大型連休は休むためにあらず、仕事に追いつくための連休になってしまっているのも実に虚しい。
前半は仕事から逃げるようにゼルダ無双三昧。3日からようやく重い腰を上げたものの、4日は茨城へお出かけ。5日以降は日々仕事。最低限は追いつけたけど、真面目に仕事してたらGWが丸々仕事で潰れるところでした。怠け者で良かったです。にしても完全にオフに切り替えられない連休に不満です。
そんな訳でほとんど家にいたわけですが、そんな私の気を紛らわせてくれたのがライブ鑑賞。あれも観たい、これも観たいで、このGW中でも何本購入したことやら。
最近聴く頻度の高かったのが、妖精帝國、LOVEBITES、Unlucky Morpheus。女性Vo.の国内メタルです。おじさん、若い女性Vo.ばかり追いかけてスケベね、と言われても言い返せませんが、それを吹き飛ばした熟女がおりました。
浜田麻里です。
強烈です。
歳を重ねるほどにアグレッシブになっていく曲。そして衰えを知らないハイトーン・ヴォイス。ヘヴィメタル・クイーンの名に恥じないヴォーカリストです。
そんな彼女をコーラスで支える実妹のERI。コーラスといえども姉に引けを取らない声質・声域。姉妹揃って強烈です。
KnotFest 2020が開催されていれば生で観れたのに、実に残念。
浜田麻里が女王だとしたら、姉御肌なのが寺田恵子。2017年のアルバムでも昔と変わらぬカッコよさを維持しているだけに、2021年発売予定のアルバムが楽しみです。
彼女らメタル勢とは異なりカッコいいRockを聴かせてくれるのが田村"Sho-Ta"直美。後ろを固めるのは土橋安騎夫、石川俊介、長谷川浩二、野村義男と私の青春時代を彩ってくれた面々。ミディアムテンポのHRが実に良いです。
私は1997年の新生Pearlで知りました。目当てはドラムのカーマイン・アピスだったのですが、田村直美の声がカッコいいったらありゃしない。
もう一人RockでBarbee Boysの杏子。1988年の時より2009年の時の方が魅力的という不思議。2021年発売のアルバムを聴いてみたら意外な曲調で、新しいものを取り入れているのが分かります。1,2曲目はライブで聴いてみたい。
最後に異質なところで、
Ali Projectの宝野アリカです。アリプロを知ったのが1993年発売の「嵐ヶ丘」。「嵐ヶ丘」と言えばKate Bushと言うよりANGRAの私にとって、この曲調は衝撃的でした。
そのギリギリな世界観は今も変わらず、人知れぬ影響力は大きなものです。
今回挙げたお姉様方をまとめてみました。
生誕年月 | デビュー年 | |
浜田麻里 | 1962年7月 | 1983年 |
寺田恵子 | 1963年7月 | 1985年 |
田村直美 | 1963年12月 | 1987年 |
杏子 | 1960年8月 | 1984年 |
宝野アリカ | 1963年9月 | 1992年 |
最年長の杏子が一番エロいという不思議。年下好きな私でも彼女の色気はドゥルーリーです。
一方、男性陣にしても若い人らは上手いうえに曲調も新しいので楽しいのです。おじさん勢は普通に聞くと時代を感じるのですが、ライブになるとその巧さに圧倒されます。
男性にしても女性にしても若さは失われていくものですが、その代わり熟した味わいが出てきます。いつがベストではなく、今がベスト。そんな生き方をしているのでしょうか。見習いたいものです。