2015年4月25日土曜日

忍野の桜

早朝からバイクで忍野へ。二週間前にも訪れた新名庄川沿いの桜を見に行きました。
 8時前にも関わらず花見客がチラホラと。桜は散り始め、富士山も雲で隠れていて、ベストな日ではありませんでした。
 しかし素敵な場所です。綺麗な水の川には桜の花びらが流れ、美味しい日本酒が欲しい気分になりました。
 中池周辺にも桜があるので、快晴で桜満開なら最高の光景が拝めることでしょう。
何処ぞの庭には無数のムスリカが咲いていて目を惹きました。包茎チ○ポの集合体みたいな花ですが、綺麗な紫色をしています。

花の都公園は、立ち寄るほどチューリップが咲き乱れていなかったので、スルー。他に何をするでも無く帰宅しました。
朝からバイクツーリング。往復で140kmぐらいでも疲れるものです。もう家でゴロゴロしていたい。

2015年4月12日日曜日

十二ヶ岳ぐるり

朝6時頃に家を出て、バイクで河口湖方面へブラブラと。防寒装備はしたものの、それでも朝はまだ寒い。
忍野村に到着し、新名庄川の桜を見に行きました。ところがどっこい未だツボミ。これでは来週末も怪しいものです。ホームページを逐一チェックや!
 河口湖はほぼ満開。満開の所は満開。肝心な場所は8,9割。
 ついでに六角堂へ寄りました。まだ渡れるのね。

4年ぶりの十二ヶ岳。前回は西湖側から登りましたが、今回は裏から。
 登山道へ向かうには、河口湖北側から県道719号を走るのですが、若彦トンネルまで走ってはいけません。だいぶ手前にある大石ペンション村の看板を左に入っていきます。
 私は若彦トンネルまで来てしまった為、大石峠バス停の隅にバイクを停めました。おそらくバスがUターンする場所と思われます。バイクとはいえ、隅でも停めたらいけませんね。
9:00にバス停を発ち、10分程で登山道入り口へ。この近辺なら車の3,4台は停められそうです。
緩やかな登山道を登っていき、9:35、淵坂峠に到着。案内板はあるものの、毛無山への道が分かりません。方向的にそれっぽい天狗岩方面は間違い。分からなければ、とにかく尾根に取り付いてしまいましょう。毛無山までひたすら尾根道です。

途中、急な登りが3回。登山道を見失う事も度々。あまり人気の無いルートなのでしょう。とにかく尾根を歩くべし。
10:24、景観の良い毛無山山頂に到着。久々の山登り、淵坂峠からの登りでかなり疲弊しましたが、おにぎり一つ食べて出発。

十二ヶ岳までアップダウンを繰り返し、十二ヶ岳と思わさる様な十ヶ岳にも騙されず、いよいよ来ました、醍醐味のクサリ場!
吊り橋へ向けて下るだけでも長いのに、山頂へ向けて登るのはさらに長い。この楽しみを眼前に、10人以上の団体さん待たされます。
追い抜く事も出きず、急かす事も出来ず、諦めて休憩タイムと捉えました。登りのクサリ場も落ち着いた場所で、先に行かせてくれた団体さん。かなり足が復活しました、ありがとうございます。
十二ヶ岳山頂に着いたのは12:00。ここから先も序盤は危険。その先は緩やかな道が続き、金山に向けて登るぐらい。
金山は鬼ヶ岳と節刀ヶ岳の分岐点。私は右手の節刀ヶ岳へ。
金山から15分ほど、12:37に節刀ヶ岳に着きました。休憩した後、来た道を少し戻って大石峠への登山道へ。
最初に下ったら後は緩やか。たまにアップダウンしますが、全体的に楽な道です。但し木々越しにしか景色を拝めない為、退屈極まりないです。
13:14、危うく認識し忘れるほど特徴の無い金堀山を通過。景色が開けたと思いきや、そこは大石峠。
13:28、大石峠に到着です。
ここから元来た登山道入り口へ向けて下山。蛇行しているので距離はありますが、ちょうど良い傾斜で歩き易いです。でもやっぱ退屈。下りはいつでも退屈なものだ。
14:07、登山道入り口に戻ってきました。ちなみにここにはトイレがあります。トイレがあると言うか、廃キャンプ場のトイレが残っています。言わば、便器の形をした物が残っているだけで、トイレとしての役割を果たしているのかは分かりません。

切り株に座って休憩し、バス停に戻って帰宅。17時には我が家に着きました。
とても危険な十二ヶ岳のクサリ場。楽しい分、滑落してもおかしくない場所ですので、行く際はそれなりの覚悟をしていきましょう。

2015年4月3日金曜日

庵野と樋口と日本のゴジラ

2016年公開予定の「ゴジラ」は、脚本・総監督が庵野秀明、監督・特技監督が樋口真嗣だと言う。これに落胆する層もいるようだが、私としては期待大だ。

最初に断っておくと、私は歴代ゴジラ作品を10本も観ていない。幼少期は「ガメラ」を観て育ち、大人になるまで怪獣映画から離れ、「平成ガメラ」で衝撃を受けた。故にゴジラよりガメラ。そして、その傑作を作り出した樋口真嗣である。なのでゴジラを語るには値しないだろうが、そこは言論の自由である。

2004年の「ゴジラ FINAL WARS」。監督は北村龍平、そして最終作という事で、大いに期待して劇場へ行った。そして寝た。人間のアクションなんて求めていなかったからだ。
それから10年。その技術と迫力がCMから大いに伝わってきたハリウッド版「GODZILLA」。それはそれは期待して劇場へ行ったものだがクソだった。CGを綺麗に見せる為か、けっこう多い夜のシーン。ゴジラの全身像を拝めるのも、かなり後。そして何より、正義のゴジラに興醒め。名作「パシフィック・リム」の後だけに、落胆しまくりである。

やはり「ゴジラ」は日本が作るべきだ。しかし「パシフィック・リム」に勝る怪獣映画など作れる訳がない。あるとすれば...
と私が一縷の望みを託していたのが樋口真嗣である。さらにそこに庵野秀明が加わってきたのだ。なんとも嬉しい話ではないか。
理解不能なストーリー、ウジウジしたゴジラ、そもそも「エヴァ」の続きを作れ。そんな懸念もあるようだが、そういう負の庵野秀明ではなく、「トップ」や「破」で見せた陽の庵野秀明に私は期待しているのだ。
「エヴァ」の続きは...もう適当で良い。既に待つ気は失せているので。忘れた頃に続きをやって、後10年以内に完結してくれれば良い方だ。

個人的には期待している新作「ゴジラ」。2016年夏、この映画を観るまでは死ぬ事のないように注意して生活しよう。