2011年11月27日日曜日

第36回河口湖日刊スポーツマラソン

大人気の河口湖マラソン。一度は河口湖を一周してみたいと思い、今年はエントリーしました。

その人気を警戒し、朝2時には河口湖南中の駐車場に到着。この時期の河口湖町が寒いのは当然なので、厚着に加え寝袋も用意しました。何時頃満車になるか見ようと思っていたのですが、5時に起きたら既に満車になっていました。2時でも結構な台数が停まっていたので、3時...半ぐらいがリミットじゃないですかね。他の駐車場は知りません。
平沢駐車場まで受付をしに行き、また南中駐車場へ。着替えを済ませてもう一眠り。7時半に待ち合わせをしていたので、7時に駐車場を離れました。南中から富士山が良く見えたのですが、それは河口湖町全体に言えることでしょう。

ゲストとか興味ないので置いといて、8時にフルも一周も纏めてスタート。その参加人数故に、なかなか前に進みません。
走り出して間もなく、トイレに行きたくなったのですが見当たらず。これだけ大きな大会なのに不便な、と思っていたのは間違いで、常設・仮設含めたら随所にあります。但し、男性は立ちションしまくりの無法地帯でした。右向け右と言いますか、みんな横に並んで立ちションするんですよね。それが端から見ると異様でもあり美しくもあり、日本人ここにありって感じでした。
給水・給食ポイントは多く、さらに地元の方々が個人的に差し入れをしてくれてたりします。種類も豊富で、バナナだけでなくお菓子も様々。これに喜んだ私は、もはや食べ歩き状態でした。
給食ポイントごとに摘んでは、また走る。よく胃がもたれなかったものです。そんな事をしていたら、3時間を超えてゴール。食べている時以外は歩いていないんですけどね。まぁトイレも3回行ってるし。
ゴールをしたらココアを飲んで、豚汁食べて、バナナ2本。もう明らかに消費カロリーより摂取量のが大きい。なんとも恐ろしい大会です。

混雑する前に帰ろうと、早々に解散しました。珍しく山中湖方面が空いていたのですが、私の肉体に限界が訪れました。あまりの眠さに山中湖畔で一眠り。それでも完全に眠気は取れず、危うさを感じながらもなんとか帰宅。
途中、御門屋で買った揚まんじゅうと、サークルKで買ったとろける生ティラミスを食べて感激。いや、美味い!特に揚まんじゅう!
帰宅後、洗濯したり料理をしたり、土曜から不在した事で溜まった家事を消化しましたが、ホント疲れました。

櫛形山の偽ピーク

2011年11月26日、朝4時過ぎに家を出て向かった先は南アルプス市。精進湖から抜けて間もなく、雪を纏った南アルプスが朝焼けで染まっており、私のテンションを上げてくれました。7時前には南アルプス市県民の森に到着。展望台に行ったり支度をしたりで、7:20に出発しました。

伊奈ヶ湖沿いの舗装路を登っていくと、まだ紅葉が綺麗でした。水場を通り過ぎて間もなく、進路を見失い暫く探してみたのですが、道らしい道が見つかりません。予め写真に撮っておいた地図を見てみると、私が進路を誤っていました。駐車場に戻り8:30、中尾根登山道から登り直しました。
-中尾根登山道の入口-

櫛形山山頂と県民の森の標高差は約1,100m。その割に急登はなくて登り易いです。9:18に林道を跨ぎ、9:58標高1800mの手前で私の初雪を見納めると共に、木々の間から甲府盆地が一望できました。そこからすぐに、ほこら小屋のある分岐に出ます。
-1800m地点からの景色-

-ほこら小屋-
10:05、ほこら小屋で休憩しようとしたところ、激しい咆哮と共に小屋から犬が現れました。野犬!?と思ったが首輪はしています。では猟犬!?と思ったら、普通の飼い犬でした。噛まぬと分かれば恐くはないので、小屋で休憩。綺麗で広くて水場も近い小屋。窓も多くて実に快適。これだけで櫛形山の評価がかなり上がりました。

-櫛形山の偽ピーク-
10:15に出発し、櫛形山の偽ピークに着いたのが10:43。三角点はさらに先なのですが、山頂と書かれ、富士山が良く見えるのですから、これ以上歩く必要はありません。
-裸山山頂-
来た道を戻り裸山へ。景観の開けてそうな山頂でしたが残念。南アルプス側は少し木が邪魔していました。それでも陽が良くあたって気持ちの良い場所です。
-アヤメ平-
裸山から20分ほど歩き、11:38、アヤメ平に到着。近年、鹿に荒らされアヤメが激減しているそうですが、そもそも今は時期外れ。雪で白く染まったアヤメ平は実に綺麗でした。ここの避難小屋で10分ほど休憩。次の唐松岳を過ぎたのは11:59。

下りに下って丸山へ。しかし丸山は山頂を通りません。山頂に寄るのは別に大変ではなさそうでしたが、道もないし何もない感じがしたので、そのまま道に沿って歩きました。
すると、伐採の為にコースが変更されており、地図にはない道が現れて混乱。どうやら作業道らしく、車が2台停まっていました。
作業道を跨ぎ、赤いリボンに従い進もうとしたものの、明らかに道ではありません。伐採により隠れたのか、台風による倒木のせいなのか、とにかく赤いリボンを追って下山してみたのですが、リボンはあっても道はない。赤いリボンが途絶えた時、私は諦め上を目指しました。
なんとか元の場所に戻ったものの、40分のロス。作業道と並んで下る様に、登山道らしき道がありました。流石に冒険する気にはなれず、遠回りですが作業道を歩いて下る事にしたものの、これも県民の森へ続いているとは限りません。
さらに15分のタイムロスをして、山道らしき道を下る事にしました。ようやく正解で、20分後の13:47、林道に出れました。後はひたすら舗装路を歩くのみ。14:10、トイレのある分岐で10分の休憩。トイレは鍵が閉まって入れませんでした。
14:38、北尾根登山道入口の前を通過。県民の森周辺で北伊奈ヶ湖を見に寄ったら少し迷い、15:04、駐車場へと帰ってこれました。暗くなる前に帰れて何よりです。

ほこら小屋からアヤメ平までの印象が良い反面、その先には何も得る物が無かった今回のコース。私としては、中尾根と北尾根を使って往復するコースをお薦めしたいです。そうすれば滝やら見晴台やら楽しみが増えます。「距離を稼ぐ事が楽しみだ」そんな人は勝手に丸山方面へ向かって下さい。
-トライアルにて-
帰り道、トライアル南アルプスの駐車場で一休み。相変わらず電球の量を減らしていて、不安を煽ります。置いている商品も信用なりません。なんとも魅力的な店です。
フカサワ温泉で疲れを取った後は、ネットカフェで時間を潰しました。そして、河口湖マラソンへと続きます。

2011年11月20日日曜日

ふじのくに新東名マラソン

来年一部開通する予定の新東名高速道路を走ってしまおうという「ふじのくに新東名マラソン」。折角なのでフルマラソンに登録しました。生涯初のフルマラソン。初めて味わう42.195km。
先週練習で30km走った感触では完走する自信がありましたが、果たして…。

フルマラソンのスタートは9:30。トイレを済ませて、ストレッチをして、私は準備完了。どうもトイレの紙不足が起こっていたらしく、男子トイレすら大渋滞。
駿河湾沼津SAからの景色は素晴らしく、良い夜景スポットになる事でしょう。

愛鷹山を右手にスタート。7kmぐらい走ったところでしょうか、ようやく富士山が顔を出しました。今年は積雪の遅い富士山ですが、南側から見るとさらに少ない。
走り始めて10kmを過ぎたところでトイレ休憩。高速道路故に基本的に退屈な景色なので、景観が開けた時はハイテンション。
何気に登った傾斜が効いているのか、歩いている人もチラホラ。富士川を越えて1kmほど行ったところで折り返し。私の体力も保ちそうです。

25km地点だったか、1回目の給食ポイントでバナナとビスケットを食べました。胃がもたれやすい私としては、食べ過ぎは禁物です。しかし2回目の給食ポイントでもバナナを半分食べてしまい、これが少し胃にきました。
そして、突然来た脚の疲労。まだ心は折れていない筈なのに、脚が全然上がりません。走っては歩き、走っては歩き、少しずつ前進はしました。一休みしたら良いのかもしれませんが、完全に心が折れたら恐いですし、42.195kmを走るって事は、最低限でも前進は続けないといけないと思うのです。

普段走っているのが10km以上なので、残り10kmになっても気は遠くなりませんでした。
残り5km。5kmなんてどんなコンディションでも走れる距離だと思っていましたが、もはや歩くのも苦行。走っていた方が苦痛は少ないのですが、体力が保ちません。
残り2kmでも踏ん張りは長続きせず、ゴールが見えても頑張れず。残り300mぐらいでダッシュしましたが、全然保ちませんでした。ホント歩きたかったのですが、ゴール目前で諦めるわけにもいかないし、ホント辛かった。

ゴールはしたけど完走できず。タイムも5時間超えました。何が悔しいって自分に対して悔しいです。練習不足か、体調管理のミスか、とにかく自分に悔しいです。ホント、マラソンってのは自分との闘いですよね。
またいつかフルマラソンに挑戦する為に、フルマラソンを完走するために、今後も練習していきます。

2011年11月13日日曜日

昇仙峡とPJ

2011年11月13日、まるで陽の昇っていない5:20に自宅を出発。R246を御殿場方面へ走っている最中、謎の屋形船を見ようと立ち止まりました。小山町、県境の手前に橋があるのですが、これよりさらに一本前の橋。Mobilのガソリンスタンドから見るのが良いのですが、下手に踏み込むと警報が鳴ります。この橋から川向こうを見ると民家があり、家屋の隣には屋形船が。この船は一体何なのか?私が思うに、あそこはモーセさんのお宅かと。
-右手にモーセさんのお宅-

御殿場では雲が晴れ、雄大にそびえる富士山がテンションを上げてくれました。篭坂峠を越えて山中湖。その先の忍野村は霧に包まれていて、そのせいかカーナビがマトモに働きませんでした。
何故わざわざ忍野村に寄ったかと言いますと、先日、謎のタバコ小屋を見かけたからです。これからコンビニを建てる予定なのか、更地の中にプレハブが一軒。タバコの幟が立っているので、きっとタバコを売っているのでしょう。近くで見ると、営業日と書いてありました。
そこからさらに忍野八海寄りには、まるでバスの停留所の様な喫煙所があります。喫煙者に厳しいこの時代、忍野村は喫煙者に優しい土地でした。
-御坂峠からの富士山-

-ふるやの裏手?-

そんなこんなで寄り道していたら、昇仙峡に着いたのは8:40。無料の市営駐車場は、既に満車寸前でした。長潭橋を渡って一件目の建家「ふるや」の右が登山道入口です。道標も立っているので迷う事はないでしょう。
「ふるや」の裏手は旅館だったのか、その廃墟っぷりが私を惹き付けました。気を取り直して9:00、登山開始です。


全体的に緩やかな傾斜で、道も広くて歩き易いです。BMXを持って登っている人もいたぐらいです。
9:45、太刀の抜き岩に寄り道。崖の先端に聳える岩。この上に立ったら気持ち良いのでしょうが、足を滑らせたらオシマイなので、余計な冒険はしませんでした。
10:01には白砂山展望台に寄り道。道標の目が何かを物語りますが、展望台は実に気持ち良かったです。
-見晴らしたくない-

-何も見たくない-

10:16、分岐から白砂山山頂を目指しました。片道6分、白砂山とは良く言ったもので、白くて綺麗な山頂を独り占め。隣の羅漢寺山からは鐘の音が聴こえます。彼らも幸せを堪能しているのでしょうが、この山頂の美しさを知っている私だって幸せです。

10:44、ロープウェイのパノラマ台駅および八雲神社に到着。羅漢寺山山頂(=弥三郎岳)をピストンし、早々に下山を開始。夫婦木神社方面に下りても面白いものはないだろうと思い、仙娥滝駅方面へ下りました。約束の丘から夫婦木神社方面へ歩くとすぐに分岐があるので、そこを下りていきます。
-下山道の道標-

所要時間は40分とありましたが、歩き易かったので少し走ったら16分で下山出来ました。ロープウェイの作るのに利用された道なのでしょう。たまに木の橋があるのですが、これが何とも頼りない。いつ底が抜けるか冷汗ものでした。

11:28、観光客で賑わう仙娥滝駅付近で何をするでもなく、長潭橋を目指して歩きました。虹のかかった仙娥滝、どの角度から見ても魅力的な覚円峰、何気に巨大な石門、そして数々の巨石群。紅葉は終わりがかっていましたが、充分に楽しめました。
-仙娥滝-

-覚円峰-

-ちん・・・松茸石-

数ある巨石の中で気になったのが「松茸石」。いや、これさ、もっと別な名前を付けたかったと思うのよ。巨根信仰と結びつけちゃえば良かったのに。

長潭橋までは結構な距離があり、13:00に駐車場に到着。もはや何処の駐車場も大混雑でした。やはり昇仙峡は朝から来るに限ります。

何が欲しいわけでもなく、トライアル甲府昭和店へ。予想を裏切り普通でした。トライアルが混沌としているのではなく、南アルプス店が混沌としているのか。流石に南アルプス店まで足を延ばすのは面倒だったので、風呂に入りに向かいました。

-黄金温泉健康センター-
黄金温泉健康センター、その建物からして何かを期待したわけではないです。ある意味、期待に応えてくれていました。
受付周辺は統一感がなく生活感まるだし。センスなんてものは、ありゃしない。
浴場も潔く、シャンプーなんてありゃしない。泡立つものは石鹸限り。浴室の中央には源泉が吹き出る噴水の風呂。ジャグジーの浴槽も何故か円形。まさにバブル世代の名残を感じる趣味悪い世界でした。
のんびり浸かっていたかったのですが、鉄の匂いか何なのか、源泉らしき匂いが強かったので、早々に上がってしまいました。これからライブを観ると言うのに、こんな臭いを漂わせていたら迷惑だろうに。地元の方々からすれば、私は黄金温泉の香り漂う「黄金聖闘士」かもしれません。その臭いは、私の肉体から溢れる強大な小宇宙の香りです。

黄金温泉健康センターの道路向こう、身延線沿いにあるライブハウスKAZOO HALL。ここで→Pia-no-jaC←がライブを演るというので、紅葉狩りがてら甲府まで来たのです。
まぁ始めの内は良かったですよ。しかし3時間も演られちゃあねぇ。もう後半は終わるのを待ち侘びていました。
まず客を巻き込みすぎです。そしてHIROのMCが好きになれません。もう二度と行きません。
いや、ホールライブでノンビリ見れるなら行きたいです。

以上。山登りにライブ、纏めて済ませるのは経済的ですが、日曜日にこれをやるのは厳しいですね。

2011年11月6日日曜日

第33回報徳マラソン

昨年に続き、今年も参加しました。酒匂川サイクリングコースをピストンする報徳マラソン。参加賞は普通のタオルで、出店なんてありゃしない。とにかく走って帰るだけ。
小学生の2km、中学生の3km、一般の10km。参加料は一般で1,200円。ローカル色を崩さない、金稼ぎなんて考えない。そんな姿勢が魅力の大会です。
ハーフ未満で参加料5,000円する大会とか、何様のつもりなんでしょうね。

私にとっては今シーズン初のマラソン大会。今年度はとにかく走り込んできました。目指せフルマラソン完走!目指せ10km50分以内!そのどちらも達成できそうにない仕上がりですけど…。

雨が本降りにならなかったのは幸い。10時に一般の部がスタートしました。3日前に湘南国際マラソンがあったせいか、去年に比べて圧倒的に少ない参加者。お陰で走り易いです。
一応目指せ50分以内。しかし3kmを過ぎたあたりからペースが落ち始めました。そりゃそうですよ。普段は1km6分台でダラダラと走っているのを、1km5分以内で走らなければならないのですから。練習の時には、5kmだけでも25分以内に走れもしなかったのに。

折り返し地点でタイムを見たら23分台。ペースが落ちる事も考えると、あまり希望は持てません。「一切の希望を捨てよ」まるで地獄の門を潜った気分です。

最後の1kmでダッシュしようとしましたが、もうそんな気力はありませんでした。極力ペースを落とさないようにするのが精一杯。そうしてゴールすると…

48分台!

これはどんな偏差が発生しようと、50分台になることはないでしょう。今年の目標の一つを成し遂げました!10kmエントリーしているの今大会だけだったので、助かりました。

頑張れば、どうにかなるもんだね。この気持ちを大切にしないといけません。でもその後は、疲れたのでひたすら家でTVゲームをやってました。

明日からガンバロウ!……………嗚呼、ダメだ。

2011年11月5日土曜日

山中湖でカーリング

必死で氷を掃く姿が滑稽なカーリング。それが手近で体験できるという事で、行ってまいりました。
 場所は山中湖。料金は3時間で5,000円です。会員限定の施設なので、非会員は体験コースか初心者大会ぐらいでしかプレイできないようです。

 本日の体験者は、うちのメンバー5人と他の体験者2名の計7名。講習で1時間半ぐらい。残りで3END(3ゲーム)の試合をしました。うん、これね、ちゃんと4の倍数で人数揃えた方が良いです。3人チームだと掃く人が1人になるから、とても疲れます。

 細かい点を求めれば難しい競技です。ただ、軽く遊べてしまうところが嬉しい競技でもありました。教え方が良いんでしょうね。3END目はグダグダでしたが、2END目はとてもゲームっぽくなっていたと思いますから。

 現在は全国で2ヶ所しかないオールシーズンのカーリング場。その一つが身近にあるという幸運。皆、また来ようとノリノリでした。