2022年3月20日日曜日

カーシェアからの自転車購入

私は車を持っていない。47年生きてきて車を所有したのは通算2年程度。とはいえ親の車やバイクは運転していたので、ペーパーという程でもない。低所得時代が長くて買えなかったお陰で、車への出費を無駄に感じてしまうのだ。
何も車を無駄と言うわけではない。家庭を持つ方には必要だと思うし、過疎地に住む方々にも必須だと思う。車での移動に依存したくないのと、維持費を払いたくないという、独身の私ならではの考えだ。
車が使いたければレンタカーを借りる。しかし衝動的に借りれるわけではないので、なんだかんだで借りない。そして行動範囲が狭まる。
これはいかんと思い、カーシェアに登録した。徒歩圏内にタイムズカーシェアがあったからだ。
そうなると夢が膨らむ。月に一度ぐらいは車で出かけたい。湖の畔を自転車で走りたい。となると折りたたみ自転車が欲しい。

既に私は自転車を持っている。
RITEWAYのクロスバイク「SHEPHERD」だ。週末に1度乗るか乗らぬか。寒い季節は全く乗らない。徒歩移動が多い為、125ccの原付SUZUKI SWISHと共に出番が少ない。
そんな私が折りたたみ自転車も買う?月に一度乗るかどうかも分からない。そんな物が部屋に増えてしまう。そう思いつつも近所の自転車屋に見に行った。予算は3〜4万。と言いつつも、そんな値段の自転車がある訳のない店へ。
そして出会ったのがESRのPURSUER DISC。約80,000円とかなり予算オーバー。材料の高騰で発売当時より値上がりしているらしい。そのデザインには惹かれるも無駄だと思って退散。

自転車なんて旅先でレンタルすれば良いではないか。だがレンタルだと営業時間に左右される。
20インチの折り畳みなら割と手軽だ。車だけではなく、電車でも持って行ける。
自転車で移動している小旅行を想像する。買うに至るほどは思いつかない。

そして翌日。SHEPHERDを点検してもらっている間にPURSUERを眺める。右脳では買う事が決まっているものの、左脳がそれを抑制している。そんな理性に打ち勝って購入する事を、私は「勇気」と勘違いしている阿呆なので、結局買った。
ディスクブレーキの方ではなく、VブレーキのPURSUER LCを。こちらはDISCより1万円以上安い。
DISCのオレンジ/グレイがSHEPHERDの色と対照的で良かったのだが、発売したてなだけにPURSUER LCも良い点は多々あった。そしてLCの方が納期が早い。
こうして集った2台の自転車。嗚呼...軽自動車とバイク2台と自転車1台を持っていた頃を思い出す。これは車にも手を出しかねない状況だ。
折り畳むと実にコンパクト。
輪行バッグに入れても良い感じ。
滅多に乗らないので玄関の片隅に置いておく。
一方、SHEPHERDは冷蔵庫の横が定位置。
最近物が増え過ぎていることに少し反省。

2022年3月6日日曜日

桜と梅の週末

遂に河津桜のシーズンが到来しました。河津、三浦海岸、松田山は行った事があるものの、これまで知らなかった函南の桜。
正直なところ、近場の松田山で満足できるので遠出する必要はないのですが、一度は見ようと5(土)に行ってきました。生涯初の函南下車。
函南駅から会場まで歩くと40分ほど。県道135号を歩いた方が近いけど、県道141号を歩く事を薦めます。県道135号は見晴らしが良いものの陽当たりが悪いので。見どころの無さは同じくらいかもしれませんが、

唯一目の見どころである川隧道は、県道135号だと遠目に眺める事しか出来ません。

ようやく着いた会場ですが、満開には少し早かったようです。まぁ訪れた事に意味があるので、悔いはありません。

さらに歩いて柏谷横穴群に寄り、伊豆仁田駅までも徒歩。三島二日町で早々に下車し、さらに徒歩。

中郷温水池に寄って、

源兵衛川を北上。楽寿園にも寄って三島は退散

熱海で下車して熱海梅園へ。若干見頃は過ぎていたかもしれませんが、満足できる咲きっぷり。肉厚な椎茸の天ぷらが美味しかったです。

そして翌日6(日)。原付で花巡り。

曽我梅林は紅白ともにフル満開。言葉が重複していますが、そのくらい満開。寒くて白梅の開花が遅れたのが良かったのかもしれません。
ここでのんびり読書でもすれば良いものの、私はジッと出来ません。
初めて訪れた大井町「おおいゆめの里」の河津桜も満開。一部しか見ませんでしたが、ノンビリするには最高の場所。来年はここでノンビリしたいです。

菜の花とのコラボが綺麗な松田山。

朝9時前なのに混んでいました。
空いてる時間を狙ってきた人たちが、逆に混雑を作ってしまう。私も含め滑稽な光景でした。

そして最後は小田原フラワーガーデン。先週よりも見頃になったフラワーガーデン。
梅の密集度では曽我梅林が勝りますが、フラワーガーデンは庭園としての見どころがあります。敷地内を流れる渓流が良いアクセントとなっており、梅の品種が様々なところもユニークな点です。
ここ10年、あちらこちらと花を観に出かけて来ましたが、梅と桜に関して言えば、私は地元の足柄平野内で満足できてしまうのです。