2010年8月29日日曜日

第1回 宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン

 「第1回 宮ヶ瀬湖24時間リレーマラソン」に参加してきました。ジョギングを始めて1年足らずの私は、24時間リレーマラソンは初の参加です。

 会場は清川村の「水の郷」。夏は花火、冬場はイルミネーションの綺麗な土地です。環境が整備されていて、実に綺麗な場所です。村おこしに力を入れているのでしょうね。その一環としてのマラソン大会かと思います。
  初回という事もあり、全体を見渡すと参加チームが多くもない印象を受けましたが、支給品のバナナが品切れになったりと予想外の参加数だったのでしょうか。
 トイレは綺麗だし、エアコンの効いた施設でコッソリ休めるし、シャワーもあるし、近くに日帰り温泉もあります。ただ、荷物の運搬などで長い階段を使わなければならないのは酷でした。商店街も階段の先で、何かと脚を酷使させる環境です。
 喫煙所の量は問題あり。土地は広いのだから、アクセスし易い場所にも作って欲しいものです。
 あとは何処にでもある問題ですが、係員の対応ね。土地の住民がやるだけに様々なのですが、接客向きではないジジイをフロントに出さないで頂きたい。こっちはペットボトルの水が欲しいだけなのに、「中に入るな」とか「コースに出るな」とか。こちらが質問した時点で水を渡すか、手の届く場所に置いとけよ。
 本題のマラソンですが、しんどかったです。普段は10kmしか参加しないし、ここ2ヶ月まるで走ってないしで、夜には苦痛との闘いでした。24kmか30kmぐらい走ったので、完全に自分の限界を超えています。腿や脹脛も疲労していたのですが、土踏まずの部分が猛烈に痛くて歩くのも苦なぐらい。
不規則な生活をしただけに、夜は夜で胃がもたれました。これで走るのも当然ツラいです。治すには寝るしかないので、とにかく休息を取りました。
 帰宅後は今までに経験した事がないほどの筋肉痛です。脚全体が疲弊しています。

 とにかく辛い24時間でした。しかし、山登りもそうですが、これで懲りないのが不思議なところですよね。次回参加する時は、キチンとトレーニングする事にします。

2010年8月22日日曜日

WWE RAW Presents SummerSlam Tour 2010

 昨日は両国国技館へWWEを観に行ったので、ついでに買い物をしてきました。

 神田駅で降りてスポーツ用品店巡り。欲しかったのはColumbiaのCHASKI Sandal。これはこれで買ったのですが、ジョギング用の帽子を買いに行ったら、帽子を買わずにasicsのコアバランス・タイツを買ってしまいました。高くつきましたが、これで暑い時期にcw-Xを履かずに済みます。そもそも走るのかは別として。

 そのまま秋葉原まで徒歩で移動。喫煙場所が無くて困ります。昭和通り側の公園なんて酷いもんですね。路上喫煙が禁止されているから喫煙者が溜まっているのですが、灰皿が無いから皆ポイ捨て。これを見ると明らかに喫煙者が悪いんだけど、禁止だけして吸える場所を用意しない方も悪い。
  そんな秋葉原。興味がないと行く場所の無い秋葉原。以前は物を探して歩き疲れたのですが、昨日は何処に行くかで歩き疲れました。結局買ったのはiPhone用のフィルムとケース。秋淀にiPadが入荷されていたのはマズかったです。1日前にiPhone4を手に入れてなかったら買ってたわ。いずれ買うと思いますが、今はその時ではなし。
  ランチはCoffee Salon PLACEで食べました。秋葉原で食事をするなら、こういう昔ながらの店で落ち着いて食べたいですね。ネタとしてメイド喫茶に行くのはありですが、そこに味と値段を求めるのは愚行ですから。
  なんだかんだと時間を潰し両国へ。今でも来る人多いんですね。分かってはいたけれど、やはり興奮できない私。観客として失格です。次回行く事があるなら、今度はケチらず一番高い席にします。
1.○Tyson Kidd & David Hart Smith with Natalya
vs The Miz & Ted Dibiase with Maryse●
 第一試合目という重要な役割は果たしていたと思います。

2.●Goldust vs David Otunga○
 昔からのファンには人気のあるGoldust。Otungaも嫌いではないのですが、NEXUSならJustin Gabrielが見たかった。

3.○Brie Bella & Nikki Bella vs Alicia Fox & Jillian●
Referee : Eve
 個性の強いJillianが来たのは嬉しいのですが、やはりMelinaやGail Kimといった実力派が欲しいところ。
 レフェリーのEveを怒らしてしまってヒール側が勝機を失い敗北、という定番の流れは良かったです。

4.●Evan Bourne vs Rey Mysterio○
 軽業師同士の対決。これは流石に楽しいのですが、Evan Bourneの勝利が無いのは確実。Air Bourneは発動前に塞がれてしまいました。「Air Bourneを生で観たい」というのが今回の目的だったのに・・・

15分休憩

5.○Big Show vs Mark Henry●
 これに期待するものなんてありません。古き良きプロレスって感じでした。

6.○Randy Orton vs Wade Barrett●
 来ました、Randy Orton!流石に人気があります。そいでもって最後はRKOです!写真を撮るには狙いを定めたRKOの方が助かるのですが、観る分には突然発動するRKOの方が良かったです。Orton、ほんとカッコいいですね。
 Wade Barrettも好きです。メイン級の存在感を感じるので、上手く育ててもらいたいものです。それに比べて第二期のNXTって影が薄いですね。キャラ的にはAlex Riley、技的にはKavalってとこかな。

7.○John Cena & Yoshi Tatsu
vs Chris Jericho & Sheamus●
 やはりJohn Cenaが現れると空気が変わります。名実共に現WWEのリーダーですね。
 ヒールのChris Jerichoには是非とも「Y2ゲイ」コールが飛んで欲しいところでしたが、これ知っているのは伝説の横アリを体験した人だけか。

帰り道で「今回は良かったね」と話している人達がいました。そうか、良かったのか。隣の席の子供達が「つまらない」を連呼してウザかったのですが、彼ら同様私も最初の姿勢から見直さないといけないですね。
 テイカーの20連勝を見届けに、WM28は観に行こうかな。

2010年8月13日金曜日

そんなもんか西伊豆

 今日はバイクで伊豆半島を一周しました。でも日記に書きます。伊豆の海岸を回った結果、伊豆半島を一周しただけなので。
 そういうわけで、本日私の訪れた海岸を簡潔に紹介します。

1.板戸海岸(下田市)
 竜宮島の名前に惹かれて行ったけど、バイクの駐車代300円が許せず退散。

2.九十浜海水浴場/爪木崎(下田市)
 最高です。歩いて行ける距離なので、駐車場は併用しましょう。

3.落居海岸/子浦海水浴場(南伊豆町)
 遠出してまで行く価値なしです。

4.雲見海水浴場/岩地海水浴場(松崎町)
 海水浴のついでにスノーケリング。無料の温泉は芋洗い状態なので期待せず。距離を無視すれば良いビーチです。

5.浮島海水浴場/根合海水浴場(西伊豆町)
 バイクを適当に停める場所が見つかりませんでした。バイクの駐車代500円が馬鹿らしかったので退散。

6.御浜海水浴場(沼津市)
 スノーケリングをしに行く場所ではありません。大瀬崎周辺は良さげな磯辺がありましたが、寄っていません。

 結論を言うと、西伊豆と東伊豆はトントン。下田は別格。来年は石廊崎辺りを泳いでみたいです。私が今年見た限りでは
下田 > 東/西伊豆 > 真鶴 > 三浦半島/根府川
と言った感じを受けました。今年スノーケリングを始めたばかりの人間の言うことですので、参考にならないと思いますけど。

 今年はもう遠出はしません。真鶴の岩海岸で締めようかと思っています。来年は石廊崎および東伊豆の海岸をイロイロ泳いでみたいですね。連れがいれば初島に行きたいのですが・・・。

2010年8月12日木曜日

熱海は豪雨

 今日の天気予報は雨。と言っても降水量は1mm/hの予想なので、昨日の様に外れるもしくは少しパラつく程度だろう。そう思って6時45分に家を出発したところ、早速雨がパラつきました。虹が綺麗で、悪い気分ではありません。
 伊豆半島に入ると、西側の山々にはドンヨリした雲がかかっていましたが、海側は晴れ間が見えています。要はこの雲がどのくらい流れてくるかにかかっているわけです。

  8時10分に川奈の汐吹公園に到着。ここの磯辺は多くのゴミが目に付きますが、水質・魚の量ともに文句無し。前日に行った琴ヶ浜を遥かに凌いでいます。


 続いて以前見落とした川奈海水浴場へ。単なる磯辺で、海水浴場という雰囲気はまるでありませんでした。車用の有料駐車場はありましたが、バイクを路駐できるスペースが見当たりません。金を払ってまで寄る場所では無いと思い、次へと向かいました。

  かつて住んでいた宇佐美へ。ここの海水浴場は遠浅の砂浜なので問題外。宇佐美留田浜辺公園にトイレと水道があるので、ここにバイクを停めて潜れそうな場所を散策。雨がパラついていましたが、どうせ濡れているので関係ありません。

 漁港の先が磯辺になっているのですが、どちらかというとダイビング向き。スノーケラーは浅瀬で魚を見ているのが吉です。

 マクドで飯を買って伊豆多賀の長浜海水浴場に寄りました。濡れた服装でも屋根のある場所で御飯が食べられるからです。ファミリーの多い海水浴場。あまり目の保養にはなりませんでした。人工の砂浜で泳げる範囲も狭いので、海にすら入りませんでした。

 11時45分に長浜海水浴場を出発。既に雨に降られているように、先を見るに雲行きは怪しいです。むしろパラつく程度で済んでいるのが不思議なぐらいです。
 その疑問を振り払ったのが、熱海〜湯河原間の豪雨。雨は強い、風は強い、台風が来たのかと錯覚しました。濡れるのは承知でしたが、ここまで強いと雨が冷たくて寒いです。湯河原のガストの駐車場で雨宿り。雨が止めば真鶴の岩海岸に寄りたかったのですが、そんな兆しもないので小降りになった隙を見て出発。渋滞なんてなんのその。小田原に近づくほど雨足が弱まったのは幸いでした。

2010年8月11日水曜日

小田原は晴れ

 今日はちょっとだけ予定があったので、朝の内に海へ行ってきました。近いところで真鶴町。ここの琴ヶ浜と番場浦海岸に行ってきました。
  根府川、三浦半島を味わった後だと、真鶴半島はダントツに綺麗です。透視度、透明度が全然違います。
 琴ヶ浜は波が落ち着いていて、海へのアクセスも楽なので、とても好き。自宅からの距離、利便性、海の質など総合的に見ると、私にはここがベストな場所です。
 番場浦海岸は三ツ石と隣接しているだけあって、波の影響が大きいです。魚の量は多いので、獲る人には向いているかと。

2010年8月10日火曜日

朝霧高原・毛無山

 2010年8月10日、西伊豆に潜りに行く予定で2時には起きたものの、外では雨が降り出した。急いで天気予報をチェックし、今日という日にベストな遊びを考えた。
 そうして選んだのが朝霧高原から登る毛無山。標高1946mと富士山周辺の名を持つ山としては最高かもしれない。毛無山からの景色は良いらしいが、そこは求めず6時30分に旅立った。
  御殿場あたりから徐々に晴れ間が見え、富士宮の空気はとても澄んでいた。それとは裏腹に、私の向かう方向の山々には雲がかかっている。
  8時45分に登山口手前の公衆トイレに到着。登山者用の駐車場からここまで片道1kmある。1kmの舗装路なんて歩きたくないので、バイクという事もありトイレの脇に停めた。
 これまで晴れ間を見てきたのに、西側の山々にはやはり雲がかかっている。それも大分低い。

 サンドイッチを頬張り9時8分に出発。気持ち雨がパラついてきたが気にする程のものではなかった。
 9時15分、登山口に入ると右手に麓宮というお堂があった。「静岡県林業会議所」と書いてあるが、お堂で会議なんて村の長達が秘密の会議をしているイメージだ。

 毛無山と地蔵峠の分岐点。まずは毛無山を目指すので右手に進んだ。地蔵峠を経由して帰ってくると、ここに出てくる。

 登山口と山頂の標高差は約1,000m。十合に分けた案内板があるので、一合登れば100m登ったと思っておけば良いだろう。
 途中にピークがあるわけでもなく、とにかくこの1,000mをひたすら登る。それだけに全体的に急勾配である。すぐ上に雲があるだけに湿度が高く、ミストサウナ状態でかなりモイスチャー。私の肌は10歳ぐらい若返ったかもしれない。

 各合目に到着した時刻は下記の通り。
一合目 9:30
二合目 9:38
三合目 9:49
四合目 10:00
五合目 10:12
六合目 10:24
七合目 10:35
八合目 10:49
富士山展望台 10:58
九合目 11:04
地蔵峠との分岐点 11:07
十合目(山頂) 11:19

 二合目のすぐ先に不動ノ滝の展望台がある。休むには早かったので、遠目でも分かる大きな滝をチラ見。
 三合目を過ぎて間もなく、遂に霧が出始めた。当然である。しかし頂上まで視界を奪うほど濃くならなかったのは幸いと言うべきか。
  七合目を過ぎると雨が降ってきたっぽい。木々が生い茂っているので、ほとんど影響がないのだ。なので気にせず進み続けた。

 上記のタイムを見ると、結構コンスタントなタイムを弾き出している。富士山展望台の位置を把握せずに「富士山展望台で休憩を摂ろう」と決めたのが原因である。九合目の手前で休むのも馬鹿らしいので、休憩なしで頂上まで登りきってしまったのだ。

 ちなみに富士山展望台からの景色は天国。要は真っ白という事だ。地蔵峠との分岐点付近にある北アルプス展望台。こちらからの景色も天国。富士山側の開けた山頂からの景色も、もちろん天国だ。1,900mもあれば雲を抜けてくれるかと思ったが、現実はそんなに甘くなかった。
  幸いにも頂上では雨に降られなかったので、25分の休憩。分岐点まで戻り、地蔵峠を目指した。ちなみに、上記のタイムだと「分岐 - 山頂」間で12分かかっているが、ひたすら歩けば5分の距離だ。
 分岐点からの傾斜は緩やかで、標高1,891mの丸山の存在に気づかなかった。とても軽いピークがあったので、多分それだったのだろう。
 しかし、丸山を過ぎれば急傾斜。とはいえ登ってきた道に比べれば安全度は高い。景色の開けた場所が一箇所あったが、やはり天国。
  12時21分に地蔵峠に到着。天気が良ければ、ここからも景色が望めるだろう。一服だけして次の分岐点を目指す。この分岐で、麓に帰るか金山・雪見岳に向かうかが決まるので、左へ折れよう。
 すると真っ先に心が折られる。なんという急勾配。ロープがあるから良いものの、無ければ滑り落ちる以外に方法が無い。とはいえこんな急勾配が続く訳でもなく、あとは瓦礫の下り坂。まるで富士山でも歩いているようだ。
 2本目のロープを手繰った後、かすかに沢の音が聞こえた。3本目のロープを手繰った後は明確で、沢が近いと思うのだが私の経験からすると油断は禁物だ。私は檜洞丸で一向に近づかぬ沢を味合わされている。
 そう思いきや沢は近かった。12時47分に水場に到着。「ここからは沢を下るんだ」と勘違いをして下っていたら、滝の上に出て途方に暮れた。右上手を見ると山道らしきものがありそうだ。さらにそこへ向かってショートカットした様な形跡も見られなくもない。普段の私ならショートカットして泥沼にハマっていただろう。しかし今回は訳が違う。ショートカットをして足を滑らせたら、滝下に落下しかねない。なのでここは引き返してガイドブックを見た。答えは、水場に着いて5mぐらい沢を下りたら左手に登るのだ。進行方向からは木に隠れて気づきにくいが、逆に歩いたら確かにロープと道標があった。
  一旦沢から離れ、トラバースを下って徐々に沢へと近づいていく。13時20分、登山道が沢と隣接し、一度右岸に渡ったあと再び左岸へと戻り、また下っていく。この途中で雨が激しくなってきて、遂にポンチョの登場。濡れた笹の葉もなんのその。ポンチョのお陰で楽々前進。
 次に沢に接するのは"比丘尼の滝"の下。このすぐ先で右岸に渡り、また左岸へと渡るのだが、雨のせいか水かさが増えていた。場所を見極めれば渡れるレベルで良かったが、場合によっては完全に道を閉ざされると思うので、この道を使う時は注意が必要だ。

 比丘尼の滝に着いたのが13時50分。この8分後に毛無山との分岐点に戻ってきた。登山道を出ると雨はパタリと止んだ。山の天気は良く分からないものだ。とはいえ下界も少しは雨が降ったようだが。
 14時12分に公衆トイレに到着。少し休んで14時30分には出発したのだが、人穴への交差点手前で雨が降り出した。ポンチョを着たものの、ミルクランド付近では止んでしまった。しかし、十里木高原や山北から自宅までの間でも雨が降り、散々な帰り道だった。

 捨て駒な感じで登った毛無山だが、登るなら是非とも天気の良い日を選んで欲しい。

2010年8月8日日曜日

三浦半島の海

 海に潜るなら伊豆半島で充分と思っていたのですが、三浦半島も遠くはないので一度は行ってみようと思いました。「湘南」という響きは良いものの、海は汚いです。とても汚いです。あそこで泳ぐ人達が理解できません。身も心も汚しに行っている感じ。でも目の保養には最高ですけど。

  と酷い書きようですが、三浦半島に入れば海も綺麗な筈です。なので最初は南岸の宮川港へ。毘沙門海岸へ行こうとしたのですが、バイクを停める場所が分かりませんでした。

 バイクで駐車代を取られるとは思っていませんでしたが、そのぶん楽しめれば文句ありません。その岩場は見ているだけで楽しく期待は膨らみましたが、海の中に入ってみると海藻だらけ。さらに透視度にも恵まれず残念。次に来る事はないと思います。

  次に訪れたのは油壺。しかし道を間違えて諸磯港へ。やはり岩場なのでどうかと思いましたが、ここもやはり海水だけを見に来た感じ。透視度も悪く、雨にも降られ、何が何やら。


 三浦半島は駄目だと思いつつ、最後に長浜海水浴場へ。ここは大当たりでした。

 砂浜の海水浴場と岩場が隣接し、駐車場は無料。海の家があるので利便性は高いでしょう。そして何よりも若い海水浴客が多い。もうたまらんですたい。
 で、肝心の海ですが、意外にも前2ヶ所より透視度が高く、透明度も悪くない。魚もチラホラといて海の中も良い感じ。ここは毎年来たいと思わせてくれました。

 長浜海水浴場のお陰で好印象の三浦半島。年に一度ぐらいは三浦半島ツアーをしようかと思えました。なので今年はもう行きません。

2010年8月7日土曜日

人気の奥多摩・大岳山

 2010年8月7日、盆休みの初日は奥多摩の山に登る事にした。最も手間のかかるイベントを後に回すと、面倒臭がって実行しない恐れがあるからだ。

 朝5時30分に家を出発し、無料化している西湘バイパスと八王子バイパスを有効に使って8時12分に二俣尾駅に到着。道中でオニギリ4個を買ったので、これが本日のエネルギー源となる。
 二俣尾の駅には駐輪場がキチンとあるので、バイクの置き場には困らなかった。
  8時20分に駐輪場を出発。奥多摩橋で多摩川を渡り、愛宕神社へ。境内の脇にある登山道を進んだ。道中には道標が点々とあるので困らないのだが、肝心の分岐点で道標が無かった。この道沿いには山内新四国八十八ヶ所霊場という八十八個の石仏があるので、要はその番号が大きい方へと進んでいけば良い。これは少し迷った私の経験によるものである。
 八十八番目の石仏に着いたら奥の院はすぐそこか?と思いきや、結構距離があった。そんな奥地にある奥の院はなかなか大きく、ここに着いたのが9時13分。ここからは歩き易い道となっており、のほほんと歩いていると三室山への近道が現れる。これは迷わず選んで9時34分に三室山山頂に到着。特に得るものは無い。
  少し来た道を戻って、分岐から日の出山を目指した。三室山の登り道と異なり、こちらは平坦に近いほどなだらか。ピークがあっても巻き道で回避できる。
 景色の開ける梅野木峠に着いたのが9時52分。歩き易さからそのまま進んでいたら、高峰に寄るのを忘れてしまった。あまり気にせず、城壁のような石垣を登って、10時34分、日の出山山頂に到着。
  都内を一望できるその光景は、本日歩いた中では最高の景色である。空気の済んだ冬場に登ってみたいものだ。

 軽く休んで御岳山へ。この山は神奈川県で言う大山的な場所である。驚きなのは、ケーブルカーの先に観光地だけでなく、集落がある事だ。標高900mを超える御岳山山頂に住む人々。なんとも送る言葉が無い。
  この集落に着いたのが11時15分。とりあえず御岳神社に寄って、奥の院を目指した。この道のりがまた険しい。日の出山山頂から休んでいなかったので、11時50分、流石に疲れて腰を落とした。が、奥の院はすぐそこで、11時59分に到着。院の横の急登をちょっと登れば山頂である。

 続いて目指すは鍋割山。神奈川県の鍋割山では鍋焼きうどんが食べれるが、こちらには山小屋すらなく景観も無い。巻き道があるので、無理に寄る事はないだろう。ちなみに到着時刻は12時13分。

 問題なのはここからだ。本日の最高峰である大岳山への道のりは、しばらくなだらかなのだが岩場になると急登になる。そして、これが結構長い。大岳神社に着いて喜ぶのも束の間、ここからさらに急登が続いて帰りを不安にさせてくれた。
  13時3分、大岳山山頂に到着。南側の景色が開けているが、見えるのは山のみ。天気によっては富士山が見えるらしい。
 流石に疲れたので23分の休憩。ここからは下りがメインと言っても距離は9km程あるので、無理は禁物だ。

 大岳山からの出だしは少し急だが、そこからはなだらかな道が続く。次に目指す鋸山は、名前が名前だけにさぞかし険しいものと思っていたのだが、予想外の平坦な道。しかしそれは勘違い。御前山/月夜見山との分岐をすぎると、本格的に登らされた。とはいえ大岳山手前ほどではないが。

 14時20分、鋸山山頂に到着。景色はまるで開けていない。ここで最後のオニギリを頬張り、残りはあと少し。と言っても5km以上。

 しばらくはなだらかな道だったが、天狗を祀る天聖神社の前後は、この上ない急勾配だった。天聖神社で軽く休んだものの、あっという間に体力は奪われた。急勾配を過ぎたら過ぎたで、退屈な下り坂が延々と続く。
 舗装路に出ると愛宕神社はもう間近。15時49分に愛宕神社に到着して一安心。気づけば愛宕神社(二俣尾)に始まり、愛宕神社(奥多摩)で終わる道のりだった。
  愛宕神社からは階段地獄。愛宕神社の裏手には五重の塔と鐘があり、良く分からぬ観光地だと思ったものだが、これらは戦没者の為の慰霊碑らしい。失礼しました。

 廃れ気味の創造の森を抜け、16時5分に下界へ到着。良い機会なので氷川鉱山という廃墟に寄ろうとしたが、ブルドーザーが出入りしていたので諦めた。奥の方の敷地だけが廃墟なのか?
 16時30分発の青梅線で二俣尾へ。17時5分にバイクで帰路へ。お腹が空いていたが、とにかく本厚木までは抜けようと休まず進んだ。本厚木に着いたら着いたで、下り車線沿いに手頃な飯屋が見つからず、けっきょく国府津までノンストップ。
久々に吉野家で食事を摂って思ったのが、すき家では450円で牛丼大盛り(サラダ&味噌汁)付きが食べられるという事実が、かなり凄いという事だ。

 酒匂川の花火の音を聞きながら、20時前には自宅に到着。我ながら、よくも奥多摩まで日帰りで山登りに行ったものだ。