2012年8月29日水曜日

贅沢おかわり

トレッキングシューズ買いました。
-Columbia セイバーオムニテック-

6,990円と安かった。
今月の懐、だいぶ厳しいんですけどね。

でも運命を感じました。
物を買う時って、何か啓示が下りてきます。

これがお金の無い時は違う。
我慢する。
だから啓示が下りてこない。
感受性が弱ります。
何かが乏しくなります。
貧しいのは仕方ないけど、乏しいのは良くないです。

いやぁ久々に来ました。
『運命』
今週末は山に行けってことですよ。
靴慣らしに高尾山にでも行ってこいってことですよ。

そうすればきっと...
きっと...
何かあった試しはないです。

2012年8月27日月曜日

横浜から江の島

新たにトレッキングシューズを買う為、候補の試着をしようと三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドに行ってきました。天気が良いから引き蘢っているのが嫌だった、ってのもあります。
11時に出て、帰ってきたのは21時過ぎ。疲れたので簡単に纏めます。

-星槎湘南大磯キャンパスの倉庫っぽい建物-
元修道院の敷地で、シンボルとなる塔があったらしいのですが、
老朽化により取り壊されたそうです。

-県立大磯城山公園にある大磯町郷土資料館-
城跡の名残はほとんどありません。
横穴古墳があるのが珍しい点。
全体的にもう少し綺麗に整えると、素晴らしい公園です。

-馬車道駅付近の廃屋-
遠目に発見し、思わず足を止めました。

-神奈川県立歴史博物館-
旧横浜正金銀行本店本館として、国の重要文化財に指定されています。

-旧根岸競馬場一等馬見所-
まず根岸森林公園が素晴らしいです。
そこに残る廃屋は、存在感だけでなく外見も素晴らしいです。

-江ノ島からの夕陽-
かなり駆け足で横浜から帰ってきました。
残念ながらダイヤモンド富士ではなかったようです。

-ネコに灯籠祭り-
ネコたちに灯籠なんて関係ありません。
灯籠、綺麗でした。

横浜外国人墓地の前まで行ったのですが、駐輪場所が見つからないのと、素敵な建物が多く目に付いたので、今日は諦めました。
本牧市民公園も良さそうなところだったなぁ。

ちなみに、本来の目的であるトレッキングシューズ。

montbell ラップランドストライダー 374g ¥13,500-
Columbia セイバーオムニテック 390g ¥10,500-
NIKE TAKAO LOW GTX  350g ¥9,240-

montbellの27.5cmは、長さが良くても幅がキツかったです。Columbiaの28.0cmは足にシックリきました。NIKEはサイズが無くて試着できず。
NIKEのアウトレット品がホントに安くて、正直信用なりませんでした。でも定価を見て安心。
今のところColumbiaですが、NIKEも試着した上で決めたいと思います。

2012年8月25日土曜日

久々の贅沢

今月はちょっとだけお金に余裕があります。
来月も少しは余裕がありそうです。
だから今日は奮発しました。

まずは自転車のタイヤ交換。
タイヤもチューブも前後合わせて交換しました。
工賃込みで10,000円チーン。

チューブがパンクしてたうえ、タイヤも相当劣化してたので、
私の欲望とは全く関係ありません。
でも細く & 新しくなって快適。

そして服を購入。7,000円チーン。
仕事用のスラックスです。
何ヶ月も購入できずにおりました。
やはり私の欲望とは、全く関係ありません。

現在プライベートで欲しいものと言えば、トレッキングシューズ。
ローカットのトレッキングシューズです。

でもその前に、通勤用の靴を買い替える必要があります。
下着も少し買い替えねばなりません。
住民税も払わないといけません。

去年と比べ、煙草どころか物欲まで抑えている私。
ひもじい独身生活は、ただただ惨めなだけです。

2012年8月19日日曜日

休日の伊東

夏休み最終日。高尾山は断念しましたが、ならば海です。でも下田は混んでいそうなので、伊東です。私の大好きな川奈のポイントでスノーケリングです。
-水温最適!透視度抜群!魚大量!-

-廃墟!牢獄マンション!-

-伊東駅前の天狗-

-アーケード街、閑散としすぎ...-

-伊東の風俗と言えばピンク座!-

-東海館、風呂に入って見学もしました-

-伊東の海岸にはオブジェが大量-

-東海館からの景色-

-真実の口も唖然とする閑散っぷり-

-旧R135-

以上。夏休み最後の日は、堪能しつつもノンビリできる一日でした。

夜の横浜・川崎

静岡市のイハラニッケイを見て以来、工場に魅力を感じていたこの頃、川崎に工場夜景を撮りに行ってきました。

昨日は午前中の天気が不安定だったものの、午後からは快復した様だったので出発。まずは横浜です。
本牧に向かったのですが、何処でどう工場を撮ったものやら分からず。本牧山頂公園に行ってみたものの、距離からして手持ちのレンズでは厳しそうだし、そもそも男一人が夜の公園をフラフラしているのも怪しいので、夜景すら確認せず退散。
みなとみらいを撮ろうと向かうと、なんと花火をやっていました。多摩川の花火大会はチェックしてあったのですが、まさか横浜までとは。だから混んでいたのか。
花火大好きですので、強引にバイクを駐輪して山下公園へ。やっぱ横浜ともなると迫力が違います。そして遥か彼方には多摩川の花火も見えました。
花火が終わり、赤レンガ倉庫まで散歩しながら撮影。横浜を経ったのが21時頃だったかと。
-みなとみらい-

続いて川崎へ。川崎の工業地帯は普通に道路を走れるので、間近で写真を撮れるそうです。まずは川崎マリエンへ行ってみましたが、既に閉館。でも21時までやっているんですね。ここからの夜景は絶景でしょうから、日を改めて来ます。

千鳥町、浮島町、水江町の順に回りましたが、まぁ大興奮ですね。夜の工場、かっけー!
今回は小さい三脚しか持っていかなかったのですが、どうやら本気で挑んだ方が良さそうです。
-第一パイプ工業-

-水江運河越しの景色-

そうこうしていたら24時前。このまま八王子に泊まって高尾山に登ろうと思っていたのですが、予想以上に居座りすぎたので退散。
ちなみに一人です。えぇ一人です。幻想的な夜景なので、異性と来れば最高でしょうね。でもそしたら写真を撮るのに夢中になれないでしょ?まぁそもそも相手がいませんが。

2012年8月16日木曜日

日本三大大仏

旅に出る時、100名城やら100滝やらを目的地に設定します。そんな中で気になったのが、「日本三大大仏」です。数ある大仏の中から代表的な物を3つ選んでいるようですが、3つ目が未だに定まっていません。むしろ他の3つ全てにおいて意見が分かれるのではないかと思います。

まず確定しているのが、下記の2つ。歴史的に文句の付けどころがありません。
奈良の大仏 - 東大寺(奈良県奈良市) 752年 16.0m
鎌倉大仏 - 高徳院(神奈川県鎌倉市) 13世紀頃 13.35m

3つ目を名乗っているのが下記の2つ。多分これは金でも積まない限り決着がつかないんじゃないかと。
高岡大仏 - 大佛寺(富山県高岡市) 1933年 15.85m
岐阜大仏 - 正法寺(岐阜県岐阜市) 1832年 13.7m

これ以外にも大仏はたくさんあるわけで、見方によって何が良いのか変わってきます。
古さで行けば下記2つでしょうか。
飛鳥大仏 - 飛鳥寺(奈良県飛鳥市) 606年 4.9m
伊賀大仏 - 新大仏寺(三重県伊賀市) 1202年 4.05m

大きさだと並べ甲斐があります。15m未満は身近な物だけに厳選しました。
牛久大仏 - 牛久浄苑(茨城県牛久市) 1993年 120.0m
日本寺大仏 - 日本寺(千葉県安房郡鋸南町) 1969年 31.0m
長浜びわこ大仏 - 良畴寺(滋賀県長浜市) 1994年 28m
白馬大仏 - 白馬観光ホテル(新潟県糸魚川市) 1969年 23.5m
昭和大仏 - 青龍寺(青森県青森市) 1984年 21.35m
聚楽園大仏 - 聚楽園公園(愛知県東海市) 1927年 18.79m
兵庫大仏 - 能福寺(兵庫県神戸市兵庫区) 1991年 18.0m
布袋の大仏 - 愛知県江南市 1954年 18.0m
越前大仏 - 清大寺(福井県勝山市) 1987年 17.0m
但馬大仏 - 長楽寺(兵庫県美方郡香美町) 1994年 15.2m
名古屋大仏 - 桃巌寺(愛知県名古屋市千種区) 1987年 15.0m
三浦大仏 - 聖徳久里浜霊園(神奈川県横須賀市) 1983年 13.5m
東京大仏 - 乗蓮寺(東京都板橋区) 1977年 12.5m

ホテルや霊園の客寄せパンダは問題外ですね。それでも牛久大仏の大きさは尋常はないので、何か賞をあげたいぐらいです。15m以上の物はいずれも20世紀に造られているので、これらも問題外かと。
そうなるとやっぱり飛鳥か伊賀?真面目に考えたらその辺ですね。

ただ個人的には、まず鎌倉はショボイので除外です。
寺院そのものが圧倒的な存在感を放つ越前大仏、
それを遥かに凌駕する牛久大仏、
15m級の黄金大仏が三体並ぶ但馬大仏。
金に塗れた現代仏教を象徴するには、上記3体あたりがベストなんじゃないかと思います。

上記の中で私が直に観た事があるのは4体のみ。15m以上の物は地道に回って、いつか私の三大大仏を決めたいと思います。

以上、自由研究みたいになりましたが、意外と楽しかったです。

2012年8月15日水曜日

ひげ抜き

私は基本的にヒゲを抜く人です。ヒゲを抜くのは良くないって言いますよね。でも滅多に炎症になる事はないし、埋没毛も滅多にないので、私は15年近くのキャリアを持つヒゲヌキャーです。


御覧下さい。片や抜いたお陰で先端が細くなり、多少長くても気になりません。剃った方はゴンぶとの剛毛です。剃った場合は、こんなのが一斉に伸びてくるのですから、そりゃ見栄えは宜しくありません。

これでも剃るのが良いのか?衛生上は良いのでしょうが、見栄えでは定期的に抜いている方が断然良いのです。だから私は、今後もヒゲを抜き続けます。ヒゲを抜いていると、流れで鼻毛にも手を出すので、鼻毛のメンテを怠らないんですよね。

ツーリング夏'12-4(敦賀⇒小田原)


より 大きな地図 を表示

8月14日、3:45にネットカフェを出た瞬間、激しい雨が降り出しました。ホント私を待ち構えていたかの様なタイミングで。敦賀から小田原まで帰るってだけでも気が遠いのに...。バイクを売って電車で帰りたいぐらいです。
先に書いておきますと、静岡市に入るまで雨は止みません。愛知県までひたすら豪雨、静岡県内で強雨、藤枝でようやく小雨になった感じです。

敦賀から国道8号を南下したのですが、全く前が見えていませんでした。長浜市に入れば天気が好転すると思っていた私が馬鹿でした。
国道365号で関ヶ原方面へ。国道21号に乗り換え大垣へ。コンビニの軒先で一旦道を確認。
大垣から国道258号を南下。桑名市に入り、コンビニの軒先で道を確認。国道23号に乗って東に向かうものの、途中で睡魔に負けたので、とある店の軒先で座って仮眠。豊橋市までひたすら国道23号。バイパスなので早いのですが、睡魔に二度負けてガード下で仮眠。のび太並の早さで眠りに就ける状態でした。
蒲郡の弘法大師像を目撃しながらも、写真すら撮れない状態。日本列島公園に寄る余裕もなし。

9:55、遂に静岡県内に入りました。長い長い静岡県。今回の道のりでは、静岡県だけで約200km走りました。
潮見BPと浜名BPは125cc以下通行不可なので、下道を。しかし、浜名湖の辺りを散策する余裕なんてありません。
磐田BPから暫くは快適なのですが、藤枝BPは一部125cc以下通行不可。再びBPに乗っても、丸子ICからの静清BPも通行不可。天気は快復しましたし、静岡から先は地図も不要なので余裕です。富士山の姿が見えたので三保の松原でも寄ろうと思いましたが、富士山が雲に隠れたので断念。西倉澤から由比の街中を走り、再びBPへ。15:12、神奈川県へと入りました。
箱根は深い霧に包まれていましたが、小田原は夏の空。この天気では「なんで帰ってきたの?」と訊かれそうですが、そもそもそんな質問をしてくれる相手がいません。日帰り温泉で疲れを癒して、帰宅してすぐ洗濯を開始。その最中に寝落ちしました。
-小田原は晴れ-

本日の走行距離は462.5km。4日間の合計が1725.5km。敦賀から小田原って、そこまで果てしない距離ではないんですね。ツーリングに行く時は、Maxで400km/日ぐらいにしておくのが丁度良いかと感じました。

ツーリング夏'12-3(珠洲⇒敦賀)


より 大きな地図 を表示

8月13日、0時過ぎに目覚めると雨が少しパラついていた。テントが濡れた事を面倒に思いつつ再び寝たのですが、ここで何かを察知するべきでした。
2時頃に激しい雨と風。荷物が多いとはいえ、ペグを打っていないテントには厳しいものがあります。グラウンドシートを敷いていたとはいえ、テントの下も若干染みてきました。雨雲の動きをチェックすると一時的なものの様なので、まずは我慢。能登半島の北部だけを擦ったゲリラ豪雨。なんとも辛い体験でした。
雨風が止んだので、狭いながらも屋根のある場所へバイクごと移動。荷支度をして3時半、真っ暗闇の中を出発しました。

何の景色を楽しめるわけでもなく、ひたすら国道249号を西へ。幸いにも雨は落ち着いています。
輪島に着くとコンビニがあったので一休み。喰らいながらも街の雰囲気が良さそうに感じました。せめて陽が昇り始めた頃に通りたかった場所です。

中屋トンネルを抜けると豪雨の開始。海岸線に出ると風が強く、まともに進めません。睡魔に襲われたので、道の駅「赤神」で仮眠。
激しい雨の中、ロードパークから関野鼻を眺め、道の駅「とぎ海街道」で世界一長いベンチを見、機具岩、旧福浦灯台も意地で立ち寄りました。
気多大社に着いた頃には雨が止みました。巫女姿で禊体験が出来るという気多大社。私が女性なら体験したいものでした。
-関野鼻-

-世界一長いベンチ-

白尾IC付近にある七福神センターに寄り道。既に閉鎖しておりますが、その建造物は健在。巨大な竜はまだしも、スフィンクスとピラミッドの存在意義が分かりません。
-七福神センター-

県道8号を走っている途中、河北潟を眺めがてらレインウェアを脱ぎました。しかし、内灘大橋を渡った途端に豪雨。内灘砂丘に寄ってみましたが、砂丘を見学するどころではありません。
金沢は目前。4年前同様、今回も全く見学できませんでした。金沢には縁が無さそうなので、次回は高速バスで来ようと思いました。

激しい豪雨も金沢を後にすると止みました。美川IC付近にある石の木塚に寄り、小松市のハニベ岩窟院へ。このハニベ岩窟院、巨大な大仏像が出迎えてくれるのですが、これで満足してはいけません。800円と割高な入場を払った先には、珍妙な像の数々。立派な洞窟内も変な像だらけ。洞窟をこんな使い方して良いのやら。とにかく一度は800円を払って、中に入るべきです。
-石の木塚-

-ハニベ岩窟院-

小松市ついでに小松城跡へ。芦城公園は小さいながらも綺麗に整備されていますが、肝心の城跡、本丸跡がショボすぎました。ショボいも何も、校庭の隅っこにポツンとある感じ。

国道8号を走っていると、御菓子城加賀藩があったので写真を一枚。肝心なのはこの先、加賀温泉駅の近くにあるヤツです。
国道8号から加賀温泉方面に走ると目に飛び込んでくるのが、巨大な観音像。加賀寺の73mにもおよび大観音立像が、山の上に聳え立っています。その迫力を実感するには、500円の拝観料を払うべきでしょう。
この時点で13時。本日中に敦賀まで行くとしたら、かなり厳しい時間です。なので観音像内部は断念。門の中から見上げる為だけに500円を払いました。でも満足です。
-大観音立像-

北潟湖に癒されながら、東尋坊へ。雄島はスルーしてしまいましたが、ここも寄るべきでした。
東尋坊はあれですね、江ノ島。福井県の江ノ島だと思って下さい。遊覧船には乗らないまでも、東尋坊タワー(500円)は折角だから上りました。良い場所なのですが、とにかく混んでいます。無料駐車場に停められたのは幸いでした。
-東尋坊タワーからの雄島-

丸岡城と福井城は以前来たので、一気に勝山市へ。福井市までの道のりは田園地帯で壮快でした。
勝山市の恐竜博物館。長尾山を丸々使った広大な博物館は、夏休みな事も手伝って、大変な賑わいでした。私は駐車場にある抽象的なオブジェを見に行っただけですので、すぐに退散。
越前大仏のある清大寺。ここはとにかく巨大です。大迫力です。福井県に来たら、ここは極力寄るべきです。
勝山城は写真を撮ってすぐ退散。水道があったので、異臭を放つトレッキングシューズを濯ぎました。金沢から先はクソ暑い天気だったので、もっと早くこうするべきでした。
-清大寺-

17時に越前大野城に着くと、城は遥か山の上。もう泣きそうでしたが、ここは登るしかありません。片道20分とか書いてありましたが、ダイソーのサンダルで7分で登頂。なんとしても暗くなる前に、100名城の一つである一乗谷城跡に寄りたいのです。
朝倉氏遺跡資料館に着いて地図を見ると、なんと一乗谷城は山城ではないですか。空は暗くなりつつあり、しかも雷がゴロゴロとなっていたので断念。
資料館に丁度良い雨宿りスペースがあったので、雨支度を開始。敦賀まで50km以上あるので、一時的なゲリラ豪雨ならば止むのを待つのが吉と踏みました。しかし、雷の後に来たのは風。徐々に強くなるその風は、木の葉をつむじ状に巻き上げます。もしや竜巻かと恐れていると、遂に豪雨も降り始めました。
早めの対策が功を成したものの、問題はこれからです。雨の動きを見る限り、止む気配はありません。福井市内で泊まろうが、敦賀まで行こうがビショ濡れになる事は間違い無し。留まっていても仕方ないので、敦賀に向かう事にしました。

国道8号をひたすら南下。対向車が来ると反射して全く見えません。前を走っている車がいないと、先が全く分かりません。雨の勢いは治まる事なく、敦賀まで果てしない道のりでした。
敦賀に着いても豪雨。敦賀とは全く関係のない松本零士関係の銅像を、チラッと目撃しました。のんびり全部見て回りたかったのですが、この雨ではどうしようもありません。お風呂に立ち寄れる天気でもなく、ネットカフェへ退避。

本日の走行距離は454.6km。明日からはいよいよ天気が重要になってきます。三方五湖、天橋立、竹田城。天気予報は...雨。
折角すすいだトレッキングシューズも、片方途中で落としてしまいました。もう諦めて帰ります。

ツーリング夏'12-2(上越⇒珠洲)


より 大きな地図 を表示

8月12日、5:00にネットカフェを出発。天気に恵まれた一日でした。むしろ晴れすぎです。

高田城を見に高田公園へ。東洋一と言われるだけあって、外堀の蓮は圧巻でした。高田公園に限らず、この先訪れる城址公園では彫刻を多々見かけたのですが、日本海側ではそういう風習なのでしょうか。
-高田公園の蓮-

同じ上越市内の春日山城跡へ。その山城っぷりときたら、かなりの時間と体力を要しそうなので断念。城跡とその下の田舎っぷりは、当時の城主と民を表している様で、とても良い雰囲気でした。ここは改めて訪れたい場所です。

国道8号をひたすら西へ。能生の弁天岩に惹かれて寄り道。親不知はその断崖もさる事ながら、廃隧道もかなり魅力的でした。
とにかく走っていて気持ち良い黒部。あえて黒部渓谷を計画に入れませんでしたが、黒部渓谷と黒部ダムはGW頃に訪れたい場所です。
そんな山々の恩恵か、綺麗な水の湧く生地。旋回式稼働橋と珍しい生地中橋もあるので、軽く休憩するには良い場所でした。
-弁天岩-

-親不知-

-生地-

路電の走る富山駅周辺。富山城址公園には「松川べり彫刻公園」と名打って、数々の彫刻が並んでいます。
この少し西にある白鳥神社と白鳥城跡に寄り道。そして何と言っても竹内文書で有名な皇祖皇太神宮があります。この竹内文書、かなり内容がぶっ飛んでいるので、関連書籍を一度は読む事をオススメします。
-富山城址公園のお堀-

やはり彫刻の多い高岡古城公園。この南西には高岡大仏があります。日本三大仏の候補にあるらしいのですが、まぁ悪くないです。ただ、規模的には三大仏に入る程ではありません。これについては後日改めて。

街中にも彫刻の多い高岡市。東京駅を模した赤レンガ造りの旧高岡共立銀行本店や、その周辺の古い家並など見所は多いので、のんびり歩くのが良いと思います。
-高岡大仏-

高岡を発ったのが13:25。本日中に能登半島を一周して金沢まで行きたいのですが、流石に厳しそうです。
北上して七尾城跡へ向かいます。国道160号の途中で案内板があったので従ってみたのですが、これ、近道なのかな...?山道をダラダラと行くのか、一度市街に出て逆から登るのか、どちらが早いかは微妙なところです。
そんな七尾城跡ですが、なんとも高い場所に在ります。しばしば深すぎる場所にある山城の存在には疑問を抱きます。

七尾線と赤浦潟に目を奪われつつ、能登島大橋で能登島へ。黒い屋根の家屋が建ち並び、漁村らしい雰囲気を出す能登島。ツインブリッジのとへと抜けたのですが、それなりの距離があります。この時既に16:10。もはや目指すは禄剛崎(ろっこうざき)灯台です。
-能登島大橋-

国道249号をとにかく突っ走りました。穴水から先は廃線跡っぽい雰囲気もあり、正直惹かれました。穴水から先、蛸島までと輪島までの二路線。この2つはいずれ辿ってみたいものです。

葭ヶ浦(よしがうら)の崖下には「ランプの宿」という旅館があります。なんとも思い切った場所に尊敬。その値段も結構なものですが、それだけに泊まってみたい場所です。
18:11、禄剛崎灯台に到着。こんな能登半島の端っこでテント泊は嫌だったので、次の道の駅「すず塩田村」へと向かいました。この辺の海岸は惹かれるものがあったのですが、なにせ雲のせいで日没が早かったものですから、のんびり出来ませんでした。
-ランプの宿-

-禄剛崎灯台-

道の駅「すず塩田村」に着いた頃には、完全に陽が沈んでいました。2日目の走行距離は384.7km。
駐車場には海水浴帰りDQN一家が既に陣取っていました。はしゃぐのは自由ですけどね、その五月蝿さに堪え兼ねてか、他の人たちは続々と退散。残ったのはDQNと私だけでした。
日本海側と言えどもテントの中は蒸し暑く、そして何より足が臭い。高岡市内のダイソーでサンダルを買いましたが、もはやトレッキングシューズは救いようがないです。
食事を摂り、やる事がないので早くも就寝。ここで十分すぎる程の睡眠を摂るつもりでしたが、待っていたのは...。

ツーリング夏'12-1(小田原⇒上越)


より大きな地図で表示

8月11日、朝3:50に家を出発。今年の夏休みは一人で長距離ツーリングです。

ひたすら走って6:13に甲府市の武田神社に到着。神社に向けて伸びる一直線の道が雄大。改めて思うと、甲府周辺は意外と見所が多いです。
国道20号を走っていると、韮崎市で巨大な観音像を発見。韮崎駅の近くにある平和観音です。その下にある素彫りの洞窟と窟観音も良い感じで、予定外の掘り出し物(?)でした。
-平和観音-

清里に近づくにつれ増える廃墟。さすが観光地ですね。申し訳ないのですが、その廃れっぷりに興奮しっ放しです。
ケーブルカーがあって、全体的に綺麗な道の駅「南きよさと」。内部への侵入は躊躇した廃墟「サンパークホテル清里」。JR最高地点、その先にあるSLランドは開園前で堪能できず。などなど廃墟に限らず魅力いっぱいで、寄り道ばかりで時間を消耗していきました。
-JR最高地点-

-SLランド裏の光景-

佐久市に入ると、高台にロケットの様な建造物が。臼田町の稲荷山にある展望台でした。稲荷山もその名に恥じぬ鳥居っぷりで、良い発見でした。その近所に釣堀があったのですが、あまりにも残念。誰が求めてここに釣り堀があるのか?何を求めてここに釣り堀を作ったのか?これが田舎の良いところです。
-稲荷山のコスモタワー-

-佐久平フィッシュランド-

この佐久市には竜岡五稜郭があります。五稜郭は函館以外にも1つだけ存在するんですね。以前一度来たのですが、一望できる場所が無いので五稜郭の実感が持てませんでした。そこで近くの山、田口城跡へ。
竜岡五稜郭の北にある山で、裏側から山に入ります。荒れた道を延々と登っていくと、キノコ栽培の小屋に着きます。ここがおそらく田口城跡。この季節では葉が邪魔をして、完全には五稜郭を拝めませんでした。でも確かにそれは五稜郭に違いありませんでした。

11:00、アニメ「あの夏で待ってる」の舞台である小諸市の懐古園に到着。最近アニメに疎いので、そんな事は知りませんでした。城跡としては立派ですし、併設された動物園はとても残念で個人的には良かったです。ただ駐車場代と入場料を払ってまで来る場所かと言うと、まぁ一度だけならば、といった感じです。
-小諸市動物園のペンギン-

-坂城の昭和橋-

12:30に上田城に到着。ここの見所は真田神社ですね。まぁ入場無料ですし、悪くはないです。
真田家の流れで、今度は松代城跡。狭い敷地ではありますが、綺麗に整備されていて、とても気に入りました。真田公園や街並も素敵です。象山地下壕は想像を遥かに超えてスケールがデカイです。日本のピラミッド皆神山も忘れてはいけません。
こんなに盛り沢山な松代ですが、かなり廃れていました。長野電鉄屋代線は2011年に廃線。旧家よりも廃屋が目立ち、終いには廃駐車場まで。
長野に行ったら是非松代に。かなり楽しめる場所ですから。
-松代城址-

-象山地下壕-

次に目指すは米子大瀑布。松代で大分時間を喰ったので、天気も時刻も心配です。16:00に駐車場に到着し、据え置きのポールを2本持って800mの登山開始。奥の院まで後300mというところで、雨らしきものを感じましたが、大瀑布ゆえのものだろうと自分を誤魔化しました。14分で奥の院に着いたものの、残念ながら雨は雨。かなりの強雨で、不動滝を薄っすら見るので精一杯。先は諦め、12分で駐車場まで戻りましたが、びしょ濡れです。
雨の装備はキチンとしてきた今回、ここでのミスが後々に大きく作用しました。

長野市周辺ならまた来れば良い事ですし、他の目的地は断念。国道18号を北上し、上越市に向かいました。
距離はあれども信号が少ないのでスイスイ。米子大瀑布の山を降りてからは大した雨が降っていなかったので、かなり服が乾いたのですが、途中で霧雨にあったりで完全には乾かせず。
18:50に高田城に到着。ライトアップされた城が上手く撮れなかったので、これは翌日に持ち越し。日帰り温泉で体を温め、ネットカフェで宿泊です。

1日目の走行距離は423.7km。雨対策としてトレッキングシューズを履いてきたのですが、びっしょり濡れた事で歴戦の香を放ち、猛烈に臭いです。

2012年8月8日水曜日

按針祭初日

本日は仕事を定時であがり、灯籠流しを見にわざわざ伊東まで行きました。元伊東市民なのですが、祭りとか一切興味が無かったものですから。今でも被写体としてしか興味はありませんが。

18時半頃着いた伊東は、なんと言いますかゴーストタウン。按針祭の初日だと言うのに、これで良いのか、伊東!この謎は帰りの電車で分かったのですが、熱海で花火大会をやっておりました。常に本気の熱海と、今日はオマケの伊東では、熱海に人が流れるor止まってしまいます。
まるで伊東まで来てしまった私が阿呆みたいですが、私の目的は何よりも灯籠流しですから。
-閑散としたアーケード街-

駅前の商店街が閉まりまくっているのは、観光地の常として捉えましょう。しかし、屋台の並んだアーケード街まで閑古鳥が鳴いていました。フラフラして、ようやく松川下流で屋台街と人の群れを発見。それでもショボンって感じですが。
松川沿いを歩いて、灯籠流し最初の地点である通学橋へ。川沿いに下りられないせいか、ここはあまり人気がありません。
海に近いいでゆ橋がメインでしょうか。屋台街が近いだけあって、一番人が多いです。但しそれでも、名の知れた祭のレベルではありません。人混み嫌いの私が不快にならなかったぐらいですから。
-東海館-

-灯籠流し-

どうしても端に寄ってしまう灯籠たち。改善する望みは薄いと思い、なぎさ公園へと向かいました。
海上でも灯籠を流すと思ったのですが、何処で何時から始めるのやら。意外と時間を潰したと思いきや、この時20時。灯籠流しの開始から30分しか経っていませんでした。
タイムスケジュールを記述したホームページが見当たらず、諦めて休憩。花火を待たずして帰ろうと思いましたが、待ちましたよ、50分。
20時50分、灯台のところから打上げ開始。なんで灯籠と花火をコラボしないのか。1ヶ所からしか上がらぬ花火に期待などせず、途中で帰ろうともしました。
しかし、そこは花火大会の老舗である伊東。最後はデカイので〆てくれました。この一発でもう満足。
-最後の一発-

帰りの電車では熱海からプチ混雑。お陰で按針祭が快適でした。ただまあ、花火重視なら熱海ですよね。今年一度ぐらいは行こうかと思いました。