2016年5月8日日曜日

わんわん集会の衰退

このGW中、久々にスラックラインをやった。私がスラックラインに求めているのは派手なアクションではなく、明鏡止水のように静的、禅的なものなので、やるのは人気の少ない早朝だ。
6時前に公園に着き黙々とスラックラインをやる。以前なら犬を連れた方々が集まってきて、長い人だと1時間は滞在していた。その間、犬はリード無しのドッグラン状態。個人的には問題ないし、犬たちも行儀良いもので、飼い主から遠く離れることはない。単独行動の好きな私だが、こういうコミュニティが苦手なだけで嫌いなわけではない。
しかし、このGW中は一度も見ることは無かった。単に時間帯が合わなかっただけかもしれない。もしくは既に行われていないのかもしれない。自然発生した様なコミュニティだったのに、一人として現れないのだ。

仮にコミュニティが消失したものとして、原因を推測してみる。
1.人間関係の不和
御年輩が主な朝だけの知り合いみたいな雰囲気だったので、大きな喧嘩は無いだろう。よって、一人一人と抜けていく感じか。しかしこれなら一人二人は残っていても良い気がする。
2.不幸
御年輩がメインなだけに、中心人物の不幸を機に解散してしまったのかもしれない。旧知の中ならいざ知らず、早朝だけの付き合いならば一人二人の死に動じる年代でもないとは思うのだが。
3.行政処分
この辺が現実的か。公園の極一部とはいえ、ドッグラン状態なのである。早朝でも他に人は来るわけで、苦情を出す人もいるだろう。なんとも住みにくい世の中である。

栄枯盛衰とあるように人の集いもいつかは終わる。人によっては次から次へと点々とする人もいるだろう。私はそれに疲れたので、最初から参加しない方を好む。たまに会えれば良い人は何人かいるものの、すぐ会いたいと思える人など片手で足りる。逆も然り、私とすぐに会いたいなんて人は片手ほどもいるか怪しい。むしろ、そんな人はいないとさえ思える。それはそれで気楽なものである。

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