下田までスノーケリングをしに行くとなると、海のコンディションが悪いのは絶対避けたいです。でも自然相手なので思い通りにはいきません。そうして行きそびれる下田ですが、今週末は天気も海も安定していそうだったので、下田に泳ぎに行って来ました。
そこで使うのが南伊豆フリー乗車券。伊東から先の伊豆急および下田駅からの東海バスが2日間乗り放題というもの。伊東までの乗車料金も含まれていますが、フリーエリアではありません。1日だけでも元は取れるので、今回はこれを利用。
当日販売はしていないので、昨日の内に購入。乗車駅が限られているため、小田原からの乗車券を買いました。
5:45 国府津発に乗車。小田原までの切符を別途買ったものの、改札を通ったら用済みです。読書をしては寝て、読書をしては寝て。
8:01、伊豆急下田駅に着きました。2時間16分、長かった。8:25の須崎海岸行きのバスに乗車。爪木崎まで直に行こうとすると、始バスが10:10と遅めです。
乗客は終始私1人だった為、ノンストップで8:36に須崎海岸に到着。須崎遊歩道への方向はすぐ分かります。
港沿いを歩いて行くと、遊歩道は岩場コースと海岸コースがある事が分かりました。今日歩くのはもちろん海岸コースです。
いよいよ遊歩道へ。
海岸沿いの遊歩道という先入観があったので、コースマップは良く見ませんでした。
海が綺麗です。陽射しは強いけど、気持ちが良いです。
と思ったら道は高度を上げて行き、木々に囲まれてしまいました。木陰は気持ち良いものの、海がまるで見えません。
結構登ったのに、また海岸へと下ります。
下ったところが細間の段。陽射しが強くなければ気持ち良い場所でしょう。
細間の段の先で遊歩道が崩壊していました。代わりにロープが張ってあったのは目に付いたのですが、ひたすら海岸沿いを歩きたいという思いが先行し、そのまま海沿いを先へ。
しばらく歩いたものの、これは道では無いと判断して引き返しました。
戻ってきて遊歩道を探してみると、その残骸が残っていました。残念ながら、ここからまた登ります。
遊歩道を進んで海岸沿いへと出たところ。あのまま海岸を進んでいても、遊歩道には合流できたっぽいです。ひたすら岩場ですが。
ここから先は、ひたすら海岸沿いの遊歩道。もうこの辺で泳いでもいいぐらいですが、海水浴場まで我慢します。
2.8kmの遊歩道を歩き終え、9:43に爪木崎に到着。でも泳ぐのはまだ早い。灯台まで歩きます。
灯台までの道中に東屋があります。ここから海水浴場と反対側の海岸に下りれるのですが、スノーケリングをするには良さそうな海岸でした。
灯台まで歩いき、9:57、海岸に到着。砂浜からアプローチすると海藻が邪魔なので、その横、駐車場に近いほうからアプローチすると良いです。もしくは、奥の方までアプローチするか。
当然ながら水は綺麗です。魚もまぁまぁいます。もっと広い範囲を泳いでみたら、さらに評価が上がりそうです。近くの九十浜が私は好きなのですが、面白さでは爪木崎の方が上です。ただ九十浜の方がピチピチしてるイメージなんですよね。
水中の爪木崎、水上の九十浜。甲乙付けがたい素敵な地域。
2本泳いだら11:19だったので、早くも撤収。シャワーを浴びて着替えて、12:10のバスが車で30分。衣類や道具を自然乾燥させたかったので、余裕を持って撤収したのです。
12:10のバスを逃すと、残すは14:00と16:00。一本送らせて九十浜に寄るのも手だったのですが、満足したし疲れました。
下田駅から少し歩いて、手打「藪」で蕎麦を食べました。下田に来たら蕎麦。そんな私の勝手なイメージ。天ぷらも蕎麦もとても美味しかったです。食べログ情報だと、小田原にあった「星月」と関係あるのやら何やら。なら小田原に帰ってから「星月」に行けば良いかと考えましたが、そちらはとっくに閉店したそうで。小田原は鴨宮にあった「星月」...鴨宮で人生の大半を過ごしていたのに、ちっとも知りませんでした。
13:42の踊り子号に乗車。小田原までの特急券(自由席)980円は、南伊豆フリー乗車券に含まれません。伊豆急の車内扇風機は意外とウザかったので、踊り子号で早く快適に帰宅です。当初は伊豆クレイルで帰りたかったのですが、15:20まで待てませんでした。
今回改めて驚いたのは、下田へ向かう電車の多彩さです。今日見ただけでも、レトロな伊豆急、黒くて渋い黒船電車、昔ながらの踊り子号、清潔感漂うスーパービュー踊り子、そこにいる事に驚かされるマリンエクスプレス踊り子、そして憧れの伊豆クレイル。
行きは黒船電車、帰りは伊豆クレイル狙いで、また今夏中に来ようかしら、下田。
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