2011年11月13日日曜日

昇仙峡とPJ

2011年11月13日、まるで陽の昇っていない5:20に自宅を出発。R246を御殿場方面へ走っている最中、謎の屋形船を見ようと立ち止まりました。小山町、県境の手前に橋があるのですが、これよりさらに一本前の橋。Mobilのガソリンスタンドから見るのが良いのですが、下手に踏み込むと警報が鳴ります。この橋から川向こうを見ると民家があり、家屋の隣には屋形船が。この船は一体何なのか?私が思うに、あそこはモーセさんのお宅かと。
-右手にモーセさんのお宅-

御殿場では雲が晴れ、雄大にそびえる富士山がテンションを上げてくれました。篭坂峠を越えて山中湖。その先の忍野村は霧に包まれていて、そのせいかカーナビがマトモに働きませんでした。
何故わざわざ忍野村に寄ったかと言いますと、先日、謎のタバコ小屋を見かけたからです。これからコンビニを建てる予定なのか、更地の中にプレハブが一軒。タバコの幟が立っているので、きっとタバコを売っているのでしょう。近くで見ると、営業日と書いてありました。
そこからさらに忍野八海寄りには、まるでバスの停留所の様な喫煙所があります。喫煙者に厳しいこの時代、忍野村は喫煙者に優しい土地でした。
-御坂峠からの富士山-

-ふるやの裏手?-

そんなこんなで寄り道していたら、昇仙峡に着いたのは8:40。無料の市営駐車場は、既に満車寸前でした。長潭橋を渡って一件目の建家「ふるや」の右が登山道入口です。道標も立っているので迷う事はないでしょう。
「ふるや」の裏手は旅館だったのか、その廃墟っぷりが私を惹き付けました。気を取り直して9:00、登山開始です。


全体的に緩やかな傾斜で、道も広くて歩き易いです。BMXを持って登っている人もいたぐらいです。
9:45、太刀の抜き岩に寄り道。崖の先端に聳える岩。この上に立ったら気持ち良いのでしょうが、足を滑らせたらオシマイなので、余計な冒険はしませんでした。
10:01には白砂山展望台に寄り道。道標の目が何かを物語りますが、展望台は実に気持ち良かったです。
-見晴らしたくない-

-何も見たくない-

10:16、分岐から白砂山山頂を目指しました。片道6分、白砂山とは良く言ったもので、白くて綺麗な山頂を独り占め。隣の羅漢寺山からは鐘の音が聴こえます。彼らも幸せを堪能しているのでしょうが、この山頂の美しさを知っている私だって幸せです。

10:44、ロープウェイのパノラマ台駅および八雲神社に到着。羅漢寺山山頂(=弥三郎岳)をピストンし、早々に下山を開始。夫婦木神社方面に下りても面白いものはないだろうと思い、仙娥滝駅方面へ下りました。約束の丘から夫婦木神社方面へ歩くとすぐに分岐があるので、そこを下りていきます。
-下山道の道標-

所要時間は40分とありましたが、歩き易かったので少し走ったら16分で下山出来ました。ロープウェイの作るのに利用された道なのでしょう。たまに木の橋があるのですが、これが何とも頼りない。いつ底が抜けるか冷汗ものでした。

11:28、観光客で賑わう仙娥滝駅付近で何をするでもなく、長潭橋を目指して歩きました。虹のかかった仙娥滝、どの角度から見ても魅力的な覚円峰、何気に巨大な石門、そして数々の巨石群。紅葉は終わりがかっていましたが、充分に楽しめました。
-仙娥滝-

-覚円峰-

-ちん・・・松茸石-

数ある巨石の中で気になったのが「松茸石」。いや、これさ、もっと別な名前を付けたかったと思うのよ。巨根信仰と結びつけちゃえば良かったのに。

長潭橋までは結構な距離があり、13:00に駐車場に到着。もはや何処の駐車場も大混雑でした。やはり昇仙峡は朝から来るに限ります。

何が欲しいわけでもなく、トライアル甲府昭和店へ。予想を裏切り普通でした。トライアルが混沌としているのではなく、南アルプス店が混沌としているのか。流石に南アルプス店まで足を延ばすのは面倒だったので、風呂に入りに向かいました。

-黄金温泉健康センター-
黄金温泉健康センター、その建物からして何かを期待したわけではないです。ある意味、期待に応えてくれていました。
受付周辺は統一感がなく生活感まるだし。センスなんてものは、ありゃしない。
浴場も潔く、シャンプーなんてありゃしない。泡立つものは石鹸限り。浴室の中央には源泉が吹き出る噴水の風呂。ジャグジーの浴槽も何故か円形。まさにバブル世代の名残を感じる趣味悪い世界でした。
のんびり浸かっていたかったのですが、鉄の匂いか何なのか、源泉らしき匂いが強かったので、早々に上がってしまいました。これからライブを観ると言うのに、こんな臭いを漂わせていたら迷惑だろうに。地元の方々からすれば、私は黄金温泉の香り漂う「黄金聖闘士」かもしれません。その臭いは、私の肉体から溢れる強大な小宇宙の香りです。

黄金温泉健康センターの道路向こう、身延線沿いにあるライブハウスKAZOO HALL。ここで→Pia-no-jaC←がライブを演るというので、紅葉狩りがてら甲府まで来たのです。
まぁ始めの内は良かったですよ。しかし3時間も演られちゃあねぇ。もう後半は終わるのを待ち侘びていました。
まず客を巻き込みすぎです。そしてHIROのMCが好きになれません。もう二度と行きません。
いや、ホールライブでノンビリ見れるなら行きたいです。

以上。山登りにライブ、纏めて済ませるのは経済的ですが、日曜日にこれをやるのは厳しいですね。

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