2013年2月24日日曜日

飯野賢治に捧ぐ

今月20日、飯野賢二が死去しました。
ゲームに携わる有名人は
任天堂の宮本茂
NAMCOの遠藤雅伸
HUDSONの高橋名人
SEGAの中佑司・鈴木裕
TECMOの板垣伴信
といった感じに、
メーカーに付随する感じで覚えられてきましたが、
飯野賢二は飯野賢二でした。

氏の活躍した90年代、
社会はバブルが弾けベンチャーが勢力を伸ばしてきた頃。
ゲーム業界は3Dへの移行が始まり、最も元気のあった頃かと思います。

NINTENDO 64
Playstation
SEGA SATURN
3DO
PC-FX
NEO•GEO

家庭用の新機種が出ても、
アーケードがその先を行ってしまい、
いつまでも欲求の満たされぬ時代でした。
その欲求がDreamcastで満たされた時、
家庭用ゲームは終わってしまったのかもしれません。
XBOXとPlaystationにはPCゲームという目標があったので、
未だ夢が残っていたかもしれませんね。

スペックを追求しすぎて自滅した家庭用ハード。
その悲劇を繰り返そうとしている携帯ゲーム機。
スマホのゲームが人気なように、
あのくらいのスペックが丁度良いんだと思います。
携帯ゲーム機としては、DSが全てにおいて至高でしょう。

課金ゲーに幅を利かされ
明るい未来の無さそうなゲーム業界へ、
こんなハードを私は提案したい。
NATIONAL 3DoS(スリードゥーエス)

ナグザットとソシエッタ代官山には参入して頂きましょう。
アダルトゲームは必須なんだって。
教育BBAたちは閉経ついでに閉口しとけ。

Panasonicは「Jungle」なんて携帯ゲーム案を出していたぐらいなんだから、
その勢いで迷い込んでしまいましょうよ。
スペックは勿論3DOで。
と言いたいところですが、
「D食2」や「E0」も出来るように
こっそりSEGA Saturnスペックで。
ローンチは「飯野賢二コレクション」に決まりですね。

だいぶ話が逸れましたが、
ゲーム業界を夢見た20代前半の私にとって、
ベンチャーで活躍する飯野賢二は目標とする人物の一人でした。
そんな彼に憧れた若き私の現在は、
今も変わらず社会の底辺ですが。

とにもかくにも、
とても惜しい方を亡くしましたものです。

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