2024年の夏旅行は青森〜函館3泊4日。夏は北へ行きたくなるものです。
8/9(金)、折角なので国府津7:33発の特急湘南10号を利用。9:08東京発のはやぶさ11号で12:01八戸着。恐山まで間髪なく乗り継ぐので一服する間もありません。そこでの救いが盛岡駅での切り離し時間。はやぶさ・こまちを切り離す為、はやぶさなら5分以上の待ち時間がありました。
12:10八戸発の青い森鉄道は幸いにも座れました。13:00野辺地発のJR大湊線では二両の青い森鉄道から一両の大湊線に多くの人が流れてきて過密状態。その8,9割が下北・大湊を目指すので、過密で加湿な乗車時間となりました。14:10下北駅から恐山行きのバスに乗車。八戸以降、電子マネーは役立たず。現金だけが消えてきます。小銭は足りない千円札も無い、しかも新札は両替不可。下北駅で復路の切符を買って両替しました。道路向かいにLAWSONもあります。
14:51霊場恐山に到着。
バスで通り過ぎましたが、太鼓橋の掛かっている場所が三途の川だそうです。入山料700円を払って恐山菩提寺内をグルリと歩いてきました。
寺の西側は多くの地獄。
その先には極楽浜があります。
15:55発のバスで退散し、16:30下北駅前着。17:05発の大湊線は二両編成で行き程の乗客も無く余裕で座れました。
野辺地で18:08発の青い森鉄道に乗り換え、18:32浅虫温泉に到着。日の入りを見ようと海岸に出ましたが、湯の島に遮られ残念。
まともな昼食を摂れなかった分、宿で夕食を堪能しているとテレビから緊急地震速報が。宮崎に続き今度は関東。震源地は神奈川県西部です。今度こそ我が国府津の断層かと不安になりましたが秦野だそうな。短い震度5だったら、昔からあの辺に住んでる人には慣れたものかと。そんな夜は「すずめの戸締り」を観て寝ました。
8/10(土)、4時半に目覚めたら既に明るかったので早朝散歩。浅虫温泉は低山に囲まれているためハイキングと温泉の組み合わせも魅力的。現に早朝ハイキングツアーなる企画もあるそうです。
海岸で目を惹くのは湯の島と裸島。西には青森の街が見え立地は良いと思います。
8:59発の青い森鉄道に乗り、青森で乗り換え9:40新青森に到着。10時前に車を借りて11:00富士見湖パークに到着。
鶴の舞橋の魅力は生で見てこそ!
富士山が見えるわけでもないのになんで富士見湖なのかと思いきや、
岩木山(津軽富士)が鶴の舞橋と共に眺望できました。
11:30過ぎに出発し、12:10高山稲荷神社に到着。
噂の千本鳥居はとても綺麗。
昼食を食べて13:00に出発しました。往路に国道7号バイパスを使ったので、帰りは県道2号を使ったのですが特に何があるでもなし。16時返却予定のところ14:20に車を返却しました。
乗車する新幹線は16:45発。早割で買っているので便を変えるには追加料金が必要。新青森駅周辺を散策するにも何も無し。青森に出ても電車が少ないので1時間も滞在出来ない。これならドライブしていた方がマシでした。仕方がないので2時間以上待ちました。新青森駅ビル内外には私同様無数の難民がいましたが、こんな状況は時期的なのでしょうから駅周辺が開発されるとは思えません。
はやぶさ25号に乗車し、17:47新函館北斗駅で17:57発JRはこだてライナーに乗り換えて、18:16函館に到着。
18:30、とりあえずチェックインして函館山へ。函館市電で十字街まで行き、はるばるロープウェイ駅まで歩きます。どっこい山頂は霧がかかっていているとの事。券売機の上のライブカメラで山頂の状況が確認できます。ぼやけた視界、多くの人、これぞ登る阿呆に観る阿呆。結果的に函館夜景号の予約が取れなかった事が幸いしました。
函館山を諦めて夜の元町散策へ。坂の上からの夜景を楽しむつもりが下りすぎました。再度上る気も起きず、グルリと回って十字街駅から函館市電に乗車。大門横丁で塩ラーメンを食べて、20:20ホテルに帰還。
8/11(日)、早朝散歩ついでに函館朝市で朝食を食べるつもりでしたが、ホテルで朝食が出たので外出はせず8時にチェックアウト。函館朝市を軽く見て8:53発の道南いさりび鉄道に乗車。9:46渡島当別に着き、駅近くの中田商店で自転車を借りました(1,000円/4h)。
電動自転車、楽です。トラピスト修道院までの坂をスイスイ登れます。
途中にある石別中学校も素敵な建屋です。
ソフトクリームを食べて10:30に修道院の駐車場を出発。西側をグルっと走って東の方も少し行ってみたものの11:00には自転車を返却しました。
11:37発の道南いさりび鉄道に乗り、12:15五稜郭に到着。12:20発の特急北斗が満席だったので、12:40の各停で大沼公園へ。今日乗った電車は全て空調が弱くて蒸し暑い。特にJRは激混みサウナ状態で大沼公園に着くまでの34分で汗だくになりました。
一服して出発しようとした途端、目に飛び込んできた独特の頂き北海道駒ヶ岳。惹かれた稜線は歩いてみたくなるものです。6合目から片道1時間だそうですが、突起部分は立入禁止。それでもいつか登りに来たいものです。
山はともかく島巡りの路を一回り。14時に歩き終わったので急遽14:17発の特急北斗を確保しました。翌日は天気が悪そうなので今日の内に五稜郭へ行っておきたいのと、何より私は快適に涼みたい。
14:45函館駅に到着、函館バスに乗り五稜郭公園入口で下車して五稜郭タワーへ。どっこい五稜郭タワーは大混雑。上から眺めてこその五稜郭とは思いますが、城跡を知るには歩くのが一番。
見下ろすのは諦めて、グルリと一周歩きました。
名所なのは知ってましたが桜の密度が凄いです。この場所で桜に包まれたらさぞ幸せな事でしょう。
函館市電で湯の川温泉まで行き、16:40チェックイン。今日は洗濯をしたいので以降外には出ずにゴロゴロしてました。
8/12(月)、東北を直撃する台風5号の影響が読めません。朝5時から周辺を散歩。傘が不要な程度の小雨、風は心地良し。函館空港からの飛行機は無事飛びそうなので、それまで何をしているか考えました。
小さな傘はありますが靴が防水ではありません。しかし雨予報は強くても1mm。なので9:40にチェックアウトし、函館市電で十字街へと向かいました。
赤レンガ倉庫を見て回り
元町をグルリと歩いて函館市電で函館駅に向かいました。
12:15発のシャトルバスに乗り13時前にトラピスチヌ前に到着。予報を見ると少し雨雲が切れそうだったので寄ったのものの、全く雨が止む事はありませんでした。次のシャトルバスが来るのが13:52。市民の森のビジターセンター内で雨宿り出来るのは幸いでした。尚、すぐ近くにタクシーが客待ちしてた事に気づいたのはバスが来る5分前。函館空港でラーメン食べて保安検査を済ませて一服。ここで傘を忘れた事に気付きましたが、取りに戻れないけど地元は雨が降ってないのでまぁ良いかと。代わりにmont-bellのサンブロックアンブレラでも買おうと思います。
15:05発予定だったJAL586便は到着が遅れて15:25発となりました。雲を突き抜け台風を飛び越えていく飛行機。台風の目が見れないかと期待しましたが、飛行機は秋田上空を飛び私の席は西側だったので無理でした。16:40、羽田空港に到着し、17:17発の京急線に乗車。横浜でJRに乗り換え18:36国府津へと帰ってきました。
終わってみるとあっという間の4日間。そうして私は年末年始の旅行計画へと気持ちを移すのでした。