2020年3月1日日曜日

それでも私はマスクを付ける

増え続ける新型コロナウィルスの感染者数。相変わらず店頭在庫の無いマスク。そして、何故か品切れのティシューやトイペ。果てはキッチンペーパーまで。デマに流され買い占めて、コロナパニックと呼べるほどの混乱っぷりである。
体を温める生姜、ネギ、うどん、健康食の代表みたいな牛乳、納豆、梅干など、当たり前の物に「新型コロナ予防に良い」と付ければ飛ぶように売れそうである。

なぜ新型コロナウィルスが怖いのか。私の無知を前提に話すが、未知のウィルスなだけに特効薬が無い。故に治療法がない。これではないだろうか。だが冷静に考えれば、そもそも風邪を治す薬は存在しない。症状を抑える薬はあるものの、治すのは当人の体である。新型コロナウィルスが特別なわけではないのだ。
インフルエンザに至っては、新型と呼ばないだけで年々進化している。その予防策が、旧タイプのウィルスを注入して免疫をつくるというのだから、気休め同然と思える。なので私は予防接種を受けていない。

こうして考えると普段通り過ごすので良い気がする。普段よりウガイ・手洗いをしっかりやるぐらいで良いのではないか。学校は休校、会社はテレワーク、それで運動不足になる方が余程危険だ。

そうは思いつつもイメージが先行している現状、それで済ますことはできない。他国に比べて感染者数の伸びが悪い日本。なんでそんなに検査数が少ないのか、と私も思った。が、もはや感染者数が増えたから何だと思う。感染者が出たら人が寄らなくなる。学校なら休校、店なら客は離れ、下手すれば一時閉店。工場なら稼働を止めるのか。オフィスなら全員テレワークもしくは業務停止か。果たしてそこまでするほど特別なウィルスなのだろうか。
未知のウィルスなだけに下手なことは言えないが、私が内閣の一員だったら「お前ら騒ぎすぎ」と失言して支持率を急落させそうである。行政に携わる人たちの苦労が計り知れない。

サービス業などではマスク着用を徹底している。あれは予防でもあり客向けのパフォーマンスでもあるのだろう。マスクしないとクレームが来そうだから。彼らを見てると、どこからマスクを入手しているのか疑問に思う。業者がBtoBを優先にしているのだろうか。確かにBtoCの最前線にいる方々である。彼らを守るのは大事だし、BtoCでマスクを売れば無駄に買い占められるだけなので、BtoBを優先にすべきだと思う。

この混乱はいつ収束するのか。薬が出来てからではない。感染が止まってからでもない。報道が止んだ時だろう。新型コロナウィルス以上の話題が出ればマスコミは流れていく。テレビで放送されなければ人々は忘れる。マスク等の流通は正常に戻り、行政や企業も通常運転。ウィルスは拡がり続け、死者も出る時はあるだろう。他と比べて低い割合で。高齢者による自動車事故みたいなものだ。

国民が騒ぐ限り、行政や企業はパフォーマンスをし続けなければならない。なのでボトムアップで収束させていく事が大事だと思う。マスコミに煽られ政府の対応を待つのではなく、各々の判断で覚悟を決め行動すべきではないだろうか。この国は共産主義ではなく民主主義なのだから、指示を待っていないで自分が信じる行動を取れば良いではないか。

感染を止めるのではなく、感染しても軽い症状で済む体を作る。そういう空気を一人一人が作っていけば、自体は早く収束するだろう。まぁ一番早いのは、先に書いた通り長期に渡り視聴率の取れる事件か事故が起きてくれる事だけど。

ちなみに私は毎年12月から4月までマスク着用が普通である。それでも先週風邪をひいてしまったが...なんてタイミングの悪い。

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