最寄りの駅は鴨宮だが、あえて利便性の高い国府津駅まで自転車で行き、9時33分発の電車に乗り込んだ。藤沢駅で江ノ電に乗り換える。江ノ電に乗るのなど、小学生か中学生の遠足の時以来だ。
民家の間を走る電車など、大雄山線を利用していた人間には珍しくもない。但し、江ノ島から腰越の間は車と同じ路面を走るので、これにはデカルチャーな驚きを覚えた。路面電車に驚いたというより、ギリギリ二車線の道路のど真ん中を走ってしまう事に驚いたのだ。なんとも強引ではあるが、そこが魅力的である。
10時40分に長谷に到着し、大仏を観に高徳院へと向かう。途中で目についた長谷観音は素通りである。私は神仏を信じてはいるものの、頼るものとは思っていない。ましてや歴史にも興味はない。それだけに建築物として魅力が無ければ寄る気が起きないのである。
長谷駅から10分ほど歩いただろうか、高徳院に着いた。当時は自分が小さかったせいか、私のイメージほど大仏は大きくなかった。
大仏以外に興味は無いので早々に高徳院を後にし、このまま線路沿いを歩いて江ノ電の撮影スポットを探しながら鎌倉駅まで行こうかと考えたが、線路沿いを延々と歩ける様な道が無かったので、再び江ノ電に乗り込んだ。
鎌倉駅西口を出てしまい、東口への通路を探すのも面倒だったので、JRの改札を潜る。そのまま東口改札を出ようとしたがSuicaが受け付けず駅員の所へ。入ったもののやはり出たい旨を伝えたところ「電車を利用しようとしたんですよね」と鋭いツッコミを受けた。それに対してスンナリと「ハイ」と答えた自分は、なんとも汚い大人である。
人混みの小町通りを北上した。悪くはないが情緒に欠ける商店街。観光客が多すぎたせいかもしれない。
鶴岡八幡宮に着いたものの、本宮で何をするわけでもないので遠目にだけ見て源平池へ。個人的には、こちらの蓮の葉を眺めている方が落ち着く。
鶴岡八幡宮から東へ20分ほど歩けば、釈迦堂切通しに着く。巨大な岩盤の下を抜ける道。通行禁止になってはいるが、普通に利用されているようだ。このまま通り抜けたいところだが、それで何処に行く目的もないので、鎌倉駅へと引き返した。
12時40分、鎌倉駅前のBECK’Sで軽く食事を摂った。本当に出先での食事の楽しみ方を知らない男である。
14時10分に東逗子駅に到着。改札を出たのち踏切を渡り、そのまま直進していけば、神武寺と鷹取山に続く階段が現れる。最初は階段が続くものの、そこを抜ければ緩やかな山道となり辛くない。ハイキングコース入り口から10分程で神武寺に到着。かながわの名木100選の1つ”なんじゃもんじゃの木”と逗子八景の1つ”梵鐘”がある寺ではあるが、どちらも興味が無いし、実際に見ても惹かれるものが無かった。
鶴岡八幡宮から東へ20分ほど歩けば、釈迦堂切通しに着く。巨大な岩盤の下を抜ける道。通行禁止になってはいるが、普通に利用されているようだ。このまま通り抜けたいところだが、それで何処に行く目的もないので、鎌倉駅へと引き返した。
12時40分、鎌倉駅前のBECK’Sで軽く食事を摂った。本当に出先での食事の楽しみ方を知らない男である。
14時10分に東逗子駅に到着。改札を出たのち踏切を渡り、そのまま直進していけば、神武寺と鷹取山に続く階段が現れる。最初は階段が続くものの、そこを抜ければ緩やかな山道となり辛くない。ハイキングコース入り口から10分程で神武寺に到着。かながわの名木100選の1つ”なんじゃもんじゃの木”と逗子八景の1つ”梵鐘”がある寺ではあるが、どちらも興味が無いし、実際に見ても惹かれるものが無かった。
凝灰岩の道は緩やかにアップダウンを繰り返し、神武寺から20分ほどで鷹取山頂上に着いた。事前に調べて知ってはいたが、岩壁が無数に並ぶ高取山山頂。そこには多くのクライマーが老若男女問わずいた。一番大きな岩壁には階段で登ることもでき、その先には360度見渡せる展望台がある。これはかなり絶景である。
山頂から追浜駅方面に降りていくと、5分程で巨大な磨崖仏が現れる。何の為にこの場所に作ったのかは知らないが、そこが魅力でもあり、本日のメインポイントだったりする。
山頂から追浜駅方面に降りていくと、5分程で巨大な磨崖仏が現れる。何の為にこの場所に作ったのかは知らないが、そこが魅力でもあり、本日のメインポイントだったりする。
14時45分、磨崖仏から35分で東逗子駅に到着。当初は追浜駅に抜けて横浜を回って帰る予定だったが、鎌倉へ引き返す事にした。
鎌倉駅で江ノ電に乗り換えた後、腰越で下車。江ノ島駅方面へ歩きながら、強引に街中を走る江ノ電を撮影した。
龍口寺の五重塔を本堂と重ねて撮るものの、接近はせず。なんとも広く浅い観光である。
鎌倉駅で江ノ電に乗り換えた後、腰越で下車。江ノ島駅方面へ歩きながら、強引に街中を走る江ノ電を撮影した。
龍口寺の五重塔を本堂と重ねて撮るものの、接近はせず。なんとも広く浅い観光である。
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