2012年3月24日土曜日

〜SEX冠2012〜 SEX MACHINEGUNS vs THE冠

SEX MACHINEGUNSとTHE冠の合同ツアー「SEX冠」。第3回目となる今回のツアーは、全国19ヶ所回ってきたそうな。本日の渋谷O-EASTがファイナルです。

95年にデビューした冠徹弥、98年にデビューしたSEX MACHINEGUNS。メタルのジャンルこそ違えど、いずれも日本のメタル界を親しみ易い形で布教してきたバンドです。とは言いましてもね、一世を風靡したマシンガンズと未だにクアトロ満員が精一杯の冠を一緒くたにするのは、マシンガーに失礼ですね。

とはいえ私は冠が好きでした。日本のロブ・ハルフォード?いやいや、元はフィリップ・アンセルモだったでしょう。今でも変わらぬ歌謡メタルでふざけたノリが好きだったんですよね。
反面マシンガンズですが、正直興味を示しませんでした。マシンガンズの曲はさ、つまらんのですよ。スピーディでヘヴィーでメロディアスな曲調は素晴らしいのですが、そればかりだと飽きるのですよ。「愛こそすべて」があれば事足ります。

そんなわけで「マシンガンズを生涯一度は観てみよう」という想いで、今回のツアーファイナルに行きました。

まずは冠徹也とANCHANGのMCから。実際見ると良いコンビです。それにしても女性客が多い。流石マシンガンズ。
THE冠のステージから開始。セットリストは下記の通り。「担がれた冠」、最後に来ました。マシンガンズに盛り上げて繋ぐ為なのかな。「マスカラ」も演ってくれて満足。

傷だらけのヘビーメタル
力(RIKI)
何で言うたんや
エビバディ炎
中3インマイドリームス
マスカラ
男達の挽歌~ミソジヨソジオヤジエレジー~
花占い
最後のヘビーメタル
担がれた冠

そしてマシンガンズ。独特のノリがある事は予測できていたので、私は最後尾に撤収。いや、凄い。凄いわ、この人達。
マシンガンズの面々。ANCHANGとDr.のSHINGO☆がシッカリと曲を演奏し、Gr.とBa.は煽り重視か。かつてのヘビメタのノリを継承している感じがしました。特にKEN'ICHI。
その一方でマシンガー。その豪快で華麗なヘッドバンキング。スラリと伸びた指先が形作るメロイック・サインが、やけにセクシー。そしてやっぱり独特のノリ。まぁ難しいものでもないし、覚えてでも溶け込みたくなりました。
ホント、ライブを楽しむ為だけに曲を覚えたくなりました。とはいえ単独ライブに来る気はないので、またSEX冠をやってくれる事を祈ります。
そんなセトリは下記の通り。一番印象に残ったのは「ANACONDA」かな。これを観て、マシンガンズのライブの一体感を思い知りました。

みかんのうた
ANACONDA
サンシャイン
森のくまさん
雨の川崎
Tiger Tiger
愛人28
JAPAN
桜島
BURN~愛の炎を燃やせ~

最後は2バンドのセッション。このツアー中に出来たというオリジナル曲「SEX冠メタルファイヤー」です。この2バンドを象徴する曲調で、最高でした。

やけにカメラの台数を宣伝していたので、DVD化に期待。来年もあったら来ようと思います。

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