2011年9月27日火曜日

EGO-WRAPPIN' ~CLAP YOUR HANDS TOUR~

平日、しかも憂鬱な月曜だと言うのに、仕事の後に渋谷まで出ました。目的はEGO-WRAPPIN' @ 渋谷CLUB QUATTRO。ワンマンを観るのは初めてです。
観客は30歳台が多いのかな。自分も含め年齢層の高さを感じました。それだけに皆さん大人な感じ。場所取りも、静かにジワリジワリと責める大人の嫌らしさ。

セットリストは下記の通りだそうです。こういう情報を即座に上げる人って、凄いと言うか何と言うか。とにかく感謝です。

CLAP YOUR HANDS
天国と白いピエロ
love scene
カサヴェテス
ニュースタイム
ロッテンマリー
スカル
Bell 5 Motel
morning star
下弦の月
黒いセーター
calling me
かつて..。
BIG NOISE FROM WINNETKA ~黒アリのマーチングバンド
だるい
GO ACTION
BRAND NEW DAY

Nervous Breakdown
BYRD
CLAP YOUR HANDS

新曲「CLAP YOUR HANDS」に始まり、「CLAP YOUR HANDS」に終わる。まぁツアータイトルですし。でもノリの良い新曲でした。
前半のヤマはBell 5 Motelかな。ロッテンマリーも良かったな。
黒いセーターをやってくれたのは感激。
終盤、黒アリのマーチングバンドからの4曲はヤバかったです。「サイコアナルシス」と「くちばしにチェリー」を演らなかったのは残念ですが、そりゃもう素晴らしいライブでした。

EGO-WRAPPIN'、音楽も芸術なんだと思い出させてくれるバンドです。

2011年9月22日木曜日

求めすぎた非日常

多くの傷痕を残した台風15号ロウキー。昨日、午前中は家に引き蘢っていたものの、午後に外を見たら激しい雨風。この非日常的な現実から逃れ部屋に籠るか、はたまたこれを体験するか。私は後者を選び、車に乗り込みました。
車の中だと実感できない雨風の強さ。これならバイクで出た方が得る物は多かったかと。
-十文字橋はいつもギリギリ-

大した収穫もなく家に帰ろうとすると、鉄道停止による立ち往生の連絡があり、迎えに向かう事にしました。
こういう時に大渋滞を起こす国府津駅。なので西湘バイパスを使ったのですが、予想通りの暴風雨。かといってR1に逃げるのも利口ではないと思い、そのままR134へ。一部信号の停止したR134は空き気味。それもその筈、海からの雨風は尋常ではないほど強烈で、車が転がらないかと不安にさせられました。
鵠沼の辺りから渋滞。台風による様々な被害を見ながら、のんびり前進。けれどこれは序章に過ぎず、往路最大の難関は大船駅手前の大渋滞でした。たかが1.2kmに何十分かかったことやら。

帰りはR134に抜けて順調な感じ。雨風も意外と落ち着いてきたのですが、待っていたのは本日最大の大渋滞。
西湘バイパスの通行止め、湘南大橋と湘南銀河大橋の通行止め。馬入橋への渋滞を回避するべく厚木方面を目指すも、山側は東名高速と厚木バイパスの通行止めの影響で、こちらも大渋滞。
日が変わる前に相模川を渡れてラッキーと思えるほど、微動だにしない渋滞でした。R1でも二宮の辺りで渋滞。結局帰宅したのは1時過ぎ。

求めていた体験は出来ましたが、それ以上時間を費やしました。やっぱ、こういう時は家で大人しくしていろって事ですよね。

2011年9月12日月曜日

静岡東部の名所・位牌岳

2011年9月12日、5:48鴨宮発の電車に乗って三島へ。ここからタクシーに乗り換え、7:10に長泉森林公園に到着。遠くには雲が見えるものの、自分たちの周辺は快晴。少し暑さを感じつつ、7:19に位牌岳へ向けて登山を開始しました。

やたらと灰皿の設置してある長泉森林公園。頭上が木に覆われすぎていて、土が痩せているのが気になるところ。しかし日なた出れば気持ち良く、展望台からの景色もまぁ悪くなかったです。
7:52、池ノ平に到着。ここからの景色は素晴らしく、双眼鏡が無料で設置してあるのも嬉しい限り。ここで14分休憩し、いよいよ登山本番です。

細い登山道、人気がなく蜘蛛の巣だらけの登山道。アップダウンは緩やかなので、それほど体力は奪われません。まだかまだかと思って、つるべ落しの滝まで残り150m。その沢には水が無く肩を落としました。確かに池ノ平の地図に涸れる時がある旨は記述されていましたが、それでも目の当たりにするとショックです。
されど残り150m。最後の期待を胸に進むと、何やら水の音が聞こえてきました。8:57、つるべ落しの滝です。下流に流れる前に染み込んでしまう量ではありますが、その場で見る限りでは立派な滝でした。心地良い雰囲気に身を任せ、13分の休憩。

ここからの登りはキツいです。傾斜もあるし、距離もあります。途中で一度軽い休憩をし、つる池の出合に着いたのが10:16。ここでも軽く休憩。
少し歩くと尾根に出て、ここから位牌岳までもう一息。なのですが、意外と距離がありました。途中に景色の良い場所がありますが、山頂からの景色は残念な位牌岳。そんな場所に着いたのが10:43。
-位牌岳山頂-

-鋸岳への道は危険-

ここで選択を迫られます。危険を冒して越前岳に向かうか、前岳に逃げるか。通行できるかも怪しい越前岳方面。少し下りてみると、とても引き返す気の起きない傾斜でした。危険な道は単独行に取っておいて、今回は前岳方面を選択。
そうなると気が楽になり、皆でビールを飲んで1時間ほど休憩をしていました。

11:49に位牌岳を出発。緩やかなアップダウンで疲れはしないのですが、なにせ人の歩いた形跡が少なく、道を見失い易かったです。4人いたから良かったものの、単独行ならどこかで間違っていた事でしょう。
-前岳山頂-

そうして12:23に前岳に到着。何も無い山頂なので、12:30に大沢方面へ下山。ここからは急な斜面を下っていきます。遭難気分の30分。急なだけあり時間は短いのですが、それはもう険しい下りでした。これが登りではなくて、本当に良かったと思います。
-ケルンです-

13:17、休憩を終えて涸れた沢を歩きだしました。やたらとケルンの多い沢。意外と独特なケルンもあって、退屈はさせません。
山神社の近くの駐車場にはトイレがありますが、仮設トイレなので女性には厳しいでしょう。
14:10、愛鷹登山口バス停に到着。しかし次のバスまでは何時間もあったので、須山まで歩いてタクシーで御殿場駅へ。行きも帰りも4,000円以内で収まったタクシー代。パーティでの山行ならではの選択肢です。

17時前には自宅に到着し、疲れもさほどなく、なかなか手頃な山行でした。

2011年9月10日土曜日

煩悩とストレス

引っ越してから一ヶ月以上経ちました。これを機に生活が変わったのですが、全体的に抑える方向に変わった為、ひじょうにストレスを感じています。

1.禁煙、もうすぐ2ヶ月
2.欲しい物が買えない
3.WWEを観ていない
4.海外ドラマも観ていない
5.最新洋楽のPVもチェックできない

これに代わる楽しみがあれば良いものの、なにせ金が無いので何も出来ません。いや、決して初期投資は必要ないんですけどね。

デジイチ持ってるし
ギターやベースも持ってるし
ゲームもたくさん持ってるし
語学の参考書もあるし
料理の本だってあるし
・・・

いやいや、五月蝿いな。既存の物に手を出すと、なんか受動的な気分なんですよ。自ら選んだ新しい物に手を出す、そう、能動的な気分を味わいたいのです。
既存の物も自分が欲しくて買った物なので、じゅうぶん能動的なのは分かってますよ、えぇ。

まぁ何はともあれ、金ですね。先立つ物がないと安心できません。なんか改善する方法を考えないといけませんね。37歳になろうとしているオッサンに何が出来るんだろう。
咥えたら金貰えるのかな?尻貸したら金貰えるのかな?ノンケだから、少し値を上げてくれないかな?でもオッサンだから駄目か。どちらにしたって吐いちゃうわ、俺。

2011年9月7日水曜日

伊豆半島廃墟ツーリング'11

2011年9月7日、相方と朝5時に待ち合わせ、伊豆に向けて出発。目的はツーリングと廃墟です。
私のバイクが125ccなので、折角無料になった箱根新道は利用できず、国道1号でのんびり箱根越え。9月になると早朝の箱根は寒い。それを知っていて上着を着ていたものの、少し寒かったです。

道の駅・箱根峠で休憩し、まずはホテル箱根路へ。と思ったが見当たらない。あー・・・れ?場所は合っている筈なのですが・・・。むしろ私が昨年見た箱根路・焼け跡は第2段階だったとか。私はてっきり火事→廃墟の順だと思っていたのですが、廃墟→火事→解体の順なのでしょうか。とにかく無し、と。

三島から国道136号を下ると、右手に大和インテリアやらエイデン三島店やらがあります。ここで右折をすると、待っているのはポプラ病院。民家に囲まれた明るい廃病院。廃れ具合も悪くなく、なんと言っても安心感があります。廃墟ビギナーには手頃な物件でしょう。
-ポプラ病院内部-

-ポプラ病院の車-

続いて目指すは伊豆長岡スポーツワールド。広い敷地に巨大な建造物。それでいて出入りは限りなく自由。こんな開放的な物件に寄らない手はないと思って行ったものの、駐車場に入ると待っていたのは解体業者。これには敵わず惜しくも退散。
解体完了と言っても過言ではないほど作業は進んでいる様子。流れるプールの場所を覗いてみましたが、プールらしきものは見当たらず。僅か1年でこんな事になるなんて・・・。まぁ私は一度でも訪れる事が出来たことを光栄に思いましょう。

再び国道136号を南下すると、大仁のカーブで私の目を奪う建物たちが現れました。どのテナントも廃墟っぽく、さらにその裏手にはラブホテルの廃墟。ホテル・ピースです。中はそりゃもう荒れ放題。女物の下着がやたらと落ちていました。国道沿いの明るい廃墟。ここもビギナーにはお薦めです。
-ホテル・ピース内部-

-ピース周辺-

ここから伊豆市まで下りる予定でしたが、修善寺で道を間違え達磨山へ向かってしまいました。ここはここで峠道が気持ち良いので好きです。平和寺本山もあるし。

どちらにせよ目的地は土肥の清越金山。去年は侵入ルートの分からなかった建物へ、草むらを登って侵入。頼りなく、しかしながら立体的で味わい深い廃墟。この空間はたまらなく良かったです。
最上階はかなり解体されたいました。と思ったら、現在進行形で解体をしていました。これに見つかるまいと、急いで階下へ。こんな物件が無くなるのは残念ですが、その前に来れて幸いでした。
-清越金山-

さらに土肥でもう一軒。小土肥のホテル、さちかぜ荘です。半身は植物に覆われた廃ホテル。それはもう素晴らしい荒れっぷりです。相方は突然のコウモリ出現に驚いていました。
-さちかぜ荘内-

-退場するの!?-

-近所のカカシ-

早くも昼になってしまったので、このまま土肥で昼食。地元の方の薦めもあって、「さくら」という食堂に行きました。やはり海鮮ものは相応の値段ですが、蕎麦は美味しくて良かったです。店の落ち着いた雰囲気でした。
ちなみにここを出たのが13時。もはや伊豆半島一周などしている余裕はありません。

国道136号を戻り、伊豆市へ向かいました。結果として、達磨山へ道を間違えたのは正解だったかもしれません。この国道沿いにあるのが、B級スポット「伊豆極楽園」。ここに来れば地獄が分かる。地獄が分かれば天国だって。その天国は何かと思えば、卑猥極まる秘宝館。こんな天国、行きたくない・・・。
なんか女優らしき女性を2名連れて、何処ぞのテレビ局が取材をしていました。まぁ静岡第一かMONDO21あたりでしょう。

土肥を出た時点で襲ってきた睡魔に対処すべく、道の駅・天城越えの芝生で昼寝。15時過ぎに出発しましたが、かなりカツカツです。河津から国道135号を北上。伊豆稲取を過ぎ、友路トンネルの手前左に駐車スペースがあります。ここにバイクを停め、ちょっと下ればギョギョギョギョギョっ!!
最高に空気の淀んだ隔離病棟の登場です。ほとんど陽の当たらぬその場所は、薄暗く得意なオーラを放っていました。いやホント、ここは二度と行きたくない。

国道135号を走っていけば、右手の海岸沿いに現れるのが大川グランドホテル。アピール度満点の廃ホテルなのですが、入口付近に車が停まっていた。管理人がいるのでしょうか。ちょっとだけお邪魔しましたが、物音がしたので退散しました。そこで何を見るよりも、管理人に怒られるのが、現実的で一番嫌です。
大川グランドホテルは消化不良でも、この近くには日大セミナーハウスがあります。位置さえ把握しておけば、道はおのずと分かるでしょう。
もうこれだけ回ると新鮮味に欠けます。しかもセミナーハウス。皆が勉強していただけです。廃れ具合は良かったのですが、雰囲気を出すだけの下地に欠けました。
-大川グランドホテルにて-

-大川セミナーハウスにて-

そして最後。最後はやはり赤沢のループ橋です。やっぱこの迫力は、実際に行ってみないと分かりません。もはや一つのアートです。
-赤沢ループ橋-

とまぁ、陽が落ちる前にこれだけ見れました。地元に帰ってきたのが19時半。ホント、良く回ったよ。廃墟ばかり・・・。

2011年9月4日日曜日

雨の日のRun

9月になりました。水温よし、クラゲなし、下田でスノーケリングをやるには、今月が最も適しています。なので本日は下田に行く予定でしたが、この雨により中止。潜ったところで何も見えやしないでしょう。
そういうわけで、ポッカリ一日空きました。ひたすらゴロゴロしてました。家から出たのは19時頃。ジョギングをしに出ただけです。

雨ね、降ると思っていましたよ。でもですね、雨に降られても汗をかいても、結局濡れるわけです。だから走りました、12km。
9kmの辺りで、遂に来た土砂降り。少しは雨宿りをしてみましたが、待つだけ無駄だと思いました。特に用があるわけでもないのに、このまま待つのは時間の無駄だと思いました。
だから走る。上から下までびしょ濡れ。糞尿垂らしても洗い流されるぐらい、全身びしょ濡れ。いや、漏らしてませんよ。漏らしてないけど、一度やってみたいですよね。喪失感よりも解放感のが大きいと思うんだ、俺は。

ジョギング、その先に見える世界。走らぬ人には分からない。私だって未だ浅い。100kmとか、フルのトレイルランとかをこなす人達には、ぶっ飛んだ世界が見えているのだろう。
ただその中でも、雨の中での失禁ランってのは少ないんじゃないかな。その世界、見た者勝ちだと私は思います。