2016年3月20日日曜日

坊主は嫌か

私が坊主頭にしだしたのは35歳ぐらいの時だったろうか。なにせ天然パーマなもので、長髪にパーマをかけていた時は楽だったが、長髪を止めてからは一度も髪型を気に入った事がなかった。
くせっ毛は手間がかかるので短髪にしてみると、3ヶ月に一度はカットしないと気が済まない。願わくば2ヶ月に一度はカットしたいぐらいだった。長髪の時より短髪の時の方が金がかかったのだ。

それでも坊主には抵抗があった。初めての坊主は勇気が必要である。
幸いにも私はWWEが大好きで、アメリカのドラマも好きだった。向こうはイケメン坊主が多いため、私が足を踏み出す良いきっかけにはなった。

で、実際坊主にしてみると、最初の内は恥ずかしいものの、今となっては二度と伸ばす気になれない。悪い点が見当たらないからだ。
・年老いた髪はキチンと整えないと汚らしい。
・坊主の方が若く見える。
・自分で刈れる。
・乾きが早い。
・髪を整える時間が不要。
・髪型の乱れを気にすることもない。
・ハゲても怖くない。

若者が坊主を嫌うのは納得だ。幼く見えてしまうし色気もない。坊主は大人の髪型なんだと思う。だが若い時の概念が大人になっても残ってしまい、坊主に踏み出しづらくなる。価値観を変えられないのは悲しい習性である。

恥ずかしいのは最初だけ。そこには多くのメリットが待っている。だから私は坊主頭を勧めたい。
「出来る男は坊主を選ぶ」そんな書籍でも出したいところだが、成功者と程遠い私が書いたら説得力が全くない。

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