段地獄なんて、無駄なだけである。
 次回大山に登る時は、蓑毛からヤビツ峠を経由せずに大山へ登り、日向薬師へと抜けて七沢温泉で一風呂浴びて帰りたいものだ。何気に髭僧の滝を発見できなかった事が悔しいのである。