2012年7月1日日曜日

静岡ツーリングからのアベマ

2012年6月30日、阿部真央ライブNo.4を観るため静岡市へ。あべまのライブは都内公演だとすぐに売り切れてしまうので、静岡公演を選びました。後はライブに託つけて静岡方面に足を伸ばそうと思いまして。
最後まで交通手段に悩みましたが、なんとか雨は免れそうだったので、バイクで行く事にしました。

一気に富士市まで行こうと思っていましたが、いつも通り過ぎてしまう三島市の山中城跡に立ち寄りました。箱根を越えた先にある城跡なんて時間の無駄と思い、長年無視しておりましたが、こりゃ参りました。城址は天守あってのものと思っていましたが、城跡の楽しさを初めて知らされました。城としての複雑な地形に加え、キチンと整備されている為、とても綺麗で魅力的な場所でした。
近くへ行く事が是非とも立ち寄って頂きたい城跡です。
-山中城跡の極一部-

バイパスに乗って快適に西へ。左手に現れた工業地帯に目を奪われていると、そこが富士市である事を思い出しました。目的地を若干通り過ぎています。
岳南鉄道線を眺めながら北上し、比奈駅に到着。えっと、ここには何しに来たかっていうと・・・廃車両、倉庫と化した廃車両がある筈です。でもありません。2011年に撤去されたようです。仕方ないですよね、こういうのはスピード第一ですから。ただ、比奈駅のすぐ近くにあった建家「501」がとても気になりました。鉄道模型の店だそうです。もう完全に趣味の世界だと思いました。
-富士市の水は綺麗-

-比奈駅-

-ぴかちゅ(圓通山 福聚院)-

-だるまっぽい(圓通山 福聚院)-

-寺には合ってる(圓通山 福聚院)-

-完全にアウト(圓通山 福聚院)-

-もはや方向性が分からない(圓通山 福聚院)-

県道22号を神谷駅方面に走り圓通山 福聚院へ。富知六所浅間神社が「ドラえもん神社」ならば、こちらは「ドラえもん寺」だそうです。恐るべし富士市!
しかし、求めていたドラえもん像はありませんでした。階段下で出迎えるのはピカチュウだとして、そこから先はもう酷い。無数の石像が種類問わずあって節操がないです。これって要するに石屋から買っているわけですよね。その金ってお布施な訳ですよね。この石像が救世ってくれるのでしょうか?面白いけど、寺としては最低です。
-由比町、ユルすぎ-

-清水銀行 由比支店 本町出張所-

-東海道由比宿 おもしろ宿場館 内部-

由比に寄るつもりは無かったのですが、友人の住んでいる場所なので街並ぐらいは観ておこうと思ってバイパスを下りました。偶然にも由比本陣の前を通り過ぎたので寄り道。亀がたくさんいて幸せでした。
そして近くの東海道由比宿おもしろ宿場館。「おもしろ」なんて名乗っている場所は、総じて面白くないものです。でも折角なので、400円をドブに捨てる思いで入ってみました。ムカつく顔をした人形が宿場町の雰囲気を醸し出しています。前を通ると音声が流れます。アッと言う間に観終わります。200円ならまだしも、それ以上だと覚悟していても悔しいです。
それと併行して、友人に由比のお薦めの場所を問いておいたのですが、流石にここは推してきませんでした。良い友人を持ったと思います。
由比の西側にある倉澤は、古い民家が多くて廃れぐらいに味があります。薩埵峠も含め、ハイキングに来た時に立ち寄りたいと思いました。
あぁ、あと気になったのが、バイパスを走っていれば目に付く「世界一列皆兄弟」の民家。宗教だろうが何であろうが、主張する事を否定はしません。ただ「一列」って何?
-世界一列皆兄弟-

清水市に入り、エスパルズドリームプラザへ。ちびまる子ちゃんランドがどんなものかと思いまして寄りました。入場料500円、先程の宿場館で400円を無駄にしている訳ですから、それと比べれば高い筈がありません。ただ、一人で楽しむには惜しい気がしたので三保へ。
-その絵はパクリ-

-絵も綺麗に-

-三保の松原-

曇天により富士山が見えないのは承知の上で、三保の松原へ。三保の松原よりも、そこへ行くまでの店々の方が、気になる点が多くて楽しかったです。
海岸線を走り久能で寄り道。目的の場所は、すんぷ夢ひろばです。2年前に日本平へ来た際、「こんな場所で流行るわけがない」と思っていたら既に休業中で、再開したと思えばやっぱり訳の分からない施設になったので。
土曜だと言うのに閑散としてました。イケメンパフォーマンス集団「HIROZ」の一部が笑顔を振りまいて頑張っていましたが、その努力も虚しい感じで「イケメンでも大変なんだなぁ」と思いました。申し訳なくて、悪戯に写真は撮れませんでした。この施設も長くはないな。
-土曜なのに閑散としてる-

-静岡ドラ兄妹-

そして今日の主役です!静岡駅から石田街道を海へと下り、登呂入口の交差点を過ぎた左手にある中華料理屋「中華・麺や あじよし」。ここにある石像が問題なのです!
嗚呼、もうこのセンス。何をどうしたらこういうパチモンが生み出せるのか。日本人は中国他アジア圏のパチモンを問題視にしますが、そもそも日本がパチモン先進国だと言う事を自覚して頂きたいです。

静岡市に来たなら、一度は登呂遺跡に寄らないといけませんね。田んぼがあるお陰で、登呂遺跡って雰囲気がありました。
15時過ぎには静岡市民文化会館に到着したので、駿府公園で休憩。県庁別館の展望室から景色を眺め、周辺を軽く散策。商店街はかなり過疎気味でした。
-登呂遺跡-

-ちん・・・わさび-

-びっくり-

-市民文化会館駐輪場付近にある井戸か何か-

開場まもなく入場。カメラチェックをしていると言ってましたが、特にバッグの中は見られませんでした。ホール公演なだけに、ドリンク代500円がかからないのは嬉しい限り。お陰で施設内の自販機が大繁盛です。そこで気になったのが、自販機近くに立つ年配の男女。シルバー人材の方なんですかね。女性は自販機の近くで、軽く「ありがとうございました」と言いながら見届けるだけ。男性はと言うと、自販機の取り出し口のフタを、ひたすら押さえてます。皆さんが取り易いようにって事でしょう。色々と深い光景でしたね。
まず女性。特に関わるわけでもなく見届けるだけの対応が、ベストだと思いました。
そして男性。何かせずにはいられないのでしょうが、それならフタをテープで留めれば良いだけです。正直言って邪魔でした。目障りでした。
一番問題なのは、彼らをそうさせた人間。彼らを操りきれていない人間。コンサートスタッフには出来ないし、裏は関係者が忙しないだろうし、かといって休ませられないしで、まぁ置き場が無かったのでしょう。でもさ、自販機に問題が起きた際に、彼らが何かできるわけ?せめて一般市民に溶け込ませとけ、と言いたいです。

ライブは18時きっかりにスタート。2階ならノンビリ座って観れるかと思いましたが、そんな事はありませんでした。あべま自体は良いのですが、やっぱこの観客のノリは受け入れられませんね。若いというか何というか、とにかく単調で。MCはあべまも観客も、とても面白かったです。ペプシ、ね。

セットリストは下記の通り新作中心。「伝えたいこと」を演らなかったのが残念。
毎度の事ながら、ちゃんとセトリを把握してアップしてくれる人には感謝です。


How are you?

戦いは終わらない

世界はまだ君を知らない

ふりぃ

春

君を想った唄

じゃあ、何故

貴方の恋人になりたいのです

側にいて
嫌われてないかな

Sunday morning
プレイボーイ

loving DARLING
ここにいて

いつの日も
ポーカーフェイス
モットー。
for you
モンロー

ロンリー


母の唄


アンコールの掛け声が独特でした。「あ・べ・まっ(♀)!ウォーイっ(♂)!」の繰り返し。女性の声だけが重なると、初音ミクっぽくなるんだなって思いました。若い娘多いから、なおさら音程高いですよね。ある種の共振なのかな。
あぁ、そうそう。ギタリストが2人共ナヨナヨしていたけど、特に向かって左側。マジでキモかった。ポップスのギタリストってあんななの?直立不動でピョンピョン跳ねて、深い角度でギターを構えてバイブみたいにフニャフニャしやがって。あれが相当不快感を誘いました。ベーシストまでアンコール後にピョンピョン跳ねたのは残念でした。
想定の範囲内で楽しめました。おっさんは、あべまのライブはDVDで堪能するように致します。今後も新作が出たら聴くし、コピーだってし続けます!

終わったのが20:15頃だったでしょうか。バイクで小田原まで帰宅ですが、バイパスの発達している静岡県なら楽なものです。
と思ったら、静清バイパスは125cc以下走行禁止。行きは清水で下りただけに、訳が分からず混乱しました。清水からバイパスに乗ったものの、今度は雨。レインウェアは持っていましたが、激しい雨が富士市まで続き、視界が悪くて辛かったです。それでも23時頃には着きました。
富士川の手前。細い川を渡った左手にある工場「イハラニッケイ化学工業」。ここの夜の姿が美しく、雨に打たれながらも見とれて立ち止まりました。濡れたシェードによる乱反射のお陰で3倍増しぐらいに美しく見えた光景。通常でも綺麗なので、雨ではない時に撮影したいです。

丸一日、堪能しました、静岡県。

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