2010年4月30日金曜日

ドラムと水子とナシゴレン

 高校生の頃に無理して買ったドラムセット。若い頃は近所への迷惑を省みなかったものの、歳と共にそれに気づきました。それ以前に、そもそもドラムを置くスペースを奪われ、さらにはドラムを叩かなくなり、永いこと眠っております。
 かれこれ購入から20年になろうとしておりますので、とうに捨てる覚悟は出来ていました。唯一の心残りは、自分の満足いく写真を撮れていない事。デジイチを買ってから撮ろう撮ろうと思うこと1年。ようやく重い腰を上げました。
 置き場所が小田原ではなく宇佐美なうえ、一部は手許に置いてあるので、車で運んで組み立てなければいけません。
  朝6時に起きて飯も食わずに出発。流石に未だ渋滞は出来ておりません。遅い車に掴まった事もあり、別宅に着いたのは8時前。それから組み上げること40分。残念なことにスネアスタンドを忘れました。かといってスネアは省けないので、椅子をスタンド代わりにしました。余ったシンバルが2枚。確かにスタンドを売ったり譲ったりした記憶があります。さらに言うと、右手側にピッコロを置いていましたが、これも売却済。従って、パーフェクトなセットではありません。

 もう組み上げに来るのは嫌なので、今回は気合いが違います。スネアスタンドは忘れましたが、カメラについては手持ちのレンズ5本の内4本を持ってきました。
 そうして写真を撮り、片付けていたら10時になりました。予想以上に時間が潰れたものです。
  11時まで時間を潰したいので、うさみ観音寺に行くことにしました。大晦日には宇佐美住民が多く訪れる場所であり、巨大な観音像が目を惹きます。宇佐美には小さい頃から訪れており、住民であった事もあるのに、この寺には訪れた事がありませんでした。興味が無かったんですよね。
 そうして訪れたうさみ観音寺。ここ、かなり珍スポットではないかと。こんなところで除夜の鐘を突いている宇佐美住民の気が知れません。
 朱色の境内は鮮やかで、全体的には良い雰囲気をかもし出しています。しかし一つ一つを良く見てみると、何かがおかしい事に気づきます。資料館もある事から、金の匂いがプンプンしているせいでしょうか。
 おびただしい数の水子地蔵。巨大な七福神像。とにかく像がいっぱいで、寺本来の営みをしているのか怪しいところです。現代仏教の営みが金儲けならば、ここは道から外れていませんが。
  上まで登りいよいよ観音像の足下へ、と思ったら進入禁止。拝観料(450円)を取っておいて、トドメにこれです。客が少なかったので進入したいところでしたが、そこは大人ですので止めました。
 変な場所ですが、それだけに時間を潰せました。次来る時は誰かと来たいものです。
  11時の開店に合わせて訪れたのが、バリレストラン「サヤン」。宇佐美の片隅にこんな洒落た店があるとは思っていませんでした。2年以上住んでいたくせに何も知りません。まぁこの頃は旅行や外食に全く興味がありませんでしたから。

 とりあえずナシゴレンランチを注文。キチンと油の切れている炒飯で、出された辛めのソースとの組み合わせが絶妙でした。

 朝食を食べていないだけに物足りず、ピサンゴレンアイスという物を注文致しました。揚げバナナだそうです。これも美味しかったのですが、アイスとシナモンが美味しいと言うのが正解かも。バナナはまるで主張していませんでした。

 下りが渋滞し始めているのを横目に、上りは悠々と帰宅。13時前には家に着き、英会話&ジョギングとこなして疲れて昼寝。今日も良く動きました。

2010年4月29日木曜日

早朝箱根


  日曜に箱根へ行った際に撮り逃したものを撮影しようと、朝5時に起きてバイクを走らせました。
箱根湯本や塔ノ沢で軽く足を止めつつも、ローソン第3新東京市店へ。しかし、そこは25日の16時を以て仙石原市店に戻っておりました。どうやら予想以上の渋滞および騒音により、仙石原限定の企画は中止にしたようです。混んでいても2日目に行っておいて、本当に良かった。3日満たない限定企画となっただけに、予定していて見逃した方は、さぞ口惜しい事でしょう。
 前回は店内を見て回るだけでしたが、今回はガラ空きなので商品を見て回りました。まずはエントリープラグ型タブレットケース。唯一残っていたのが零号機だったので買い。そしてフィギュア付きUCC缶コーヒー。綾波レイ / 式波・アスカ・ラングレー / 真希波・マリ・イラストリアスの3種類があり、各698円。製作がコトブキヤなのか、値段の割に出来が良かったのでコンプしてしまいました。
  写真を撮るだけの筈が予想を遥かに超える出費をし、来た道を戻ります。蛇骨橋付近にある看板が気になり、この辺で廃屋を撮影。国民生活金融公庫(現・日本政策金融公庫)を訴える看板は、これらの建物が廃屋と化した現況なのか。それを知る由は私にはありません。


  小涌谷方面へ登り千条の滝へ。箱根の山登りを計画しているのですが、どうにもこの滝へは寄れそうにないので、この度バイクで来てしまいました。最寄りの駐車場から3分程で千条の滝に着きます。

 最近の雨のせいか全体的に水量が多く、千条の滝だけでなく周りの川も良い味を出しておりました。
  早川橋梁(出山鉄橋)を渡る箱根登山鉄道を撮れないかと、孝三九橋で停車。進入禁止になっている以上、孝三九橋を渡る度胸はありません。少し登って良い角度を探していると、早川橋梁に登る事が出来ました。もう侵入し放題ですが、あまり夢中になっていると質の悪い撮り鉄になってしまうので、脇で大人しく待機していました。
  そんなこんなで家に着いたのが8時前。朝食を摂って次の予定へ移行します。
 9時15分のバスに乗り、いざバイク屋へ。コンビニで10時まで時間を潰していたら、大粒の雨が降ってきました。通り雨なのは明らかなので、受取の手続きを済ませ店内でノンビリしてました。そうして待つこと1時間。第2の単車GN125Hに跨がり、プールへ泳ぎに向かいました。
 3ヶ月ぶりのプール。相変わらず平泳ぎしか出来ません。しかし本日は人が多めだったので、フリーエリアに入ってクロールの練習をしてみました。私のクロールはバタ足頼りなので、自分の中で出来ない科目に入れていたのです。
バタ足に頼らず泳ぐと25m保ちません。そもそも進んでいる気がしません。他の人の泳ぎ方を見ながら、どうにかクロールっぽい泳ぎは出来る様になり、何本か25mを泳ぎました。とはいえ未だ腕の動かし方を間違っている気がするので、キチンとした泳ぎ方をマスターしたいと思います。

 一度家に帰り、今度は英会話の支度。こちらも先月頭に行ったきり。仕事で英語を耳にする機会が多いものの、ただ眠くなるだけです。本当に私はTOEIC600点取ったのか、自分でも不思議です。
 受講カードを忘れてしまったので次回持参にしてもらいましたが、このペースでは次回がいつか分かりませんので、翌日に予約を入れました。明日行ったら、また暫く行かないのでしょう。

 そんなGW初日でした。今年のGWは意外と予定があるものの、連休らしい予定はありません。正月休みに続き貧乏連休。おそらく夏も貧乏連休。

2010年4月25日日曜日

GN125H


 金時山に登った帰り、かなり意図的に寄ったU-Media。一昨年に買ったShadowは今でも褪せずに大好きなのですが、アメリカンというのは魅せるバイクです。なので、もう少し遊べるバイクが欲しいと思っていました。候補に挙がっていたのはHONDAのFTRとKAWASAKIの250TR。セカンドバイクなので、中古で構いません。
そこまで考えていてバイク屋に向かうのは、もはや確信犯ですね。

 真っ先に中古車コーナーへ向かい、FTRと250TRを見比べますが、そこで目に付いたのがSUZUKIのGN125H。一番惹かれるトリコロールのFTRは、元値が高いだけに自分の中で程度と価格が一致しませんでした。なので候補は白い250TRと赤いGN125H。
 但しGN125Hの情報は全く持っていないので、友人に電話しました。このセカンドバイクは私用だけではなく、中免を持っているのにバイクを持っていない友人達を連れ出す為でもあるのですから、乗り手の意見も聞きたいと思い。
 結果としては、どちらも甲乙付け難いと。そんな電話に釣られてきたのが店員です。全てが計算通り、とにかく私の背中を押して欲しいのです。
 店員さん曰く、セカンドバイクなら維持費を重視するのが良いのではないかと。長距離ツーリングにはShadowがあるわけですから、セカンドバイクは高速道路に乗れなくとも良いわけです。友人とツーリングに行くとすれば、伊豆か富士五湖でしょうから。

 以前から欲しいとは思っていたものの、U-Mediaに寄ろうと思ったのは箱根から帰る最中の事。これを衝動的と言うか計画的と言うか、ハッキリしている事は「2台目のバイクを手に入れた」という事です。
 これなら友人だけでなく、親父に貸しても良いかと思えます。みんな実用性を考えて車を選んじゃうけれど、男性は歳を取ってもバイクに憧れるものですよ。

 納車は今週水曜日。既にメットを3つ持っているので、今度ばかりは忘れずに持って行かねばなりませんな。

ぶらり金時山

 2010年4月25日、早朝から動き始める予定が寝坊してしまった為、8時50分の出発となった。久野林道を走り、目指すは箱根町の仙石原。さらに言うなら、ローソン仙石原店。23日より期間限定で新東京市店を化しているので、これは見るべきと向かったのだ。
  予想はしていたけれど大層な混みっぷり。だから早朝に動くべきだったのだ。遠い場所ではないので、日を改めて来るとしよう。
  店内はまさにEVAだらけ。スタッフは黒のNERVジャケットを着て、客は私も含め濃いのが多い。限定グッズなどもあるかもしれないが、その辺は特に興味がないので金は使わず。但し、NERV仕様のiPhoneバッテリーケースは惹かれるものがあったが、12,800円出すほど夢中ではない。そもそも未だに「破」を観ていないし。

 目的の一つを遂げ公時神社に到着。天気が良いせいか、そこには多くの車が駐車していた。私はバイクなので、適当な空きスペースに難なく駐車。
 山登りの支度をし、トイレに寄って、9時50分に出発。山頂まで75分とある。
  今回の目的は乙女峠にあるので、金時山はひたすら登るのみ。登り始めて間もなく目にする"金時宿り石"。この迫力を活かした写真を撮るには是非とも比較するものが欲しい。また登る機会があるのなら、人なり物なり用意するのを忘れないようにしよう。
 車の量に比例して、登山者も多かった。団体客や家族客、そんな方々をドンドン追い越す独り身の私。そうしていたら10時47分には山頂に着いた。
  箱根や御殿場は綺麗に見えるが、肝心の富士山には雲がかかっていた。本日は食事を持ってきていないので、煙草を吸って喉を潤し、乙女峠へと向かった。

 箱根方面および南足柄方面からの道とは異なり、乙女峠への道は尾根を歩くので雰囲気が違う。3月に箱根の尾根歩きをしたばかりなので、見覚えのある光景だ。
 2つのピークを越えると長尾山山頂に到着。金時山山頂からの所要時間は28分。ここから乙女峠までは10分程で着く。
  11時37分に乙女峠に着き、乙女茶屋でコーヒーを注文した。サイフォンで温められたコーヒー、砂糖の代わりに出てきたザラメ。なんとも良い雰囲気ではないか。
 山小屋の主である谷さんや後から来た常連さんと会話をしていたら、30分も過ごしてしまった。裾野や御殿場など近隣に住む常連たちの憩いの場。金時山や鍋割山などに見劣りする小屋ではあるが、多くの人の手で生き続けていて魅力のある小屋。表のメニューにある大半がブラフっぽいのも、また一興である。代を継いで、いつまでも残ってくれる事を祈ろう。

 ローソン新東京市店、乙女茶屋ときて、本日最後の目的は乙女峠からの下山道である。3月に来た時は木々が倒れて道が倒壊し、それはそれは荒れ果てたものだった。それを写真に収めようと訪れたわけだが、利用客の多い道だけに既に整備されていた。
 ちなみにこの道、やたらとケルンというか積み石がある。昔は箱根と御殿場を繋ぐ道として使われており、牛や馬に登らせては山頂で用が無くなると殺していたとかいないとか。それを祀る為の馬頭観音があるので、その派生が点々としているのかもしれない。
 12時42分に乙女口に到着し、12時54分には公時神社に戻ってこれた。約3時間、内40分は休憩時間。予想以上の手軽さだった。

 帰りに宮ノ下の不動の滝に寄ろうとしたが、場所が良く分からなかったし混んでいたので断念。帰り道に撮りたい物を何点か発見したものの、カメラは既にザックの中だったので、やはり断念。
 ローソン新東京市店も含め、数日後の早朝に再び訪れるだろうから、今日はスンナリ諦められた。

 手軽に行ける日帰り登山。また一つ、小田原が好きになれた日だった。

2010年4月24日土曜日

Forest Adventure 小田原

 河口湖方面に大人向けのアスレチックがあると聞き、いつか行こうと企んでおりました。そしたらなんと、向こうの方から近づいてくれ、本日24日、Forest Adventure 小田原がOPEN致しました。

 開園初日に行こうと職場内で参加者を募り、事前に予約。そうして待ちに待った本日。人数の都合で私はバイクで行きましたが、天気予報を見る限り、最悪でも雨がパラつく程度でしょう。

 Forest Adventure一帯はキャンプ場、植物園、子供向けの広場と集約されており、意外と混むとの情報を得ておりました。正直なところ、私はキャンプ場の存在を知ってはいたものの、これ程の施設が集約されているのを知ったのは、昨年12月に歩いた時の事です。
 情報を頼りに11時予約のところ朝9時半に出発。不安定な天気も手伝ってか、まるで渋滞しておりませんでした。
 駐車場代は500円。私はバイクなのでどうするものかと思いましたが、それ以上に係員の方が困惑気味で、無料で適当に停めさせて頂きました。

 かなり早く着いてしまったものの、予約時刻とは関係なくスタートさせて頂きました。料金は1人3,500円。ハーネスを着け、それを頼りにコースを回ります。
 クライミングをやっている方ならまだしも、一般人にしてはハーネスとカラビナは頼りなく、不安を煽ります。最初に行うブリーフィングは簡単なもので、これから以後の事を想像してはいけません。距離・高さともに比較になりませんから。

 事前情報からとてつもないものを想像していただけに、大抵のものは予想以下でしたが、そんな中でも躊躇ったのが3点。その内2点が序盤にあります。
 1つ目は飛び降りてネットに飛びつくというもの(Spider's Web)。シンプルながらも、器材を信用していない内にこれをやるのは躊躇います。3つ目もSpider's Webなのですが、こちらのがレベルは高い。1つ目は常に吊られている感があるのですが、3つ目は一瞬無重力状態があります。言葉では伝えきれないのが至極残念。
 飛ばしてしまった2つ目。コース内にはハーネスを頼りに宙吊りになって進む場所が何ヶ所かあります(Zip Slide)。この最初の1本目がコース内で最も高く長いという鬼畜っぷり。逆に、これをこなせば他は楽しむ一方です。

 5人で2時間といったとこでしょうか。結構楽しめましたが、ネタが分かってしまうと次はどれほど楽しめるのか疑問です。とはいえ、既にまた行きたいと思っている私がいますけど。
 今回の小田原で全国8ヶ所目。願わくば全て行ってみたいところです。

2010年4月23日金曜日

第5回葛西臨海公園ナイトマラソン スプリングステージ


 本日は平日だというのに、マラソン大会に参加してみました。場所は葛西臨海公園。小田原から駆けつけるには、いささか遠い場所です。

 定時で職場を発って鴨宮駅へ。17時22分の電車に乗るので、余裕はありました。一度小田原に下って新幹線に乗り換えます。こうしないと、どうにもスタート時刻に間に合わないのです。
今更ですが、SUICAで新幹線に乗れない事を知りました。乗車券すら買えませんでした。SUICAが出てから何年も経つのに、この進歩の無さ。電子マネーも全く統一されないし、ホントに駄目な組織ですね、JR。

 気を悪くしつつも新幹線で東京に出ました。そこから京葉線で葛西臨海公園へ。18時50分頃に着いたので、余裕で支度が出来ます。
 ただ問題なのは雨。小雨だけど傘が欲しい小雨。カッパが欲しいぐらいなのに、まさかポロシャツ一枚で走る筈もなく、着てきたHAGLOFSのジャケットを着て走りました。

 5kmのコースを2周。雨のせいか、濡れて視界最悪の眼鏡のせいか、特に面白味のないコースでした。少なくとも小田原から駆けつける程ではありませんので、一度走って満足です。
 タイムは54分ジャストと、思ったほど悪くなかったです。スタート前に感じた尿意は、この寒さも手伝ってドンドン現実味を帯びてきました。なので一周目は我慢するので精一杯。2周目の前半でトイレに立ち寄り復活です。まぁ視界の悪さはどうにもなりませんでしたが。
 走り終えて参加賞を貰い、とっとと着替えて退散。21時1分の電車で葛西臨海公園を後にしました。

 行きの新幹線でカロリーメイトとVAAMを摂取しただけだったので、東京駅の粋家でラーメンを食べました。東京駅に店を構えるだけに、さぞ期待してみましたが、なんの感動もありませんでした。立地に合わせた万人向けの味と言えば納得できる、つまらない味でした。

 後は各停で帰るだけ。23時14分に鴨宮駅に到着し、何も無かったかのように家に帰りました。
 たまにはこんなスケジュールも良いものです。

2010年4月18日日曜日

第14回東日本国際親善マラソン

 本日は相模原のベースで行われた第14回東日本国際親善マラソンに参加してきました。ベースの敷地内を走るので、コースは同じ所を走るだけだろうと思い、エントリーしたのは5km。大事なのは、ベース内に入る事ですし。

 6時20分には家を出て、富水駅から小田急線で町田へ。そこから横浜線に乗り換えて、8時10分頃に相模原に到着です。
 するとまぁ、ベースのゲートに向けて長蛇の列。荷物検査によるもので、正直9時までに入場できるか不安でした。しかしiPodで小説を読みながら歩を進ていたら、意外と早く入場できました。とはいえ荷物検査を終えるまで30分程かかっていたと思いますが。

 初めて訪れるベース。とはいえ相模原は補給施設なので、ただ広々としているだけのイメージでした。
 5kmのスタートは10時15分なので、とりあえず更衣室というか更衣テントに向かいました。すると目に飛び込んできたのは、オッサンの生尻。思わず自分の目を疑いました。しかしこれは、私の疑問に対する一つの解でもあったわけです。アンダーウェアの下に下着を着るか否か、という。だからと言って、高価なアンダーウェアを下着無しで着用する気にはなれませんが。
 荷物を適当に置いて、ストレッチと軽いジョギングで体を温めます。5kmという距離は平日の夜に走っている距離よりも短い距離なので、それなりのタイムを出そうと本気なのです。
 そうして軽く走っていると便意を覚えたので、簡易トイレで放出。本番前に走っといて良かったです。
 すると外で何やらアナウンスされています。5km/10kmの参加者が入場しきれていない為、スタート時刻を1時間遅らせると言うのです。阿呆が...時間通りに来れるか否かから、既に勝負は始まっているのですぞ。
 文句を言っても変わらないので、1時間をどう過ごしたものか。とりあえず食事です。目の前で焼いているチキンも気になりますが、どちらかと言うとチキンバーガーの方が気になりました。流石アメリカと思えるサイズなのですが、挟まっているのはチキンとソースのみ。野菜というものは一切挟まっておらず、それで700円。
 とても残念な感じですが、これ以上食べるわけにもいかず、軽く休んで荷物を預けてアップして、どうにかスタート時刻となりました。

 スタート位置は各自の予想タイムによって異なります。15分以内は論外。20分以内は目標としたいところ。しかし現実的に25分以下の群れに混ざりました。
 普段よりペースを上げ、給水所も無視。10km52分台で走る私が、5kmを何分で走れるかだけに集中します。で、結果は23分だか24分だか。公式タイムは後日郵送なので、正確には分かりません。
 なんか残念です。精一杯走ってこれでした。このペースで10kmなんて走れません。10kmを40分台で走っている人達って、どういう体なんだよ。

 参加賞のTシャツはカッコ良かったです。ベース絡みの大会は出来るだけ参加したいですね。
 着替えて一服したら、とっとと退散。ベースを出ると、まだ行列が出来ておりました。ハーフの参加者達でしょう。

 12時24分の電車で相模原を発ち、町田に寄り道。アウトドア専門店の好日山荘へ行くも、品数の少なさにガッカリ。楽器屋に寄った後は昼食です。細い路地にあるカレー屋さん、リッチなカレーの店アサノへ。ここのお薦めであるカツカレー(1,400円)を食べました。
  スープ状のカレーは、御飯やカツと絡み合って良い感じ。辛さもキツくはなく食べ易い。カツも噛み易く、総合的に文句なしです。ただこれに1,400円の価値を見出すか否かは個人の差ですが。私的には、店の立地やネーミングがアングラな面も含めて、1,400円は悪くない値段と思いました。
 後は帰って洗濯をして、休むだけ。家に着いたのは16時半頃でした。
今日もそうなんですが、最近は走った後に2日ほど休みを入れている割に、脚が重いんですよね。
 今週金曜も大会を控えているので、万全な脚で挑みたいものです。それ以前に、天気が万全ではなさそうですが。

2010年4月11日日曜日

俺のライブ2

 昨日はライブでした。今のバンドでは2回目となるライブ。今回も全曲コピーです。他の5バンドがオリジナルなだけに、かなり負い目を感じました。バンド経験者でこの年齢ともなると、全曲コピーというのは屈辱的な状況なのです。

 ライブは楽しかったです。お客さんも満足してくれたようです。しかし個人的には納得出来ていません。かなり自由に自分のリズムを叩かせてもらっていますが、バンド全体で変えているわけではないので、カヴァーと呼べる代物ではないのですから。
 メンバーとの話し合いの結果、今後はオリジナルをやっていく方針に決定。お客さんのニーズを考えると、コピーも残した方が良いとは思えます。
 他人が見ても満足できる自慰行為。このバランスを如何に保っていくかが、今後の課題になるのかと。それ以前に、自分の技術の向上が課題ですけど。

 自分たちのライブより楽しめたのが、対バンのライブ。スカパンクなノリの3バンド、Splash / Skull Candy / Witchery Skankのライブはとにかく最高。もう楽しくて楽しくて仕方ありません。
 女性メンバーが映えるSkull Candy / Witchery Skankも良いのですが、Splashは男性5人でそれぞれの個性が際立っており、特に気に入りました。

 演奏者としてより観客として楽しめた今回のライブ。次回のライブで我々がどう成長できるか、そこが実に楽しみであります。

 その翌日、本日です。WWEの年間最大PPVであるWrestleManiaが放送された事もあり、友人と観戦しようと7km離れた友人宅へ行きました。そして帰りは自宅まで送ってもらいました。
 それだけの話なのですが、問題は交通手段です。

 今週末は運動をしていないので、友人宅まで走っていきました。7kmなんぞチョロいチョロいと思っていましたが、ライブの疲れが残っていたようで、意外と時間がかかってしまいました。
 用事が済んでどうしようかと思っていたら、友人が散歩を提案してきました。体を動かす事に私が否定的になる筈もなく、私の自宅へ向けて散歩を開始。とうぜん距離は7kmです。
 友人の奥さんが臨月に突入している為、4km地点までは逃げ場を用意しておきましたが、結局7km歩いてしまいました。友人夫婦はさらに1km歩いて、電車で帰ったことでしょう。
 もはや自転車も使わず、近所の友人宅に遊びにいく感覚です。大人になったぶん距離が伸びてしまいました。
 皆の意見が合うならば、こういう楽しみ方も時には良いものです。

2010年4月4日日曜日

マラソン、そして日本平

 2010年4月4日、予定より遅れて5時に目を覚ました。今日は予定が予定だけに朝食は外せない。シリアルだけ食べ、サッと支度をし、5時35分に自宅を出た。思いのほか余裕があったので、コンビニで飲み物とウイダーを購入。
 5時48分、下りの始発に乗って静岡を目指した。

 新幹線以外で沼津より西へ電車で行くのは初めてである。しかし必要なのは熱海での乗り換えぐらい。もっと乗り換えが必要なイメージがあったので、これは意外だった。
 熱海から同車両に乗り合わせた若者達。如何にも運動します的な服装で、よもや目的地が一緒ではないかと思っていたが、やはり同じだった。
 JR草薙駅に着いたのが7時28分。寝ていたので車窓からの景色はまるで楽しんでいない。草薙で静岡鉄道に乗り換え、県総合運動場で下車。車両の中はそれ系の服装だらけの中、私はどう見ても山へ行く格好。トレッキング・ポールを持っていたのには意味があるのである。
  そういうわけで、日本平桜マラソンに参加してきた。いつか有名な日本平の桜を観に行きたかったので、マラソンに参加する事で行かざるを得ない状況にしたのだ。
 私の参加する10kmは9時35分のスタート。それまでは煙草を吸ったりストレッチをしたり。大きな競技場にも関わらず、男子の更衣スペースは通路の様な場所。それだけ参加人数が多いせいもあるが。風が強く冷たかったので、下手な場所には陣取れない。一度は場所を確保したものの、荷物を持って移動。外ではあるが、喫煙所やらトイレやらにアクセスしやすい良い場所を選んだ。

 10kmの参加人数は2,136人。距離的に手頃なので人気が高い。そんな中、スタート位置を前の方に陣取ってしまったのは失敗である。10kmを50分台で走る私では、抜かされまくって気落ちするのが目に見えている。
 案の定その通りで、散々抜かされるわ追い越せないわ。コースは前半5kmが延々と登り、後半は来た道を戻るので延々と下り。普段は平坦な道しか走らないだけに、前半の登りは非常に辛かった。それでも、山登りで鍛えたのが多少は役に立っている気もした。登りきれずに歩いてしまう輩がいる中、私は走って登りきったのだから。
 下りは重力任せである。極力重力に逆らわず、勢いに任せて駆け下りていった。これのが楽な気もするが、膝への負担が大きいような気もする。
 問題なのは平坦な道になってからである。流石に勢いよく下った影響は出ていた。しかしここが踏ん張りどころ。喫煙者の意地を世間に見せしめる為、あれよあれよと追い越していった。
 競技場内に入ってすぐ終わりかと思いきや、ほとんどトラック一周残っていた。しかしこれも抜かしまくる方向で。

 結果は52分22秒。相変わらず50分台だが、自己新である。
 けっこう脚にきているが、一服したあと着替えを済ませ、10時45分には総合運動場を後にした。来た時の服装に加え、首にはカメラ。完全に山へ写真を撮りに行く装備である。
  県総合運動場駅から静鉄で長沼駅へ。電車を降りるとすぐにバンダイホビーセンターが確認できた。外から眺める事しか出来ないが、ガンプラの聖地に来れただけで幸せである。

  長沼駅から北上すると八劍神社がある。名前が気になっていただけで、詳細は知らない。道を歩いていると、細い路地の入口に小さく「八劍神社」と書いてあった。まさかと思い直進してみたが愛宕霊園に着いてしまったので、その細い路地を入ってみたところ、そこには小さな社があった。個人的には好きであるが、まさかこれ程の規模とは意外である。

  今度は西へとあるいて静岡護国神社へ。大きな境内、その前の広い芝生、そして桜の木。ただデカいのではなく、広大なイメージである。これは良い場所へ来たと思い、道中で買った天神屋のおむすびを3個食した。しかし、この綺麗な敷地内で煙草を吸う気にはなれず退散した。
 長沼駅へ向かって歩いていると、後ろから来た車のドアミラーが私の右肘を直撃した。痛いというより驚いた程度だし、旅先での面倒は嫌なので放っておいたが、今考えるとナンバーの写真ぐらい撮っておいた方が良かった気がする。要は当て逃げされてるのだから。

 静鉄に乗って草薙へ。ここで日本平ハイク周遊券を購入。久能山ロープウェイ片道、久能山下から清水駅もしくは静岡駅までバスの片道、そして久能山東照宮の入城料がセットで1,000円と安いのだ。ついてに日本平までのハイキング地図は無いかと尋ねたが、これは無かった。web上には存在したので、現物も配ったりしているものと期待していたが、残念かつ困った結果である。かすかな記憶とGoogleマップを頼りに進むかと思ったが、先に言うと草薙神社の大鳥居さえくぐってしまえば、後は道なりに進むだけである。道標も随所にあるので、分かり易い。
  草薙神社までは、ただただ道路の脇を歩くだけ。途中に天皇原公園という偉そうな名の公園があったり、その先のアパートが緑色で桜とバックには良かったりと、退屈はしなかったが。
 草薙神社はそれなりの大きさの神社である。興味をそそったのは境内よりも御神木。もう何が何だか分からぬ状態になっており、実に不可思議な木だった。
  草薙神社の先にある保育園を過ぎると、廃バスが置いてあって興奮。このすぐ先が分岐となっていてハイキングマップがあるので、草薙コースへ行くも良し、東海自然歩道バイパスコースを行くも良し。私は道路沿いを歩くのが嫌になっていたので、東海自然歩道バイパスコースを選んだ。こちらのが若干遠回りかもしれない。
  菜の花の綺麗な場所があったり・・・それぐらいか。長閑な道だった。暫く歩くとベンチが見え、ここが草薙駅と日本平山頂のほぼ中間だろうか。そして、ここから山道へと突入する。
 いきなり階段で泣きそうになるが、これさえ登れば緩やかな道となる。単なる雑木林と言ってしまえばそれまでだが、意外と私なりに楽しめるポイントが日本平山頂までにあったので、ザッと以下に挙げてみよう。
 ・山の中に普通の椅子型ベンチ
・忘れ物の傘
 ・案山子の様で案山子でないもの
・神社と思えぬ外見の高島神社
 ・地に沈んだ軽トラ

 ・日本平美術館だった建物

 意外にも多くの混沌を感じさせて頂き、疲れた脚ながらも満足度は高かった。日本平も日本平で、桜の綺麗さよりも電波塔の多さに目がいってしまった。
 天気が良ければ富士山が見えるらしいが、特にそこは気にしておらず、とにかく電波塔である。湘南平を見た後なだけに、異様に多く感じ取れた。
  ロープウェイ乗り場へ行き、おむすび2個を食べ一服してから乗車。元々は一つの山だったという日本平と久能山。それを繋ぐロープウェイは、徳川の家紋が付いていて実に渋かった。

  急な段差の続く久能山東照宮。スカートの女性がいたので、上手く拝観できないものかと思っていたが、そこまで神は甘くなかった。そちらが主体だっただけに、東照宮の感想は簡潔に「立派でした」で済ませておこう。

 気になったのが段数の表示である。確かに高い位置にあるのだが、1,100段以上の階段を上がらなければならぬ様な不便な場所ではあるまい。そう思って久能山下のバス停を目指したが、バス停の名に間違いはなく、1,159段の階段が存在した。まぁ下の方は段を数えるのが難しいほど、一段一段の高さが無かったが。

 久能山の麓は観光地にはなりきれていない寂しい感じだった。これでは"すんぷ夢ひろば"も潰れるわけだ。

 久能山下のバス停は、国道の一本手前の道を左に行ったところにある。国道に出て左へ行っても辿りつくので、どちらでも良いが。
 事前に調べて心配だったのが、清水駅行きの本数の少なさ。静岡駅方面と比べて圧倒的に少ない。私は幸いな方なのか、30分待ちで済んだので、のんびり疲れきった脚を休めていた。ホントこれ、トレッキング・ポールを持ってきて良かった。

 15時10分のバスで清水駅へ。清水駅周辺で何をするわけでもなく、良いタイミングで熱海行きの電車があったので、それに乗り込んだ。
 15時44分、清水駅発。鴨宮に到着したのは17時49分。これだけ行動した割には、意外と早く帰れたものである。

2010年4月3日土曜日

桜を追って、桜の下で、死にやんせ

 今年は平日に満開になるのではと思わせた桜ですが、
上手いこと週末にぶつかってくれました。
少し残念なのは、今日の午前中が曇りだった事です。
 天気の回復を待っていたら桜が散ってしまうので、
曇りと言えども桜巡りを決行。
 
少し寝坊したので6時45分に自宅を出発。
西海子小路の桜並木を抜け、
根府川の白糸鉄橋へ。
下見の時に予想していた通り、
この場所は素晴らしい所でした。
根府川駅。
米神。
小田原城。
メルヘンロード。
駒千代観音堂。
大口の福澤神社。
9:45、山北駅に着きました。
石田為吉商店の焼きたてパンが美味しかったです。
沼代を経由して、
吾妻山へ。
吾妻山山頂。
湘南平も素敵です。
ここで同じShadow乗りの御年配2人に出会いました。
歳を取ってからのアメリカン。
ハーレーでなくたって良いのです!
でも何処かカオスです。
ボルダリングのついでに寒川神社へ。
夜に再び山北駅へ。
家に着いたのは22時前。
明日は静岡でマラソン大会です。