2012年3月14日水曜日

河津桜を観に


2012年3月14日、河津桜を河津で観たかったので休みを取って伊豆へドライブ。朝6時に家を発ち、箱根を越えて国道136号を下りました。

-韮山反射炉-

最初に立ち寄ったのは韮山反射炉。産業遺産として認定されていて、世界遺産登録候補にも挙がった程らしいのですが、見る者の心をまるで奪いません。駐車場から丸見えなので、入場料を払ってまで近くで見る必要があるのか。確かに貴重な設備かもしれませんがバスツアーでここに連れて来られたら、残念な気持ちになるでしょう。

-大仁鉱山跡-

再び国道136号を下っている最中、信号待ちをしていたら、右手に聞き覚えのある施設がありました。伊豆温泉村...大仁鉱山のあった場所です。もはや土台しか残っていませんが、それだけでもと思い近くに寄りました。ここに廃墟が残っていたのだから、それは巨大だった事でしょう。

続いて浄蓮の滝へ。週末はいつも混んでいるイメージなので、これまで行きそびれていた場所。まぁ立派な滝でした。

河津のループ橋下にある河津桜を撮影。ここと南伊豆と河津の川沿いが、今回の目当てです。なので河津七滝はスルー。

伊東線内で唯一、秘境駅に分類されている稲梓駅。まぁ順位も下の方なので、それなりに閑散としているだけの駅です。ただここに駅員がいるのは驚きでした。あぁ、そもそも伊豆急行線には無人駅が無いのか。

-道の駅下賀茂温泉湯の花付近-

下田から南伊豆へ向かう途中で、広大な菜の花畑に遭遇。入口が分からなかったので、とりあえず先へ進みました。青野川沿いに咲く、南伊豆は下賀茂の河津桜。見事なものでしたが、河津桜はやはり河津が一番だと思いました。
そのまま南西に進み、あいあい岬へ。景色も素晴らしいのですが、驚かされるのは水の透明度。噂に名高いヒリゾ浜が、何故故に人気があるのか頷けます。
-南伊豆の海-

石廊崎灯台に寄ろうと思いましたが、駐車場代を払うのが馬鹿らしいので中止。行きに気になった菜の花畑に寄りました。場所には国道136号から県道16号に分岐する所。信号名は「日野」です。一面の菜の花に囲まれ、互いの写真を撮っているカップルの行いは、実に正しいと思いました。おっさん一人で来て、何を楽しめと?
-日野の菜の花畑-

下田海中水族館のある下田公園の形状が気になったので行ってみましたが、こちらは時間の都合で断念。意外と時間を喰いそうな場所でした。

-板戸のプールと龍宮島-

白浜より少し北にある板戸。ここの龍宮島が気になっていたのですが、ショボイ海岸のクセに夏場は駐車料金を取る為、来そびれていました。
さすが下田なだけあって水は綺麗です。岩場なのでスノーケリングには良いかもしれません。ただ、駐車場代を払うほどではないと思います。

ようやく河津に到着。駅の近くに車を停め、川沿いをノラノラと上って行きました。そこにあるのは所詮桜。とうに正午を過ぎていてお腹が空いたので、とにかく屋台に夢中でした。
まずは桜もちの汁粉。自家製という言葉に惹かれましたが、桜もちを覗けば特別なものなんて何もなし。量も少ないし300円損した気分。これなら自炊した方が美味いわ。
カレーパンも残念で、揚げたての割には具が冷たかった。三島コロッケも特に。普通のコロッケの方が美味しいと思います。
そして、とり天。とりの唐揚げではなく、天ぷらなのです。しかし、天ぷらになったからといって何も向上していない。むしろ冷めた時は、唐揚げより天ぷらの方が不味いと思います。
まぁ要するに、B級グルメに期待をしてはいけないという事。
ちなみに桜ですが、菜の花とのコラボを見たいならば結構上流なので、車は上流に停めた方が良いのではないでしょうか。
-河津にて-

後は温泉に浸かって帰るだけなのですが、稲取から片瀬白田にかけて大渋滞。工事渋滞です。こういう時どこに文句を言えば良いのか分からないのですが、実に卑怯ですよね。私が知らないだけか?

赤沢日帰り温泉に着いたのが15時頃。入浴料は1,200円かかりますが、アメニティは揃っています。なにより洗顔剤があるのは嬉しかった。
浴場からは広大な景色。露天風呂からも広大な景色。これ、国道から双眼鏡使えば丸見えだよな...。残念だったのは、2階の休憩所の狭さ。来客数に対してあの広さでは、絶対足りないでしょう。なので休憩は諦め、とっとと退散しました。

後は真っ直ぐ帰宅。平日の伊豆ドライブ。良い気晴らしになりました。

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