2011年1月3日月曜日

進路を誤り頭高山瞬殺

 2011年1月3日。今回のプランは渋沢駅から頭高山へ登り、震生湖に立ち寄って秦野駅へ。そこからさらに浅間山・弘法山・吾妻山と登って、弘法の里湯で一風呂浴びて鶴巻温泉駅から小田急で帰る、というものだ。高い山は無く高低差も少ないが、とにかく距離がある。

 8時24分に家を出て新松田駅へ。昨晩少し雨が降ったせいか、路面が凍っている箇所があった。こうなるとビビリの私は減速モードに入るので、新松田から電車に乗ったのは9時4分。
 渋沢駅南口で一服した後、9時20分に出発。南口から直進し、ファミマのあるT字路を右へと歩く。後はひたすら道なり。ここから山頂まで道標は多数あるので分かり易い。
  十字路にぶつかっても道標があるので従う。9時42分に泉蔵寺に到着。この時期だと観音像を見るぐらいか。杉の立派な白山神社の前を通り過ぎて間もなく、X字路とでも言おうか、交差点に入る。ここも道標に従い、右手の山道へと登る。

  2つ目の分岐は東屋と呼ばれる場所で、渋沢方面の景色が開けている。頭高山山頂はここからすぐなのだが、山頂周回に道が走っており、右回りか左回りか悩むところ。まぁ悩まずとも左回りのが山頂に近い雰囲気なので、あえて右回りを歩いた。葉が生い茂っていないお陰で景色が見え、自分の位置が大体掴めた。意外と松田方面へ戻ってきたものである。

 10時9分、頭高山山頂に到着。ベンチと灰皿がある山頂。新松田方面の景色が良い。疲れている筈もないので、一服して出発。
  東屋の分岐で気になったのが神山滝。こんな所に滝があるなら見てみようと思い、予定のコースから外れてみた。しかし良く考えれば分かる事で、山頂に池や湖があるわけでもないので、滝が近くにあるわけがない。下って下って、滝の音が聞こえたかと思いつつも道なりに進んだら、完全に下山。東屋から14分、県道710号に出てしまった。
 もはや足は松田町へと向いている。今回はこれで終わりにするにしても、神山滝ぐらいは見ておこうと思い、来た道を引き返した。下山中に分岐があるのは分かったのだが、道標の一つも欲しいものだ。

 10時40分、神山滝に到着。昨晩の雨も手伝ってか、なんとも落差のある立派な滝ではないか。近くに橋があったので一望できるのかと思いきや、そんな事はない。一望できる位置がないのが残念だ。
  雰囲気的にこのまま県道に出れそうなので、沢沿いを下ってみた。ラブホテルの裏側、竹薮の中を歩いて進むが、どうも道路に出れる気配がない。ただ道標に赤く長い布が吊り下がっているので、これを頼りに強引に進むと県道に出る事が出来た。振り返ると、少し強引すぎたかもしれない。ホテルの周りをグルッと歩いてきた感じか。
 後は県道を歩いて駐輪場へ。どうやらこの辺の地域が神山という名らしい。川音川の土手を歩いて、11時14分にバイクの元へ帰ってきた。
僅か2時間の山行。後にも先にも、これが最短の記録になるだろう。

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