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2015年4月12日日曜日

十二ヶ岳ぐるり

朝6時頃に家を出て、バイクで河口湖方面へブラブラと。防寒装備はしたものの、それでも朝はまだ寒い。
忍野村に到着し、新名庄川の桜を見に行きました。ところがどっこい未だツボミ。これでは来週末も怪しいものです。ホームページを逐一チェックや!
 河口湖はほぼ満開。満開の所は満開。肝心な場所は8,9割。
 ついでに六角堂へ寄りました。まだ渡れるのね。

4年ぶりの十二ヶ岳。前回は西湖側から登りましたが、今回は裏から。
 登山道へ向かうには、河口湖北側から県道719号を走るのですが、若彦トンネルまで走ってはいけません。だいぶ手前にある大石ペンション村の看板を左に入っていきます。
 私は若彦トンネルまで来てしまった為、大石峠バス停の隅にバイクを停めました。おそらくバスがUターンする場所と思われます。バイクとはいえ、隅でも停めたらいけませんね。
9:00にバス停を発ち、10分程で登山道入り口へ。この近辺なら車の3,4台は停められそうです。
緩やかな登山道を登っていき、9:35、淵坂峠に到着。案内板はあるものの、毛無山への道が分かりません。方向的にそれっぽい天狗岩方面は間違い。分からなければ、とにかく尾根に取り付いてしまいましょう。毛無山までひたすら尾根道です。

途中、急な登りが3回。登山道を見失う事も度々。あまり人気の無いルートなのでしょう。とにかく尾根を歩くべし。
10:24、景観の良い毛無山山頂に到着。久々の山登り、淵坂峠からの登りでかなり疲弊しましたが、おにぎり一つ食べて出発。

十二ヶ岳までアップダウンを繰り返し、十二ヶ岳と思わさる様な十ヶ岳にも騙されず、いよいよ来ました、醍醐味のクサリ場!
吊り橋へ向けて下るだけでも長いのに、山頂へ向けて登るのはさらに長い。この楽しみを眼前に、10人以上の団体さん待たされます。
追い抜く事も出きず、急かす事も出来ず、諦めて休憩タイムと捉えました。登りのクサリ場も落ち着いた場所で、先に行かせてくれた団体さん。かなり足が復活しました、ありがとうございます。
十二ヶ岳山頂に着いたのは12:00。ここから先も序盤は危険。その先は緩やかな道が続き、金山に向けて登るぐらい。
金山は鬼ヶ岳と節刀ヶ岳の分岐点。私は右手の節刀ヶ岳へ。
金山から15分ほど、12:37に節刀ヶ岳に着きました。休憩した後、来た道を少し戻って大石峠への登山道へ。
最初に下ったら後は緩やか。たまにアップダウンしますが、全体的に楽な道です。但し木々越しにしか景色を拝めない為、退屈極まりないです。
13:14、危うく認識し忘れるほど特徴の無い金堀山を通過。景色が開けたと思いきや、そこは大石峠。
13:28、大石峠に到着です。
ここから元来た登山道入り口へ向けて下山。蛇行しているので距離はありますが、ちょうど良い傾斜で歩き易いです。でもやっぱ退屈。下りはいつでも退屈なものだ。
14:07、登山道入り口に戻ってきました。ちなみにここにはトイレがあります。トイレがあると言うか、廃キャンプ場のトイレが残っています。言わば、便器の形をした物が残っているだけで、トイレとしての役割を果たしているのかは分かりません。

切り株に座って休憩し、バス停に戻って帰宅。17時には我が家に着きました。
とても危険な十二ヶ岳のクサリ場。楽しい分、滑落してもおかしくない場所ですので、行く際はそれなりの覚悟をしていきましょう。

2015年2月21日土曜日

今度こそ下双子山

先月断念した富士山の麓の下双子山。合計5,000円未満という安いトレッキングポールとアイゼンを用意し、再度挑みました。
小田原からは隠れていた富士山も、御殿場まで来ると姿を現したり隠したり。様子見だけでもと思い、御殿場口の下まで行きました。
 するとまぁ、チラホラ合わせて20台ほどの車が停まっているではありませんか。目的は様々でしょうが、なんと物好きの多いことか。でも流石にバイクで来たのは私だけでした。お陰で駐車場所を確保できた訳ですが。

11:50に登山開始。最近降ったばかりなのか、雪が柔らかかったです。
 前方に団体を発見。御殿場口五合目あたりで雪ゾリを楽しむ親子たちでした。
 六合目を目指さす、五合目から西へ下双子山を目指しました。途中からは登山道を逸れ、下双子山へ直登。足跡をトレースしたら、そうなっただけです。
歩けど歩けど近づかぬ下双子山。雪道だけに尚更です。でも山頂に着いたのは12:55。約1時間で着きました。ノンビリ登ったつもりなのに、やっぱペース早いのね。

登山中も見え隠れしていた富士山ですが、登頂した私を嘲笑うかのように姿を消し始めました。3人組のチームがいたので写真を撮ってあげたのですが、完全にホワイトアウト。
「どちらから来たんですか?」と聞かれたので「御殿場口から」と答えましたが、今思うと間違ってたかな?日本語は難しい。
西の空はチラホラ開けるものの、富士山は隠れっぱなし。ひたすら待ちます。
とにかく待ちます!

大袈裟にしていますが天気は良好で風もありませんでした。雲さえ無ければ、富士山と思えぬ快適な天気。
ようやく見えた山頂。これも束の間の事だったので、13:40に下山を開始。
傾斜の緩い登山道で下りようとしたのですが、トレースする足跡が見つからなかった為、来た道を戻りました。360°白い世界で、目印無しに進む勇気はありません。勇気...か?
よく見るとかなり木が埋まっています。元が低いのか?
途中でスノボーで下山する人を見ました。滑れる人には楽しい世界でしょう。

14:22に駐車場に到着。とりあえず腹減ったので、適当な店を探しながらバイクを走らせました。
目に着いたのはR246沿いにある手作りハンバーグの店「くらっぷ」。くらっぷ!?張り裂けんばかりの俵ハンバーグでも出されるのか?そんな疑問を抱いたのでこの店に決定したものの、残念昼休み中でした。スペルも「crap」ではなく「crop」だったので、何を期待するものでも無し。

短い時間の登山ではありましたが内容は十分。手軽で楽しい場所ですが、初級者には決して薦めません。雪山の怖さ、富士山の怖さ、それらを甘く見てはいけないからです。

2015年1月12日月曜日

早朝の下双子山、断念

富士山の麓にある双子山。そこから白く染まった富士山を見上げたい!さらには日の出も拝みたい!そんな思いで早朝から出かけてきました。

御胎内入口に車を停め、5:00に登山開始。こんな真っ暗な時間に富士山の麓の森を歩くなんて、それは怖いものでした。他に車一台も停まってないし...。
登山道は凍結している箇所が多いので、四本爪の軽アイゼンを装着。こういう道を延々と歩くのは初めてです。
薄っすら残る足跡や道標を頼りに歩き、無事に幕山の分岐まで到着。この先で林を抜けると、なかなか強い颪を喰らいました。今まで木々に囲まれて感じなかったものの、やはり富士山。これが止むと思わない方が利口でしょう。6時過ぎ、日の出には間に合うペースでしたが、退散を決意しました。
下っている内に林の中が薄っすら明るくなってきました。これはこれで良いもので、何かしら得たものはあったと思います。
6:33には御胎内入口に到着。

御殿場口新五合目へと続く県道152号(太郎坊線)の近くに、駐車場があります。車6台ぐらいのスペース。せめて富士山は撮ろうと、ここから御殿場口新五合目へアクセス。30分かからず新五合目に着きました。
下双子山へのアクセスは、御胎内入口よりこちらからの方が早そう。トントンかな?ただ、こちらの方が早い段階で颪の洗礼を受ける筈ですので、早い段階で諦めがつきます。

今回は軽アイゼンなうえにトレッキングポールも無し。防風対策のレインウェアは車に置いてきたので、新五合目で引き返しました。
また三月ぐらいに再挑戦しよ。早朝ではなく日中に。

2011年5月8日日曜日

田貫湖からの長者ヶ岳

2011年5月8日。6時20分に自宅を出発。本日は晴天&暑い筈なので、バイクで富士宮へ向かった。
けれど先に見えるのは曇った空。小山町から裾野市までは雲に覆われていたが、富士市から先は快晴だった。天気はどうあれ、こちらの朝は寒い筈なので、厚着をしてきて正解だ。



-田貫湖-


8時10分に田貫湖北東湖畔の駐車場に駐車。釣り客が適当に車を停めているので、行けば分かるだろう。
スタート地点である東海自然歩道まで0.2km。スタート地点の脇にも駐車スペースがあった。

-長者ヶ岳へのスタート地点-

  8時25分、登山開始。長者ヶ岳山頂まで3.1km。整備されているのは良い事だが、階段状の道はやはり体力を奪う。延々と続く登りに早くも疲れ、9時1分に10分間の休憩。適当に腰を下ろしてしまったが、山頂までの道のりにはベンチが3ヶ所あるので、そこまで頑張れば良かった。


9時30分に長者ヶ岳山頂に到着。眼前にそびえる雄大な富士山。木々の間からそれとなく見える南アルプス。休憩を取って間もないが、この富士山を堪能しようと10分の休憩を取った。

この山頂に、ゴミ捨て禁止の看板がある。
「山を汚す登山者に、熊もあきれて困(熊)ったと」
こんなツマらん駄洒落を見せられた方が困ってしまう。
-長者ヶ岳山頂-
-長者ヶ岳山頂からの富士山-
-つまらぬ看板-

長者ヶ岳山頂からは緩やかな下りが続く。気楽に下っていると目の前に高いピークが見えてきた。「おい!もう下がるな!」と言いたいが、非情にも下り傾斜は急になっていく。

-上佐野への分岐-


長者ヶ岳山頂から0.9km、上佐野への分岐に到着。ここを境に天子ヶ岳山頂へ向けた0.6kmの登りに切り替わる。山頂付近になると緩やかな登りとなるが、それまでは少し急でシンドイ。


10時8分、登山道を歩いていたらさりげなく看板があり、天子ヶ岳山頂を記していた。
ここから一段下りたところが広々としており、展望台からは富士山が見える。長者ヶ岳といい天子ヶ岳といい、楽しめるのは富士山だけで、朝霧高原を見渡すことが出来ないのは残念だった。

-天子ヶ岳山頂-


10分の休憩の後、下山を開始。10時22分、芝川への分岐に到着。やたらと道標が多いのが気になった。

-芝川への分岐-


ここから傾斜が急になり滑り易い。
蛇行した急な下りが続き、10時40分に広く緩やかな道に到着。桜並木だろうか。
11時13分に林道と交差。退屈な登山道を下り、11時31分、白山大権現に到着。鳥居は立派なのだが、微妙な御堂があるのみ。おそらく山岳信仰のものだろう。



-林道からの登山口- 


登山道が終わり集落へと出る。立石の辺りで休暇村富士行きのバスとすれ違うが、一応白糸の滝は寄っておきたいので、追いかけず。
11時55分に白糸の滝に到着。バスの時刻まで15分。一度来てその雄大さは知っているので、舐める程度に眺めた。おそらく崩落の危険防止なのだろうが、音止の滝がフェンスより少し離れた場所からしか見れなかったのが残念だ。こちらはこちらで立派な滝なのに。

-白糸の滝-


12時8分、猪の頭行きのバスに乗車し、12時18分に田貫湖入口で下車。ここから駐車場まで道路沿いを歩いて行く。どちらかと言えば休暇村富士までバスで出て、湖畔を歩いてきた方が良いだろう。まぁバスの本数が少ないので、贅沢は言っていられないが。

12時34分に駐車場に到着。予定よりかなり早いし、天気も良いので、河口湖方面を周って帰ることにした。
 国道139号と県道75号のブツかった所にあるドライブインもちやは前から気になっていたのだが、今回は木馬を眺めるだけで我慢。


-もちやの木馬-


道の駅「なるさわ」で、”じゃがまる”という物を食べた。一般的には”じゃがべー”なのだが、芋が”いもっこ”的だ。しかし”いもっこ”に比べ甘さが足りない気がする。出来て間もない道の駅「すばしり」では富士宮やきそばを食べた。時間があれば白糸の滝で食べたかったのだが。景観が物足りないが、田貫湖と白糸の滝も味わえるので、良いハイキングコースではないだろうか。

2011年5月3日火曜日

西湖北側の断崖絶壁・十二ヶ岳

2011年5月3日。8時30分に西湖畔のキャンプ場を車で発ち、4分後には文化洞トンネル脇の無料駐車場に到着。登山道はトンネルに向かって左手。誰が見たって分かるだろう。

8時44分に出発し、延々と登り続けて9時8分、1つ目のピークに辿り着いた。駐車場から見えていた山が毛無山ではなかったのか...。3つ目のピークに着くと、山頂の一部が禿げた毛無山が見えた。そのハゲ部分まで来ると景色が良く、9時34分に毛無山山頂に到着。景観が良いので軽く眺めて、次の十二ヶ岳を目指した。
-毛無山山頂-
-毛無山からの景色-

9時39分 一ヶ岳

不意に着いたが、ここまでの手軽さで先を判断してはいけない。
急下降した後、少し登って

9時43分 二ヶ岳
二度の登りを経て
9時46分 三ヶ岳
一・二と異なり高い位置にあり、ピークらしいピーク。
岩場を下り、ちょっと登れば
9時50分 四ヶ岳
ここからの景色は良いのだが、なにぶんの曇りである。
ロープに頼らざるを得ない急傾斜を下り、ちょっと登ると
9時55分 五ヶ岳
登りの山道が久々に続き、
10時01分 六ヶ岳
緩やかな下りを歩いていたら、
10時04分 七ヶ岳
大岩が印象的なピーク(?)である

六ヶ岳並の登りを歩いて行くと
10時08分 八ヶ岳
岩場を下るとすぐに
10時10分 九ヶ岳
大岩を迂回すると、一気に世界が変わる。
危険度の高い急登。油断をすれば奈落の底である。それでも片手にポールを持って登れただけ、まだ軽い方か。
そうして登りきれば
10時17分 十ヶ岳
実は十ヶ岳の看板を見過ごしており、平坦な道を歩いていたら
10時19分 十一ヶ岳
残るは後一つなのだが、ここからが難所である。十ヶ岳への登りなど、十二ヶ岳への練習にすぎない。
いきなりロープ必須の急下降。目の前には正気とは思えないほど急傾斜かつ高さの十二ヶ岳。ポールは完全に邪魔。手袋を持って来なかったことを後悔した。
8mぐらい下ったのだろうか。吊り橋を渡って問題の登りに突入。下を見たら吸い込まれてしまいそうな傾斜で、高所恐怖症の方にはお勧めできないコース。
少しも油断できないので、ロープや木の根を信用しきるのも問題である。本能的に体重を各所に分散し、ジワリジワリと登って行き、10時41分に登頂&分岐点に到着。ここから山頂はすぐそこで、

10時43分 十二ヶ岳
御堂があり、景色が最高の山頂だった。
-十二ヶ岳山頂-

10時55分に十二ヶ岳を出発。ヤセた尾根道で、傾斜のキツい場所もあるので、 油断はしないようにしよう。
11時8分に景観の良い山頂に着いた。これが金山かと思ったが、名も無いピーク。景観の臨めぬ金山に着いたのは11時20分。
-金山山頂-

午後から雨の予報だけあって、徐々に雲行きが怪しくなってきたが、金山から節刀ヶ岳をピストンすることにした。1,736mと本日では最高地点の節刀ヶ岳。11時29分に到着すると、先客がいたので少し雑談をした。が、雑談しすぎて11時47分に出発。「雲行きが怪しいのだから、お互い先を急ごうではないか」、と会話中は心の中で思っていた。
-節刀ヶ岳山頂-

11時54分に金山に戻ってきて、緩やかなアップダウンが続く。最後は細く少し急な道を登り、12時9分に鬼ヶ岳に到着。鬼の角が印象的で、景観の良い山頂である。他の山頂同様、晴れていればさぞかし良かっただろうに。
-鬼ヶ岳山頂-

鬼ヶ岳から南の雪頭ヶ岳を目指す。意外と危険な道を歩いて、12時23分に雪頭ヶ岳に到着。目の前には邪魔する物が何もなく、景色が広がっていた。季節が季節なら、そこは多くの花が咲いているらしい。
-雪頭ヶ岳からの景色-

遥か下に見える根場の集落。そこまでは延々とブナ原生林を下るだけ。ホント退屈。13時15分に枯れたダム東入川堰堤に到着。
根場入口のバス停を目指して歩くと、桜咲く西湖キャンプ場テント村内を歩く。
今宵は雨が降るかもしれないというのに、それなりにキャンプ客がいた。その9割がColemanのテント。別にColeman品が悪いとは言わないが、ここまで染まると安っぽさを覚える。ビギナー限定のキャンプ場?Colemanのオフ会?アウトドアの器材を全てホームセンターで揃えたんじゃないだろうな。

そんな異様な光景を見つつ、13時28分に根場入口のバス停に到着。毎時37分にある筈のバスが、何故か13時台は12分のみ。1時間以上待つのならと思い、文化洞トンネルまでの4.5kmを歩くことにした。
-つぶれた大衆食堂-

前半は退屈だったが、キャンプ場周辺は桜が舞って綺麗だったり、看板からはロイヤルな雰囲気がしないリヴェールにとても惹かれたり、そんなこんなで14時30分に駐車場に帰還。やっぱ1時間かかるわな。でもバスより早かったので、選択は間違ってなかったわけだ。


危険度は高いが景色は最高のコース。流石に子供は連れて来ない方が良いだろう。

2011年5月2日月曜日

河口湖北からの展望・御坂黒岳

2011年5月2日、6時12分に自宅を出発し、河口湖方面へ向かった。県道719号の長いトンネルを抜け、7時53分に芦川村のスズラン群生地に到着。ここの無料駐車場に車を停め、支度をしていると、男性のソロ登山者がやって来た。彼は釈迦ヶ岳のみに絞り、私と逆周りのコースらしい。ならば何処かで再会するだろうと一時別れ、8時7分、釈迦ヶ岳への登山を開始した。
約1.5kmほど来た道を下り、8時27分に釈迦ヶ岳入口に到着。暫くは林道を歩き、8時46分、山道へと入った。道標によれば釈迦ヶ岳山頂まで60分。
-釈迦ヶ岳登山道への入口-

あまり人が来ないのか、登山道が落ち葉で隠れて把握しづらい。途中で行く手が分からなくなり、感覚的には右。しかし私の感はハズれるので左手の尾根っぽいところを目指したが、これは大ハズレ。後で気づいたことだが、この尾根を強引に突き進めば、行くべき場所に着けたようだ。しかし以前にこの無謀さで失敗していた為、今回は元の場所に引き返した。
9時9分、まずは冷静になろうと休憩。左でもなければ右でもない。ならば直進かと思い進んだが、これもハズレ。とはいえ登山道には取り付けたので良しとしよう。
9時23分に分岐点である尾根道に到着した。ここから先は岩道で、途中から景色も開けてくるので楽しめた。
9時41分に釈迦ヶ岳山頂に到着。周りは霞んでいるものの、気分を高揚させるほどの素晴らしい光景であった。軽く食事を摂り一服していると、人の登ってくる気配がした。駐車場で会った男性である。どちらから来ても大体同じ時間という訳か。
-釈迦ヶ岳山頂-

釈迦ヶ岳から一気に下ると、緩やかなアップダウンが続く。10時14分、景観の望めない府駒山に到着。日向坂峠(どんべい坂)まで25分。
10時26分、スズラン群生地への分岐に到着。釈迦ヶ岳からの景色で分かっていたことだが、容赦なく下って10時33にどんべい峠に到着した。御坂黒岳までは90分あるので、ここで一服。
-日向坂峠(どんべい坂)-

二つの小ピークを越えて、10時51分に上芦川への分岐に到着。黒岳の高さを見るだけで肩を落としそうなのに、このピーク越えは心を折る勢いだった。
ひたすら登っていると、前から三人組の中年男性が来た。黒岳の展望台からの富士山が、霞の上に見えて綺麗だったと。聴いてる私は登り続けてヘトヘトである。足を頻繁に止めながら、11時8分に尾根に取り付いた。ここまで来れば多少は楽である。御坂峠との分岐まで来れば頂上は目と鼻の先で、11時20分に御坂黒岳山頂に到着。

僅か200m先の展望台に出ると、そこには幻想的な景色が広がっていた。先客の年配男性2人組が声を掛けてきた。晴天の景色が絶対というわけではなく、この霞がかった景色が最高だと意見が一致した。
-御坂黒岳山頂-
-御坂黒岳からの富士山-

ここでは30分ほど休憩を取り、下山しつつも破風山を目指した。黒岳山頂から一気に下り、後は緩やかなアップダウン。12時5分にすずらん峠に着き、12時16分には破風山山頂に着いた。景観の望めぬ破風山山頂。しかし、ここから先の尾根道では二度ほど景色の良い場所がある。とはいえ黒岳展望台の比ではないが。
-破風山山頂-

12時27分、眺望の良い新道峠に到着。このすぐ下が林道の終点かつ駐車スペースになっている。林道水が沢線を下り、途中からオフシーズンのスズラン群生地を抜けた。この場所にしては水洗かつ綺麗なトイレで用を足し、13時6分に駐車場に帰還。

釈迦ヶ岳と御坂黒岳、どちらも景色の良い山なので、登る時は纏めて登る事をお勧めしたい。

2010年10月23日土曜日

三ツ峠から河口湖

 2010年10月23日、6時半には家を出たかったが、寝坊したうえ準備も急がずやっていたら7時半を回ってしまった。これが良かった点もあり、悪かった点もあり。
 この時期、地元でも肌寒いのだから河口湖方面は確実に寒い。なので寒さ対策をしていったつもりだったが、手袋と靴下の選択を誤ってしまった。それはそれはバイクの運転が厳しかったが、もう1時間出発が早ければ、さらに酷かったわけだ。

 震えながらも河口湖駅に到着したのが9時15分。28分の電車に乗るには丁度良いと思っていたら、そいつは平日用。土曜のダイヤでは19分と48分。準備している間に19分は行ってしまい、48分まで待ちぼうけ。とはいえトーマスの特別車両だったので、不幸中の幸いという事にしておこう。
  10時18分、三ツ峠駅に到着。河口湖駅からの料金530円は割高に感じる。
 駅舎を出ると地元の方と思われる人が声を掛けてきた。この西桂町のキャンペーン中らしく、イロイロくれた。チラシは邪魔だが、これが無いと行為の意味が無いので仕方ない。500mℓの水は普通に助かるが、手持ちで足りた。後はゴミ袋(?)と携帯灰皿。携帯灰皿は持ってきました、と言いたいところだが山頂で忘れた事に気付き、正直助かった。そしてゴミ袋(?)。西桂町の案内マップを描いた大きめの袋で、この宣伝方法は私も考えていただけに良いと思う。不意に地域マップがあると、その町を堪能したくなるものだ。

 三ツ峠駅の裏には既に三ツ峠山が見えている。この時間からあそこまで登り、河口湖駅まで降りる・・・陽が暮れないかとても心配だ。
 ちなみに「三ツ峠山」とは御巣鷹山・開運山・木無山の三つのピークの総称らしいが、一般的には「三ツ峠山 = 開運山」と思われているだろう。
  まず三ツ峠駅から林道を1時間ほど歩く。「退屈なのでタクシーを使うのも良い」と紹介される事が多いが、三ツ峠グリーンセンター・三ツ峠さくら公園・三ツ峠遊園・神鈴の滝と言った楽しげな場所をスルーしてしまう事になるので、せめて一度は歩く事をお薦めしたい。そういう私だが、三ツ峠駅からの乗り合いタクシー(期間限定)に、時刻的に乗れなかっただけである。
  寄り道をしながらも歩くペースは早めで、11時17分、梵字の刻まれた達磨石に到着。ここから約2kmの登山道が始まる。

  急とまでは言わないが、階段状の道が続き体力を奪う。とはいえ疲れ過ぎだと思ったら、昨晩7km走ったのが原因かもしれない。ベンチが多々あり座る場所には困らないので、11時37分に早くも休憩。そこからすぐに「大曲」、そして景色の綺麗な「股のぞき」、良く分からないが「馬返し」、石碑はあったが対象物が不明な「愛染明王」、そんなポイントを通り過ぎて12時24分に「八十八大師」に到着。大きな地蔵の首が石に置き換わっていたが、その理由が気になる。

  長いこと登り続けさせられたが、「八十八大師」以降は緩やか。「さあ、もう頂上だ」と思いながら屏風岩を見上げて歩いていたが、開運山山頂はこの屏風岩の上である。緩やかな傾斜に喜んでいる場合ではない。

  クライマー達が多くいた屏風岩の巨大さは圧巻もの。景色も素晴らしく、来た甲斐のある山だ。

  最後の最後で急な階段を登り、13時7分に四季楽園前に到着。しかしこれは何の山頂でもなく、開運山山頂に着いたのは13時15分だった。
  開運山山頂で15分の昼食タイム。この辺一帯は見晴らしの良い場所がとにかく多い。四季楽園と三ツ峠山荘の間に広場があるので、ここでテント泊をして三ツ峠制覇でもしたいものだ。
 そう、開運山・木無山は登ったものの、御巣鷹山はコースから外れている為、時間的理由から今回は断念してしまった。

 四季楽園からは延々と府戸尾根を歩いて河口湖駅まで行く。ほとんどが緩やかな下り坂なので、非常に楽だった。しかし何も無い。高圧鉄塔のある場所で景色が開ける意外は、全くと言って良いほど無い。途中にある霜山と新倉山など存在価値がない。

 霜山に過ぎたのが14時40分。退屈だけど緩やかな坂のせいで、天上山までの6.5kmを、1時間46分かけて歩き続けてしまった。
  天上山山頂で休憩。一服してから写真を撮ろうと思っていたら、ロープウェイ客と思われる家族が来てしまい小御嶽神社が撮れなかった。神社と言っても、単なる御堂である。
 つぶれたレストハウスの広場を通り過ぎ、カチカチ山展望台に到着。そこには結構な数の観光客がいた。開運山の景色も素晴らしかったが、富士急ハイランドが明確に一望できる景色も良いものだ。河口湖に遊びに行ったら訪れてみるのも良いだろう。
  後は天上山公園内を歩いて下山。16時に河口湖駅に到着。日が暮れる前にと、早々にバイクを走らせ三国峠へ。今日の天気なら夕焼けの富士山を拝めると思ったからだ。
 そしたらいるわいるわ、富士山に魅了された人達が。しかし富士山の背後にいる雲が邪魔な気がする。周りのベテラン達が「大陸からの気候がナンタラ、二度やけがカンタラ」と話していたので、とにかく待ってみた。しかし残念、夕陽に染まる富士山は拝めず17時過ぎに断念。これはもう運なので仕方がない。
 三国峠を越えれば気温は15度とか17度とか。陽は暮れていても寒くはなかった。18時10分に自宅に到着。肉体は芯から冷えていた。