2014年5月2日金曜日

東北・お花見ツーリング その1

花が咲き、天気も快復したところで、GWのメインイベントである東北ツーリングへ出発です!
0時前には家を出て、ひたすら東へ走ります。距離は無いくせに時間がかかるのが神奈川県。それ以上に手強いのが都心。銀座から東京駅の辺りとなると信号地獄です。
柏を過ぎればガラリと雰囲気が変わり、高速道路と見間違うほど快適な国道6号。その快適さを阻むのが、自然に溢れた茨城県の空気。うっすらと視界を遮る霧は、何故か海に近づくほど濃さを増し、大洗への道を迷わせます。
お陰で日の出には間に合わず。反面、波が荒かったのは幸いでした。
そんな荒れた波を裏切るのが私のテクニック。ここでどんな絵を撮りたいのか、私の中で全く定まっていません。また次の機会に・・・

ここまでは霧に包まれていても大して問題ではないのですが、次の目的地は大問題です。
国営ひたち海浜公園。そこの花々を堪能するには青い空が必須。
そんな願いはさらにと叶い、ひたちなか市に入って間もなく快晴となりました。何この違い?
6時半には到着。私は西駐車場へ向かったのですが、この時で15番目ぐらい。その後も続々と車は並んできました。
7時には駐車場が開き、開園は予定通り7時半。ゲートが空いたと共に急ぐ人々。しかし、ここで走らないのが大人です。皆さん逸る気持ちを抑えていますが、歩く早さは尋常ではありませんでした。
話題のみはらしエリアに着きますと、
そこには菜の花、その先にネモフィラ!
何なのでしょうか、この世界は!?
まるで人がコバエの様です。
みはらしエリアを堪能したので他のエリアに行ってみたものの、何処も驚くほど閑散としています。
プレジャーガーデンなんて、廃遊園地かと思ってしまいました。けっこう楽しそうなのに。子どもにとっては、花よりアトラクションですよね。
たまごの森のチューリップには、けっこう人が集まっていました。今この時期は仕方ないですね。
ただ、家族で一日のんびり出来るような場所ですので、これから客も分散していった事でしょう。

海岸線をひたすら北上し、高萩市に入った瞬間に目に入ってきたのが、
日本加工製紙 高萩工場跡地です!
映画やドラマのロケで使われる巨大廃工場。侵入は容易そうですが、警備員が巡回しているようなので、フェンス越しに眺めるだけです。
その線路向こうにある廃団地。こちらも味がありました。

国道6号は通行止めになっている地域がある為、いわき市で国道49号へ。国道349号を北上して相馬市にでも行ってみようと思ったのですが、流石に疲れたので広い道路を走りたくなり、郡山市へ出て国道4号に乗りました。この選択が良かった否かは怪しいところ。国道349号で伊達市まで北上した方が良かった気もします。

陽は傾いていましたが、明るい内に仙台に到着。苦竹ICで下りたら国道45号を東に行き、蒲生方面へ。目的は、大阪の天保山(標高4.5m)を抑えて「日本一低い山」に返り咲いた日和山(標高3m)です。
元々6mあった山が津波で削られて3mとなったので、周囲も痛々しい状況です。単なる荒れ地かと思ったら被災地でした。仙台市内にもこんな地域があったとは意外でした。
まず見つけ易いのが、この高砂神社。ここから海の方を眺めますと、白い看板が見える筈です。とても山には見えませんが、そこが日和山です。
日本一低い山なんて笑って登りたいものですが、流石にそんな空気の場所ではありませんでした。
仙台駅周辺の駐輪場にバイクを停め、すぐ近くのSS30(住友生命 仙台中央ビル)へ。ここには無料の展望台があります。
時間的にはマジックアワーで最高。ただ、窓に反射する灯り対策を用意していませんでした。黒いものは三脚の袋だけ。無いよりはマシでしたけど。
大年寺山の電波塔。真ん中の仙台放送のアンテナ、撮影するにはライトアップが寂しいです。
少し歩いてAppleStore仙台一番町へ。これで未踏の国内AppleStoreは札幌と福岡のみになりました。それにしてもAppleStoreの店員さんは雰囲気が良いですね。教育が良いのか、環境が良いのか、それ以上に人選が良いのか?とにかく笑顔が眩しいです。私には絶対無理だな・・・

ネットカフェに宿泊。初日から無理をして疲れました。

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