2019年1月12日土曜日

「がるメタる!」をプレイした

評価が高いリズムゲー「がるメタる!」をプレイしました。山登りにせよ、キャンプにせよ、マイナーなレジャーに女子高生を掛け合わせて売り物にするのは気持ち悪いのですが、今までとは違ったリズムゲーらしいし、何よりもセールで62%オフだったものですから、購入してみました。

コミック風に物語が流れ、メンバーとSNSでやり取りする場面となり、マップ上の街中をプラプラし、ようやくリズムゲーム。この繰り返し。リズムゲームしか求めていない私にとって、他のパートは時間の無駄でしかないので、コメントは控えます。

プレイヤーはドラマーとなるわけですが、何がこれまでと違うかと言うと、自由に叩けるという事です。
これまでのリズムゲーは、タイミングに合わせた印が流れてくるだけでした。私はあれを読むのが苦手でして、音符でリズムを表して欲しい、もっと自由に叩かせて欲しいと思っていました。
本作ではリズムさえ取れていれば自由。用意されている通りのリズムを叩けば得点に繋がりますが、曲に合わせたリズムを自由に叩いていれば、十分な点が取れます。

ただ問題なのがタイムラグでした。テレビを目の前に、リズムに合わせてJoy-Conを振っているのに、タイムラグのせいでリズムが取れない。私の思うリズムが聞こえてこないのです。私が悪いにしても、ここまで酷くはないだろうと不満を覚えつつ、なんとか全13面をクリアしました。
クソゲー!これはクソゲーだ!
なんて思っていましたが、SWITCHを携帯モードで使用し、Joy-Con振って遊んでみたら、タイムラグの問題が解消されました。SWITCHからテレビへの出力時のタイムラグが大きいようです。
問題が解消すると、自分の振った通りのリズムが聞こえてきます。楽譜を気にせず、自分の思いついたフレーズで点が稼げる。これこそがリズムゲーです。

本作では、右手でバスドラ、左手でスネア、両手でクラッシュの音が出ます。ドラムと考えると実に物足りなさを感じましたが、これはカホンやコンガなどと思えば良いのです。それだとこの音数の少なさでも満足できます。

「JK、メタル、ドラム」。ターゲットが若者とオタクでしょうから、これはこれで悪くないと思います。
でも私としては、同じ仕組みで要素を「南国、パーカッション、エクササイズ」にして欲しい。もっと狙いを意識の高めのお姉さま方に。お洒落な音楽でポコポコとリズムを刻んでエクササイズ。効果があるかは置いといて、私はこちらの方が惹かれます。
ちなみに、密かに評判の良い「Fit Boxing」。これもリズムゲーの一種です。これは実に良い。毎日15分だけですが、良い気分転換になります。
リズムを刻んでお手軽エクササイズ。おかあさん至上主義の任天堂ハードには、こういうゲームが相応しい。

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