2018年7月28日土曜日

ジョンダリは湘南よりも伊豆が好き

本日は横須賀芸術劇場でヨコスカジャズドリームスが行われました。久々に寺井尚子の生演奏が聴きたくてチケットを取っていたわけですよ。夏、そして横須賀。ならばついでに城ヶ島でスノーケリングをして来ようと計画しておりました。
ところが台風12号。ジョンダリの来襲です。悩みましたね。えぇ悩みました。チケットをフイにして自宅にいるか、ジャズを楽しみ台風も楽しむか。私は後者を選びましたよ。傘は持たずにポンチョ持参。電車が止まったらネットカフェに泊まれば良い。そう覚悟して13:25に家を出ました。

長靴を履こうとするも、歩きにくさを考慮してハイカットのトレッキングシューズに変更。この時点で既に私の気持ちは違ったのかもしれません。東海道線に乗車中、一つの不安が頭をよぎります。会場から横須賀駅までの帰路はポンチョで良い。国府津駅から自宅までの帰路もポンチョで良い。しかし、ショッパーズプラザ横須賀で食事を摂り、会場へ向かう短い距離で雨が降ったらどうしよう、と。時刻はおそらく15時半頃。往路でポンチョが濡れるのは御免被りたい。
それでもコンサートが観たい!3階だけど最前列の端っこ。快適に過ごすために選んだ6,500円のS席。その席を無駄にしたくない!そんな思いが強くあれば、私はそのまま前に進んだことでしょう。しかし私には、びしょ濡れになって時間と交通費を無駄にしたことを嘆く自分の姿が想像できました。非日常を楽しむことも出来ず、安穏とした時間を求めた自分がいたのです。
定期の有効区間は茅ヶ崎まで。これより先に進めば交通費が発生します。私の乗った東海道線は平塚駅で停車。台風の影響ではありません。ただの快速待ちです。この間が私に考える隙を与えてしまいました。
電車を下りてもまだホームをフラフラしていましたが、快速待ちの電車より早く、私は平塚駅を後にしました。

横須賀で摂るはずだった遅めの昼食は、平塚の餃子の王将へと代わり、他に何をするでもなく下り電車に乗車。雨が降っている気配は無かったものの、先頭の窓は濡れ、ワイパーが動いていました。二宮からは強風を懸念してノンビリ運転。国府津駅で下り、自宅まで残り30秒ほどのところで雨が降り出してきました。14:50に帰宅して一安心。

予報より南寄りの進路を取ったジョンダリ。19時頃の状況を見て、これは行けたと思いましたが、それは結果論です。行ってないから行けたと思えるわけで、行っていたら逆の事を思っていたことでしょう。
過去の決断を悔いるより、こうして安穏とゴロゴロしている今に満足すべきです。明日も予報と違って、洗濯物が干せる天気になると良いな。

2018年7月22日日曜日

真鶴の海が綺麗だった日

先週に続いて、下田の爪木崎へスノーケリングをしに行きたかったのですが、遥か西に控える台風10号。は気にしすぎかもしれないけど、風もあるようなので中止。とはいえ昨日プールで使った水着を洗濯する前に再度使いたいという貧乏くさい理由で、近場の真鶴・琴ヶ浜へ行きました。

8:59 国府津発でノンビリ出発。9:20に真鶴に着いて、9:25のバスに乗車。9:40頃に里地で下りました。
日陰エリアに荷物を置いて、満ち潮の海へダイブ。これがまた素晴らしい。今日は琴ヶ浜に来て大正解でした。
岩がゴツゴツした地形の琴ヶ浜。満潮時はそれだけ岩場が沈むわけです。魚に取っては餌場が増えるわけですから、いるわいるわ魚たち。そのうえ琴ヶ浜にしては良質な透明度でした。カメラを持参しなかった事を悔やみました。
琴ヶ浜のスノーケリングポイントは2箇所。山下浜BSの辺りが上級者向きで、里地BSの辺りが初心者向きだそうです。その中間辺りまで2往復。40分ほど泳いだところで撤収しました。二度目のダイブは水が冷たく感じるので、濃い一回を堪能しに来たのです。

シャワーは浴びずに着替えだけして、9:55発のバスに乗車。11:19の快速アクティーに乗って、11:37には国府津に帰ってきました。
Door to Doorで往復3時間。手軽で素敵な琴ヶ浜でした。

ちなみに、今年はスノーケリング用のバッグを買い替えました。フィンが長いのでメッシュのボストンバッグを使っていたのですが、車ではない私には使いづらかったので、リュックタイプにしました。防水なので、濡れた水着なのをそのまま入れて移動できます。

財布やスマホを入れる小物スペースがあれば完璧でしたが、とても使い勝手が良いです。お陰で泳ぎに行く気になれます。

関係ないけど、快速アクティー。いつの間にか戸塚にも停まるようになったので、東京〜平塚間で通過するのは辻堂だけ。平塚〜小田原間は大磯・二宮・鴨宮を通過しますが、小田原以南は各駅停車。小田原以南はそもそもの本数が少ないので致し方ないのですが、これは果たして快速なのでしょうか?東京〜熱海間は、東京除く20の駅があります。その内通過するのが4駅だけ。快速じゃないじゃない...
この際ターミナル駅でも通過しなさいよ。本数の多い平塚以東でさ。なんて言うと、相模線と接続する茅ヶ崎が真っ先に通過されそうなので、黙っておきます。

2018年7月14日土曜日

爪木崎、歩いて泳いで

下田までスノーケリングをしに行くとなると、海のコンディションが悪いのは絶対避けたいです。でも自然相手なので思い通りにはいきません。そうして行きそびれる下田ですが、今週末は天気も海も安定していそうだったので、下田に泳ぎに行って来ました。
そこで使うのが南伊豆フリー乗車券。伊東から先の伊豆急および下田駅からの東海バスが2日間乗り放題というもの。伊東までの乗車料金も含まれていますが、フリーエリアではありません。1日だけでも元は取れるので、今回はこれを利用。
当日販売はしていないので、昨日の内に購入。乗車駅が限られているため、小田原からの乗車券を買いました。

5:45 国府津発に乗車。小田原までの切符を別途買ったものの、改札を通ったら用済みです。読書をしては寝て、読書をしては寝て。
8:01、伊豆急下田駅に着きました。2時間16分、長かった。8:25の須崎海岸行きのバスに乗車。爪木崎まで直に行こうとすると、始バスが10:10と遅めです。
乗客は終始私1人だった為、ノンストップで8:36に須崎海岸に到着。須崎遊歩道への方向はすぐ分かります。
港沿いを歩いて行くと、遊歩道は岩場コースと海岸コースがある事が分かりました。今日歩くのはもちろん海岸コースです。
いよいよ遊歩道へ。
海岸沿いの遊歩道という先入観があったので、コースマップは良く見ませんでした。
海が綺麗です。陽射しは強いけど、気持ちが良いです。
と思ったら道は高度を上げて行き、木々に囲まれてしまいました。木陰は気持ち良いものの、海がまるで見えません。
結構登ったのに、また海岸へと下ります。
下ったところが細間の段。陽射しが強くなければ気持ち良い場所でしょう。
細間の段の先で遊歩道が崩壊していました。代わりにロープが張ってあったのは目に付いたのですが、ひたすら海岸沿いを歩きたいという思いが先行し、そのまま海沿いを先へ。
しばらく歩いたものの、これは道では無いと判断して引き返しました。
戻ってきて遊歩道を探してみると、その残骸が残っていました。残念ながら、ここからまた登ります。
遊歩道を進んで海岸沿いへと出たところ。あのまま海岸を進んでいても、遊歩道には合流できたっぽいです。ひたすら岩場ですが。
ここから先は、ひたすら海岸沿いの遊歩道。もうこの辺で泳いでもいいぐらいですが、海水浴場まで我慢します。
2.8kmの遊歩道を歩き終え、9:43に爪木崎に到着。でも泳ぐのはまだ早い。灯台まで歩きます。
灯台までの道中に東屋があります。ここから海水浴場と反対側の海岸に下りれるのですが、スノーケリングをするには良さそうな海岸でした。
灯台まで歩いき、9:57、海岸に到着。砂浜からアプローチすると海藻が邪魔なので、その横、駐車場に近いほうからアプローチすると良いです。もしくは、奥の方までアプローチするか。
当然ながら水は綺麗です。魚もまぁまぁいます。もっと広い範囲を泳いでみたら、さらに評価が上がりそうです。近くの九十浜が私は好きなのですが、面白さでは爪木崎の方が上です。ただ九十浜の方がピチピチしてるイメージなんですよね。
水中の爪木崎、水上の九十浜。甲乙付けがたい素敵な地域。

2本泳いだら11:19だったので、早くも撤収。シャワーを浴びて着替えて、12:10のバスが車で30分。衣類や道具を自然乾燥させたかったので、余裕を持って撤収したのです。
12:10のバスを逃すと、残すは14:00と16:00。一本送らせて九十浜に寄るのも手だったのですが、満足したし疲れました。
下田駅から少し歩いて、手打「藪」で蕎麦を食べました。下田に来たら蕎麦。そんな私の勝手なイメージ。天ぷらも蕎麦もとても美味しかったです。食べログ情報だと、小田原にあった「星月」と関係あるのやら何やら。なら小田原に帰ってから「星月」に行けば良いかと考えましたが、そちらはとっくに閉店したそうで。小田原は鴨宮にあった「星月」...鴨宮で人生の大半を過ごしていたのに、ちっとも知りませんでした。
13:42の踊り子号に乗車。小田原までの特急券(自由席)980円は、南伊豆フリー乗車券に含まれません。伊豆急の車内扇風機は意外とウザかったので、踊り子号で早く快適に帰宅です。当初は伊豆クレイルで帰りたかったのですが、15:20まで待てませんでした。

今回改めて驚いたのは、下田へ向かう電車の多彩さです。今日見ただけでも、レトロな伊豆急、黒くて渋い黒船電車、昔ながらの踊り子号、清潔感漂うスーパービュー踊り子、そこにいる事に驚かされるマリンエクスプレス踊り子、そして憧れの伊豆クレイル。
行きは黒船電車、帰りは伊豆クレイル狙いで、また今夏中に来ようかしら、下田。

2018年7月5日木曜日

「A flabby belly between gravity and adamantine pressure」〜重力で弛んだ腹筋と金剛的な加圧 ②2ヶ月目の状況

常時加圧することで筋力アップを狙う「金剛筋Tシャツ」。6着セット、送料込みで25,298円。
その着用から2ヶ月、前回6/4(月)に続く2回目のレポートである。

◾️初日:5月5日朝
体重:69.45kg
体脂肪率:16.90%
筋肉量:54.70kg
BMI:22.6

◾️1ヶ月後:6月4日朝
体重:69.80kg
体脂肪率:16.60%
筋肉量:55.20kg
BMI:22.7

◾️2ヶ月後:7月5日朝
体重:69.55kg
体脂肪率:15.00%
筋肉量:56.00kg
BMI:22.6

体重に大きな変化はないものの、体脂肪率が下がっているのがポイントだ。でもこれは「金剛筋Tシャツ」と関係ない。6/30(土)と7/3(火)に山に登った影響と思われる。着用2ヶ月目、効果は薄いとしか言えない。筋トレと併行して着用すると効果大とか聞くが、私は楽して細マッチョになりたいのだ。
引き続き着用し続けたいところだが、夏場は正直無理。加圧しているだけあって体に密着する。着ている間は常にジットリ汗をかいていて暑い。臭ってはこないものの、いつまでも防臭効果が保つとも思えない。
従って、レポートは一旦終了。陽気が涼しくなり、私が44歳になる10月1日にでも再開しようと思う。

2018年7月3日火曜日

平日の奥多摩・川苔山

W杯 日本vsベルギー戦が佳境を迎えた頃、私はそれと全く関係なく4:37 国府津発の始発電車に乗り込んだ。週末は雨が降るそうなので、いざ奥多摩!である。社畜どもが東へ南へと通勤する中、私が進むのは逆方向。しかも余裕で座れる。平日の登山は優越感のオマケ付きである。
工事の遅れにより藤沢駅で予想外の停車。運転再開は5時半の予定と言うが、それでは奥多摩のバスに間に合わない。これは中止にする口実が出来たぞ、と思ったものの、結局は10分ほどの遅れで済んだため、青海駅でキャッチアップできた。
8:03、奥多摩駅に到着。そして8:10発 鍾乳洞行きのバスに乗り込む。
8:24、川乗橋BSに到着し、一服して出発。平日にも関わらず意外と人がいるものである。
ゲートをくぐると、早くも別世界。素晴らしい渓流だ。
林道をひたすら歩いて、9:03に細倉橋に到着。トイレが使えなかったので、休まず先へ。
細倉橋から始まる登山道は、渓流沿いのとても気持ちが良い道だった。この季節も良い雰囲気だが、秋は尚素晴らしいことだろう。
9:44、百尋の滝に到着。グレートな滝である。見とれに見とれて9:58に出発。
既に400mぐらい登っているのだろうが、さらに500m登らないといけない。心が折れそうだったが、標高と距離を稼ぐ箇所がハッキリ分かれていて辛くはなかった。
沢を越えて間も無く、分岐に着いた。遠回りではあるが、足毛岩の肩へと向かう。
10:41、足毛岩の肩を通過。ここから傾斜がキツくなる。さらには急登が待っている。二度目の急登を登れば山頂かと思い、11時着を目指すも残念。山頂はもう一息先だった。
11:03、川苔山山頂に到着。
見えるのは山だけ。一服して11:11に出発。
帰りは歩き易い道が続く。「岩場」の表記に釣られて大ダワを目指すが、多分これは失敗。岩場ではあるが、砂で滑り易いだけの急勾配なので、ストレスが溜まるだけだった。
目の前には瘤高山と本仁田山が見える。あれらを越えれば奥多摩駅に戻れるが、水平距離こそ短いものの標高差が辛そうだ。
11:54、大ダワを通過。鳩ノ巣駅まで4.4km。傾斜が緩いので、どんどん距離を稼げる。
12:26、大根ノ山ノ神で12:33まで休憩。この調子なら13時には鳩ノ巣駅に着くだろうと思ったが、ここからは傾斜のあるゴツゴツした普通の山道。スピードを出すことも出来ず淡々と下り、熊野神社に出た。
12:54、鳩ノ巣駅に到着。休憩して13:05、鳩ノ巣渓谷を歩きに出発。
鳩ノ巣小橋を渡って川沿いを歩くのだが、草がボーボー。
河原に出てテンションが少し上がったが、この後に登り階段が待っていた。
階段を上がると休憩所。でも通過。
白丸ダムの巡視道を歩く。螺旋階段が特徴的な白丸ダム。だけど今日は寄らず。
最後に少し階段を登って、数馬峡橋を渡って終了。案内板の示すがままに白丸駅を進むと、本当に合っているのか不安になる。
13:42、民家の脇から白丸駅のホームに到着。鳩ノ巣渓谷...百尋の滝へと続く渓谷を見た後だと、何の見応えも感じない遊歩道だった。
14:05の電車に乗って、青海、拝島、八王子、町田で乗り換える。藤沢駅で乗り換える頃には学生たちの帰宅時間に重なったようだった。
17時、国府津に到着。とにかく遠い奥多摩だが、座席の心配をしなくて済む分、平日に来るのが良いと感じた。