先月断念した富士山の麓の下双子山。合計5,000円未満という安いトレッキングポールとアイゼンを用意し、再度挑みました。
小田原からは隠れていた富士山も、御殿場まで来ると姿を現したり隠したり。様子見だけでもと思い、御殿場口の下まで行きました。
するとまぁ、チラホラ合わせて20台ほどの車が停まっているではありませんか。目的は様々でしょうが、なんと物好きの多いことか。でも流石にバイクで来たのは私だけでした。お陰で駐車場所を確保できた訳ですが。11:50に登山開始。最近降ったばかりなのか、雪が柔らかかったです。
前方に団体を発見。御殿場口五合目あたりで雪ゾリを楽しむ親子たちでした。
六合目を目指さす、五合目から西へ下双子山を目指しました。途中からは登山道を逸れ、下双子山へ直登。足跡をトレースしたら、そうなっただけです。
歩けど歩けど近づかぬ下双子山。雪道だけに尚更です。でも山頂に着いたのは12:55。約1時間で着きました。ノンビリ登ったつもりなのに、やっぱペース早いのね。
登山中も見え隠れしていた富士山ですが、登頂した私を嘲笑うかのように姿を消し始めました。3人組のチームがいたので写真を撮ってあげたのですが、完全にホワイトアウト。
「どちらから来たんですか?」と聞かれたので「御殿場口から」と答えましたが、今思うと間違ってたかな?日本語は難しい。
西の空はチラホラ開けるものの、富士山は隠れっぱなし。ひたすら待ちます。
とにかく待ちます!
大袈裟にしていますが天気は良好で風もありませんでした。雲さえ無ければ、富士山と思えぬ快適な天気。
ようやく見えた山頂。これも束の間の事だったので、13:40に下山を開始。
傾斜の緩い登山道で下りようとしたのですが、トレースする足跡が見つからなかった為、来た道を戻りました。360°白い世界で、目印無しに進む勇気はありません。勇気...か?
よく見るとかなり木が埋まっています。元が低いのか?
途中でスノボーで下山する人を見ました。滑れる人には楽しい世界でしょう。
14:22に駐車場に到着。とりあえず腹減ったので、適当な店を探しながらバイクを走らせました。
目に着いたのはR246沿いにある手作りハンバーグの店「くらっぷ」。くらっぷ!?張り裂けんばかりの俵ハンバーグでも出されるのか?そんな疑問を抱いたのでこの店に決定したものの、残念昼休み中でした。スペルも「crap」ではなく「crop」だったので、何を期待するものでも無し。
短い時間の登山ではありましたが内容は十分。手軽で楽しい場所ですが、初級者には決して薦めません。雪山の怖さ、富士山の怖さ、それらを甘く見てはいけないからです。
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