11時45分、自宅を出てバスに乗り駅へ。長Tに薄手のジャケット1枚。流石に寒いが、これから行くのが沖縄なだけに、荷物になるような物は着て行きたくない。
13時半頃に羽田空港に着き、一服した後早々に搭乗ゲートへと向かった。14時40分の飛行機は15分遅れ、さらに離陸も遅れた感じがした。昨日の酒が残っているとも思えないが、やけにトイレが近い。一度尿意を覚えると、すぐ漏れそうになるほど近かった。こんな調子では実習が不安である。
那覇空港に着いたのは18時前。これからモノレールに乗るぞという時、ダイビングスクールから電話があった。急用が出来たとの事で、本日の学科講習は中止となった。
旭橋で降り、宿泊先のルートイン那覇へと向かった。荷物があるので寄り道は無しだ。国際通りまでは距離があるので、近場で夕食を摂ることにした。ホテルの近くで人気がありそうな"亀かめそば"に向かったが、売り切れのため終了。出た。最悪である。残りの3日間で、この店を選ぶ事は二度と無いだろう。選択肢は多くないので、近所の食堂"しろま"でソーキそばと生中を注文した。私が一人で外食してアルコール類を注文するのは、生涯初めてだったりする。これが旅行の魔力だろうか。軟骨の入った薄味のソーキそばは、値段は手頃だが、量は少なめ。お腹は空いていなかったし、昨日もたれた胃には丁度良かったかもしれない。
"しろま"の雰囲気は、ホント町外れの食堂といった感じ。夕飯時なのに酔っ払った老夫婦がいたり、そもそも客が少なかったり、まぁ流行っている雰囲気は無かったが、ローカルな感じで良いのではないだろうか。
ホテルへ戻り、棺桶より狭そうな風呂に浸かり、明日に備えてくつろぐ事にした。しかし、ここで明日からの予習をすればまだしも、iPhoneでソリティアをやり続けてしまった私。これならば周辺を散策でもするべきだった。
その後は手持ちのラップトップに苦戦。アダルトDVDを動画ファイルに変換してあったので、これで旅先でも安心(?)と思っていたのに、スペック不足でマトモに再生できない。BIOSの設定を変えたり、VLCをダウンロードしたりと頑張ってはみたが、私の努力は実らず24時を過ぎていた。
2008年12月28日、とある1人の人間が巨大化するにつれ、世界のサイズも広がっていく。私はその非常事態を止めようと警告音の鳴る中を駆け回るのだが、その警告音が目覚ましの音だと気づいたのは6時15分の事だった。
朝食のビュッフェは種類に乏しく、とりあえずサラダ中心で腹六分程度に留めた。
8時になると宿泊先の前にスクールの迎えが来た。学科を後に回し、海へと直行である。私1人に対しインストラクターは2名。1名は新人で本日が初らしいが、ド素人の私にとっては関係ない。むしろ私含めて3人という人数が、先輩後輩的な身近な雰囲気にさせてくれて、とても気楽に教わる事が出来た。
場所は奥武島。幸いにも天気は良く、長T1枚でも寒くはなかった。水の綺麗さが一目見るだけで分かった。
小さい頃から素潜り経験があるだけに、泳ぐことにも潜ることにも抵抗はないのだが、重いタンクを背負ってバランスを取るのは難しかった。午前中はそれなりに深い呼吸を維持し続ける事が出来たつもりだったが、午後、昼食で食べたオニギリ3個が、それなりに応えた。水圧で胃が圧迫されたせいか、軽くもたれて呼吸が苦しい。そこで慌ててはなおさら呼吸が乱れるので、終始冷静を保とうとしたが、正直途中で帰りたかった。
そんなハプニングはあったものの、初のスキューバーダイビングは素敵なものだった。これは確かに楽しい。水の汚い地元でも我慢して、定期的に続けていきたいものだ。
帰りに天ぷらを買って車中で食べる。おやつの時間に天ぷら。実に沖縄らしい生活ではないか。もずくの天ぷらは意外にも美味しかったが、今回は見送ったハッシュポテトの天ぷらも気になるところだ。
スクールに戻って学科講習。泳いだ後に学科など、寝てくれと言っているようなものではないか。とはいえ、実際に体験した後では知識の入り方も違うので良いのだが。
旅行前に予習していた事もあり、テスト〜復習〜テスト〜復習で終わり。途中で眠くなったものの、良いタイミングで一服させてくれたので、なんとか居眠りせずに済んだ。
18時半には宿泊先に到着。一休みした後、近くのファミマへ夕飯を買いに行った。胃の調子と明日の事を考えると、コンビニで適量を選ぶのがベストと感じたからだ。
なかなか疲れているので、ホテルでダラダラとしていたが、気づけば24時を過ぎていた。
2008年12月29日、この日の出発は7時45分。それにも関わらず二度寝してしまい、目覚めたのは7時過ぎだった。朝食は軽く済ませ、身支度をサクサク整えて、時間通りにホテルを出発。
本日のスポットは砂辺。波打際から入るので、素人の私にはシュノーケルが使いづらい。元々これが嫌いで、素潜りの時はシュノーケルを使っていなかったのだ。
今日は教わる事はほとんど無い。どちらかと言うと海を堪能する事に重点が置かれている。とはいえ、いくつかの課題は行われたが、ホバリングはどうにも難しかった。
気温も水温も暖かく、透明度も高い。2日とも環境に恵まれて、私のダイバー人生は幸先が良い。ダイブを2本終えて、スクールで器材の洗浄を教わった。後は書類手続きをして13時半頃には終了。
海の底という未知の世界は、期待していた通りに神秘的な世界だった。昨日の分でも書いた通り、継続して潜っていこうと思う。それにはまず、未払いの住民税を納め、ある程度の器材は揃えたいところだ。
まさかの観光時間が取れたので、おもろまちからゆいレールに乗り首里へと向かった。歩いて首里城公園へと向かったものの、その建物は期待していた程ではなかった。何がって大きさ?とても広いイメージを持っていたのだが、なんか肩透かしな感じだ。北京の故宮を訪れていなければ、もっと感動できたかもしれない。
とりあえず所々に生えている木々が、実に南国的というか、不可思議に絡み合っていて素晴らしかった。ここから国際通りへ向かうには46番のバスに乗る。と事前にチェックしていたものの、丁度良い時刻では無かったので、そのまま歩く事にした。見知らぬ街は、徒歩で味わうのが一番良い。
15時を過ぎた頃、天気予報が言ってた通りに雨がパラつき始めた。国際通りに辿り着いた頃には、それなりに強くなってきており、コンビニで傘を購入。流石に疲れたので、ドトールで休憩を取った。
国際通りは、正直言って楽しくなかった。目的も無ければ、単身だからかもしれない。土産物屋と飲食店が多いので、まぁ楽しみ方次第だろう。日本一ふざけたTシャツ屋(自称)という店がやたらと目についたが、最悪のセンスである。こんなTシャツ、雑巾程度にしかならない。それと相反して素敵なセンスを誇るのがHabuBox。御当地物のTシャツだろうと、デザインは何処に出しても恥ずかしくない物、むしろ何処よりも優れている物を提供する姿勢が必要だ。というわけで、HabuBoxではTシャツを2着購入。
那覇バスターミナルに着けば、隣には旭橋の駅がある。しかし、それに気づいたのは後の話。壺川方面へと歩いてしまい。気づいたのは駅が見えてから。ただでさえ疲れているのに、この失態。軌道を修正して旭橋駅へと向かい、宿泊先に着いたのは17時10分。道のりだけで8km。ダイビングの後だというのに、なんともはや歩いてしまったものだ。かなり汗をかいていたので、ホテルに着いた直後にシャワーを浴び、再び外へと出た。
18時に間に合うよう、タクシーに乗って浦添市の勢理客に向かった。インストラクターの方が飲み会に誘ってくれたのである。基本的に飲まない私としては、タクシーに乗ってまで飲みに行くのは感心できなかったが、折角の誘いだし、間違いなく現地の料理が食べられるだろうと思い、参加に至った。
そして悔いは無かった。かなり楽しかった。これがダイバーというものだろうか。それとも中部〜関西系の方々ばかりだったせいか。半数は初対面だというのに溶け込みやすく、実に楽しい飲み会だった。そして料理も美味。
21時半頃ホテルへと戻り、コインランドリーで洗濯を開始。乾燥機に入れてから気づいたのだが、洗剤はフロントで購入との事(40円)。特別気になる汚れがあったわけでもないので、そのまま続行。もう少し分かり易くして欲しいものだ。
酔いを冷ましながら旅行記を書き、湯船に浸かった。とりあえず今回の沖縄で、やり残した事はない。また再来する事を前提に。
2008年12月30日、一度は6時半に起きたものの二度寝して、7時に床を出て朝食を食べに行った。荷物を持って散策するのもなんなので、9時40分頃まで部屋でダラダラと過ごしていた。
昨日買った傘はホテルに寄付し、小雨の中を歩いて旭橋へと向かう。10時4分のゆいレールに乗って那覇空港に向かっただけあり、13時の飛行機までは時間があった。
暇つぶしに雑誌を買おうと本屋へ向かったが、Mac Peopleもファミ通XBOX360も無い。Macに360、どちらも少数派向けの雑誌なので当然か。そこで目についてしまったのが、劇画マッドマックスという雑誌。金を払って読む価値は無いのだが、友人が漫画を書いている筈なので久々に購入した。しかし、そこに彼の絵は無く完全に無駄金を使ったことになった。どうやら別社向けのネームを書いている為、休みを頂いているらしい。そうなるとこの雑誌には用が無いので、ザッと目を通してゴミ箱へ捨てた。
お腹は空いていなかったが、折角の沖縄なのでA&Wで昼食を食べた。搭乗手続きも早いとこ済ませ、とにかくソリティアで時間を潰す。幸いにも飛行機の遅れは酷くなく。17時半には自宅に着く事が出来た。
18時に間に合うよう、タクシーに乗って浦添市の勢理客に向かった。インストラクターの方が飲み会に誘ってくれたのである。基本的に飲まない私としては、タクシーに乗ってまで飲みに行くのは感心できなかったが、折角の誘いだし、間違いなく現地の料理が食べられるだろうと思い、参加に至った。
そして悔いは無かった。かなり楽しかった。これがダイバーというものだろうか。それとも中部〜関西系の方々ばかりだったせいか。半数は初対面だというのに溶け込みやすく、実に楽しい飲み会だった。そして料理も美味。
21時半頃ホテルへと戻り、コインランドリーで洗濯を開始。乾燥機に入れてから気づいたのだが、洗剤はフロントで購入との事(40円)。特別気になる汚れがあったわけでもないので、そのまま続行。もう少し分かり易くして欲しいものだ。
酔いを冷ましながら旅行記を書き、湯船に浸かった。とりあえず今回の沖縄で、やり残した事はない。また再来する事を前提に。
2008年12月30日、一度は6時半に起きたものの二度寝して、7時に床を出て朝食を食べに行った。荷物を持って散策するのもなんなので、9時40分頃まで部屋でダラダラと過ごしていた。
昨日買った傘はホテルに寄付し、小雨の中を歩いて旭橋へと向かう。10時4分のゆいレールに乗って那覇空港に向かっただけあり、13時の飛行機までは時間があった。
暇つぶしに雑誌を買おうと本屋へ向かったが、Mac Peopleもファミ通XBOX360も無い。Macに360、どちらも少数派向けの雑誌なので当然か。そこで目についてしまったのが、劇画マッドマックスという雑誌。金を払って読む価値は無いのだが、友人が漫画を書いている筈なので久々に購入した。しかし、そこに彼の絵は無く完全に無駄金を使ったことになった。どうやら別社向けのネームを書いている為、休みを頂いているらしい。そうなるとこの雑誌には用が無いので、ザッと目を通してゴミ箱へ捨てた。
お腹は空いていなかったが、折角の沖縄なのでA&Wで昼食を食べた。搭乗手続きも早いとこ済ませ、とにかくソリティアで時間を潰す。幸いにも飛行機の遅れは酷くなく。17時半には自宅に着く事が出来た。