2010年5月5日水曜日

駒ヶ根ツーリング その2

 2010年5月5日、昨晩早めに寝ておいた事もあり5時30分に目覚めた。朝食は1階ロビーでトースト、ゆで卵、コーヒーor紅茶が用意されているので早々に食べた。
 シャワーを浴びて支度をし、7時には出発。

 本日も天気が良く、中央アルプスが実に美しかった。中川村に到着し指定の駐車場へ行くものの、会場まではシャトルバスと頂けない。元々は車で行く予定にしていたので仕方ないが、バイクにした事で何処にでも停められそうなものだ。会場の駐車場へ行ってみると、案の定適当な場所に停めさせてもらえた。機転を効かせて頂いて、実に助かる係の方である。
  私のエントリーした5kmは9時50分のスタート。7時40分に到着したので、まだまだ時間がある。
 寒さ対策で厚手の靴下を履いてきたせいか、昨日出来立ての水ぶくれが心配だ。昨晩処置はしたものの、念を入れてTABIOを購入。これで足の負担も減ると信じよう。
 村と呼ぶに相応しく長閑な中川村に、多くの人が集まっていた。神奈川県からわざわざ来る人もそういないだろうと思っていたが、東京・神奈川から訪れている人は意外といたようだ。とんだ物好きがいたものである。
 アップダウンのある5kmは、折り返しのコースなところが魅力薄。その上がハーフなので断念したが、出来れば10kmが欲しいところだ。タイムは25分6秒、自己新は更新出来ず、中川村まで来て走る様なタイムでも無かった。
 走り終わった直後に参加賞のバスタオルを貰えた。さらにバナナとオニギリ。早速食べようと見てみると、梅カツオなのだろうか、梅干し嫌いとしては不安がよぎった。梅カツオや梅しそのオニギリなら食べれるので試しにガブっと一噛み、そしてやっぱり中にはヤツがいた。歳を取ったことで好みが変わったかと思い、噛んだ分は食べてみたが、やはり梅干しは好めない。オニギリが食べきれなくて非常に残念である。
 休憩・着替えと済ませ、10時50分には早々に退散した。未だハーフを走っている方々がいて申し訳ないが、こちらも遠いものだから。

 県道18号から県道59号へ移り走っていると、遠くに巨大なダムが見えてきた。小渋ダムである。小渋湖に到着する手前には勢いのある滝もあり、何も無いが良い場所だ。
  大鹿村へと入り国道152号を北上開始。廃村にリーチがかかっているのではないかと思わせる大鹿村。温泉・キャンプ・登山を売りになんとか頑張っているのだろうか。それは暫く登った先にある中央構造線沿線案内図を見ると、しみじみと感じさせられる。頑張って生き抜いて欲しい村である。
  道が狭くなってきて11時52分に分杭峠に到着。ゼロ磁場のパワースポットとして知られる場所でリフレッシュには良いらしいが、峠周辺は駐車禁止となっているため諦めて通り過ぎた。
 12時10分には道の駅"南アルプスむら" に到着。焼きたてのパンが人気という事で、ここで昼食を摂った。人気があるのはクロワッサンらしく、予約だらけで買うことは叶わなかった。クロワッサンは特に味の差が出ると思うので、是非とも味わいたかった。
  10分とかからず高遠城址に到着。天守は無いものの綺麗に整備され、ノンビリ出来そうな場所だ。その割に人気がないのか、北側の駐車場はかなり廃れた空気が漂っていた。
  さらにこの近くにはループ橋がある。花の丘ループ橋、丘の周りをグルッと回っているので、全体像が撮れないのは残念。しかし、これはこれで新しいかも。
  茅野市までの28kmを、快適な国道152号でそのまま北上。13時30分に杖突峠に着くと、そこから絶景が拝めた。茶屋の無料展望台から眺めるも良し、100円払って外の展望台から見るも良し、これでガスって無ければ本当に良かったのに。

 14時10分、諏訪ICから中央自動車道へ。今回の楽しみは、中央道の大渋滞を悠々とバイクですり抜けして行く事だったのだが、待てども待てども渋滞なし。むしろチキンライダーとしては流れに付いて行くのがやっとで、そのまま休まず15時5分に一宮御坂ICに到着。
  御坂峠を越え、 山中湖周辺で一昨日に発見した廃墟に訪れ、三国峠を越えて18時前に帰宅。650kmに及ぶツーリング、前腕だけはやたらと日焼けしている。

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