7時32分鴨宮駅発の東海道線に乗って湯河原へ。バスが混む事を想定して早めに動いていたのだが、スンナリと8時の鍛冶屋行きバス(箱根登山バス)に乗る事ができた。
バスも順調に進み、8時8分に鍛冶屋に到着。近くには五郎神社がある。なんてことない神社だが、今後の道標を見る為にも名前ぐらいは覚えておこう。
五郎神社から舗装路を歩き始めてすぐ、南郷山3.8kmの道標があった。まさかの3.8kmである。平地の3.8kmならまだしも、山道の3.8kmと聞くととても長く感じる。
暫く道標に従って舗装路を歩く。傾斜がキツくて早くも疲れる。車でも登りたくない傾斜なのに、こんな場所に住んでいる人が多々いるのだ。何故ここを選んでしまったのやら。
南郷山まで2.7kmになると、道が細くなる。車1台がギリギリ通れる広さだ。この手前だったろうか、倒壊した小屋があって心惹かれた。家と呼ぶには小さく中がガランとしすぎており、物置と呼ぶには洒落た外見をしていて、どういう用途で建てた物かは謎だ。ともあれ壊れてしまえば単なる瓦礫だ。
ゴルフ場の横を歩いて、8時40分に南郷山まで後2.4kmの道標。竹薮に囲まれた細い道で、まだ舗装はされているがかなり廃れている。9時に白銀林道に出た。ここまで来れば後0.9km。林道を少し下ると左手に階段がある。そこから暫く登って、9時13分に南郷山山頂に到着。ひたすら登り続けただけあって、1時間越え。体力もかなり消耗した。
南郷山山頂からの見晴らしは惜しくも良くない。山頂手前からの方が見晴らしは良い。とはいえ頭上には空があるのみ。晴れた日ならさぞかし気持ちよいだろう。
来た道から見て左手に道があるので、9時24分、そちらから下山開始。幕山までは2.2km。分岐から幕山を目指して下山するのだが、これがとてつもなく急傾斜。足場は何となく階段状になっているだけ。まるでビッグフットが踏みならした感じだ。登りに使わなくて良かった。
山道を下りきると白銀林道に戻る。道沿いに登ると右手に自鑑水(自害水)0.2kmの道標。敗走中の源頼朝が自害を思い留まり再起を誓った場所だとか。しかし、今となっては枯れ果てて、登山客を癒す水も、写し出す水も残っていない。
自鑑水から林道に戻り、9時47分、対面の山道を歩いて幕山山頂へ。距離にして0.7kmぐらいだろうか。南郷山と違い、幕山の登山道は実に綺麗に整っていた。
幕山山頂を一周するコース(0.8km)があったのだが、結構疲れていたので真っ直ぐ山頂へ。広々とした芝生で、天気が良ければさぞかし眺めの良い事だろう。
一服だけして10時に山頂を出発。梅林までは3.5kmとあり愕然とした。これは五郎神社までの距離かもしれない。梅林の中心部とも言える管理棟に着いたのが10時38分だし。
この幕山、梅林に来たついでに登れる程度だと思っていた。そう思う人は少なくないらしく、途中で私から残りの所要時間を聞いて断念した中年夫婦が2組。管理棟で入手した散策マップを見ると、近く感じてしまうのだ。でも下から来たなら幕山山頂を見上げてその遠さを実感できたろうに。
山道を下っていると不意に梅林に突入する。すぐに大岩が現れ、多くのクライマーが挑戦している。この湯河原梅林、山腹にあるので高低差が激しい。梅を見るだけならば、個人的には小田原の曽我梅林をお勧めしたい。ちなみに梅はまだ残念な感じだった。
このまま帰りたい疲労度だったが、出直すのも嫌なので10時50分に梅林から舗装路沿いを登り始めた。梅林から0.7km離れた一の瀬に到着したのが11時。ここは思ったほか近かったな。
ここから次の目標地点となる「しとどの窟(いわや)」まで6.3kmとある。嫌になる距離だが、これは林道を経由しての距離。散策マップには乗っていないが、もっと近い道がある。しかし、その道は崩落のため通行禁止。6.3kmも歩いていられないので、山道を進んだ。
何故林道が大きく迂回しているのか?それを考えると納得できる登りの連続。そもそも梅林に向けて下り過ぎたのが悪い。幕山から尾根づたいに歩ける地形でないのも悪い。ホントもう帰りたい。と思っていたら、11時28分にしとどの窟に到着。多くの地蔵が並び、味のある場所だった。
ここからバス停に向けて0.6kmを歩くのだが、路肩には灯籠やら地蔵が並ぶ。地元の方々による寄贈らしいが、なにせ廃れてる。灯籠が倒れているのとか、寄贈者の命と共に果てたのか?とにかく管理する気がまるで見られない。350mほど登り道を歩くと、城山隧道の脇に出る。隧道を抜けて歩いて行くと、何やら廃墟っぽい建物が現れた。ワクワクしたが、ここはトイレ兼展望台で健在である。眺望が良いので、天気が悪いのが悔やまれる。
ここから城山山頂まで1.5km。11時42分に出発。傾斜は緩やかで嬉しい限り。山頂も意外と近いと思っていたら、目の前にある山頂のもう一つ向こうが城山山頂(土肥城跡)だった。山頂直前で少し傾斜がキツくなる程度なので、疲れた脚には丁度良かった。
山頂の道標には湯河原駅まで3.0kmとある。ちなみに、ここから城山入口のバス停方面へ下りる途中から、湯河原温泉方面へ下りる事が出来る筈である。私はお風呂セットを持ってこなかったので、湯河原駅方面へと下りた。
山道を下るのは少しだけで、後はひたすら舗装路を下る。まぁ何も無い。途中からは住宅街で、特に面白味も無い。駅の西側に出るつもりが東側に出てしまい、少し損した気分だ。
そんな3.0kmを歩ききって湯河原駅に着いたのが13時14分。合計で14kmぐらい歩いたのかな?
一服して13時22分の電車で早々に退散。私にとっては地元みたいなもので、疲れた脚で歩く程の場所ではない。
来た道から見て左手に道があるので、9時24分、そちらから下山開始。幕山までは2.2km。分岐から幕山を目指して下山するのだが、これがとてつもなく急傾斜。足場は何となく階段状になっているだけ。まるでビッグフットが踏みならした感じだ。登りに使わなくて良かった。
山道を下りきると白銀林道に戻る。道沿いに登ると右手に自鑑水(自害水)0.2kmの道標。敗走中の源頼朝が自害を思い留まり再起を誓った場所だとか。しかし、今となっては枯れ果てて、登山客を癒す水も、写し出す水も残っていない。
自鑑水から林道に戻り、9時47分、対面の山道を歩いて幕山山頂へ。距離にして0.7kmぐらいだろうか。南郷山と違い、幕山の登山道は実に綺麗に整っていた。
幕山山頂を一周するコース(0.8km)があったのだが、結構疲れていたので真っ直ぐ山頂へ。広々とした芝生で、天気が良ければさぞかし眺めの良い事だろう。
一服だけして10時に山頂を出発。梅林までは3.5kmとあり愕然とした。これは五郎神社までの距離かもしれない。梅林の中心部とも言える管理棟に着いたのが10時38分だし。
この幕山、梅林に来たついでに登れる程度だと思っていた。そう思う人は少なくないらしく、途中で私から残りの所要時間を聞いて断念した中年夫婦が2組。管理棟で入手した散策マップを見ると、近く感じてしまうのだ。でも下から来たなら幕山山頂を見上げてその遠さを実感できたろうに。
山道を下っていると不意に梅林に突入する。すぐに大岩が現れ、多くのクライマーが挑戦している。この湯河原梅林、山腹にあるので高低差が激しい。梅を見るだけならば、個人的には小田原の曽我梅林をお勧めしたい。ちなみに梅はまだ残念な感じだった。
このまま帰りたい疲労度だったが、出直すのも嫌なので10時50分に梅林から舗装路沿いを登り始めた。梅林から0.7km離れた一の瀬に到着したのが11時。ここは思ったほか近かったな。
ここから次の目標地点となる「しとどの窟(いわや)」まで6.3kmとある。嫌になる距離だが、これは林道を経由しての距離。散策マップには乗っていないが、もっと近い道がある。しかし、その道は崩落のため通行禁止。6.3kmも歩いていられないので、山道を進んだ。
何故林道が大きく迂回しているのか?それを考えると納得できる登りの連続。そもそも梅林に向けて下り過ぎたのが悪い。幕山から尾根づたいに歩ける地形でないのも悪い。ホントもう帰りたい。と思っていたら、11時28分にしとどの窟に到着。多くの地蔵が並び、味のある場所だった。
ここからバス停に向けて0.6kmを歩くのだが、路肩には灯籠やら地蔵が並ぶ。地元の方々による寄贈らしいが、なにせ廃れてる。灯籠が倒れているのとか、寄贈者の命と共に果てたのか?とにかく管理する気がまるで見られない。350mほど登り道を歩くと、城山隧道の脇に出る。隧道を抜けて歩いて行くと、何やら廃墟っぽい建物が現れた。ワクワクしたが、ここはトイレ兼展望台で健在である。眺望が良いので、天気が悪いのが悔やまれる。
ここから城山山頂まで1.5km。11時42分に出発。傾斜は緩やかで嬉しい限り。山頂も意外と近いと思っていたら、目の前にある山頂のもう一つ向こうが城山山頂(土肥城跡)だった。山頂直前で少し傾斜がキツくなる程度なので、疲れた脚には丁度良かった。
12時に城山山頂に到着。広々とした芝生に大きな石碑が立っている。眺めも天気が良ければ最高だろう。
なんだかんだで午前中にここまで来れたので、27分の休憩。最後の下りに備えて脚を癒しておきたかった。山頂の道標には湯河原駅まで3.0kmとある。ちなみに、ここから城山入口のバス停方面へ下りる途中から、湯河原温泉方面へ下りる事が出来る筈である。私はお風呂セットを持ってこなかったので、湯河原駅方面へと下りた。
山道を下るのは少しだけで、後はひたすら舗装路を下る。まぁ何も無い。途中からは住宅街で、特に面白味も無い。駅の西側に出るつもりが東側に出てしまい、少し損した気分だ。
そんな3.0kmを歩ききって湯河原駅に着いたのが13時14分。合計で14kmぐらい歩いたのかな?
一服して13時22分の電車で早々に退散。私にとっては地元みたいなもので、疲れた脚で歩く程の場所ではない。
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