2024年10月14日月曜日

奈良県南部を行く(大和八木〜龍神温泉〜洞川温泉)

10/12(土)、秋の陽気となった三連休、私は西へと旅立ちました。6:35国府津を発ち、小田原で6:56発のひかり631号に乗車。考えることは皆同じ。列車の中は大層な混みようでした。8:08名古屋で8:12発ののぞみ5号に乗り換えるとさらに混雑しましたが、指定席に座る私の知った事ではありません。8:45京都に着いて早速近鉄のホームへ。私の乗車する9:30発の特急までやたらと時間が空いておりました。不思議に思いましたが名古屋での乗り換えが余計だったのです。急いだところで意味もなく、10:18大和八木に到着し真っ先にミスドでお腹を満たしたのですが、並びに良さげな喫茶店があり私後悔。11時に予約していた車を借りました。

橿原神宮に寄り巨大な鳥居に驚愕。元となった木は樹齢何年だったのでしょう。

とても緑な深田池を見てみると、流れの緩いところが模様の様で綺麗でした。

11:50に橿原神宮を発ち高野山へ。大層混んでいて駐車場を探していたら大分遠くまで来てしまいました。金剛峯寺(こんごうぶじ)方面に歩き出すも大小共に漏らす気配。これはヤバいと引き返してみると駐車位置のすぐ先が中の橋駐車場で救われました。
出すもの出したら丁度バスが来てまして、13:40高野山駅行きに乗車。13:48千手院橋(東)で下車し、
なんとなく壇上伽藍を通り抜け、
なんとなく金剛峯寺も通り抜け、
なんとなく一の橋から奥の院を進み、
15時に中の橋駐車場へと戻ってまいりました。偉い墓石がたくさんありましてその大きさも半端なく高野山の歴史と権威を感じるものの、無知な私は苔の豊富な森林ウォークを楽しんだ次第です。
15:15に出発し目指しますは龍神温泉。

15:50、道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワーに立ち寄り展望台からの景色を堪能しました。
16:40にチェックイン。日本三美人の湯の一つ龍神温泉。お肌よりも何故か痛む左二の腕に効いてくれると嬉しいものです。
ビュッフェ形式のディナーでは鹿肉ステーキや椎茸の天麩羅など地元の食材を活かした料理も用意されておりました。果物には柿と梨。これですよ。こういう土地や季節を感じるものが食べたくて私は旅行に来ているのです。懐石だろうとビュッフェだろうと食べたい物はその時その場の食材なのです。
食休みの後もう一っ風呂浴びて22時頃には就寝しました。

10/13(日)、目覚ましを掛けるまでもなく2時半頃に目覚めたので外に出てみますと、満天の星空が広がっておりました。月の入りが0時台でしたので、この頃を狙っていたのです。その割に三脚もレリーズも持参しなかったものですから碌な写真が撮れませんでした。
それから寝れば良いもののSWITCHで遊んでしまい5時半から朝風呂。7時から朝食を食べ8:20にチェックアウト。
9:15に道の駅 熊野古道中辺路で休憩し、

9:50に熊野本宮大社に着きました。ここの見所は何と言っても旧社地にある大斎原大鳥居。

これは超古代文明かと仰天する程の巨大な鳥居。そんな私の夢は儚く平成12年竣工の現代建築でした。

10:40に熊野本宮大社を発ち「果無(はてなし)」で検索した場所に向かったら道の駅 奥熊野古道ほんぐうに着いたので休憩。果無集落に寄ろうと思いましたが、そこへと向かう道が狭いうえに急勾配だったので対向車が来た時を考え早々に断念しました。

12:20谷瀬の吊り橋の駐車場(800円)に到着。大層な人気で混んでいましたが、回転も良く少し待つ程度で駐車できました。怖がりつつも渡る方々は腰が引けてて進みも遅い。背筋を伸ばしてシャキシャキ歩けばバランスは取れるのですが、騒いで渡るから思い出になる訳でして私の様な者と渡るとさぞかしつまらぬ事でしょう。

12:50に駐車場を発ち、13:25道の駅吉野路大塔で昼食。天川村を目指しているのですがナビは県道49号へと導きました。すれ違えない細い道。遠回りさせてこれかと思いましたが、それ以上に県道53号が酷いようです。

14:40、天河大辨財天社に到着。道が狭いので臨時駐車場に停めるのが良いです。頭上に渡るふなおか橋も一応歩いて15:00、洞川(どろがわ)温泉に向けて出発。

着いたところは素敵な宿場町。昼も良いけど夜も良い。

この日は龍泉寺で八大龍王堂大祭が催されておりました。夕飯を食べ終わり部屋に戻ると炎が見えただけでなく真言も聞こえてきたので行ってみると、凄い。それ以外の言葉が思いつかない。えっと...あれ...ありがたやぁ。そもそも我が家はユルユル浄土真宗なので恩恵に与る事はないでしょう。
肌寒いので早々に退散し、食休みも済んだところで二度目の入浴。風呂上がりでも続いた真言は21時過ぎに止み、間もなく祭りも終わりを告げました。

10/14(月)、6時半には朝風呂を浴び7時半から朝食を食べ、8:20にはチェックアウト。駐車場まで歩いて行くと頭上に吊り橋(かりがね橋)を発見しました。地図によると駐車場の辺りから登れそうでしたが、そもそも川を渡る手段を発見できず車を発進させました。
当初は吉野に寄っていく予定でしたが県道48号もかなり険しい様なので断念。お陰で9:50には車を返し大和八木駅に帰還。

大和八木駅から徒歩で今井町へ。江戸時代の民家が残されている地域。その広さと量は並では無いのに一通りは割と静か。三連休の最後だからでしょうか。住民にとっては静かな方が良いでしょう。
どこかで休む訳でもなく歩き続けて10:55に大和八木駅へ帰還。11:26発の特急に乗り12:16京都着。12:33発のひかり650号は14:38に小田原へ到着し、15時過ぎに帰宅しました。

今回、現金を3,280円しか持っていかずATMカードも無し。移動・宿泊は支払い済みですが他はそうはいきません。過疎地は現金が全て。次に頼れるのがPayPay。宣伝ではなく実際PayPay。私は楽天ペイしか使わないのですが旅行用にPayPayもチャージしてあります。
また、紀伊半島といえば酷道。道が荒れてたりガードレールが無かったり、そんな酷道の名所が紀伊半島。けれど今回はほぼ快適に走れました。2013年に来た時と比べて全然マシ。ツーリングマップルを見ながらバイクで走ったのと、ナビに言われるがまま車で走ったことの違いもあるやもしれません。利権だなんだと騒いでも交通の便が良くなることは良いことです。

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