2023年のGW、初めて訪れた山口県は申し訳程度に岩国へ寄っただけでした。なので今回はガッツリ山口。ついでに広島・宮浜温泉な旅程です。
12/27(金)、5:45国府津発の東海道線で小田原へ。6:17小田原発のひかり533号は7:25名古屋に到着。しばらく待って7:51発のぞみ3号に乗車。10:33新山口に到着しました。
南口でレンタカーを借りて、11:34秋吉台観光交流センター周辺に到着。秋芳洞商店街でぜんざいを食べ、いざ秋芳洞に向かうと川の美しさに感激。そして秋芳洞に入って仰天。
日本最大の鍾乳洞との事でとにかく広い。私の知る鍾乳洞たちとはスケールが違いすぎます。日本人なら一度は来よう秋芳洞。
エレベーターで上がって秋吉台へ。ここもまた広大。雲が多いし季節も冬なので我慢出来ましたが、季節が季節ならここはのんびり歩きたい。13:17に駐車場を経ち14:25角島(つのしま)大橋に到着。
写真だけでも感動できる角島大橋。その美しさたるや他に類を見ません。角島灯台まで走って長門へ向かいます。
15:40千畳敷は来る日が悪すぎましたが、ここでテント泊をしたらそれは最高の気分でしょう。
そして元乃隅神社。とても素敵!
鳥居を抜けて海を眺めると天使の梯子が降りていました。16:20、元乃隅神社の駐車場を出発。日没までに予定を消化出来ました。
16:50、長門湯本温泉にチェックインし、日が落ち切る前に散策開始。灯りが点ると綺麗な川辺ですが、建物の灯りが少ないのは寂しいです。暗くなるのを待とうと思い飲食店を探していると、
瓦そばを食べる事が出来ました。もちもちカリカリ混在の茶そば。これは面白い、かつ美味しいです。
帰りは川原を歩いたのですが、飛び石を渡っていたら最後が少し高くて躓きました。サコッシュに入れてある荷物は平気でしたがiPhoneは川底へ。右脚が攣ったものの回復を待っている余裕はないかもしれません。防水とはいえ川底が想定内とは思えませんので。川は意外と深く腕を伸ばしただけでは駄目そうです。肩まで濡れる覚悟をしましたが、それでも届かず頭まで突っ込みなんとかゲット。しかし起き上がるにはツライ態勢で、川の流れもあり、溺れるかもと思いましたが焦らず復帰。側から見たら相当無茶をしてたのでしょう。観光客の方が気にして声をかけてくれました。ホント面倒かけて申し訳ございません。長門温泉はもっと流行って良いと思いますが、この時ばかりは人が少ない事に感謝しました。
ホテルに戻って早速入浴。服は部屋干し。エアコン全開なので明朝には乾くでしょう。こういう事も見据えて無茶したのですが、季節が違えばどうしてたのやら。
12/28(土)、8:05にチェックアウトして青海(おおみ)島キャンプ場へ向かいました。8:30に着き駐車場から北側の海岸はすぐそこ。しかし風が強い。これぞ日本海と思わせる荒れっぷりで多くのゴミが漂着してました。密航者がいたとしても、この荒波では生きて漂着するのは困難でしょう。展望台を目指して散策路を歩く分には木々が防風してくれるので問題なし。青海島海上アルプスを眺めるもスマホが飛ばされないかだけを心配してました。
9:30萩城址の駐車場に到着。相変わらず風が強く観光する天候ではありません。萩城址を歩き終わったあたりで雪かミゾレが降り始めたのですが、そのまま萩城下町を散策。歴史を感じるには良いのかもしれませんが観光地としては如何なものか。
こんな平屋ですらも石垣の上にある地ですが、広すぎて徒歩では退屈します。天気の影響が大きく印象悪し。いつの日か季節を変えて萩温泉郷に泊まりたいものです。
10:30から南下。道中で見た石州瓦(せきしゅうがわら)の街並がとても絵になります。11:10美東PAで20分休憩。
12:05、岐波(きわ)のキワ・ラ・ビーチに到着。リフレクション写真が撮れる素敵な場所ですが、一人じゃ何もできない悲しい現実。風で水面が波打ってたのでいずれにしても無理です。一人だから悔いもありません。尚、ここまでの道が細いので、遠方から余所者が押しかけるのは良くないと思います。
12:45ときわ公園。ロンギヌスの槍を見に来たのですが特別感が全くありません。それとなく刺さっているだけで、他の彫刻の方が映えていました。
極めつけのニセゲリオン。ここに至っては最低三人で来ないといけません。ハードル高いな、山口県。
13:20宇部新川駅で入場券を買って構内へ。ここにシンジとマリがいて、向かいのホームにレイとカヲルくんがいて、現存する私は独り...アニメじゃないってこういう事か。
もう疲れたので山口タウンの観光はせず湯田温泉へ。14:30にホテルに到着しました。ここは山口タウンと合わせて楽しむ場所なんですかね。足湯スポットがあるのはともかく、温泉街らしさがありません。でもそれはググった際に感じ取れていて、一度はビジホも考えてたけど折角だから泊まっただけです。とはいえ安い部屋ではないので徹底的に部屋で寛ぐ事にしました。19:30から夕飯。河豚尽くしの懐石料理は私の貧しい舌すら唸らせます。食後に少し散歩に出ると自身の誤りに気付きました。湯田温泉は温泉街ではなく、天然温泉のある繁華街なのです。お陰で大層な賑わいですが、繁華街の嫌いな私には当然不快。ただ、夕飯を宿で楽しみ夜食を街で楽しむのが、湯田温泉の魅力ではないかと思います。
さすが繁華街。夜中でも若者の騒ぐ声が聞こえます。浅い眠りを続けて、6時から朝風呂、朝食、そして8:05チェックアウト。途中でガソリンを入れて8:35に新山口駅へと戻ってきました。
9:24発のJR山陽本線をホームで待っている中、山口線の発車を見届けました。聞き慣れぬ音を立てて走り行くキハ40。珍しい「電車」だなんて書こうものなら、その筋の方々から滅多撃ちにされる事でしょう。これは気動車(ディーゼルカー)で電気で走っていないみたいです。
車窓を眺めていると目に飛び込んできた火の山連山、そして右田ヶ岳の稜線。どちらも魅力的ですが私が登るには遠すぎます。
9:40防府に着き、徒歩で移動開始。年末は毛利庭園が休業の為、防府天満宮だけ行きました。シャッター街を眺めながら駅へと戻ると、駅近に素敵なモール・ルルサス防府を発見しました。廃モールの如き静けさは年末だから?11:24発の電車まで1時間近くどうしたものか悩みましたが、駅前のイオンで快適に休めました。どうせなら昼食も摂ると良いのですが、カイロ代わりに買った缶コーヒーで胃がもたれ気味。
12:46、柳井で白壁の街並みを見て回りました。保存されて然るべき素敵な街並み。資料館もそれを模した郵便ポストも素敵。
13:47発、岩国で乗り換えて14:44前空(まえぞら)に到着。徒歩でホテルに向かいここぞとばかりにリラックス。温泉に浸かりロビーで読書をしバルコニーから夕暮れを眺める。美味しい夕食を食べ、宮島までナイトクルージング。
最終日12/30(月)、朝風呂浴びて6時から朝食。混雑を避けるのもありますが、7:16の日の出に備えるため早々に朝食を済ませました。部屋からただ日の出を待つ。こういう時間の使い方が出来る事こそ贅沢と思えます。
9:00の送迎バスで宮島口駅へと向かい、宮島松大汽船の窓口で広島電鉄の一日乗車乗船券(1,000円)を購入。宮島に渡るも昨年来てるし相変わらず混んでるので、10:05発の船で帰還。10:35発の広島電鉄に乗り、11:30紙谷町東で下車。本通商店街を歩いて昼食を摂りました。残り2時間半、予定は無し。
本通り商店街を戻りおりづるタワー(2,200円)に寄ってから広島駅に行きました。駅でのんびりなんて思いきや物凄い混み具合。逆にお土産買ったり休憩場所を探すには良い混み具合で、残り40分と程良い待ち時間になりました。
15:12発ののぞみ168号に乗り、17:28名古屋でひかり658号に乗り換えて18:38小田原着。18:57国府津へと戻ってきました。
瀬戸内海を臨みながら暮らす人々が羨ましく感じる旅でした。住むなら岩国辺りかな。温泉巡りに飽きたら、どこかの町のビジホを拠点に5連泊みたいな感じで、仮暮らしをしてみるのも良いなと思いました。
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