2010年11月6日土曜日

蛇松線と沼津港

 かつて沼津駅と沼津港を繋ぐ蛇松線と呼ばれる鉄道が走っていたそうです。昭和49年、私の生まれた歳に廃線となりました。そんな鉄道の跡地が今でも歩道として残っているとの事なので、歩いてみる事にしました。
 距離に約2km。写真を撮りながらでも30分程で歩き終わってしまう距離です。

 9時21分、鴨宮発の電車に乗って沼津へ。熱海で乗り換え10時16分に沼津に到着しました。駅から西へと歩くと沼津通運倉庫があり、この敷地内から跡地が始まっています。敷地には簡単に入れますが、入って良いかは別だと思うので、侵入しませんでした。
  線路跡の流れに沿って道路の向かいを見ると、そこには「蛇松緑道」と刻まれた石碑があるので、ここがスタート地点。地図で見ると分かるのですが、弧を描く様に道が走っています。
 緑道というだけあって緑が豊富です。そんな道が延々と続いているだけと言えばそうなのですが、区画が変わると道の雰囲気も変わって飽きが来ません。ベンチが所々あるので休憩にも困りません。
  県道380号は蛇松白銀歩道橋で越えられますが、他の道路は横断歩道に頼ります。但し横断歩道に頼ると、自分の描いている弧を若干乱す事になりますので、私は自分の軌道を優先して信号無視。






  緑道をそのまま進むと狩野川沿い、港大橋の近くに出るのですが、終点の少し手前にある公園の辺りで真南に向かうと、線路跡があるんだと思います。とにかく弧を描く事を優先してしまったので、チェックはしませんでした。
  港大橋で写真を撮って沼津港へ。ここの魚河岸 丸天で食事を摂ろうと思っていたのですが、行列が出来ていました。こだわりがあった訳ではないので他店を見て回っていたところ、どんむすで声を掛けられたのでそこにしました。

  駿河丼(¥1,680-)と地魚のあら煮(¥680-)を注文。とても贅沢な気分です。やっぱ夜の酒代より昼の飯代の方が価値があります。

 美味しい物を頂いた跡は、沼津港大型展望水門「びゅうお」へ。入場料は大人100円、小人50円です。立派な水門から見る素敵な景色。でもやっぱ沼津で富士山を見るならば香貫山が一番ではないでしょうか。


 だからこのまま香貫山へ・・・と言いたいところですが、そこまで歩くと流石にオーバーワーク。翌日のマラソン大会に影響しそうなので断念しました。

 沼津港からバスに乗って沼津駅へ。特に欲しい物も無いので帰るのみです。ただですね、近くに感じる沼津は意外に遠く、所要時間約1時間、片道820円かかります。このまま帰るのは勿体ない気がしたので、御殿場線で帰る事にしました。
 沼津から国府津まで御殿場線100%堪能。しかし車窓からの景色を楽しむわけでもなく、ひたすらヨダレを垂らして寝てました。
 国府津から東海道線で鴨宮に戻って終了。寄り道して帰っても、自宅には15時に着きました。こういう短い旅も良いものです。

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