ライブは17時からだと言うのに、9時半頃の電車で出発。八丁堀へ行くのに東京駅で京葉線に乗り換えたのですが、あの長くて退屈な通路を歩くぐらいなら、八丁堀まで歩くべきでした。
-ブラックジャックか-
まずは湊の廃屋地帯を歩きに行ったのですが、詳細を把握していなかったので、良く分かりませんでした。まぁそれなりに古ぼけた家はありましたが、もっと濃い地域なんだと思います。。
県道473号を越えて明石町を歩いていると、粋な感じのお店から若い男女が出てきました。それを見送る女性従業員が一名。彼女はいつまでも立ち去る客を見届けていました。おそらく姿が見えなくなるまで立っていたのでしょう。そんな素敵なお店の名は「つきじ治作」。お値段もかなり素敵な御値段でございました。
-勝鬨橋-
勝鬨橋を見て築地市場へ。築地で何がしたいわけでもなく、通り道にあったから寄っただけです。お昼でも食べようかと思いましたが、何店かで行列が出来ているのを見て嫌になり、早々に退散。
-青いアパートがまた昭和後期くさい-
-こちらはリアルに臭い-
-浜離宮恩賜庭園にいたネコ-
そして浜離宮恩賜庭園へ。とその前に、鼻を劈(つんざ)くこの臭い。汚れきった河の水の臭いでした。綺麗に整備された庭園も、この水を吸って出来ているのかと思うとゲンナリしました。
とはいえ、とても素晴らしい庭園です。ただ入園料300園には不意を突かれました。事前に確認していなかった私が悪いのですが、折角なので日・英・中・仏・西・伊と、六カ国分のパンフを貰ってきちゃいました。すいません、これだけ見比べられる物は、そう無いと思いますので。
-帝里加へ続く階段-
浜離宮を出て、中銀カプセルタワービルに惹かれるように歩いていると、何やら飲食店のメニューとランチのサンプルが置いてありました。でもそこに店はありません。あるのは地下への入口だけです。ランチが550円と安いし、折角なので行ってみると、そこは地下駐車場。地下駐車場の一角に、この中華料理屋「帝里加」は存在するのです。
ちょっと躊躇しましたが、食券を買って入店。意外と客がおりました。味についてはコメントを控えます。隅田川の汚さを見た後だし、地下駐車場の一角という事で、悪い方向にイメージを補正してしまった感があります。
中華料理の真髄は大衆料理だと思っています。中国ではホテルの料理よりも、ハエの飛び交う屋台や食堂での料理の方が好きでした。それなのに私ときたら・・・。
-中銀カプセルタワービル-
-鉄道歴史展示室(窓の貼紙にセンスが無い)-
鉄道歴史展示室(旧新橋停車場)の外観に惹かれて寄り道。裏手に回ると車両の乗り入れ口にあたる部分が伸びていましたが、その先から建物を見ると、モロにBeer Dining ライオンの安っぽい宣伝が。最悪です。本当に最悪です。宣伝する場所は悪くないのですが、そこを利用するならば、それ相応の物を貼りましょう!と訴えたい。せっかくの素敵な建物が台無しです。
新橋で軽く迷って銀座へ。まぁお陰で、変な形の静岡放送ビルが見れました。
今も昔も高級で華やかな銀座ですが、建物の老いは隠せないものです。そこに歴史的価値のあるものもあれば、廃墟寸前のものもあり。
昭和の匂いが漂うシネパトス。良き古さを感じさせる三原小路の一本隣は、リアルに古ぼけた店が建ち並んでおりました。
モザイク銀座阪急の裏手には、太陽の塔をパクってウンコを付けたような時計塔が。嗚呼、モザイク銀座阪急、今年の8月31日で閉店ですか・・・。
-シネパトス-
-田原小路の隣の路地-
-インターナショナルアーケード-
そしてトドメは、有楽町と新橋の間の線路下にあるインターナショナルアーケード。そこが華やいだ時代があったのかは知りませんが、完全に死に体でした。写真を撮っていたら、管理人らしき人に「私有地のため撮影禁止だよ」と言われたので間違いないでしょう。通りに面している店は何点か営業していますが、そもそも人通りが少ないです。東京駅から線路沿いに歩くと、昭和の匂いがプンプンする店は多々ありますが、人の通りは多く賑やかさがあります。それなのにこの一角だけは閑散としている。中途半端な位置である事は確かですが、ここまで閑散としてしまうものか。
-東京国際フォーラム Cホール 3階席より-
とまぁ何だかんだと楽しんで、いよいよ本題です。→Pia-no-jaC←「~First Light Tour 2012~」。新作「暁」の存在は知りませんでした。7月11日に発売される葉加瀬太郎とのコラボアルバム「BATTLE NOTES」と合わせて買おうと思います。
今回の私のスタンスは、のんびり座って観賞です。なのであえて遅めにチケットを取り、喜んで3階席にしました。ライブはやっぱり3時間近く。時として長すぎるMC。長いアンコール。客に求め過ぎ。私とPJの距離は、近くても2階ぐらいが限界です。
今回の距離感は適切で、3時間が長く感じませんでした。あぁ、それでもやっぱりアンコール後のダラダラした時間は我慢出来ずに退散しましたが。
批難ばかりしていますが、楽しいから来ているわけです。ただ自分にあった距離が大事ってだけで。
ライブが終わったのが19時50分。22時前には自宅に着いたし、悪くない一日でした。
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