2018年9月9日日曜日

城ヶ崎海岸を歩く

海鮮丼を食べようと、伊豆高原に行く計画を立てた。でも海鮮丼だけでは勿体無い。ついでに何かしようと考えた。
ムムムムム...兎にも角にも交通手段がネックである。バスの本数が少ないので、あちこち移動するのは手間がかかる。
目についたのが城ヶ崎海岸。八幡野漁港と伊豆海洋公園を結ぶ「城ヶ崎海岸自然研究路コース」、伊豆海洋公園と富津を結ぶ「城ヶ崎海岸ピクにカルコース」。これらを歩いた後、伊豆高原ビール本店で山盛りの海鮮丼を食べようではないか。
そうして本日、5:45の東海道線に乗車して、伊豆高原には7:17に到着した。
7:30、伊豆高原駅を出発。外に出ると暑い。陽射しと言う字のままに日光が私を突き刺すような暑さだった。でも歩き始めると風が心地よくて問題はなかった。
海岸に向けてひたすら下る。帰りのことを考えると、嫌な標高差だ。まずは「城ヶ崎海岸自然研究路コース」に突入。伊豆海洋公園近くの蓮着寺まで5.8km。繰り返すアップダウン、道を塞ぐ蜘蛛の巣、雨上がりによる高い湿度。始めに書いておくと、「城ヶ崎海岸自然研究路コース」は歩くべきではなかった。
7:53、橋立吊橋を渡る。右手には大淀・小淀が見えた。
大淀・小淀は潮溜まり。とても綺麗で泳ぎたいところだが、スノーケリングをするには狭すぎる。すぐ飽きて大海に出たくなるだろうが、それはなかなか危険だ。アクセスは悪いし、シャワーなどの施設もない。でも魅力的な場所。
大淀から海へ落ちる滝が見えた。対馬(たいじま)の滝である。
伊豆高原駅から最短で大淀・小淀を目指すと、川沿いの遊歩道を歩くことになる。その川の終着点がこの対馬の滝である。滝の上には松が生えていて立派な庭園でも見ているようだった。

ここから先が長い。特筆する物もなく、ただ長い。距離も稼ぎづらく、途中で伊豆高原駅に戻ろうかと思うほど飽きてしまった。
9:06、いがいが根に到着。ようやく新鮮な光景に出会えた。ここまで来たらまで蓮着寺歩きたい。
いがいが根から先は歩き易かった。たまに拝める城ヶ崎らしい景色。最初からこんな道なら楽しめたのに。
9:33、蓮着寺に到着。ここからさらに海岸線は歩いたら、伊豆高原ビール本店の開店時間に間に合わない。バスは本数が少なくて頼れない。ならば国道135号に出てから伊豆高原ビール本店を目指そうと思った。

ついでなので伊豆海洋公園も寄ってみたが、ここはダイビングをやるには良いのだが、スノーケリングには向いてない。シャワーなどの施設を必要としなければ泳げる場所も無くはないが、基本的に有料でダイビングをやる場所である。
登りに登って、10:02に城ヶ崎海岸駅に到着。ここから歩けば11時までには伊豆高原ビール本店に着く。けれどそんなに食べたいか、海鮮丼?あぁ食べたいさ。その為に昨日の小田原漁港では、安い丼で我慢したのだから。ただ、それ以上にもう帰りたい。
次の上り電車は12:25。駅構内の足湯に浸かり疲れを癒す。されど、上り電車は満席状態。熱海まで立ちっ放しで足湯の効果は吹き飛んでしまった。
熱海駅での待ち時間、立ち食いそば屋で黒はんぺんそばを食べる。海鮮丼の代わりにもなりゃしないが、これはこれで美味しかった。12:03には国府津に到着。お陰で洗濯だけではなく外干しも出来た。
本来の目的こそ達成できなかったが、知っていたら歩かない「城ヶ崎海岸自然研究路コース」を経験できたので良しとしよう。また次行くとしたら、今度は城ヶ崎海岸駅から「城ヶ崎海岸ピクにカルコース」を歩いて、伊豆高原ビール本店を目指そう。否、そんな事よりもリフトで大室山に登って、帰路の途中で伊豆高原ビール本店に寄った方が、楽だし楽しいではないか。

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