2011年9月12日月曜日

静岡東部の名所・位牌岳

2011年9月12日、5:48鴨宮発の電車に乗って三島へ。ここからタクシーに乗り換え、7:10に長泉森林公園に到着。遠くには雲が見えるものの、自分たちの周辺は快晴。少し暑さを感じつつ、7:19に位牌岳へ向けて登山を開始しました。

やたらと灰皿の設置してある長泉森林公園。頭上が木に覆われすぎていて、土が痩せているのが気になるところ。しかし日なた出れば気持ち良く、展望台からの景色もまぁ悪くなかったです。
7:52、池ノ平に到着。ここからの景色は素晴らしく、双眼鏡が無料で設置してあるのも嬉しい限り。ここで14分休憩し、いよいよ登山本番です。

細い登山道、人気がなく蜘蛛の巣だらけの登山道。アップダウンは緩やかなので、それほど体力は奪われません。まだかまだかと思って、つるべ落しの滝まで残り150m。その沢には水が無く肩を落としました。確かに池ノ平の地図に涸れる時がある旨は記述されていましたが、それでも目の当たりにするとショックです。
されど残り150m。最後の期待を胸に進むと、何やら水の音が聞こえてきました。8:57、つるべ落しの滝です。下流に流れる前に染み込んでしまう量ではありますが、その場で見る限りでは立派な滝でした。心地良い雰囲気に身を任せ、13分の休憩。

ここからの登りはキツいです。傾斜もあるし、距離もあります。途中で一度軽い休憩をし、つる池の出合に着いたのが10:16。ここでも軽く休憩。
少し歩くと尾根に出て、ここから位牌岳までもう一息。なのですが、意外と距離がありました。途中に景色の良い場所がありますが、山頂からの景色は残念な位牌岳。そんな場所に着いたのが10:43。
-位牌岳山頂-

-鋸岳への道は危険-

ここで選択を迫られます。危険を冒して越前岳に向かうか、前岳に逃げるか。通行できるかも怪しい越前岳方面。少し下りてみると、とても引き返す気の起きない傾斜でした。危険な道は単独行に取っておいて、今回は前岳方面を選択。
そうなると気が楽になり、皆でビールを飲んで1時間ほど休憩をしていました。

11:49に位牌岳を出発。緩やかなアップダウンで疲れはしないのですが、なにせ人の歩いた形跡が少なく、道を見失い易かったです。4人いたから良かったものの、単独行ならどこかで間違っていた事でしょう。
-前岳山頂-

そうして12:23に前岳に到着。何も無い山頂なので、12:30に大沢方面へ下山。ここからは急な斜面を下っていきます。遭難気分の30分。急なだけあり時間は短いのですが、それはもう険しい下りでした。これが登りではなくて、本当に良かったと思います。
-ケルンです-

13:17、休憩を終えて涸れた沢を歩きだしました。やたらとケルンの多い沢。意外と独特なケルンもあって、退屈はさせません。
山神社の近くの駐車場にはトイレがありますが、仮設トイレなので女性には厳しいでしょう。
14:10、愛鷹登山口バス停に到着。しかし次のバスまでは何時間もあったので、須山まで歩いてタクシーで御殿場駅へ。行きも帰りも4,000円以内で収まったタクシー代。パーティでの山行ならではの選択肢です。

17時前には自宅に到着し、疲れもさほどなく、なかなか手頃な山行でした。

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