2009年11月21日土曜日

チャリで鎌倉

 2009年11月21日、予報通りに天気は良かった。自転車で鎌倉へ紅葉を堪能しようと思っていたので支度を始めたが、サイクリング用のスパッツが見当たらない。思い当たるところを全て探したが見当たらず、もう中止にしようと思いつつ、一番可能性の高いところを念入りに探したら見つかった。探し物をする時は、広範囲を浅く探していくのではなく、一つ一つを念入りに観ていけという事か。

 こうして9時に自宅を出発。どうにかして西湘バイパス沿いを走れないかと思い二宮で国道1号から外れてみたが、変に遠回りしただけだった。
 そして早くも諦めモード。やはり自転車は、ジョギングや山登りとは使う筋肉が違う。まだ大磯にも着いていないのにこんな調子で、無事に鎌倉まで辿りつけるのだろうか。
  大磯港の辺りから国道134号へと入ると、道は快適だった。ひたすら続く平坦な道。チャリダーの多く走る道だが、どうして彼らはあんなに速いのだろうか。
 茅ヶ崎に入りコンビニで休憩。ここでカメラを取り出した。ここからは正に湘南。いちでも撮影できる状態にしておかなければならない。
 片瀬江ノ島まで来たら空腹感を覚えたので、ファーストキッチンに寄った。ここまで来れば鎌倉は遠くはない。まずは長谷の大仏を見ようと走っていたが、気づけば鎌倉駅方面への交差点も通り過ぎてしまう始末。こうして、なんとか12時には鎌倉駅に到着した。
  さて、予定していたコースが狂ってしまった。鶴岡八幡宮へ最初に行くと、どうにも全てが回れない。そもそも、帰る時間と体力を考えると、どうにも無理だ。鶴岡八幡宮に寄った後、長谷へと向かったものの大仏は見ず。もはや望みは帰ることだけ。バイクで来れば良かったと、つくづく思わされた。



   来た道と同じく国道134号を走る。江ノ島に寄りたかったが、そんな余裕は無かった。花水川を越え大磯町に入った時、かなり安心したものの、肉体もとい右膝が限界にきていた。時にはママチャリに乗る女子中学生にすら追いつけない始末。踏ん張りはきくものの、長時間は決して保たないほど右膝が痛い。どうにかこうにか小田原市内に入り、道端で休憩。ブックオフで立ち読みをしなければ、16時には帰宅できていただろう。

 大人になって初めてのチャリ遠出。そこから得た事は、中学生の時に自転車で川崎まで行った時と同様、「自転車で遠出をする意味が分からない」である。
間違っても、欲に負けてロードバイクは買わないようにしよう。私には不要な物である。

 あ、ちなみに紅葉だが、目を向ける余裕が無かったので定かではないが、 多分葉は散っていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿