2025年3月16日日曜日

雪舞う河口湖

わしの若い頃、ドライブするなら富士五湖か伊豆半島ってなもんで都内より身近に感じる河口湖。じゃが身近に感じているのはわしだけで、それは遠い存在だったのじゃ。

12:50国府津発の御殿場線に乗り、14:15御殿場駅発の富士急モビリティに乗り換え。天気予報通り山中湖が近づくにつれ雪が降ってきました。雪のせいか週末のせいかバスは10分ほど遅延。

15:45頃、河口湖駅の一つ手前赤坂BSで下車。観光目的ではないのですぐさまチェックインしました。この頃の私は「明日には雪積もるかな?」と純でした。

3/16(日)、5時前に目覚めたので近所のコンビニまで散歩。想像以上の積雪。

車で来た人達は帰れるのでしょうか?私は公共交通機関ですから他人事です。
朝食を食べて8時前にチェックアウト。雪の忍野八海でも見ようと早めに発ちました。

8:03赤坂BS発の富士急モビリティに乗ろうとしたところ、山中湖までしか行かない事を告げられました。篭坂峠は越えられないと。忍野八海は行けますが、通りすがりではなくなったので中止。そうなると帰る手段は鉄道しかありません。南下すれば遠くないのに、グルリと回る億劫さ。今回の旅程、それを楽しむ案も一時は考えたので、面倒だけど受け入れられました。午後まで待てば状況も変わったかもしれませんが、早く帰りたいですし。

8:28富士急ハイランド発の富士急行線に乗車。寒い!高いくせに寒い!ローカル線の辛いとこかと思っていたら、私の乗っていた車両だけ暖房が効いていないと東桂でアナウンス。隣の車両は程良く暖かかったです。

JR中央本線が遅延していたので大月で一服したものの、前の電車も遅延していてむしろ丁度良い。急いで駅に戻りトイレも済ませ、9:38発の電車に乗車。読書をしていて高尾の手前で顔を上げると雪景色なんて欠片もない。どこから雨になっていたのやら。旅行気分もスッカリ消え失せ、ただ家を目指すのみ。10:21高尾発、八王子、横浜で乗り換え12:05平塚で下車。買い物をして13時前には帰宅できました。
だいぶ遠回りになりましたが、無事に帰ってこれた事に満足です。

2025年3月9日日曜日

雪降れば大野山'25

昨晩はLOVEBITESのライブを観に静岡へ行きました。毎回楽しいバイツのライブ。しかし、ライブが終われば現実が待っています。それはとても私事。雪の予報だけど国府津まで帰れるか、なんて事ではありません。雪が積もるだろうからどの山に行くかです。
朝起きると白く染まった箱根は確認できました。これなら山北町も期待できるだろうと7:48発の御殿場線に乗車。

松田山は河津桜が見頃。その遥か先に白く染まった山頂が見えました。

8:20谷峨で下車して早速歩き出しました。大野山山頂は期待通りの白さです。後は天気。2022年に登った時は、雲に覆われ景色を堪能できませんでした。

駅側の山は低い割に白く染まっています。

8:42、ハイキングコースに突入。

8:53、一本目の林道を横断。周りに雪は積もっていても登山道は軽アイゼンを着ける程ではありません。

9:09、二本目の林道で一服。ここからの積雪具合で所要時間が変わります。

どっこい、ぎりぎり軽アイゼンが無くても良い積もり具合。その一方で、

山頂は十分な積もりっぷり。富士山は見えなかったものの、丹沢の山々が美しい。山頂到着は9:50。

今回の目的は丹沢の山々を眺めることだったので満足。休まず下山を開始しました。

積雪は薄いとはいえ雪の上を歩く事に変わりありません。油断して滑落しようものなら止まる事なく奈落の底へ。そう考えたら慎重に進まざるを得ませんでした。

10:35、ハイキングコース終了。どこで休むか悩みつつ歩き、下り坂の終わったところでようやく一服。

11:33、山北駅に到着。さくらの湯に浸かり、ランチを食べてから帰ろうなんて考えていましたが、日曜なので早く帰りたい気持ちもあり、結局11:49発の御殿場線に乗車。12:14国府津に到着しました。

ハイキング自体2年ぶり。体力が落ちていると思いましたが、そこまで時間はかかりませんでした。温泉ブームがひと段落したら、また山を趣味にしようと思います。

2025年2月24日月曜日

どこかにビューーン!で花巻へ

2月の三連休の行き先をどこかにビューーン!に委ねたところ新花巻となりました。

2/22(土)、6:59国府津発の東海道線で東京へ。東京駅は混雑しており新幹線は遅延気味。やまびこ53号は9分遅れて8:54に発車。新花巻へは2分遅れの11:55着となりました。
白銀とはいかぬとも随所に残雪の見られる花巻。早速タクシーに乗って宮沢賢治童話村へと向かいました。

賢治の学校〜宮沢賢治記念館と巡るも、賢治に無知な私には語る事がありません。山猫軒で昼食を摂り花巻市博物館に寄って、14:04賢治記念館口BSから土沢線で花巻駅に向かいました。

観光する程の余裕は無いので、駅周辺をブラブラしてから待合室で時間を潰して、15:23花巻駅前BSより花巻温泉へ。

15:50花巻温泉に着くものの薔薇の咲かぬこの時期に見るものは無し。かつては花巻電鉄が乗り入れていた花巻温泉遊園地。今では立派なホテル内で寛ぐ場所なのでしょうか。少なくとも途中下車してまで寄る場所ではありませんでした。16:10台温泉へ向かって1.5kmの道のりを歩きだしました。

何も無いけどそれが良い。ようやく着いたと思いきや立派な廃ホテル。

廃れ具合も含め、温泉に来た実感が持てます。
日本海側が豪雪に見舞われる中、日中の花巻でも雲がかかれば雪が舞いました。山側に来れば雲のかかる率も高く、風呂上がりに外で一服している時はとても気持ち良かったです。これを繰り返そうと思いきや、20時過ぎに浴場に行くと水がドバドバ出てました。源泉は熱いので水を出すのは分かりますが、どちらかと言えば冷たい。水を止め掻き混ぜながら浸かってましたが、そう簡単には戻りません。21時半頃でもまだ温く、風呂上がりの一服はお預けとなりました。
昼に食べたイーハトーブ定食、そして旅館の夕飯。品数豊富で美味しいのは勿論の事、共通していた物が蕗(ふき)でした。子供の頃は嫌いでしたが今食べると美味しい。味付けのお陰かもしれません。人気の料理より、その土地の料理を満遍なく味わえる定食・会食こそ旅行で食べたい物です。

2/23(日)、7時前に起きて軽く朝食を摂り入浴からの一服。スッカリ銀世界になりました。 9:05発のシャトルバスで新花巻駅へ。10:20発のやまびこ52号に乗って花巻とはオサラバ。またいずれ、次回は山の神方面を訪れたいものです。

12:08郡山で途中下車。東京までの分は無効になりますが、元値が4,000ポイントなので途中下車して旅を広げるのもありでしょう。 須賀川特撮アーカイブセンターに行くつもりだったのですが、ジークアクスの追加映像が見たくて13:50郡山テアトルへ。先週末に3回目を見たばかりなのに...
16:15発のJR快速あいづ3号で磐梯熱海へ。白く染まった磐梯熱海。送迎バスでホテルに向かい引き篭もり。

2/24(月)、5時から入浴して6時前から散歩。曇っていましたが、東の空に朝焼けが見えたので郡山は晴れているかもしれません。当然ながら寒いので15分程で帰還。6:45から朝食を摂り再度入浴。チェックアウトを早めに済ませ少し散歩。陽が昇るにつれ晴れてきました。

9:00発の送迎バスで磐梯熱海駅へ。9:16発のJR快速あいづ2号に乗り、10:04郡山発やまびこ130号に乗車。11:37東京発の東海道線に乗り12:48国府津に帰還。

豪雪に遭うことなく雪景色を堪能でき、台温泉、磐梯熱海温泉ともに立地に恵まれました。

2025年2月2日日曜日

老神温泉一泊二日

2/1(土)、8:45国府津発の東海道線に乗り、9:09平塚発の特別快速に乗り換えて、ここからグリーン車。11:58高崎に着いて昼食を摂り、13:03発の上越線で沼田へと向かいました。余裕を持ったスケジュールで順調に進行していたのに、目覚めた時に電車は五関を出発。本数の少ない上越線で手痛い失敗です。
14:10上牧で下車して、シャトルバスに乗れない旨を宿に一報。上り電車は14:29発、関越交通バスは沼田駅14:45発があり大したズレにはなりませんでした。15:20大原老神入口BSで下車。料金1,206円。バス停から老神温泉まで1kmちょい。下りなので楽ですが、帰り歩くには疲れるうえに楽しみの無い道です。
チェックインしてまずは入浴。どこかにビューーン!の結果が新花巻と決まったので次回の旅程を組みました。行きたい場所と移動手段に悩み18時から夕飯。頭は花巻、料理は老神。そんなギャップに困惑しつつ、空かぬお腹に会席料理だったので腹一杯。苦しみながら読書をし、20時頃に寝転がれる程度になったのでそのまま就寝。22時頃起きたらかなり回復したので入浴。老神温泉に来ている実感がありません。

2/2(日)、4時過ぎに目覚めたので入浴して再度就寝。6時半に起きて朝の散歩。外に出ると雪が降っていました。

ようやく目の当たりにした老神温泉。人目に付かない場所にある集落です。否、それは日本ロマンチック街道を主道として見ているからかもしれません。ともあれロマンチックから外れた老神温泉ではありますがノスタルジックに溢れてます。

小鬼怒川と例えたい雰囲気の老神温泉。しかし草津・伊香保に無い魅力がありますので、路線バスが走る程度には客足が増えて欲しいものです。
7時半から朝食を食べ、最後のひとっ風呂。さらに降る雪を眺めながらの露天風呂。来た甲斐あります老神温泉。

10時のシャトルバスで沼田駅へ送ってもらい、駅前で軽食を調達。雪は止まず夢の中にいる気分でしたが、電車は私を現実世界に引き戻します。しかもあっさり上越線で。
11:02沼田発の上越線、11:39新前橋発の両毛線、11:49高崎発の東海道線と間髪入れず乗り継いで、14:46平塚に到着。買い物をして15:35国府津に帰還しました。

四万、万座、草津、伊香保と巡って此度の老神。様々な温泉を抱える群馬県。次は水上か片品あたりに行きたいものです。

2025年1月12日日曜日

特急ひたちで仙台へ

1/11(土)、6:18国府津発の東海道線に乗り7:27品川で下車。今回は仙台へ向かうのですが、主目的は温泉でも牛タンでもなく特急ひたち。過去に利用したい際に仙台まで走っている事に興味を覚え、実際に乗ってみました。。内陸部を走る新幹線と異なり特急ひたちは太平洋沿いを走ります。路線自体は2017年8月に利用した事があるのですが、その頃は勝田-浪江が代行バスでした。

7:43品川発の特急ひたち3号に乗車。上野を過ぎた後スカイツリーを右手に眺め隅田川・荒川を渡る。江戸川を渡れば千葉県。高さこそ変わりつつも町はひたすら地続きです。それが当たり前に土地で育ってきたので、RPGの様に街同士が離れているのは私にとってファンタジー。柏に停車した後、利根川を渡って茨城県へ突入。建物の間隔が広がり車窓からは牛久沼のあたりで町の終端となりました。牛久大仏は見つけられず9:19水戸に到着。9:57磯原を経った後10:02福島県に入りました。県境こそ分からなかったものの鳥居のある勿来(なこそ)海水浴場には興味津々。 それにしても多くの人が乗っているものだと思っていると、11:12双葉でかなり方々が下車。大震災後、都心へ働きに出るしかなかった方々が先人するもしくは彼らを祝う為に帰ってきたのか。様々な想いを運ぶ特急ひたち。その中で何も背負わずただ旅をする私の人生は何かが欠けているのではないかと思いました。

12:28仙台に到着。PARCOのガンダムベースに行くも欲しい物は無し。昼食に牛たんを食べてアーケード街をグルリと歩き、14:29仙台駅発の宮城交通バスに乗車。あえてホテルの最寄りは通り過ぎ15:47秋保温泉湯元BSで下車。車窓からの景色でここまで乗車した事を後悔。そうでした。秋保温泉は街歩きを楽しむ場所ではありません。前回は車で日帰りだったのでスッカリ忘れていました。なのでチェックインしてからは引き篭り。

1/12(日)、3時過ぎに寝覚めたので二度寝せず5時から朝風呂。凍てつく外気に温めの露天風呂を一人占め。いつまでも浸かっていられます。7時から朝食を食べ8時半頃チェックアウト。

磊々峡の遊歩道でのぞき橋BSまで歩き、9:10発のバスで仙台駅へ向かいました。10:08千台駅前BSに到着。終点だと思っていたので危うく乗り過ごすとこでした。どっこい新幹線まで時間があるので、終点(県庁)手前まで乗ってアーケード街を散歩すれば良かったです。
ヨドバシやらS-PALやら見ていたら11:30。改札を通って暇つぶし。12:31発のはやぶさ18号に乗車。帰りはちょっと優雅にグリーン車。昨日は太平洋側から来たので気付きませんでしたが、白く染まった街の景色は郡山まで続いていました。14:08東京に着き、14:17発の東海道線で藤沢へ。
品薄の続くガンプラ市場。仙台では何も得られずネットでRGウイングガンダムゼロEWを注文したのですが、今すぐ何かが欲しくて藤沢のビックカメラとヤマダに寄ったのです。されどRGはあらず。まとめて買っても積む可能性が高いので、これで良かったのかもしれません。16:09に国府津に帰還。
私の人生に欠けているものはあるのでしょうが、絶対評価では満たされています。