2018年5月27日日曜日

新緑の京都〜2日目

5/27(日)、5:30に枚方市を発ち、6:10に伏見稲荷で下車。京都で朝から時間を潰すには、やはり伏見稲荷です。
店は全く開いてないものの、この季節のこの時間だとそれなりの人数が訪れていました。
たまに見たくなる千本鳥居。
6:57、山頂に到着。7:35、JR稲荷駅まで下山して、京都駅のマクドで時間を潰しました。今回の京都旅行に因んで「鴨川ホルモー」を読んでいたのですが、旅行を止めて読み続けたくなるほど楽しい作品でした。
とはいえ旅行に来た以上目標は達成します。9:19、京都駅発のバスで桂方面へ向かい、桂離宮前BSで下車。9:50、桂離宮に着くと既に10人の方が当日券待ちをしていました。当日予約の受付は11時から。木陰のベンチに座っていられたので、良い休憩でした。
10:50には受付が開始され、無事に15:30の予約をゲット。そして遥々西へと向かいます。
11:33、紅葉の綺麗な浄住寺は、新緑の季節も綺麗でした。ここから歩いてすぐあるのが、竹林で有名な地蔵院。どっこい今日は行事のため一般拝観が禁止でした。
11:52には苔寺、西芳寺に到着。13時の予約なので、近隣でお昼を食べました。が、前回来た時も思ったのですが、この辺は高いと思います。
12:40頃訪れたら、既に何人もの人が入場していました。私も含めてそういう方は、一足早く写経を始めます。13時に読経開始。般若心経を三度読んで、再び写経を続けます。
写経の終わった方から自由に庭園へ。それが目的だと言うのに、写経が終わらぬもどかしさ。筆ペン持参の方は有利です。ただ外国人には厳しいですよね。私も遅い方だったので、考えを改めました。そんな焦る気持ちを抑えてこその写経だと。苔が逃げ出す訳でもあるまいし、今は目の前の文字に集中すべきだと。

13:45、写経を終えて、
いよいよ庭!
さすが苔寺です!3,000円の価値ありです!

14:15に見終わって、再び桂離宮へ。3.2kmの散歩です。途中で一軒のコンビニに出会えたのが奇跡に感じるほど、とにかく住宅地を歩きました。
15:07、桂離宮に到着。20分前に受付が始まるので、丁度良かったです。
角度が変われば景色も変わる。様々な景色を持つ桂離宮。
私にはここ以上の日本庭園が思いつきません。
係員による説明は詳しく、そして楽しいものでした。が、私にとっては長く感じました。その長さに市バスに間に合うか焦る私。観覧時間60分で見積もってましたが、70分ぐらい見積もっていた方が安心です。
バス停に急ぐと、丁度バスが行ったところでした。まだ時間じゃないのに。それもその筈、私が見たのは京阪京都。市バスと合わせると、京都駅行きのバスは不自由ない程ありました。

17:15、京都駅に到着。ご飯を食べ、一服したら程良い時間になりました。帰りもこだまのグリーンです。私のこだまを待つ間、多くののぞみを見送りました。そこで驚きます。
のぞみの間隔が3分!?あんたは山手線か!前の車輌が緊急停止したら、勢い止まらず突っ込んでしまわないのか心配です。
18:08のこだまに乗り、21:06に小田原着。椅子が快適なお陰か、特に苦じゃない3時間。
国府津の自宅には21:35に着きました。明日、仕事が忙しくなければ休んだのに...畜生め。

2018年5月26日土曜日

新緑の京都~1日目

5/28(土)、新緑の京都を楽しむため、7:06 国府津発に乗車。貧しき私は普段なら高速バスを利用するのですが、今回は往復共に新幹線。だけどEXこだまグリーン早得。
小田原~京都間の各料金を比較すると以下の通りです。
高速バス 6,410円/6h
EXこだまグリーン早得 10,460円/3h
新幹線自由席 11,120円/2h
高速バスの安さは魅力的だし、1時間早く着けるならプラス1,000円ぐらい出して新幹線指定席で良いかと。現地を堪能するなら高速バスで行って指定席で帰るのがベストかと思いました。でも京都に着くのが朝早すぎるのよね。

7:35 小田原発のこだま633号に乗車。たぶん三島ぐらいで満席になってました。若い人もたくさんいて意外と人気なのかも、こだまグリーン、N700系だった事もあり快適さは段違いです。前の席との間隔、一席毎にある電源。繁盛期にグリーン車を利用したら、さぞかし優越感に浸れることでしょう。

10:37、京都に到着。市バスの1日乗車券600円を購入。市バスは定額230円なため、3回利用をすれば元が取れます。ちなみにこの1日乗車券ですが、京都駅前なら案内所で並ばなくともバス停近くの自販機で買えるようです。
まず行ったのは南禅寺。
素敵な水路閣。
そして方丈庭園。
以前来たことがあるので、見たいところだけ見て12:14に退散しました。
そのまま歩いて哲学の道へ。哲学の道と言えば、
若王子の猫たち。今日は2匹いました。
哲学の道を北上し、13:00には慈照寺付近に到着。
御米司ふみやで鴨葱ラーメンを食べました。柚子が入ってサッパリしていて、洒落た感じのラーメンに満足でした。
慈照寺と言えば銀閣寺ですが、
やはり目玉は苔庭です。

バスで北上して修学院離宮道BSで下車。
14:25、やって来ました、修学院離宮。見学は15時からなのですが、14:40には入場が開始されました。見学は係員の誘導に従って行います。なので自由行動はありません。普通に棚田な下離宮。なんか普通な中離宮。そして、
景色抜群の上離宮。
池の周りも素晴らしい!
こんなところでお月見したら最高ですが、庶民には似合いませんね。
16:10、最初の休憩所に戻ってきて見学終了。これで無料...それで良いのか、宮内庁。500円ぐらい取ったらどうだ?
バスで平安神宮の辺りまで戻り、白川沿いを歩いて祇園へ向かいます。
鴨川沿いは床シーズンに突入。庶民は川っぺりで涼んでいました。鴨川沿いで涼む、これがまた京都ならではの風情なのでしょう。私も反対側で一服。
京阪本線で守口市へ向かい、友人と晩飯。枚方市で一泊し、翌日に備えました。

2018年5月19日土曜日

ぶらり湘南平

神奈川県大磯町。山と海に挟まれ、かつては要人の別荘地として人気だった街。湘南、その洒落た地域名はここが発祥らしい。住むには少し不便だが、とても趣のある町だ。

早朝に雨が降ったはずなので、山は山でも手頃な山で済ますことにした。それに適しているのが大磯町の湘南平。国府津から僅か二駅。ハイキングと食事を楽しむには良い場所だ。
10:56に大磯駅に到着し、線路沿いを東へ歩く。
大磯の魅力のひとつ化粧坂。住宅街なのだが、路面と宅地の間に緑があって、とても住み心地が良さそう。ただ、駅から少し遠いのが難点。

11:16、高来神社の裏から山登り開始。今回は女坂をノンビリ登る。
11:26、高麗山山頂を通過。ここまで登ってしまえば湘南平まで急なアップダウンは無い。とても快適。
11:45、湘南平に到着。車で来るより断然気持ちいい...気がする。
一服して下山開始。町が遠くに見えるけど、大磯駅まで2.1kmぐらい。
12:20、はやし亭にてトンカツ定食を食べる。定食屋なのに建物はオシャレ。さすが大磯。
そのすぐ隣。国道1号沿いにある鴫立庵(しぎたつあん)。見た感じがとても良かったので、300円払って入場。
雰囲気は良いけど見て楽しむには狭い。そもそもが俳人のための場所なので、広さどうこうは問題ではないのだろう。

大磯から隣の二宮で途中下車。町民温水プールで1kmだけ泳ぎ、さらに隣の国府津へ帰宅。車が無くても手軽にこれだけ楽しめる。だから私は国府津に越したのだ。活断層もあるので、大地震が来たら苦しむ間も無く死ねるだろう。

2018年5月12日土曜日

海を挟んで鋸山と鷹取山

新緑輝くこの頃、奥多摩にでも登りに行こうかと考えましたが、片道3時間半。ホリデー快速おくたまは座れるか微妙。なので房総・鋸山に登る事にしました。

5:05 国府津発の電車に乗って、久里浜に6:20着。約2.3km、30分ほど歩いて久里浜港へ。
7:20発の東京湾フェリーに乗って、8:00に金谷港に着きました。乗船代は往復で1,320円。バイカーがたくさんいるかと思っていましたが、全体的に空いていました。

金谷港で鋸山のハイキングマップを入手。ただこれは情報が中途半端なので、富津市観光協会HP鋸山ハイキングマップを事前に印刷しておくか、どこかで見つけると良いです。

案内板は要所要所にあるので、それに従って歩き、線路の下を潜って右へ。
「車力道」と「東京湾を望む道」の分岐に着きます。登りは「車力道」を使う事にしました。
眼前に見える異質な姿の鋸山。山の下の空洞がとても不思議です。
8:30、「車力道」への入口に到着。「車力道」「東京湾を望む道」共に、ベンチが点々と置いてあるので、休むのに困りません。
切り出した石を運ぶのに利用された「車力道」。石畳になっている為、苔が生していて良い雰囲気です。
8:51、石切り場跡の近くに到着。
絶壁階段の途中で、北側の景色が楽しめます。しかし、ここは登り切ってしまいましょう。
絶壁階段を登って右に行けば、9:02、地球が丸く見える展望台。丸く見えるかは気にしませんでしたが、東以外の景色が楽しめ、絶景でした。

分岐に戻って鋸山方面へ。距離にして0.4kmですが、アップダウンしているのでシンドイです。
9:17、鋸山山頂に到着。見える景色は山、山、山とショボいです。

来た道を引き返し、帰りは「東京湾を望む道」を下ります。でも「東京湾を望む道」はどこにあるのか?ここまで歩いた限り、分岐があった覚えがありません。
答えは絶壁階段を下った先、石切り場跡にありました。ちゃんと案内も書いてありました。
切り通しの間を通って、
石切り場の下へ。大迫力です。
日本寺は来た事があるので、今回は寄りませんでした。冬に日本寺から夕焼けを見たいものですが、冬場はロープウェイが16時までなので難しいところです。
「東京湾を望む道」も良い感じ。と思っていましたが、少し下ったら土の登山道になってしまいました。
10:13、観月台。地球が丸く見える展望台の後だと、どうでも良い眺めです。
先ほどまでいた石切り場が遠くに見えるのは良いです。

10:22には「車力道」との分岐に着き、金谷港へと向かいます。
途中、さすけ食堂という店が大変混んでいました。アジフライが美味しいそうですが、そこまでして2,3時間待つほど味が違うものでしょうか?
10:34、金谷港に到着。
私は港近くの金谷食堂で金谷定食(税抜1,850円)です。空いてて美味しくて、私は満足だよ。

金谷港11:20発のフェリーで久里浜へ。フェリーは12時着。この時間のフェリーは流石にガラガラでした。
京急久里浜駅行きのバスは8分遅れて12:15に来ました。もうフェリーが出る時間なのに、ダッシュして乗ろうとする人々。もっと余裕を持って来なさいよ...

京急線に乗り、13:01、追浜で下車。鷹取方面に出ると、目の前は病院でした。これはどうしたものか...病院の右脇を抜けると、道に出れます。
道なりに登ると鷹取公園に着きます。さらに道なりに進みます。
この時点で既に高いです。
住宅街を歩いて行き、湘南たかとり一丁目のバス停を過ぎると、眼前に鷹取山が現れます。これから登る山とは思えぬ標高差です。
13:21、トンネルの手前に階段を登りました。
階段を登ってみると、鷹取山らしい石切り場跡が現れます。
巨大な磨崖仏を過ぎ、
13:41、鷹取山山頂に到着。
左手には小学校が見えて、全く登った気がしません。
けど、神武寺方面の登山道は良い山道です。道中に鎖場があります。丁寧に鎖を伝って岩場を歩いている方がいましたが、すぐ下に歩ける道があったので、そこを歩いて追い越しました。小さなお子様用なのか、意味不明な鎖でした。
神武寺を過ぎても山道は続きます。山道を抜けると、東逗子駅はすぐ近く。追浜方面とのギャップが激しい鷹取山。
14:18、東逗子駅に到着。14:21の電車が来たので乗り込み、15:33に国府津へ帰ってきました。

鋸山と鷹取山、海を挟めど似たような雰囲気の山を楽しみました。