2007年8月20日月曜日

中国短期留学5~開封3

 2007年8月12日。発音の授業、昼食、リスニングの授業と、留学らしい一日を送りました。午前も午後も3時間授業で、途中で10分ほどの休憩が入ります。この授業の長さ、大学へ行ってない人間としては辛いです。若い頃なら、なおさら苦痛だったでしょう。大学へ行かなくて良かった。

  夕食は近所の店で。豚肉とネギを豆腐で巻いて食べるという発想が面白かったです。これが”百頁”という豆腐なのか?見た目も食感も高野豆腐みたいでした。


 食後は数人で本屋街へ。友人夫婦への土産を探しに行きました。ファミコンのX in 1ソフトを発見しましたが、税関でひっかかりそうだし、値段もボッタクられそうなので断念。ぱちもんピカチューとかあって面白かったです。夜の龍亭公園周辺も、ゆっくり見れて感激。この辺は電飾が点いて綺麗なのです。

  そろそろ大学の授業が始まるせいか、Yさんたちの同級生が大学に戻ってきはじめました。この日、我々に同伴した新顔は3人。ホント皆さん、日本語が達者です。


 2009年8月13日。7:00、少林寺拳法発祥の地、登封市の嵩山へ向かう。高速道路を使って2時間ほどで到着。この地の見所は少林寺のみ?少林寺に着く前も、大きな少林寺学校を4つほど目撃しました。こんなに生徒がいて、彼らは卒業してからどうするのだろう。

  噂には聞いていましたが、見事に観光地化されている少林寺。開封の観光名所とは違い、かなり管理が行き届いています。

 少林寺拳法の本場ということで、どれだけ厳しい修行をしているのかと思いきや、見た感じは体育の授業。これが現実か?いやいや、裏では地獄の特訓が行われているはずだ。
 だるまのモチーフとされる達磨大師こと普堤達磨が禅宗を開いたのも、実はこの地だそうで。お寺もかなり充実してます。歴代僧侶の墓地"塔林"は、これまた一風変わってインド風。達磨がインドの僧だったからでしょうか?
 最後は少林寺武術館演舞庁にて、30分の演舞を鑑賞。凄いことには凄いのですが、やっているのは恐らく学生。建物は綺麗でも、施設的な限界でエンターテイメント性に欠ける。この地で見るには、これが限界か。
 周りの山々も素晴らしく、かなりお薦めの観光スポットです。日本人観光客もチラホラおりました。

開封についてホテルで食事。こういうとこでの食事が、私も含め皆の口に合ったとこを見た試しがない。どちらかと言えば、庶民的な味のが美味しい。それが現実なのか、私たちの舌が庶民レベルなのか、それはどうでも良いことだ。

 スイカが出てきて一安心、と思いきや、最後の最後でソバが出てきた。この辺がまるで理解できない。

 19:30過ぎ、寮に到着。12時間以上タバコを吸わなかった自分に感心して、この日は終わる。

 2009年8月14日。午前中はリスニングの授業。午後の授業は老師の都合により一時間繰り上げられた。のんびり昼食が食べれない、明日の昼食も買いたいので、私はパンを買いに行った。この辺ではスーパーでパンを見かけない。パンが欲しければケーキ屋を探そう。日本では考えにくいが、確かに畑は一緒だ。パンが売り切れていてもケーキを買えば良い。言葉通り、「パンが無ければケーキを食べれば良いのに」だ。

 朝から晩までなにかしらの屋台が出ている中国。炒麺(日本で言う焼きそば)が売っていたので、それを昼食にした。プラスティックの容器から(蓋が出来ぬほど)溢れる麺。サービス満点だ。その上にジャガイモ、大根、ゆで卵を乗せて完成。値段は2元。
 味はまぁまぁ。量が多いだけあって、お腹は満たされますが、途中で味に飽きてしまいました。こういう時に白米が欲しいです。

 午後の授業は16時に終わり、時間が空いたので大きな三毛スーパーへと向かった。目的は親への土産だ。
 外国土産は難しい。名産品や高い物を買えば良いわけでもない。だから私は、安いお茶を三種類とインスタントラーメンを購入した。

 空いた時間をどうしようか考えてたら、ある重要な事実に気づいた。リコンファームだ。中国の国内線では、航空券を持っていても出発時刻の1週間前から72時間前までに航空会社へ確認の電話を入れなければならない。これを72時間前から受付開始と思っていたため、急いでリコンファームをしに行った。
 英語で済まそうと思っていたが、英語の回線は混雑したまま。途中で会ったH氏が同伴してくれていたので、彼に中国語回線でリコンファームしてもらった。

 18:00、夕飯へ出向く時間だ。さらに増えた中国人学生。日本人11人、中国人8人、もはや一組で食事をとるのは難しいので、三組に分かれることにした。一組は普通の食堂を探して行動開始、もう一組は以前行ったブラジル料理店へ。しかし、ブラジル料理は高いので、その組の中国人は私たちの組に合流。私たちの組は日本人4人、中国人5人となり、なかなか大所帯となった。
 何処に行こうか悩んでいたら、最も日本語の達者な新顔Yさんが、韓国料理を提案してきた。その意外性に迷わず賛成。韓国料理ってことは、焼き肉か?

 最初の一組と同様、私たちも「近くで安い店」組だったのですが、気づけばそこは本屋街。そしてやっぱり焼き肉でした。一番贅沢な組になってしまいました。
 肉の味は普通でした。でもキムチは素晴らしい。これで白米があれば最高だったのですが、どうやら白米は無かったようです。
 料金は9人で167元。ブラジル料理よりは安く済みました。一人頭で考えれば、マクドに行くより安いです。でもまぁ中国人学生にとって高いのは事実、ここは日本人4人で割り勘。焼き肉喰えて幸せだ。

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