2007年8月20日月曜日

中国短期留学6~開封4

 2009年8月15日。今日は待ちに待った洛陽!と思いきや、龍門石窟だけらしい。洛陽の街も歩けぬ、関林廟にも行けぬ、三国志好きの私にとって、この留学が無意味になるほどショックだった。

 洛陽までは、開封から高速道路に乗って3時間ほど。単調な景色が続く中、時には中国らしい素敵な自然が見える。しかし、いつでも靄のかかっている中国の大気、遠くが見渡せないのが非常に残念でした。
  世界文化遺産に登録されている龍門石窟。大小合わせて何万(?)もの石像が、岩肌に掘られています。石像の多くが過去に首を削られ首無しの状態なのが残念。それでも、この石像だらけの光景は見る価値がありました。スケールでかいです、中国。
 公園の管理も行き届いていて綺麗だし、伊川の運ぶ風も心地よい。ここもまた、良い観光地でした。伊川を渡ると、観経寺、そして白園があります。唐代の大詩人"白居易"の墓がある白園。白居易を知らないので、なんとも言えませんでしたが、緑に囲まれていて良い所です。茶屋があるので、そこで茶を飲むのも良いでしょう。値段は最低でも30元だった気がします。それだけ良いお茶があるのでしょう。

 夕食は大学付近で豪華に中華。お腹が空いてなかったので控えめにしようとしたけど、けっきょく胃がもたれました。少し休んだ後、数人でバドミントン。シャトルが見えなくなるほど暗くなって終了。 2009年8月16日。7:00、大学近くの朝市を見に行きました。朝っぱらから屋台が並んで、食べ物は勿論、衣類まで売っているという朝市。既に何人かは利用していたようですが、私は朝起きるのがシンドイので行ってませんでした。
 3人で行って使ったのは4元。これで朝食は満たされました。これが庶民のリアルな金額なんでしょうね。味も良くって満足です。

 午前中はリーディングの授業。授業はこれが最後です。昼は学食で。この味ともお別れというのは、とても寂しい。
 午後は中国人学生たちと交流会。日本語クラスは男子が少ないらしく、そこにいたのはH氏ともう一名だけでした。
 女子に囲まれるのは気を使うので、私は彼とひたすら話していました。読書好きということで、なかなか難しい話題も飛び出ましたが、そこは年の功で誤魔化しました。ちなみに、会話はほとんど日本語です。この留学全般で分かったことですが、発音のできてない中国語は相手を混乱させるだけです。どんなに語彙を増やしても、どんなに文法を覚えても、発音ができなければ話になりません。

 17時をまわり交流会は終了。残りの日数もあと僅か、それぞれに想いがあるでしょう。というわけで、大梁門組と開封駅組に分かれて行動開始。大梁門は個人的に徒歩で見に行っているので(8月8日参照)、私は開封駅組へ。
  タクシーで包公湖まで行き、そこから駅までは徒歩。湖に写る夕焼けが美しい。
 ここ開封で、稀に見たのが歩道に設置されたブランコ等の遊具。で、これで子供が遊んでいるのかと思いきや、お年寄りが健康のために利用しています。包公湖の畔にもこの設備はあり、年寄りだらけでした。朝と夜の公園といい、この国の人達は、ホント健康的です。衛生的ではないですが・・・。

 気づくと城壁をくぐっていました。危うく南門を見逃すとこでしたが、こりゃ見る価値もない。
 1時間ぐらいで着いたのかな。開封駅に到着。北京から来た時は自分の身を守るので精一杯だったため、駅を眺めている余裕はありませんでした。こうして見ると立派な駅です。外見はね。

 20時半を過ぎるとバスが無くなるため、夕食を食べずに戻ることに開封駅から開封大学付近へ行くには、18番のバスに乗れば良いとのことで、とりあえずバス停に待機。結局はSさんがバスを捕まえて乗り込んだので、バス停の意味があったのかわ分かり兼ねます。
 地図上のオレンジ色のラインが、我々が利用したバスの経路です。2ヶ所の屋台街を発見し、恐ろしいほどガタガタした道も体験。車内の電気は街灯りを頼りにしているのか、点けてくれません。まるで何かのアトラクションです。一人だったら不安になること間違いなし。
 ちなみに、開封市内のバスは一律1元です。乗る際に1元支払って、降りたいところで降りる。日本のように、降車ブザーはありません。たぶん全ての停留所に止まっていると思います。

 バスを降りた場所は大学から少し離れているものの、悪くはありませんでした。夕食はdicosというファーストフード店に行きたかったからです。中国オリジナルのファーストフードも興味深いし、我々に付き合って散歩してくれたH氏とYさんのお礼としても手頃かな?と。
 味は良かったです。普通にファーストフードです。6人で119元、値段もマクドとかと変わりません。 2009年8月17日。開封をブラつけるのも今日が最後です。朝7:00、大学西側を散策しに行きました。河南大学の新キャンバスも建築途中なのか完成しているのか、立派なホテル、日本円が両替できそうな銀行、数年後が楽しみなエリアです。
 そんな期待を一層大きくさせるのが、建設途中のショッピングモール。既に古風な建物は出来ており、これが最終的にどうなるのかが、とても楽しみです・・・が、そこに掲げられた看板には
「NEW CENTURIAL MASTER "OMMERCIAL" PLAZA」
"COMMERCIAL"ではなく"OMMERCIAL"、私の語彙不足か?でもやはり辞書にものっていない。別の意味でも期待を裏切らないショッピングモールになることでしょう。
 10:00からは卒業式。卒業証書まで貰っちゃったけど、私の中国語は上達してませんよ。だから留年させて欲しい。日本に戻りたくない。むしろ現実に戻りたくない。
 卒業式はあっさり終わり、皆で黄河を見に行きました。開封から北に10kmの位置に流れる黄河、ここまで来て中国人の源たる河を見ないわけにはいきません。
 軽1BOXのタクシーを2台捕まえ、1台には7人、1台には8人が乗って(運転手を除く)、ガタガタの道をキュウキュウになって移動。昨夜のバスといい、楽しかったです。
 我々が黄河を見ている間も待ってくれて、往復で1台50元。こういうのが楽しめたのも、中国人学生が一緒にいてくれたお陰です。
 "黄河"と名乗れど、しょせんは水と砂の混ざった茶色い河。どれだけデカイか知ろうにも、どこが向こう岸なのか分からず感じられない。でも、この水に触れ、この風に浴びるだけで感激。
雨が降り出したので、早々に退散。14時前には帰ってこれました。

 最後の学食を一口でも味わいたかったので、皆で学食へ。提案したくせに、全く食べない私。別にお腹は空いてなかったし。
 それでも時間が余っているので、相国寺組とビリヤード組に分かれて行動。相国寺は魅力的だけど、雨が降っていたので、私はビリヤード。
 それも16時過ぎに終わり、やることも無くなった。最後の晩餐は皆で食べたいので、店を予約しに行き、一部解散。途方に暮れた4名は、大学近くの公園にたどり着く。様々なことに挑戦している人々、それを眺めていると、一人の幼児が近づいてきた。
 2歳ぐらいだろうか?男の子なのは確かだ。だってモロに見えてるし。北京でも見かけたけれど、幼児のズボンは基本的に股間部分が大きく裂けている。これなら蒸れることもないし、おもらししても安心(?)だ。でも、この男の子はそれすらない。Tシャツ一枚着ているだけで、「俺の剣をとくと見よ!」と言わんがばかりにプラプラさせている。フフ・・・それが貴様の剣か、可愛い奴よ。

 荷造りを済ませ、最後の晩餐は中華。寮のロビーにて記念撮影をする。人との別れは多く経験してきたつもりだけど、こんなに惜しんだことはないと思う。「再見」その言葉が実現する日を心から祈ろう。

 別れの後、部屋でシャワーを浴びる。あとは体を流すだけ、と思いきや、出てきたのは水だった!おそらく皆が利用した直後のため、溜めてたお湯が切れたのだろう。次のお湯が溜まるまで、温水は使えない。ちくしょー、早く日本に帰りてーっ!

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