2017年11月26日日曜日

私にハーフは酷だった〜第39回丹沢湖ハーフマラソン大会

完走できないのにエントリーなんてするんじゃない!
エントリーしたからには完走できるようにしてこい!
かつてはそんな事を思っていましたが、今の私には耳が痛い。そんな本日の丹沢湖ハーフマラソン

8:31国府津発の御殿場線で谷峨へ。そこから大会専用バスに乗車。富士急の立派なバスで快適です。
空は快晴、丹沢の山々は綺麗に色づき、最高のマラソン日和となりました。
ハーフマラソンは11:20にスタート。緩やかなアップダウンを繰り返す丹沢のハーフ。それが面白い点なのですが、とうぜん体力も奪われます。
8kmあたりで逆流性食道炎の気配を感じ、幸先不安。会場付近から続く登り坂も堪え、14.5kmあたりの第一関門でリタイヤしようと思いました。が、走り続けてしまった馬鹿な私。リタイヤする勇気も必要です。
16kmを過ぎて間も無く、遂に歩いてしまいました。走るのを止めた事で逆流性食道炎の症状は和らぎましたが、歩いたのは練習不足。ただそれだけです。
17.5kmあたりの第二関門を過ぎたのは、制限時間5分前。またもやリタイヤする勇気が出ませんでした。ここまで来たら這ってでもゴールしたいという欲が出てしまったのです。
たまに走るけど、基本的には歩く。そうして2時間半が経とうとする頃、ようやくゴールできました。
制限時間は2時間40分。帰り支度をしている間に閉会式は始まり、各種売り場も店じまい。しし汁だけは食べれました。どちらにせよ胸焼けで食欲無かったけど。

そこからはバス待ち。かなりの行列で、30分ほど待ったかも。
往路は新松田駅発だけでなく谷峨駅発のバスもありましたが、復路は全て新松田駅行きの模様。谷峨駅利用のメリットは、立ち客もしくは補助席に乗れるぐらい。先に下車するのが明白なので、若干優先されます。

どっこいそこは週末の丹沢そして246号。大層な渋滞で、新松田駅行きの方々は絶望的。ほぼ全員が谷峨駅で途中下車したのではないでしょうか。でもこれも、15:52に間に合ったから良いだけで、これに間に合わなければ約50分、何もない谷峨駅で待ちぼうけだったのです。

丹沢は面白いのですが、なにせ陸の孤島に行くようなもの。10kmにエントリーして、バイクで行くのが私には合っているようです。

4年ぶりのハーフマラソン。練習しないとゴールすら危うくなるものです。来週ははだの丹沢水無川マラソンにエントリーしていますが、制限時間は2時間20分。登るだけ登って下るコース。どう考えても完走は無理なので、欠場します。山北の大野山にでも登って来ます。

最後に。完走できなくてもマラソン大会にエントリーしましょう!参加する事に意義があります!運営は、選手が完走できるかどうかなんて関係ありません。とにかくお金を落としてくれるのが大事なのです。

2017年11月22日水曜日

サバイバー・シリーズ 2017とかいう名PPV

今年のサバイバー・シリーズは、とにかく面白かった。組み合わせからして面白さは期待できたが、それに応える面白さだった。

1.The Shield (Dean Ambrose, Roman Reigns, and Seth Rollins)
vs The New Day (Big E, Kofi Kingston, and Xavier Woods)
現在3vs3の試合を組むなら、これ以上の組み合わせは無いでしょう。当然試合は面白く、The Shieldの勝利。観客を盛り上げる初戦にしても、十分すぎる試合内容でした。

2.Team Raw (Alicia Fox, Sasha Banks, Bayley, Asuka, and Nia Jax)
vs Team SmackDown (Becky Lynch, Naomi, Carmella, Natalya, and Tamina)
最後に入場したAsuka、そして最後まで勝ち残ったAsuka。Asukaの今後も期待できる展開です。
かたや最後まで残った相手はTaminaとNatalya。これまた偉大な父を持つ巧者たち。特にNatalyaとの試合は名勝負だったと思います。

3.Baron Corbin vs The Miz
Rawが2連勝したところで、それを止めてくれたのがミズ。こういう場面で負けてくれるのがミズ。
MTVのタレントだったのが、2004年のタフ・イナフに参加し、2006年にWWEデビュー。元芸能人なだけにどうかと思っていましたが、気づけば10年を超えるベテラン選手。尊敬に値するスーパースターの1人です。

4.The Usos (Jey and Jimmy Uso) vs Cesaro and Sheamus
これまたキャラの立っている方々の試合。セサーロ&シェイマスは私の大のお気に入り。負けましたけど。
これでRAWとSMACK DOWNはタイ。

5.Charlotte Flair vs Alexa Bliss
若者受けしそうなAlexa Bliss、一方はDivasの歴史に残ること確実なCharlotte Flair。もちろん勝つのはシャーロット。

6.Brock Lesnar vs AJ Styles
これも素晴らしい組み合わせ。
レズナーの圧倒的な攻撃に始まり、AJの反撃。レズナーがF5の極め方が読めた頃、予想通りに返して勝利。予想が出来てもそれは期待へと繋がって、実現すると楽しいことこの上なし。これがWWEの面白いところです。

7.Team Raw (Kurt Angle, Braun Strowman, Finn Bálor, Samoa Joe, and Triple H)
vs Team SmackDown (Shane McMahon, Randy Orton, Bobby Roode, Shinsuke Nakamura, and John Cena)
この豪華すぎるメンバーがどういう試合を見せてくれるのかと思いきや、HHHが出る以上、主役はHHHでした。本大会で唯一期待外れだったのが、このメインイベントかも。
中邑真輔とフィン・ベイラーはプロレス・ファンへのサービス。2人の試合でやるなら楽しめたのですが、この団体戦でやるものではなかったような...
私が最も好きなカート・アングルは、もう試合を見てられない。かつてはその強さに説得力があったのに、今は微塵も感じません。レッスルマニアでダニエル・ブライアンと試合してくれるなら見たいです。

と、若干の不満はあったものの、こうして書き残すほど面白い大会でした。そしてそれは、レッスルマニアへの期待を膨らませます。
レッスルマニアは4/8。今度は何が起きるのか?でもその前に1/28のロイヤルランブル。

2017年11月19日日曜日

西伊豆スカイライン〜大曲茶屋からだるま山高原レストハウス

先週と同じく6:35国府津発に乗り、8:09、修善寺着。2014年に改装され、とても綺麗になった修善寺駅。けれど朝一のトイレにはトイレットペーパーがありませんでした。修善寺民は朝のウンコを駅でする習慣でもあるのでしょうか。
8:35発の松崎行きのバスに乗りました。西伊豆在住の方々は車しか交通手段が無いのかと思っていましたが、修善寺駅が拠点だったのですね。ちなみに、松崎から東京に出るのに片道4時間半、4,000円以上かかります。
9:03、大曲茶屋で下車。山登りをしない方からすれば、こんなところで下りるのは不思議でたまらないでしょう。
ひたすら道路沿いを登っていきます。船原峠までは3kmの道路歩きです。
9:38、船原峠で10分の休憩。
基本的に西伊豆スカイラインの脇を歩きます。たまに山道もありますが、景色が良いわけでもなし、無駄にアップダウンするだけです。
10:20、太平洋展望台を通過。
西側の景色が良いです。ここからすぐ先が伽藍山(ガランザン)。ロボットにいそうな名称です。
熊笹の間を歩き、いよいよハイキングならではの景色が拝めるかと思いきや、
道沿いかよっ!
ここまで、完全に車やバイクの勝ちです。歩く価値が全くありません。
それでも西伊豆スカイライン。車やバイクで気持ちいいのですから、歩いたって気持ちいいです。

熊笹の間を歩いて古稀山(こきやま)へ向かいます。ここからがこのハイキングコースの真骨頂です。歩き易い道、開けた空。風が強いのが難点ですが。
Oh Yeah! 古稀山から見る達磨山と富士山。気分は最高。
西を見ると、手前には戸田、遥か先には清水かな。
11:02、達磨山山頂を通過。狭い山頂は休む人々で埋まっていましたが、冷たい西風を熊笹の影で凌いでいて、全く楽しそうに見えませんでした。とっとと下りろよ。
達磨山からの下山中。歩くのが楽しい道です。
どっこい小達磨山の山頂は何もなし。道は悪くないのですが、わざわざ歩くほどではありません。戸田駐車場から達磨山〜古稀山をピストンするのが、無駄なく楽しめると思います。
11:35、戸田峠に到着。14:41のバスを予定していましたが、その前の12:21に間に合いました。それでも余裕たっぷりなので、だるま山レストハウスまで歩きます。
だるま山レストハウスへの分岐から300mで金冠山に着くそうです。ピストンは嫌いですが、300mなら登っておきましょう。
11:47、金冠山。休むには良い場所ですが、なにせ今日は風が強い。
分岐まで戻ってレストハウスへ向かいます。何故か道が広いです。船原峠から歩きっぱなしですが、こんな道を1.5kmなら余裕です。が、足は余裕でもお腹は余裕ではありませんでした。残り0.2kmというところで突然の便意。待つ気は全くありません。もっと手前だったら肥やしを巻かざるを得なかったでしょう。
12:07、だるま山高原レストハウスに到着。まずは勿論トイレ。
ここからの景色も良いです。かつての私はこれで満足していましたが、古稀山・達磨山からの景色を知ってしまっては、もう何かねぇ。

12:23発のバスに乗り、もみじ林へ。
虹の郷のすぐ先にあるもみじ林。ただ今年の天候のせいか、色づきは疎らでした。山間にあるので陰るのも早いです。ここに来るなら午前中が良さそうです。
そのまま歩いて修善寺温泉街へ。足湯に浸かりに来ました。シーズンなのか大層な賑わい。かつては死に体だった伊豆半島も最近は賑わいを感じます。即ち好景気ってことなのかな。
13:45、修善寺温泉場からバスに乗り修善寺駅へ。
三島駅周辺で海鮮丼を食べ、帰宅。16時過ぎには帰って来れました。

踊り子を使えば東京から2時間ちょいで来れる修善寺。都会の疲れを癒すには、箱根と並んで良い場所です。

2017年11月12日日曜日

天城高原から八丁池

天城高原から八丁池を経由して、三筋山から細野高原を突っ切って伊豆稲取駅へ下山。ついでに熱海の花火大会を撮影。
そんな計画でいましたが、八丁池で断念しました。前日にしたジョギング18kmの疲労、手袋の忘れ、後やっぱ日曜は無理したくない。

目覚めたのは6:10。急いで支度をして6:35の国府津発に乗りました。伊東駅発、天城高原行きのバスは始発が7:55。片道1,000円。ゴルフ場に行くだけあってバスが大きいです。けっこう登山客がいましたが、皆さん座れました。
8:50、天城縦走登山口に到着。ほとんど終点のゴルフ場ですが、一つ手前のこのバス停で下ります。その名の通り登山口の目の前ですし、近くにトイレもあります。あーこれはあれか。登山客をゴルフ場で下ろすと、薄汚れた奴らがトイレだけ借りに来ちゃうのを予防する為か。

道はぬかるんでいましたが、歩き易い道でした。山なので疲れるアップダウンはありますが、全体的に緩やかな道が多いです。ただ、八丁池は遠い。片道12kmあります。日帰りピストンをするならば、それなりの用意をしてきましょう。
ズンズン進んで9:50、万二郎岳に到着。山頂付近は雲がかかっていて景色が拝めません。山頂手前に見晴らしの良い場所がありました。

山が良い感じに彩られていますが、なにせこの雲。北側の富士山も見えず、残念です。

馬酔木(あせび)のトンネル。春に花が咲くようですが、花粉症の私には来れない時期です。
10:41に万三郎岳に到着。万二郎岳よりも狭い山頂。ここで休憩する人が多かったので、その先の分岐で休憩しました。分岐、そう分岐。開けた場所だったので休んだだけですが、変な方向から登ってきた人たちがいた為、ここが分岐だと分かりました。それが無ければ、八丁池に行けることなく、グルッと回って天城高原に戻っていたことでしょう。
万三郎岳を下って左。これが八丁池へのルートです。私がボケッとしてただけで、ちゃんと案内板があります。
11:13、小岳を通過。ここから戸塚峠に向けてガッツリ下ります。こんなに下って、次の登りが恐ろしい。
ところがどっこい、戸塚峠から八丁池まで、きついアップダウンはありません。とにかく距離との戦いです。
12:40、八丁池に到着。
八丁池にはトイレがあります。
トイレから100mほどで見晴台に着きます。
八丁池に来たのなら、青スズ台にも登っておきましょう。
東の風車群が見えます。こうして見ると三筋山が遠いので、断念しました。
青スズ台の木。誰かが植えたのか、自然に生えたのか。この木が根を張りまくったら、土台が壊れて木は落下してしまうのではないか。とても興味深い存在。
13:40、八丁池口BSに到着。ここで知ったのですが、三筋山まで7.0km。標高的には下るので、行っても良かったかも...。いやでも三筋山からさらに下るのだから、きっとここで帰るのが正解だ。

14:10、昭和の森会館(道の駅天城越え)行きのバスが出発。バスの本数が少ないうえに、この周辺は圏外ですのでネットでも調べられません。事前のチェックを忘れずに。
14:42に道の駅天城越えに着き、15:02発のバスで修善寺駅へ。ここ、足湯でもあると嬉しいのに。
ちなみに、八丁池口〜昭和の森会館が580円、昭和の森会館〜修善寺駅が960円です。

修善寺駅からはいずっぱこ、三島で東海道線に乗り換え、17:16国府津着。18時前に帰ってこれて幸せ。

2017年11月4日土曜日

ヤビツ峠から塔ノ岳、そして大倉

2011年4月以来、このヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉を歩くのは実に6年半ぶりです。前回は花粉のせいか強風のせいか、鼻水が止まらず、そこから胸焼けの苦しい山行でした。今回、外からの影響はないものの、体力は落ちたし歳も取りました。思い出すだけでも疲れるハードなコース。はたしてどうなる事やら。

正直、気分が全く乗りません。昨晩も今朝も他の選択肢を考えていましたが、どうにか足を踏み出しました。秦野駅に着いたものの、ヤビツ峠行きのバスを待つ人が大行列。雨の週末が続いたせいか、ここでは初めて見る行列っぷりです。けれどそこは神奈中。臨時バスを出せるだけ出し、ほぼ全員を捌いてました。乗れなかった人は、まぁ残念。早く来なかったのが悪い。

8:30にヤビツ峠を出発。ガツガツ進んで、三ノ塔。
絶景です。紅葉が綺麗です。今日来て良かったです。
行者ヶ岳の先のクサリ場は、やはり渋滞。待ちきれずに登ってきた人が2人いましたけど、いや、そこは待てよ。それはやってはいけない事だろう。下り待ちは20人近くいるのだし。
新大日まで来れば一安心。あとは塔ノ岳直前の登りがキツいだけなのですが、ここまでで既にクタクタ。それでも歩き続けて、11:48 塔ノ岳山頂。
しかし、そこは雲の中。
12:00に下山開始。下る脚は残っていますので、出来る限り小走りで下ります。けれど流石に駒止茶屋まで来ると膝がシンドイ。大倉高原山の家で休憩しようと思いましたが、団体客が占領していたので断念。13:23、観音茶屋でお汁粉を食べました。13:51には大倉に到着。14:08のバスで渋沢駅へと帰りました。

前回のタイムと比較してみます。
2011年 36歳
8:30 ヤビツ峠〜11:19 塔ノ岳〜14:13 大倉
2017年 43歳
8:30 ヤビツ峠〜11:48 塔ノ岳〜13:51 大倉
下りを走ったお陰で前回より早いタイムとなりましたが、登りのタイムが体力低下を表しています。
こんなに急ぐ必要はありませんが、この時期だと油断をすれば日没前に下りきれないかもしれません。

塔ノ岳。景色は最高なのですが、この手間を考えると大山で十分な気がします。