2012年7月8日日曜日

改めて小田原

見慣れてしまうと気にしないもので、珍スポットや古びた建物は意外と身近にも存在しています。気付いても身近すぎて、写真を撮るのは後回しにしてしまいます。そして気付いた時には手遅れに・・・。
そんな悲しい事にならないよう、今日は地元・小田原を見直す事にしました。

まずは小田原総合食品卸売市場。今や小田原で最も集客率のある中里に、内も外も昭和の匂いプンプンの建物。ここには某TDLのネズミカップルの絵が描いてあるのですが、それを恐れてか、それとは全く関係なしか、最近自販機の陰に隠されてしまいました。これを撮り逃したのは、実に残念です。
-小田原総合食品卸売市場-

続いて下曽我へ。人気のない時に見ると、下曽我駅のデザインは悪くないものです。そしてその近くにあるのが、住友大阪セメントの下曽我包装所。いや、「あった」ですね。東側からしか撮った事のなかったこの建物、西側から撮ろうと訪れたら、既に解体が完了していました。今年の3月には未だあったのに...。
-住友大阪セメント下曽我包装所(3月に撮影)-

富水駅から県道720号に出た交差点にあるスナック群。建物の小ささが以前から気になってました。近くにDNP(旧コニカ)と明治製菓があるので、そこをアテにした飲み屋だったのでしょう。あぁ、勝手に過去の遺物にしてしまいましたが、現状は知りません。
 -富水駅付近のスナック群-

国道1号線を走って箱根や伊豆に行かれた方は、一度は目にした事があるのではないでしょうか?お城の形をした小田原ういろう本店です。ういろうと言うと名古屋の名物だと思っていたのですが、全国各地にあるのですね。
-ういろう本店-

板橋にある市営福井島住宅。昭和33〜34年築だけあって、もはや化石です。しかし現役です。安さが魅力の公営住宅。自分が世話になる日も来ると思いますので、馬鹿にはできません。
早川の韓国人会館の近くにある集落を見ようと思いましたが、行き方が分からず断念。でもGoogleマップで見ると、結構な数の家が建っているんですよね。日を改めて訪れよう。
-市営福井島住宅-

-早川(中央の縦長の看板が韓国人会館、左手が集落)-

小田原にバイクを停めて、徒歩で散策。スポーツプラザ神奈中の横に、何気に古びた民家がありました。駐車場が出来た事で露呈されたのか?これまで全く気にした事がありませんでした。
この近辺は飲み屋の跡が多いです。そもそもここまで歩いて来たのは、行きがけにスナック「タランチュラ」の看板が気になったからです。魔性の女的なイメージが格好良い時代だったんですかね。あれ?よく見たら「タランチェラ」だ。
-神奈中横の民家(緑)-

-タランチェラ-

-とても憩えない...-

栄町・浜町・本町。小田原は海に近づくほど寂れています。商店街がシャッターで閉ざされる中、息をし続けるのが男の店ムコウヤマと中六。もう趣味の世界だと思います。
ただ最近は徐々に城下町らしく整備されてきております。何十年かして小田原が本当に城下町らしくなった時、国際通りと銀座通りの商店街も息を吹き返して欲しいものです。
って、〆ちゃいましたが、未だ終わりません。国道1号線沿いの山本眼科医院がモダンな感じでした。
-栄町一丁目の床屋-

-山本眼科医院-

小田原城も未だ未だ変わっていくんでしょうね。お堀の脇にある甘味やが、何気に気になっています。他にも美味しそうなお店が多々ありました。食べ歩いたら意外と面白いんじゃないの?
-小田原城の銅門-

-二の丸観光案内所-

-お堀沿いの甘味や-

-お堀を渡った正面にある建物-

-cafe膳 八起も気になりますが、右側のシャッターの方が気になります。-

夕方からは平塚へ。晴れてきたので七夕祭りの写真を撮りに行きました。
平塚駅南口にバイクを停め、北側へ。嗚呼・・・その混みようたるや大層なものです。北口を出て3分程でまた駅へ。こんなの写真を撮るどころではありません。人が多すぎて気持ちが悪いです。DQN率も高そうで気分悪いです。もう一人では絶対に来ません。
でも祭写真を撮ってみたいので、場所を変えて挑戦してみようと思います。

以上。寝てるかプラプラしているか。ただそれだけの一日でした。

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