2023年4月16日日曜日

駿河湾フェリーで土肥温泉

4/15(土)、何処かに旅立とうにも目的の見つからぬ時季。身近で行かぬ土肥温泉に行くことにした。一時は大雨予報だった週末だが、結果的には普通の雨。これならフェリーも運行するだろうと思い、遠回りして清水経由のルートにした。

9:53 国府津発の東海道線に乗る。熱海で乗り換え先頭車両で車窓を楽しむ。優先席で周囲を気にするも各駅での乗車率がとても低い。座席の取り合いなイメージだったが、これは天気のせいだろうか。

11:35、清水に到着。屋根付き歩道橋で清水魚市場にアクセスできるのは嬉しい。時間帯が良かったのか割とどこの店も空いていた。小田原・沼津は開店直後からウンザリするほど混むと言うのに、これもやはり天気のお陰か?

まぐろ館一期で丼ランチを食べた。舌が肥えていないので、清水港で食べたことに満足する私。

ここからフェリー乗り場までの道筋に迷っていると、歩道を発見。清水港線の跡である。道沿いに歩いて行き、12:18 エスパルズドリームプラザに到着。炒飯専門店などこちらのが食の選択肢は多い。寿司、食べたかったかも…
さらに歩いて12:35、フェリー乗り場に到着。エスパルズドリームプラザが充実していたこともあり、フェリー乗り場は閑散としていた。お陰でJAMSTECの知識が付いた。

乗船するのは13:25清水港発。フェリー自体は東京湾フェリーの大きさとあまり変わらない。だがしかし、駿河湾フェリーには+500円で利用できる特別室がある。東京湾フェリーの片道40分に対し、駿河湾フェリーは片道70分。

どうせなら優雅な旅にした方が良いではないか!と言ってもこの天気。景色は楽しめないがソファーで快適に読書。
14時頃、音楽を聞こうとしたところフリーWi-Fiの存在に気づく。何を見たいわけでも無いが折角なので繋げようとしたが、4G回線はほとんど駄目な海の上。なんやかんや苦戦して繋がった時には14:20。

土肥港が目前に迫る中、特別室にあった漫画「ポンコツぽん子」に手を出した。これが面白く、乗客が下船する中、到着予定時刻の14:40まで読んでいようと思ったら「下船しますか?」と声を掛けられた。「慌てず余裕のある俺カッケー」なんて思っていたが、邪魔な存在でしかなかったようだ。

徒歩でホテルに向かう途中、廃墟を2件発見した。

さすが伊豆、さすが土肥。でも雨だからホテルに向かう。
チェックインして風呂に入ったら、後はゴロゴロするだけ。土肥で何かをしたかったわけではないので雨であろうが関係ない。仕事を忘れる為の逃避旅行なのだから。

4/16(日)、朝5時に起きた。雨は止み遠くに青空は見えるが頭上は曇り。とりあえず朝風呂に入りゴロゴロする。8:53にチェックアウトし土肥の中心地へと足を向けた。

分かってはいたが出来る事は少ない。見るものも無い。しかし私には目的がある。まずはそこを探すのだ。

目的地を探して歩いていると素敵な古民家を発見した。さぞかし立派な人が住んでいるのかと思いきや、ここが私の目的地LOQUAT西伊豆。なんて場所は知らない。私はカフェ「GELATO & BAKE SANTi」を探していたのだから。
このLoquat西伊豆、泊まれるらしい。もちろん値段も安くない。庶民はカフェとして認知していれば十分な場所だ。

とはいえ開店前なので、土肥温泉駅案内所の前にある足湯に浸かりながら読書をして時間を潰した。

そして10時、いよいよ開店。とても落ち着く空間である。そんな場所で味わうホットコーヒーとジェラートもまた格別。だが、単身のおっさんが日陰のテラス席を独占している事に気が引けて、僅か15分で退散。まぁ10:26発のバスに乗る前に一服するには丁度良かった。
三島駅行きのバスは観光バスで快適なシートなのだが、これに2時間近く乗っているのは退屈だった。本を読んだら酔ってしまいそうなので、寝るか車窓を楽しむかの二択しかない。それより何より渋滞による遅延リスクが問題だ。三島駅で新幹線に乗り換えたり時間に余裕の無い人は、修善寺駅から駿豆線を利用する方が良いと思った。
12:27三島駅発の東海道線に乗車し、13:20に国府津に到着。遠くもなく近くもない。GW前の手頃な逃避行だった。

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