2015年8月11日火曜日

GN125H 最後のツーリング、そして初めての飯田線

北杜市の向日葵、飯田市は下栗の里、そして浜松の中田島砂丘。これらを目指して、陽も昇らぬ2:40に出発。長袖に薄手のジャケットは着ていたものの、山中湖の18℃は少し寒かった。
5:30、山梨県立フラワーセンター「ハイジの村」に到着。おるわおるわ、総数約60万本のヒマワリ畑!と言っても何ヶ所かに分散しているので、これなら花の都公園で良いや。
ある程度陽が当たるまで見届けて出発。
7:30、茅野でガソリンを補給。寂れた国道152号を南下する。途中にある高遠城址は以前来たのでスルー。ゼロ磁場のパワースポット『分杭峠』には全くもって興味なし。日常的に来るならまだしも、数十分滞在した程度で何かが変わるなら世話はない。
タモリ倶楽部で知った大鹿村中央構造線博物館に寄るも本日は休み。ならば次は下栗の里。これまで走り易かったR152は、細く、そして曲がりくねる。飯田市立上村小の脇から下栗の里へ。8kmの登りの途中でエンジンから異音が発生。セルは回れどエンジンはかからず。この時10:40。
電波が入るのが救いで、原因をググる。でもまぁ自分ではどうしようもないだろう。保険のロードサービスに電話して相談。上村小まで下り、R152沿いでレッカー車を待つ事になった。この間に持ち込むバイク屋を検索。修理後の配送は保険の無料サービスがある為、飯田市内のバイク屋に決定。レッカー代は無料の範囲内で収まった。
バイク屋で原因を軽く探ってもらうと、そもそもエンジンオイルが空!5月に入れて遠出をしたのは佐久と南伊豆だけなのに...
修理が必要なのはエンジンだけだか、前後輪やチェーンなど全体的なメンテが必要な頃だった。せめて後一年...そんな事を考えていた矢先のトラブルなので、廃車を決意。
飯田駅まで送ってもらい、2時間ほど駅周辺をブラブラ。時間を潰すのに苦労した。

15:58の伊那路4号に乗り、憧れの飯田線!当初は青春18切符で飯田線の旅を考えていたので、これが保険金で賄えるのだから嬉しい限り。GNからの最後の施しか。
鉄でない私に57駅4時間の旅は発狂ものだと思って特急を選んだ訳だが、これが愚行であった事は認めよう。田本を見逃し、中井侍も見落とした。各駅停車であってこそ、私の様な素人は秘境駅を認識できるのだ。
17:05、線路上に倒木ありとの事で、水窪で38分の停車。その後も下り電車との交差待ちで、豊橋に到着したのは70分ほど遅れて19:40頃。20:02発のこだまに乗って、22時には地元へ着いた。

さようなら愛しのGN125H。東北、房総、紀伊や能登。様々な土地を共に旅しました。次に買うならきっとGN125-2Fでしょう。いや、250ccの何かかな。とにかく私はGN LOVEです。ただ、贅沢を言うなら、下栗の里には辿り着いて欲しかったな。

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