箱根ターンパイク13.6kmをひたすら走って登るというキチガイ大会「山道最速王決定戦」が初開催。先週参加した尊徳マラソンで募集していたので、応募してみました。
マラソンなら6,500円のところ5,000円でOK。ウォーキングなら2,000円。ウォーキングも割引いて2,000円なのか聞いた際、「そうです」と即答した受付の方。金額はどうでも良いのですが、息を吐く様に嘘をついたのは許せません。開催一週間前に割引募集している事もあり、大会への期待値はゼロでした。
そもそもね。なんで3倍もの金額を出して走らなきゃいかんのですか。普段歩けないターンパイクを歩けるってだけで十分じゃないですか。そんな私の価値観とは裏腹に、世の中には変態がたくさんおりました。ウォーキングは参加者100人程度だったのに、マラソンは1,500人ぐらい集まったそうです。変態恐るべし!
マラソンのスタートは12時、ウォーキングのスタートは10時でしたので、私は8:40頃に出発。JRの遅延は予定外でしたが、間に合って良かったです。
早川小学校で受付を済ませ、ターンパイクの入り口へ。ウォーキングの参加者はこれでほぼ全員。ウォーキングの部は後から追加になったせいかもしれませんが、とにかくショボい人数です。
でもウォーキングだから、こんな景色が楽しめます。
小田原厚木道路も見下ろせます。
道中、桜の木がたくさん植わっていました。あと2週間も遅ければ素晴らしい光景になるのでしょう。
大きく曲がった橋の上から相模湾が見えました。残念ながらガスっていましたが、1月とかなら横浜のランドマークタワーも見えることでしょう。
この橋のすぐ先が第一中継点。だいたい4km地点。所要時間約1時間。
ひたすら山の合間を歩くだけなので、たまに見える景色は嬉しいものです。
12:04、9kmあたりの第二中継点を通過。
景色が開けると11kmあたりの第三中継点はすぐそこ。ここで休憩がてらトップランナーを待ちました。
少し遅れて12:10にスタートしたマラソン大会。トップランナーのタイムはなんて57分台!この登りを1時間以内で走りきるって、変態以外の何だと言うのでしょうか。
最後の最後に待ち受ける登り坂。これすらも走って登る変態たち。
13:27、私も無事にゴールしました。
続々とゴールする選手たち。80分ぐらいのタイムで走りきる人なんてゴロゴロいました。街中でふと隣に座った人が、意外にもそんな変態だったりするのでしょう。
大観山からの景色が絶景。でも富士山は薄っすらとしか見えず。
双子山と駒ヶ岳は良い感じ。
少し風も吹いていたので、早々に帰ることにしました。13:50頃にバスの発着地点に行ったのですが、既に若干の行列。それでも2台目、50分待ちで乗れた私はラッキーです。
行列は延びに延び、道の向こうには第二群が。第一群で300人はいたと思うので、第二群なんて何時に乗れるのやら。
でもまぁ帰りの手段がバスしか無いって時点で、こうなる事は予測できますよね。これが綺麗に捌ける運営なんていないと思います。バスを増やせば、そのぶん費用も増えるわけですから。
むしろ、並ぶ方も並ぶ方です。早く帰りたい気持ちは分かりますが、ここまで来たらラウンジで2〜3時間過ごした方がマシかと。
ちなみにゲストは神野大地さんと鏑木毅さん。私は観る方には興味が無いし、目標も無いので、選手は全く知りません。
まぁ面白い大会だと思います。来年も開催されると良いですね。