2016年1月24日日曜日

藤沢駅の大船軒

藤沢は利便性の高い町だが、わざわざ出向くほどの町ではない。横浜より西側では最も栄えた町ではあるが、藤沢へ行くならいっそのこと横浜か都内へ出てしまう。
それでも最近は藤沢へ行くことが多くなっていた。今日だってそうだ。

そんな私が今更気づいた藤沢駅の東海道線下りホームの立ち食いそば屋「大船軒」。
 一見すると古めの立ち食いそば屋。しかし一歩退いてみよう。
階段の下に立地したそれは、異様に低く辛気臭さすら感じる。自動販売機の方が明るく存在感がある気さえする。この雰囲気が実に気に入った。
そもそも藤沢より西側の駅で、藤沢駅より改札が東寄りにあるのは大磯駅ぐらいのものである。そんな人の流れと逆行する場所、向きで存在する異様さ。なんとも不思議な立地である。

ただ、大船軒自体の評判は悪くなさそうだ。駅弁しかり蕎麦しかり。まぁ所詮は立ち食いそば屋。遠くから足を運ぶ旨さでないことは確かだが、この雰囲気で食べる蕎麦は一際味わい深いものであろう。是非とも一度は食してみたいものである。

2016年1月23日土曜日

TIMBUK2 especial vuelo

通勤用に防水のリュックを探していました。ブランドはTIMBUK2で決まったものの、

容量25リットルのEspecial Vueloと

容量30リットルのEspecial Medioで悩み続けました。

お値段はMedioの方が5,000円ほど高いです。Medioは容量が多いだけでなく収納箇所も多いので、実用性に長けています。しかし、それは余計な物まで持ち歩く原因となりえます。デザイン的にはVueloの方が好みなので、最終的にはVueloに決定。現物を見に2店ほど伺いましたが、ネットで買う事だけは前から決めていました。すみません。

そんなVueloが本日届きました。
両サイドにポケットがあります。通勤途中に買う缶コーヒーを入れるのに便利です。
サブの収納場所はここのみ。メインを開けずにアクセスできるので便利です。容量も意外とあります。
上部からのサブもあるように見えますが、上からも横からもアクセスできるだけで、あくまで一箇所です。
メインの収納場所。ラップトップを入れる仕切りがあるだけなので、広々しています。

これで雨の日の通勤も安心。次は理想的な傘を探そうと思います。

2016年1月16日土曜日

鼻毛カッター〜PHILIPS NT1150/10

鼻毛カッターを買いました。正しくは、耳毛の手入れをしたかった。
先日耳の中の写真を撮ってみたら、年相応なのか耳毛がモッサリ生えていました。こまめに手入れしないにしても、定期的に行わないとどこまで伸びるか分かりません。自分には見えない箇所なだけに油断禁物です。
これまで抜くなり切るなりしていた鼻毛も、もっと楽に手入れしたかったので、良質な鼻毛カッターを探しました。


評判の良かったのがPHILIPS NT1150/10。
値段はお手頃。水洗いが出来て手入れも楽です。
実際使ってみたところ、いい感じにカットできました。考えられた設計なのか否か、奥まで切りすぎないのが私的には高評価。鼻毛も耳毛も外敵の侵入を守る役割がありますので、切りすぎはいけません。

実に良い買い物をしました。歳を取っても、否、歳を取ったからこそ清潔感に気を配らないといけません。

2016年1月9日土曜日

岩だらけの大谷〜大谷資料館と大谷観音寺

青春18きっぷが1日分残っているので宇都宮に向かった。鴨宮から各停で3時間20分。乗り換えせずに行けるので、グリーン車で寝てしまえばこちらのものだ。
10:16 宇都宮に到着。西口を出てすぐ左に喫煙所があった。
「大谷観光一日乗車券」というものがあるそうで、JR宇都宮駅西口〜資料館入口 間の関東バスを乗り降りし放題、大谷資料館と大谷寺も入れて、お値段¥1,600-。これだけで400円お得なうえ、ちょっとしたサービスも付いてくる。餃子食べるとソフトドリンクサービスとか。
損はしないので買おうと思い、関東自動車宇都宮駅前定期券センターを探す。西口から見て、左前にあるチサンホテルの左下あたりに高速バスの待合室があるので、その隣だ。

宇都宮と言えば餃子。西口と言えば餃子像。そこにあるのに気付かない餃子像。
西口を出るとバス停のデッキ上に出るわけだが、この中央を先に行くと、なんかハッピーそうな像が立っている。これはとても目につく。そこから駅へと振り向くと、
いた!
こんな中央にいるのに目立たない餃子像。

6番乗り場からバスに乗り、30分かからず資料館入口に着く。
周辺にある岩壁を見るだけでも楽しいが、資料館内部はさらに楽しい。
資料館から階段を下りていくと...
広い!
高い!
様々な映像作品で利用されているこの場所、その理由も頷ける。結婚式もする事があるそうだが、人生の晴れ舞台にここを選んでくれる女性がいるなら是非とも結婚したいものだ。

徒歩で大谷寺に向かう。ここで見れるのは、壁に掘られた観音像と、日本最古の人骨。
巨大な平和観音は拝観料関係なく見れた。
平和観音の肩まで登って眺めると、一軒の廃墟が見えた。
大谷観音前のバス停から嫌でも見える廃ホテル。
岩山も利用していたのか、とても良い雰囲気を出している。ガードも非常に甘そうで、周辺の住居も静かなもので、侵入は容易いだろう。でもやはり、私有地と書かれると躊躇してしまい、中には入らなかった。

12:28のバスにに乗り、東武駅前で下車して餃子を食べる。アーケード街を歩き、二荒山神社に寄り、バスで宇都宮駅へ。14:06の小田原行きに乗って退散。

藤沢で途中下車をした。さてここで、鴨宮までで購入したSuicaのグリーン車情報はどうなるかが問題だ。答えを先に言うと、継続して利用可能だ。
グリーン券をSuicaで購入した区間で乗り換える場合、席替や乗換で離席する際に座席でタッチしていかないといけない。次の席のために席情報みたいのをクリアするのだろう。但し、次の席に行く間に改札でタッチをしてしまうと、そこでグリーン車情報は消去される。
通常では、Suicaグリーン券での途中下車はできないのだ。
しかし今回は改札でタッチしない。青春18きっぷや休日おでかけパス等のフリーパスならば、Suicaを改札でタッチする事はない。即ちグリーン車情報が消去されないのだ。時間制限があるのか知らないが、藤沢で30分ほど寄り道した分には大丈夫だった。お陰で八天堂のクリームパンとメロンパンをグリーン車でノンビリ堪能できた。

藤沢に寄った本題は八天堂ではなく、藤沢OPAのMETHODである。

TIMBUK2 Especial Vuelo
通勤用に25ℓぐらいの防水リュックを探しており、StreamTrailやORTLIEBを押し切って選び抜いたのがTIMBUK2。決め手となったのはポケットなどの使い易さ。でも実物を触ってみたいと思いMETHODに寄ってみたのだが、TIMBUK2を取り扱っているとはいえEspecialシリーズを置いてあるとは期待していなかった。ところがどっこい見事な品揃え。
Especial Medioも惹かれたが、たぶん私にはVueloがベターだ。METHOP藤沢OPA店には感謝だが、今日は見に来ただけです。すみません。楽天の期間限定ポイントを使うための買い物ですので、他で買うわけにはいかないのです。

そんなこんなで18時前には鴨宮に到着。半分以上は電車に乗っていただけだけど、有意義な一日でした。

2016年1月5日火曜日

41歳のおっさん、乾燥肌に悩む〜無印良品の化粧水

私は乾燥肌だ。故にこの時期は辛い。乾いた肌を掻いてしまい、掻き傷が出来る。湿気を求めて入浴しようものなら、代謝が上がり痒さが増す。コタツや布団で暖まっても痒さは増す。
乾燥肌故のものなのか、さらに私はフケ症だ。山形で見た粉雪から、真っ先に自身のフケを連想したのは悲しいものがあった。

シャンプーやボディソープを無添加と表された物に代えたところで効果なし。長時間の入浴も油分を失うだけなので、今ではお湯のみのシャワーが日常だ。タモリや福山は関係無い。乾燥肌ゆえに辿り着いた対応策だ。

しかしそれでもフケは治らない。乾燥肌も改善しない。
そんな私がとある商品の評価を目にした。

無印良品の化粧水・敏感肌用と言うものだ。他メーカーの化粧水を使った事があるが大した保湿効果は得られなかったので、期待しないで買ってみた。保湿力を求めているので高保湿タイプを選んだ。

結果、これは効果が実感できた。保湿が持続しているのか知らないが、1日シャワーを浴びなくても肌はほとんど痒くならない。フケは治まっていないものの、量は減ったかも。とにかく肌の痒みが治まったのは確かである。

人工物による害を人工物で抑える。この虚しい連鎖から脱した私だが、無印良品の化粧水とは長い付き合いになりそうだ。

2016年1月4日月曜日

風邪引いた

元旦からシクシクとお腹が痛んでいた。猛烈な痛みでもなかったので放置していた。3日、高尾山へ行く。日中、電車の中が暑いと思っていたが、これは既に始まりだったのかもしれない。
帰宅して風呂に入る。相変わらずお腹が痛いので、もしやお腹の風邪かと思い熱を計ってみる。そしたらあった。熱があった。自覚をしてしまったせいか、ここから一気に熱が上がる。悪寒も酷く、湯たんぽを使って少しでも寒さを凌いだ。

幸い明日まで冬休みである。素人が考えていてもしょうがないので病院に行った。便は普通なので、お腹の風邪とは言い難い。とりあえず採血して整腸剤を処方してもらった。そう、腹痛と発熱は別の問題かもしれないので、とりあえず腹痛を抑えようという訳だ。

原因はいくつか考えられる。
まずは大山からの初日の出。ただこれが原因ならば、もっと早く発熱して良い筈だ。
次に日々の軽いジョギング。ただ走った後にシャワーを浴びていたので、考えづらい。
そして昨日の高尾山。暖かい陽気だったとはいえ、汗をかいて帰宅するまで、何時間も放置したのだ。やはりこれがネックだろう。発熱は。
腹痛については皆目見当がつかない。生物を食べたわけでもないし。

なんにせよ明日までに治せば問題はない。風邪でゴロゴロするか、ただゴロゴロするかの違いなのだから。
しかも、こういう時の方が家事を頑張る。細かい片付け等に限るが、男性的には「体調悪いけど働く俺カッケー」的な思考だろう。ただ仕事においては迷惑なだけだ。「体調悪くても気合で乗り切れ」的な方もいるかもしれないが、確実に効率は落ちているうえに風邪を移す恐れもあるから休ませるべきだ。正直、こういう人の下には就きたくないし、認めたくもない。
私がすべき事は、明日中に治るよう精一杯の努力をする事である。

2016年1月3日日曜日

【奥高尾縦走】高尾山口〜高尾山〜陣馬山〜藤野駅

2月にはスギ花粉がやって来る。今年度の〆として、5:01の電車で高尾山へと向かった。最も乗車時間の長い相模線で寝るつもりが、やたらと寒くて眠れなかった。
高尾駅に着くと天狗の顔が目に飛び込んできた。これはあれだ、暴れん坊天狗に違いない。そう確信してググってみたが、関係性は見出せなかった。

7:07に高尾山口駅に着き、ケーブルカー高尾山駅前で一服。7:22、稲荷山コースへ踏み出して山登りを開始した。今日の本題は山登りだが、走れる限りは走る。トレイルランナーを目指す訳ではないので、無理をする気はない。
7:44 稲荷山、
8:10 高尾山、
8:37 小仏城山と通り過ぎ、
9:08 景信山に到着。11分の休憩を摂り、一気に陣馬山を目指す。

しかし来た。ヤツが来た。便意である。家を出る前に出したので、安心して紙は持参していない。9:58 明王峠に着くも紙が無いので先に進む。もはや走れない。走った分だけ下りてきそうだ。幸いな事に途中で波が引き、10:25 陣馬山に到着。
さすが陣馬山、トイレに紙が備え付けられていた。とても汚かったが、山にトイレがあるだけ幸せだ。

休憩も摂って10:43に出発。一ノ尾根をひたすら下る。
11:25 県道522号に出た。藤野駅まで後2km。足に余裕はあったのだが、2kmを走りきる程ではない。しかも最後の1kmは登り。トンネルを抜ければ藤野駅はもうすぐそこ。11:42 藤野駅に到着した。

高尾山駅から約20km。タイム4時間20分(内休憩30分)。ハイキングにしては早く、トレイルランにしては遅い。実に私らしいタイムだ。

帰る前にちょっと寄り道。甲府方面の電車に乗って四方津に向かう。
駅前から山頂へと斜めに伸びるエレベーター。その先にあるのはコモアしおつ。
年末年始はエスカレーターを止めてるらしく、エレベーターを待っていたのだが、利用者が多い訳でもないのに時間がかかった。四方津にいるのは僅か30分。逃せば次は30分後。次の電車だと鴨宮までの所要時間が長いのだ。
そこにあるのは住宅街。私の様な家も家庭も築けない貧しい独り者が、それとは相反する人たちの地を好奇心だけで踏み込むのは失礼だ。しかも専用のエレベーターを使ってまで。結局12:24の電車で帰宅。お陰で15時前には鴨宮に着いた。

今後も土地に踏み込む気は無いが、あのエレベーターの存在感は独特である。いずれ高柄山にでも登って、”ついでに”遠目に眺めてみよう。

2016年1月1日金曜日

大山からの初日の出'16

5年ぶりに大山からの初日の出を拝もうと、1:20に家を出発。大晦日の夜は小田急が臨時列車を出してくれているので、実に助かる。富水駅発は2:11。1:45に駅に着いてしまったが、1月にしては寒くない夜だった。

伊勢原に2:38に到着し、バスの出発は2:50。5年前の記憶と比べると乗客は少なかった。
ケーブルカーも24時間運行しており、3:40に乗車。一度目で乗れたので、やはり人は少なく感じる。
ケーブルカーの勾配が急な事に気付いてはいたが、先頭で目の当たりにしてみると何気に怖かった。何かの拍子で車両が自由になってしまった途端、ケーブルカーは一瞬にして巨大な棺桶と化してしまう。そのネガティブな発想故にジェットコースターも苦手だ。でも飛行機は平気。
 日の出が7時前だとして、汗をかかないペースで登って5時半に山頂に着けば丁度良いだろう。そんな計画で4時に下社を出発。
いるわいるわ、登り方を知らない若者たちが。急いで登って疲れたところで休憩入れて、なんてやっていたら体を冷やすだけだ。ペースと衣服で適度な体温調整、これこそが賢い大人の登り方。
そう言いつつも、5:10には山頂に着いた。かなり遅く登ったつもりなのに、普段と10分しか変わらないってどういう事か。
山頂だけで無く見晴台にも意外と人がいて、取れた場所はけっこう東側になってしまった。
真横には寒そうに丸まっている若者がいた。こんなのを気にしていたらキリがない。温かいココアを飲み、湯を沸かして蕎麦と汁粉を食べる。老若男女問わず、山を知らない人は全てにおいて装備が甘い。この優越感を味わうための、元旦の大山なのだ。
初日の出は無事に拝めた。陽が登ってしまえば皆退散。私もノンビリ片付けをし、2組ほど写真を撮ってあげた。無知を嘲笑う嫌な独身男性ではあるが、写真を撮ってあげるのは好きだ。ファインダー越しに人々の笑顔を覗くのが好きなのだ。なんてわけはなく、自分が必要とされているのが嬉しいだけだ。

7:13に山頂を発ち、様子を見ながら追い越しまくって8:06に下社に到着。しかしケーブルカーが混んでおり、歩いて下山したいところだが往復きっぷを買っていたので、延々と待った。
8:50にケーブルカーに乗車。何処に寄るわけでもなく真っ直ぐ帰ったら、11時前には帰宅できた。

初日の出だけに目的を絞り、本坂ピストンに絞った大山登山。ネクタイ尾根を下りて広沢寺温泉に寄るコースも考えたが、それはまた荷物の軽い時にした。