2016年6月11日土曜日

揺れる坐禅

先月に続き円覚寺の坐禅会に行ってきた。坐禅という行為自体は自宅で済むものなのだが、たまには寺という雰囲気の中でやるのも良いではないか。それにまだ、自宅だと集中できないし。

藤沢で江ノ電に乗り換え、9時半に長谷駅到着。鎌倉は紫陽花シーズン真っ盛り。
長谷寺へと向かう人々とは別に、私は高徳院へ。
高徳院から先へ進み、トンネルの手前の階段を登ってハイキングコースへと入ります。そこは想像以上にハイキングコースで、未舗装の山道が続きます。
これはこれは...今回のコース選びは失敗でした。江ノ電・極楽寺の駅からハイキングコースへと入るか、藤沢駅からバスで「火の見下」へ行って、そこから大仏切通しを通ってハイキングコースへと入った方が縦走感があります。大仏を見た事が無いのなら、今回のコースはアリですが。

ハイキングコースを歩いて行くと、カフェの看板があります。山の上の「樹ガーデン」。ここに来るなら下から階段で上がるのではなく、ハイキングついでに来たいよね、というのが今日の目的。
レジ前に座って並び、注文をして、お会計をして、ようやく席に着きます。とても効率が悪く感じます。私はイライラします。でも、店までの道のりで疲れた人を休ませて、それから注文を取ろうという親切心なのかな、と思いました。それでもやっぱり、注文聞くのはレジでやって欲しい。
木々に囲まれ雰囲気は最高です。でもお値段割高です。
ハイキングコースに戻って佐助稲荷神社に下りました。
銭洗弁天に裏からアクセスしようと歩いていると、銭洗弁天のすぐ手前、実に素朴な場所に素朴なカフェがありました。それにしても安い。
土曜しか営業していないようなので、次回は樹ガーデンではなく、こちらに来よう。
銭洗弁天の裏の山道を登るも、出た場所は大したことなく、これなら洞穴を抜けてから源氏山公園に向かっても同じことでした。

化粧坂切通しを抜けて北鎌倉を目指します。とにかく多くの人とすれ違いました。
そして今が旬の明月院。やはり長い行列が出来ていました。時間的には1時間以上余裕があったのですが、それでも足りるか分からぬ行列でしたので、寄りませんでした。こうなる事は分かっていたので予定に入れていませんでしたが、今日はベストな日だった事でしょう。
北鎌倉古民家ミュージアムでも紫陽花を展示していて、喫煙所もあったので寄りました。何よりの見ものは安部朱美の創作人形。時代背景も良いのですが、とにかく表情が見事です。
11時半には円覚寺に着いてしまいました。気長に時間を潰します。なにせハイキング後なものですから、少しでも疲れを取って坐禅中に寝ないようにしないと。
そうこうしていたら多くの人が集まってきました。行列を作るでもなく群がる人々。前回に比べ、今日の坐禅客は軽そうです。「このスカートで!?」と思われる女性もチラホラいました。
来るもの拒まず。150人を超えているであろう人々を、所狭しと詰め込みます。

10分の坐禅を2回。あれほど休憩を摂ったのに、私は睡魔に負けました。帰りの電車でも、帰宅後も睡眠。もはやこれは寝不足や疲労だけではありません。この疲れ具合は日焼けによるものです。日焼け対策は大事ですね。

今日の坐禅は反省することだらけでした。次回もハイキングしてからの坐禅会にすると思いますが、日焼け止めと帽子は大事です。
そして、14:40からの経験者向けの坐禅会に参加します。こちらは50人いるかいないか程度っぽいので。

ちなみに今日は第二土曜日。円覚寺内のカフェ「安寧」が営業していました。私がいった頃にはランチ売り切れでしたけど。こちらも平日に行ってみたいものです。

2016年6月5日日曜日

雨の海、晴れの海

横浜への潮干狩りを計画してみれば、梅雨入り。海の公園に着いた頃には小雨だったので、最新兵器ウェーダーだけ使ってみた。
スゴい!素晴らしい!服の上にウェーダーを着るだけで、濡れる心配から解放される。貝は少し獲ったけど放流した。
海の公園も人気の理由が分かった。売店、トイレに駅からのアクセス。これは混雑しても仕方がない。今日ですらそれなりに人がいた。

大船に出て湘南モノレールに乗った。前から気にはなっていた神奈川県唯一のモノレール。これが面白い。
街中を抜け、山も抜け、真新しさの無い街並みが違った視点で見れるのが実に楽しい。意外とガタツク車両は疾走し、カーブの際も躊躇しない。ジェットコースターは苦手だが、このくらいは面白い。

江ノ島駅からR134への道のりも新鮮だった。私の知らない江ノ島の街並み。そして新江ノ島水族館。北は稚内、西は大阪、水族館は割と行っているものの、身近すぎて行ってなかった「えのすい」。あと何かミーハーっぽくて。
まぁ良く出来ている。さすが湘南の水族館。デートスポットらしい雰囲気は出ているし、ショーも満載で人気があるわけだ。

ついでに江ノ島。猫に会いに何度も訪れた江ノ島。いつも満足できなかった江ノ島。でも今日は違った。
雨上がりで涼しいせいか、6匹ぐらい見かけただろう。それだけでも幸せなのに、
この最高の組み合わせ。
たまたま猫がいたのか。誰かがそこに置いたのか。私も含め多くの人が撮影し、下りるに下りれぬ猫。波が引いたところでようやく下りていた。
本当に幸せだ。私にとっての江ノ島は、今日完結したと言っても過言ではない。