2020年6月13日土曜日

映画「ファイティング・ファミリー」とドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」

仕事をせねばと思いつつ現実逃避に走ってしまうのが私の土曜日。今週はテレビゲームな気分にならず映像三昧。就寝までの残った時間、やはり現実逃避に感想でも書き残すことにした。

■映画「ファイティング・ファミリー(原題:Fighting with My Family)」
WWEに所属するペイジの伝記映画。日本での上映を心待ちにしていた割りに観たのは本日。iTunes Storeでダウンロード購入した。
貧しいレスリング一家で育ったペイジが、WWEにデビューするまでの物語。とても良かった。最後は涙を流した。でもって当時のRAWを観直した。脚色してるのね...。とはいえ面白いものは面白い。ドラマとしても面白いけど、プロレス好きなら一層楽しめる。イギリスの片田舎からプロレス界の頂点WWEに挑戦するのだから、その苦難たるや大変なものである。
ロック様はとうぜんカッコいい。出演シーンは少ないが、重要な役割を果たしている。さらに気になったのがコーチ役のヴィンス・ヴォーン。映画「Be Cool」が大好きな私としては、この2人が揃ったことが何気に嬉しかった。

■ドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」
三上博史出演作品が観たくて選択。10年前の作品だが、45歳の私にとって今観てこその作品。三上博史、高橋克典、黒木瞳、斉藤由貴、主演陣に文句なし。
45歳とはいえ、私は結婚歴すらない独身男性。同窓会は数年前にあったけど、人付き合いも思い出話も好きでは無いので欠席した口。まず共感することはない。
ネット上の評価は低い。確かに45歳の男女が愛だの恋だのやっているのは観ていて痛々しいが、人を好きになるのに年齢は関係ないと思う。ただ人前はやめましょう。公共の場はやめましょう。何故って第三者が見るとキモいから。
・三上博史
 結末は残念だけど、それも含めて三上博史らしい役だった。なので「三上博史を観る」という点では大満足。
・斉藤由貴
 いろいろ報われなくて悲しい役。三上博史との組み合わせは良かった。娘に好かれたシーンは良かったけど無理があった。
・黒木瞳
 この人は何か悪い事をしたのか。なんで家族に責められなければいけないのか。そんな役。ブリッ子的な役柄が酷評を浴びていた様だが、それには同意。
・高橋克典
 あんたは不倫をするなよ、的な役。彼の家庭の何に不満だったのか。恋とはそういうものなのか。いやでも駄目だろ。

本作、いろいろ極端だったかも。真面目にやるなら真面目な話にして欲しい。コメディ要素を入れるなら「結婚できない男」ぐらい演出にして欲しい。その方向性が分かりづらかった。吹越満の役はコメディですよね?最低な亭主を描きたかったのかもしれないけれど、あれは極端すぎる。
日本のドラマは滅多に観ないので、私の評価基準は低い。なので、本作は嫌いではない。

結婚したことないから分からないが、何十年も一人の異性と生活を共にする事は凄いことだと思う。家庭の金に手を出さず、避妊もキチンとして、最後は家族の元に帰ってくるなら、浮気するのも有りかと思う私。人付き合い自体を面倒臭がる私の意見など、クソの役にも立たないが。

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