京都駅前から206番線で五条坂へ。未だ静かな茶わん坂を登って清水寺に到着。紅葉に彩られた景色は雄大で美しく、見ていて飽きが来なかった。
三年坂を下った後、吸い込まれる様に二年坂へ進んでしまったので、八坂の塔を観に少し戻った。石塀小路へ行き忘れたのが悔やまれるところだ。
安井金比羅宮から建仁寺へ、花見小路通を北上して三条京阪駅へ。未だ朝食を摂っていなかったので腹が空き、缶の汁粉を買って補給。
三条京阪から東西線で二条城前へ。城と言っても天守があるわけではないので、足跡を残す目的だけで言ったのだが、その凄さに脱帽。二の丸にせよ本丸にせよ、御殿といい庭園といい、和式美の極みを感じた。
二条城の南にある神泉苑に立ち寄り、猪熊通を歩いて四条大宮を目指した。縦走を断念した猪熊通だが、断念して正解だった。特に面白いもん無いわ。しかも四条大宮に着いたらバスを気にするあまり、壬生方面へ行くのを失念した。
11時4分、71番線で東寺東門前へ。建物内部は興味が無いので、無料エリアを散策。五重塔、金堂、御影堂、いずれも良い撮影スポットが無いので、無料エリアで充分だった。
今度は九条通から猪熊通を北上して西本願寺へ。興正寺といい西本願寺といい、見所は少ないが御堂の大きさだけで満足である。東本願寺も合わせ、拝観無料というのが嬉しいところ。
東へ歩いて東本願寺を目指すが、西側からは入れず東側の御影堂門へ。こちらも御堂を見て満足。
渉成園を見るには足が疲れたので、12時25分を以て観光は終了。京都駅へ向かい、新幹線の切符を16時29分から14時29分に替えて貰った。Alpenroseで軽く昼食。そして存在感を感じる京都ヨドバシで暇つぶし。何が見たいわけでもないが、Appleコーナーへ行けば自然と時間は潰れる。そして物欲との葛藤が始まる。とても危険な過ごし方ではあるが、この旅行で一番幸せな一時だった。
京都駅周辺で喫煙所を探すも見つからず、新幹線のホームで一服。JRのホームは喫煙所が無いイメージなので、新幹線ホームにある事を忘れてしまいがちだ。失敗だ。
14時29分の新幹線は16時34分に小田原へ到着。16時37分を逃すと各停は20分以上の待ちとなる為、早足で移動。雨が降っていたので鴨宮からはバス。上手く乗り継げたので、17時には自宅に着いた。
今回の旅の目的の一つに、「猪熊」の訂正印(小判型6x4mm)を探す事があった。100円ショップを何件か回ったが、そもそも訂正印の置いてった店は一軒。「猪熊通のある京都なら」と思ったが、普通のラインナップだった。地域の問題ではなく、メーカー側の都合なのだろう。
お陰で諦めがついたので、今度注文するとしよう。
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